カバディをプレーする方法

3 パート:準備をする基本事項を理解する上級向けの競技規則を適用する

カバディは古代インドと南アジア発祥といわれる、古来のコンタクト型スポーツです。比較的簡単にルールを覚えられることもあり、人気があります。カバディの基本的ルールはシンプルです。7人のメンバーからなる2つのチームが大きな長方形のコート内で前後半それぞれ20分間対決します。プレーヤーは順番に、中央にあるミッドラインを越えて敵コートに向かって走り、敵チームのプレーヤーに触れて仲間のコート走って戻るというのが流れです。タッチした敵プレーヤーが多いほどポイントも多く加算されますが、仲間のコートに戻るところを阻まれると加算されるポイントはゼロになります。

パート 1
準備をする

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    幅13メートル、長さ10メートルの平らな長方形の中でプレーする
    • これは男子カバディの公式戦におけるコートのサイズです。友達同士で気軽にプレーするのであればコートをきっちりと上記のサイズに合わせる必要はありません。平らかつ開けていて、大まかに長方形である必要はあります。
    • 女子カバディにおいてはコートのサイズは若干小さく、幅12メートル、長さ8メートルです。
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    線とマークを用いてコートを適切に分割する 下記はプロのカバディの試合において指定されているコートの仕様です。繰り返しにはなりますが、友人同士で気軽にプレーするのみであれば、こうした線やマークが少しずれていても大丈夫です。
    • アウトサイドライン:これは13メートルx10メートルのコートの淵に引かれます。
    • インサイドライン:これはコート内の13メートルx8メートルの大きさの長方形を示す線です。つまり、10メートルのアウトサイドラインの両端からそれぞれ1メートルのところから長辺に沿って線が引かれるということになります。
    • ミッドライン:この線によって13メートルが2分割され、6.5メートルx8メートルのコートが2つ出来上がります。それぞれのチームの「陣地」とはこのミッドラインを挟んだ両側を指しています。
    • ボークライン:これはミッドラインと平行した線で、ミッドラインから3.75メートルの位置でそれぞれのコートの中に引かれています。
    • ボーナスライン:これはボークラインと平行した線で、ボークラインよりもさらに1メートル外側に引かれています。
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    7人のチームを2つ編成する 4人をプレーさせ、3人を控え選手とするのが伝統的な競技方法ですが、7人全員をコートに立たせるやり方もあります。

パート 2
基本事項を理解する

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    コイントスでどちらのチームが先に攻撃をするか決定する 
    • コイントスに限らず、どちらのチームが先制するかをランダムに決める手法を用いれば、試合は公正なものとなります。さいころを振って数の多い面を出した方、特定のチームに肩入れしていないという前提で、審判が想像していた数字を当てた方、といった決め方も良いでしょう。
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    自分のチームの先制となった場合、「レイダー」をミッドラインの向こう側に送る
    • カバディでは、各チームは順番に「レイダー」と呼ばれる攻撃者をミッドラインを挟んだ向こう側のコートに送ります。レイダーは相手側のコート内にいるプレーヤーにタッチして、仲間の陣地に走って戻ります。1人タッチして無事に陣地に戻るごとに1ポイント獲得となります。
    • その一方で、レイダーはミッドラインを超える前から陣地に戻ってくるまで終始「カバディ、カバディ」と叫ばなければいけません。敵のコート内でこれをやめてしまったり、息をついてしまうと、それが一瞬でも、自分のコートに戻らなければならず、ポイントは入りません。この場合、相手のチームには守備の成功で1ポイント与えられます。
    • チームの各メンバーは順番にレイダーを務めなければなりません。この順番が守られなかった場合、相手チームに1ポイント与えられます。
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    自分のチームが先制しない場合は守りましょう! 
    • 敵チームの攻撃を受けている際、自分と他の3人の選手は「アンティ」あるいは「ストッパー」となります。任務はレイダーのタッチから逃れ、敵陣に逃げ込ませないようにすることです。レイダーが息切れするまで走って逃げたり、タックルを仕掛けたり、つかんだりして、動きを物理的に抑え込みましょう。
    • この際、レイダーの手足や胴体以外の身体の一部、洋服や髪の毛はつかまないように気をつけましょう。
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    攻撃と守備を交互に行う 
    • 前半と後半の各20分間(間に休憩5分を挟む)2つのチームは攻撃と守備を交互に行います。
    • 後半では前半とコートを入れ替えましょう。
    • ゲーム終了時に獲得ポイントのより多いチームが勝者です。
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    タッチ、捕獲、反則をしたプレーヤーを「アウト」にする カバディにおいては、様々な理由からプレーヤーが一時的に「アウト」の状態になることがあります。こうした場合、アウトになった選手を控え選手で補完することはできません。控えはアウトになっていない選手のためにあります。以下が選手がアウトになる状況です。
    • レイダーが守備側のプレーヤーをタッチして、自分のコートに無事に戻ってしまうと、タッチされた選手はアウトになります。
    • 攻撃中のレイダーが敵陣地で捕らえられ、息が切れる前に自分の陣地へ戻れなかった場合、レイダーはアウトです。
    • 攻撃、守備に関わらず、アウトサイドラインの外に出てしまったプレーヤーはアウトです。(故意に引っ張られたり押されたりして線外に出た場合は例外となり、このような行為を行った選手がアウトとなります。)
    • 3回連続で攻撃に失敗すると、3回目の攻撃に出ていたレイダーがアウトになります。失敗した攻撃とは、攻撃中のレイダーがスコアを全く獲得できない(あるいはポイントを失う)状態を示します。しかし、レイダーがボークラインを越えてから自分の陣地に戻ってこられた場合、その攻撃は誰もタッチできていなくても成功とみなされます。
    • 守備中のチームの選手が、正式に攻撃の機会を得る前に敵側のコートに入ってしまうと、その選手はアウトになります。
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    相手チームのプレーヤーをアウトにして、自分のチームのプレーヤーを「復活」させる 相手チームのプレーヤーを1人アウトにするごとに、すでにアウトになっていた自分のチームのプレーヤーを1人取り戻す(つまり「復活」させる)ことができます。このルールは守備・攻撃双方に適用されます。
    • プレーヤーはアウトになった順番で復活します。この順序を崩して復活させると1ポイント減点されるので気をつけましょう。

パート 3
上級向けの競技規則を適用する

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    敵チーム全員をアウトにさせ「ローナ」ポイントを獲得する 相手チームの全員を様々な要因の組み合わせで一度にアウトにし、だれも復活できない状況を作り上げると、自分たちのチームはローナを達成したことになります。(ローナに結び付いたプレーには2点与えられます。)
    • ローナの後、相手チームの全員が復活します。
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    守備が3人以下の状態で敵を捕獲し「スーパーキャッチ」を達成する 自分のチームが3人以下の選手で守備をしているにも関わらず、敵のレイダーが陣地へ戻るのを阻止すると、「スーパーキャッチ」として追加点が与えられます。
    • このポイントはレイダーを阻止した1点にさらに上乗せされるので、計2点が一度に加算されます。
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    相手のルール違反でポイントを獲得する カバディにおいてペナルティを犯すと、ほとんどの場合、相手チームに1ポイント加算されます。下記はこうしたペナルティの一覧です。
    • 攻撃中に、事前に定められている「カバディ」以外の言葉をレイダーが使ってしまうと、その攻撃は終了となり、守備中のチームに1点が加算されるとともに攻撃するチャンスが与えられます。(違反したレイダーはアウトにはなりません。)
    • レイダーが「カバディ」と叫び出すのが遅すぎた(つまり、ミッドラインを超えるまでに開始しなかった)場合、その攻撃は終了となり、守備側に1ポイントが加算されるとともに攻撃するチャンスが与えられます。(この場合も違反したレイダーがアウトになるわけではありません。)
    • レイダーの攻撃順序が守られなかった場合、守備側に1ポイントが加算され、攻撃は終了となります。
    • 複数のレイダーが一度に敵陣に攻撃を仕掛けてしまった場合、その攻撃は終了となり、守備チームに1ポイントが加算されます。
    • 守備側の選手が、自分たちの攻撃の番になる前に、一人でも敵側のコートに入ってしまった場合、侵入した守備側の選手一人につき1ポイントが相手チームに与えられます。
    • ローナの後、壊滅したチームが復活した選手を10秒以内にコート内に戻さない場合、相手チームに1ポイント加算されます。
    • レイダーのチームメイトが掛け声や警告、アドバイスでレイダーを助けようとした場合、守備側が1ポイント獲得します。
    • ローナを無理やり起こしてチームメンバーを復活させるために、片方のチームの選手が意図的にアウトになった場合、もう一方のチームにローナの2点、さらに違反した選手1人につき1点が加算されます。

ポイント

  • 守備をしている際、プロのカバディ選手の多くは寄せ集まるようにして、より容易にレイダーを取り囲み捕獲しようと試みます。守備がばらばらに散るとレイダーにとって自分の陣地に戻りやすくなります。
  • プロのカバディの試合動画をみて、ルールを学び、自分の戦略を立てられるようになりましょう。プロ級のトーナメントの動画はすでにユーチューブやその他のストリーミングサイトから視聴が可能です。
  • 片方の目で選手の目を、もう片方の目で選手の足の運びを観察しましょう。
  • レイダーが右に来た場合、守備選手は左に、レイダーが左に来た場合、守備選手は右に動くようにしましょう。レイダーの反対側から取り囲み捕獲しましょう。

注意事項

  • カバディにおける守備の目的はレイダーを捕まえることで、けがを負わせることではありません。意図的に乱暴なプレーをするとゲームから退場させられたり、出場停止処分を受けてしまうこともあります。

記事の情報

カテゴリ: チームスポーツ

他言語版:

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