オープンエンドの質問をする方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム | 11 出典

この記事には:オープンエンド型質問を理解するオープンエンド型質問を使う

質問をすることは情報収集の基本となります。何事にもスキルがいるように質問の仕方にもコツがあります。オープンエンド型の質問は相手を会話に引き込みやすい質問方法であり、オープンエンドとクローズドエンドの違いを理解すると仕事や私生活の場で大いに役立つでしょう。

パート 1
オープンエンド型質問を理解する

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    オープンエンド型質問が何かを理解する オープンエンド型質問を理解することで効果的に活用することができます。オープンエンド型質問とは回答者が知識や感情に基づいて答えをする質問形式です。客観的で回答者を誘導しないため、回答者が自由に説明することができます。[1] 以下はオープンエンド型質問の一例です。
    • 「私が帰った後、何があったの?」
    • 「なぜミカちゃんよりも先に田中さんが帰ったの?」
    • 「今日の仕事はどうだった?」
    • 「この新しいTVドラマについてどう思う?」
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    クローズドエンド型質問をしない クローズドエンド型質問とは一言で答えられるような質問形式を指します。事実を得るためや特定の情報を入手するために使われます。以下はクローズド型質問の一例です。
    • 「誰を選ぶ予定?」
    • 「何の車に乗っているの?」
    • 「山田さんと話した?」
    • 「ミカちゃんは田中さんと帰ったの?」
    • 「ケーキを最後に食べたのは誰?」
    • クローズド型質問は会話を止めてしまうため、会話を膨らませたり、相手が自分のことについて話したり、詳細な情報入手することを妨げてしまいます。
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    オープンエンド型質問の特性を把握する オープンエンド型質問をしたつもりでも、できていない場合がよくあります。会話にオープンエンド型質問を上手く取り入れるには特性を理解することがポイントです。
    • オープンエンド型質問は相手が一瞬考えたり、考えを巡らせたり、反映させたりすることが必要です。
    • 回答は単純な事実ではなく、質問に対しての個人的な考え、意見、アイディアであることが一般的です。
    • オープンエンド型質問を使うと相手に会話の主導権が移るため、会話のキャッチボールにつながります。質問者が主導権を握ったままということは、クローズド型質問を繰り返している状態であり、会話というよりも面接や取り調べのようになってしまうでしょう。[2]
    • 以下のような質問はやめましょう。
      • 単純な事実を答える質問
      • 簡単に回答できる質問
      • 考えなくても即答できる質問[3] これらがあてはまる質問はクローズドエンド型質問です。
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    オープンエンド型質問で使う言葉を知る よく使われる言葉を把握することはオープンエンド型質問をする上で重要です。オープンエンド型質問は特定の方法で質問をします。
    • オープンエンド型の質問や発言には「なぜ」「どうして」「なにが」「~を教えてください」「~を説明してください」「~について話してください」「~についてどう思いますか」などの言葉が含まれます。
    • 「~について教えてください」や「~について話してください」などは質問形式ではありませんが、結果として回答者が自由に答えられることからオープンエンド型質問と同様の意味を成します。
    • クローズドエンド型質問にもよく使われる言葉があります。次のような「はい・いいえ」の回答を求める質問形式はクローズドエンド型質問ですので控えましょう。「ですか・でしたか」「しましたか・しますか」「するつもりですか・しないつもりですか」「しませんか」「ではありませんか」など。

パート 2
オープンエンド型質問を使う

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    価値高い回答を得る オープンエンド型質問を使う大きなメリットは価値高く、思慮深い、重みのある回答を得ることです。相手は質問することで自分の話に興味を持ってくれると感じるため、打ち解けて話しやすくなります。
    • クローズドエンド型質問では価値の高い答えを得るのが困難でしょう。一言で終わる回答は会話をそこで止めてしまうため、会話を広げ関係を築くことが難しくなります。さらに、クローズドエンド型質問の回答では不十分な情報しか手に入らない場合がほとんどです。
    • 詳細な情報を入手して会話を発展させるには、オープンエンド型質問をしましょう。
    • 最初に、クローズドエンド型質問をして単純な事実や「はい・いいえ」の回答を得てから、オープンエンド型質問をして会話を広げることもできます。クローズドエンド型質問の答えを踏まえて、オープンエンド型質問の会話を築いていきましょう。[4]
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    ある程度具体的にする オープンエンド型質問は漠然としすぎる場合があるため、質問するときは言葉選びが重要になります。質問の意図に沿った回答を望む場合は特に気をつけましょう。[5]
    • たとえば、友達にデート相手を探すとします。友達に「どんな人がタイプなの?」と聞くと、内面を意図したつもりなのに、友達は外見の好みばかりを伝えます。「どういう性格の人がタイプなの?」など、もう少し具体的に質問するといいでしょう。
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    じょうご(ファネル)状に質問をする この方法では、焦点を絞った質問から始め、オープンで広がりのある質問へと発展させていきます。相手から特定の情報を入手するのに効果的なほか、トピックに興味を持たせたり、相手に自信を持たせるときにも効果的な方法です。[6]
    • オープンエンドの質問では漠然としすぎて相手が答えにくい場合があります。まずは、具体的な質問から始め、相手が受け答えするようになったら徐々に会話を広げていきましょう。[7] 子供と話すときがいい例です。たとえば、「今日学校どうだった?」と聞くと、「ふつう」という答えが返ってきます。そこで、次に「作文の宿題はどんな内容なの?」などと続けると高い確率で会話につながるでしょう。
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    次に続ける ほかの質問に続ける方法としてオープンエンド型質問を使います。オープンもしくはクローズドエンド型質問どちらのあとにでも使えます。
    • 「どうして」や「どのように」で続けることで、クローズドエンド型質問の回答を広げます。
    • 相手が話し終わったとき、その内容を掘り下げてオープンエンド型質問をしてみましょう。これによって、相手を引き込む会話が展開し続けます。
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    相手との関係を築く オープンエンド型質問は会話を通して人との信頼関係を築く最大の方法といえます。クローズドエンド型質問と違い、オープンエンド型質問をすることで相手は自分の話に興味を持ってくれると感じ、双方の間に意味のあるやりとりが繰り広げられ、良い関係を築くことにつながります。
    • オープンエンド型質問は相手に自分のことを話すよう促すため、相手のことを知ることができます。質問を続けていく中で、相手に対する理解が深まるでしょう。
    • オープンエンド型質問は労わり、思いやり、気遣いを相手に示すときに使うこともできます。個人的な気持ちに深くかかわる回答を要するため、「気分はどう?」や「どうして泣いているの?」などの質問をすることで、相手に感情を共有してもらうよう促します。「大丈夫?」だけでは、「はい」や「いいえ」だけの回答になってしまうでしょう。
    • オープンエンド型質問は親しみを感じさせ、心を開かせるのに効果があるため、無口な人、緊張している人、初対面の人との会話を広げることに役立ちます。[8]
    • プレッシャーやほのめかしなど相手の反応に影響を及さないように、オープンエンド型質問を使いましょう。オープンエンド型質問の多くは中立的であるのに対し、クローズドエンド型質問は言い方によって相手にこう答えなくてはというプレッシャーを与えることがあります。[9] たとえば、「このドレスかわいいと思わない?」という誘導するような質問は、オープンエンド型質問だと「このドレスどう思う?」と中立的になります。「だよね?」「するよね?」「じゃない?」などを使うと、同意せざるを得ないような誘導する質問となるため、オープンエンド型質問では使わないようにしましょう。
    • 個人的な質問やプライバシーに関する質問は避けましょう。相手に不快感を与えないよう考慮し、もし立ち入り過ぎたら個人的なことは避けた質問に移りましょう。
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    答えの幅を広げる質問をする オープンエンド型質問は議論にも効果的です。さまざまな回答、意見、解決策を導くだけに留まらず、創造的な考えを生み出し、アイディアを検証することができます。
    • オープンエンド型質問は洗練した方法で言葉のスキルを伸ばします。子供や外国人にオープンエンド型質問をすることで思考能力を刺激し、言語能力を向上させます。
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    相手に話をさせる質問をする コミュニケーションが苦手な人も多くいるでしょう。初対面の人と話すことは緊張しますが、オープンエンド型質問をすることで相手に話してもらうように導くことができます。
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    答えを深堀りする オープンエンド型質問は答えをさらに深く堀り下げたいときにも使います。主に2つの目的で使用します。
    • 答えを明確にするため:オープンエンド型質問をして漠然とした答えしか返ってこなかったとき、答えを明確化するために追加質問をしましょう。たとえば、「どうしてここに住むのが好きなの?」と聞いたとき、相手が「景色かな」と答えます。もう少し具体的な答えを得るために、「景色のどんなところが好きなの?」などと質問を加えます。
    • 情報を補完するため:完璧で明確な答えが返ってきたあとも、さらに追及する質問を重ねることができます。たとえば、「ほかには何が好きなの?」や「ほかにも理由はある?」などの質問をしてさらに深く掘り下げます。[10]
    • 「ほかに何かありますか?」とは聞かないようにしましょう。これはクローズドエンド型質問であり、「ありません」という答えが返ってくる確立が高いでしょう。
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    創造性を促す オープンエンド型質問の答えには創造力を要するものがあり、相手の思考の範囲を広げた答えを引き出します。
    • 予測が必要なオープンエンド型質問があります。たとえば、「選挙で誰が勝つと思う?」や「もしこの候補者が勝ったとき住民にどんな影響が出ると思う?」などの質問では、相手は起こり得るシナリオを考える必要があります。
    • ほかにも、状況や行動がもたらす結果を考慮することが必要な質問もあります。「もし~したら何が起きると思う?」や「あなたが~したらどうなるか?」と相手に聞くことで事態の因果関係について考えるよう促します。
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    オープンエンド型質問を相手にもしてもらう 質問するだけよりも、相手と対等の割合で会話に参加することができます。相手に質問を続けてもらうには、話しや意見を小出しにしていくといいでしょう。[11]
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    相手の話をきちんと聞く 正しい方法で質問をしても、聞いていなければ意味がありません。相手が話している間に次の質問について考えてしまうことがありますが、これでは次につなげる質問のチャンスを逃してしまいます。質問の答えに注意深く耳を傾けましょう。

注意事項

  • 相手が答えたくなさそうな質問は質問の意図がうまく伝わっていないか、単に答えたくない質問です。質問の補足をしてみましょう。それでも答えにくそうな場合は、質問が個人的すぎるか話したくないトピックだということが考えられます。
  • オープンエンド型質問は答えが自由な分長々と続くときがあります。本筋に沿った簡潔な答えを得るには、ある程度具体的に質問をすることがポイントです。

記事の情報

この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

カテゴリ: 学び・コミュニケーション

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