カボチャはデザートにもおかずにもなる便利な野菜です。また、カボチャの種はローストして健康的なおやつとして食べることができます。鮮やかな色の品種をであれば秋のデコレーションになります。カボチャは様々な気候に適応し、比較的簡単にそして安価に育てることができます。この記事を参考に、どのような品種を選ぶべきか、どのような環境が適しているのか、さらに栽培と収穫の方法について学びましょう。

パート 1 の 4:
栽培する準備を整える

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    住んでいる地域に適した種まきの時期を調べる カボチャの種は冷たい土の中では発芽しません。そのため、霜が降りる可能性がなくなった時期に種まきをする必要があります。春の後半や初夏に種をまくと秋に収穫をすることができます。通常95~120日で成長します。
    • ハロウィーンの時期に合わせて収穫をしたいと考えている場合は7月後半に種をまきましょう。
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    種をまく場所を決め土を整える カボチャはつるを伸ばすので、比較的広い場所が必要となります。庭先に植える際は次の条件を満たした場所を選びましょう。
    • 6~9メートルの開けた空間:庭全体が必要になるわけではありません。家屋のすぐ脇、裏庭の柵越しなどを検討してみましょう。
    • たっぷりの日光が当たる場所:木の下や建物の陰になるような場所には種をまかないようにしましょう。1日中たっぷりと日が当たる場所が必要です。
    • 水はけのよい土:粘土質の土は、なかなか水を吸わないのでカボチャの栽培に理想的ではありません。また、雨が降った後に水が残るような場所も避けるようにしましょう。
      • 種をまく前に、その場所を堆肥にして土を準備すると良いでしょう。種をまく予定の場所に大きな穴を掘り堆肥を詰めましょう。
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    カボチャの種を選ぶ 地元の園芸店を訪れてみましょう。通販ウェブサイト等を参照して種を見てみるのも良いでしょう。カボチャには様々な品種がありますが、家庭で栽培する場合は主に次の3つの種類に分かれます。
    • 食用カボチャ: 調理して食べることのできるカボチャです。
    • 観賞用カボチャ:ハロウィーンランタンを作ることができるカボチャです。こうした種類のカボチャは種であれば食べることができますが、実は味がありません。
    • 小さめの観賞用カボチャ:ミニパンプキンとも呼ばれています。
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パート 2 の 4:
種をまく

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    土を盛った中に埋める 土を盛って小さな山を作り、表面から3~5センチの深さに種を埋めましょう。このように盛ることで水はけが良くなるだけでなく、日光によって土が温まりやすくなるので発芽を促します。
    • 発芽しない種があるかもしれないので、1つの山に2~3個の種を5~8センチの間隔をあけて埋めておきましょう。
    • 種の向きは気にする必要はありません。元気な種であれば向きに関わらず芽が出るでしょう。
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    畝の様に1列に種を埋めて列同士の間隔を広くあける つるが伸びる品種のカボチャを栽培する際は、4メートル弱の間隔を設けて複数の山を1列に作り、その中に種を埋めましょう。また列と列の間は2~3メートルの距離を保つようにしましょう。つるが短く茂みのように育つ品種を栽培する場合は種を植えた場所を中心として、2.5メートル四方の間隔を保ちましょう。[1]
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    種の上から堆肥をまく 種まきの前に堆肥を準備していた場合は、この手順を飛ばしましょう。そうでない場合は、種を植えた場所を堆肥あるいはマルチで薄く覆いましょう。
    • 正しく世話ができていれば、およそ1週間で発芽するでしょう。
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パート 3 の 4:
世話をする

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    土が乾いてきたら水やりをする カボチャはたっぷりの水を必要としますが、与えすぎても害になります。土が乾かないようにどんどん水をやるのではなく、土が少し乾いているように見えたら水やりをするようにしましょう。頻度を抑え、1度で深く水を浸透させるように与えましょう。
    • 水やりをする際は、たっぷりの量を与えて土の中深くまでしっかりと浸透させましょう。カボチャの根は成長の過程によっては何十センチも伸びることがあるので、先端まで届くように水やりをすることが重要です。
    • できるだけ葉に水がかからないようにしましょう。葉が濡れると、うどん粉病菌というカビが発生しやすくなります。この菌に感染すると葉が枯れて苗も死んでしまいます。水やりは夜でなく朝に行い、葉に水がかかってしまっても日中の間に乾くようにしましょう。
    • カボチャが育ちオレンジ色に変わったら、水の量を減らしましょう。収穫1週間前には水やりを止めましょう。
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    肥料を与える 種をまいて1~2週間経過し芽が出てきたら肥料を与えて元気な成長を促しましょう。園芸専門店等でカボチャに適した肥料を教えてもらうと良いでしょう。
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    雑草や虫を管理する 健康な実がなるように雑草や虫には常に気をつける必要があります。
    • 頻繁に雑草を取り除きましょう。雑草が伸びて混みあってしまうと栄養を奪われて育つことができません。週2~3回を目安に草取りを行いましょう。
    • カブトムシがついていないか葉や花を確認しましょう。カブトムシは繊維を食べるので植物は死んでしまいます。週2~3回の頻度で追い払いましょう。
    • 周辺にマルチをまいておくと土に重みが加わることで雑草が生えにくくなります。また、土の水分を保つ働きもします。
    • アブラムシはカボチャだけでなく様々な庭先の植物の天敵です。葉の裏側に潜んでいます。駆除しないで放っておくと苗は死んでしまいます。朝の時間帯に水を吹きかけて追い払い、日の光に当てて葉を乾かしましょう。
    • 必要に応じて有機殺虫剤を用いて害虫を駆除しましょう。園芸店などで相談してみると良いでしょう。
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パート 4 の 4:
収穫する

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    収穫できるかどうか確認する 育った実は鮮やかなオレンジ色(品種によります)になり、皮が硬くなっているはずです。茎やつるも枯れて干からび始めているかもしれません。
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    柔らかい実はまだ収穫しない 2~3日で腐ってしまうでしょう。
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    茎を切る 茎はヘタから5~6センチほどを残してハサミで切りましょう。つるはそのままにしておきましょう。折ったりすると実が腐る原因となります。
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    涼しく乾燥した場所で保管する 湿度、水気、直射日光等を避けて保管しましょう。冷蔵庫で保管する必要はありません。収穫後、何か月ももつでしょう。
    • 保管する前に薄めの塩素液ですすいでおくと、カビや菌が発生しにくくなります。家庭用の塩素漂白剤240ミリリットルと20リットルの冷水を混ぜ合わせて使いましょう。[2]
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ポイント

  • 茎は腐りやすいので水のやりすぎに気をつけましょう。
  • 収穫した実(たくさん収穫できるでしょう)は長期にわたって屋外で保管することができます。降雪のある地域であれば貯蔵室で保管しましょう。温暖な地域であれば、日陰、屋根の下に置いたり袋で覆うと良いでしょう。雪が降るような場所では地下室が適しています。一冬貯蔵して食べることができます。
  • 害虫が大量発生した場合は、こうした害虫を捕食する生きた昆虫(てんとう虫など)を販売している園芸店などもあるので問い合わせてみましょう。
  • 特別なカボチャを栽培してみたいという人は巨大カボチャに挑戦してみましょう。
  • 収穫した新鮮なカボチャを使い、例えばカボチャのピューレを作ってみましょう。このピューレがあればパンプキンパイ、スープ、パンに応用できます。また、冷凍保存も可能です。
  • 受粉が上手く行われていない場合は自分の手で受粉させてみましょう。

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注意事項

  • カボチャは大量の実がなるので、あっというまに庭の一部が占拠されます。充分な場所を確保するためにも、その他の植物から距離をあけて栽培しましょう。実が育ち始めると、真下にある植物は潰されてしまいます。このような事態にならないよう実の成長に目を配り、必要に応じて実や茎の位置や向きを少しずらしましょう。時にカボチャの同士で潰しあってしまうこともあるので注意が必要です。
  • カボチャのつるは木や壁をつたって伸びることもあります。家の屋根まで伸びて実がなったという話もあるほどです。
  • カボチャを特に好む害虫も生息しています。[3]つるの状態を定期的に確認し、しおれている葉、穴、おがくずのような見た目の物体が見られる場合は、直ちに対応しましょう。
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必要なもの

  • カボチャの種
  • シャベル、移植ごて、鋤
  • 適切な土と庭先の広い空間
  • 定期的な水やり
  • 堆肥
  • 有機殺虫剤(必要に応じて)

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このwikiHow記事について

Andrew Carberry, MPH
共著者
フードシステム専門家
この記事の共著者 Andrew Carberry, MPH. アンドリュー・カーベリーは2008年よりフードシステム(食物の生産から消費に至る過程)関連の仕事をしています。テネシー大学ノックスビル校にて公衆健康栄養と公衆健康計画・管理の修士号を取得しています。
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