アシナガバチやスズメバチ等のカリバチは植物に受粉し、害虫を抑制しますが、ハチ自体が害虫であるうえに、アレルギーを持っている場合危険です。職場や自宅の近くにカリバチの巣ができていたら、ハチを駆除するか巣全体を取り払わなければいけません。駆除するには、既存のスプレー(天然成分と化学薬品両方)から特性を利用したトラップまで、数種類の方法があります。

方法 1 の 4:
従来の方法でハチを抑制する

  1. 1
    ペパーミントオイル大さじ1杯と水470mlの混合液を使用する 水の入ったスプレーボトルに、ペパーミントオイルを入れて混ぜましょう。この液をハチと巣にスプレーします。ハチと巣がしっかりと湿るように十分スプレーしましょう。[1].
    • シャンプーまたは食器用洗剤大さじ2杯を足すと、ペパーミントが塗布した箇所にしっかりと付着してハチを窒息死させることができます。
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    食器用洗剤大さじ1杯と水240mlの混合液を使用する お湯をスプレーボトルに入れ、そこに食器用洗剤を足しましょう。ハチを見つけたら、動かなくなるまでスプレーしましょう。可能ならホースエンドの噴霧器を使用して、直接スプレーしましょう。大きな巣には、食器用洗剤を園芸用噴霧器でスプレーしましょう。
    • 巣にスプレーするのは夜のみとし、スプレー後は布をかけて光を遮断するか、アンバーや赤色の電球を使用して、カリバチが攻撃してくるのを防ぎましょう。
  3. 3
    デッキの手すり、窓枠、軒下の周りにWD-40をスプレーする カリバチは潤滑剤WD-40の臭いを嫌うため、防虫剤として使用可能です。ハチをよく見かける場所、特に隙間や小さなスペース等のハチが巣を作りそうな場所に2、3回スプレーしましょう。巣には5、6回または、巣の表面を完全に覆う程度にスプレーしましょう。[2]
    • ろうそくの火や火のついたグリルのそばでは使用してはいけません。
    • WD-40をスプレーした後に巣を燃やすのはやめましょう。火を制御できなくなる可能性があり危険です。
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    巣、ハチ、ハチをよく見かける場所に殺虫剤をスプレーする ラベルの取扱説明書で、面積当たりどのくらいの散布量が必要かを確認しましょう。水4リットル当たり殺虫剤30gを混ぜ、初夏に撒くのが最適です。散布する際は窓やドアを閉めて、奥まったスペースを中心に行いましょう。[3]
    • 取扱説明書に従い殺虫剤をハチや巣全体に直接スプレーしましょう。
    • 殺虫剤はハチが活動的でない夜に、素早く撒きましょう。
  5. 5
    害虫駆除業者に連絡する 化学殺虫剤の扱いに自信がなかったり、自分でハチを駆除できない場合、害虫駆除業者に安全な駆除を頼みましょう。家の壁にハチの巣がある場合、巣の周辺の窓枠や床または壁にドリルで穴を開け、そこから殺虫剤を噴霧して巣に届くようにする場合があります。
    • 駆除する時間がない場合は、プロに任せましょう。強い化学薬品でより早く駆除してくれるはずです。
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方法 2 の 4:
物理的にハチを駆除する

  1. 1
    ハエたたきでたたく 最もシンプルで直接的にハチを殺す方法です。ハチが着地して休むまで待ち、じっと動かずにいるところをたたいて殺します。ハエたたきで殺すのは、ハチ1匹の場合もしくは集中した範囲にいる数匹のハチにのみ使用できる方法です。
    • 反射神経が悪い、または虫をたたいたことがない場合は、たたこうとしてはいけません。ハチがかわして自己防衛のため攻撃してくると、刺される可能性が高いでしょう。
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    軽くてパワフルな掃除機でハチを吸う 掃除機の電源を入れて、ハチから7~10センチの位置に近づけて吸い込みます。ハチを吸いこんだ後に大さじ2杯のコーンスターチを吸って動きを封じましょう。掃除機をオンにしたままキャニスターを開け、ごみパックの口をテープで閉じてから掃除機の電源を切りましょう。ごみパックを外したら冷凍庫に一晩おいてから捨てましょう。[4]
    • 取り出せるごみパック式の掃除機を使用しましょう。
    • ハチが冬眠から覚めた春先に掃除機で駆除しましょう。動きが遅いため、簡単に仕留めることができます。
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    ハチが好む餌を隠す 花、食べ物、飲み物等にはカリバチが集まってくることがあります。花は家から遠く離し、食べ物や飲み物は必ず片付けましょう。夏の終わりになると、カリバチはよく甘い食べ物や飲み物に寄ってきて、夏の初旬から中旬にかけては肉類に集まります。食べ物にはプラスチックやラップではなく、開け閉めができるシリコンの蓋をしましょう。[5]
    • 鉢植えの花は家から離して、甘い香水やフローラル系の香水、シャンプー、ローション、せっけんは使用しないようにしましょう。
    • 暑いときは特に、食べ物を屋外に置いておくのはやめましょう。
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方法 3 の 4:
罠を仕掛ける

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    ハチから400m以内の土地の境界線沿いに罠を吊るす 市販のトラップをハチを頻繁に見かける場所に吊るします。できるだけテラスから離れた、土地の境界線上の安全な場所に吊るしましょう。数日おきにチェックしてハチがかかっていたり、説明書に示された使用期間を過ぎたら必要に応じて新しいものと取り換えましょう。[6]
    • トラップはデパートや大規模小売店またオンラインで手に入ります。
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    2リットルのペットボトルと水でトラップを作る ペットボトルの上部3分の1程を切り落とします。キャップを外して切り取った上部を逆さまにして、ペットボトルの下部の開口にはめ込みます。2つが連結するところに水平にダクトテープやガムテープを貼って繋げます。そして中に砂糖水やソーダまたは肉片やその他たんぱく質の餌を入れます。テープをひも状にするかスクリューで穴を開けて木に吊るしましょう。[7]
    • トラップの縁に料理用の油を塗って、ハチが滑ってとまれないようにしましょう。
    • トラップの中身を空にする前に、冷凍するか熱湯を注いで残っているハチを殺しましょう。
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    近くのポストや木に毒餌トラップを設置する 毒餌トラップは閉じられた箱にハチをおびき寄せて、殺虫成分で殺します。丸セルフタッピングスクリューでトラップの開口部に穴を開け、木やポストに設置します。そしてハンマーで穴にスクリューを打ち込んで、任意の面が露出するようにして固定します。[8]
    • 毒餌トラップは大型小売店やオンランで購入しましょう。
  4. 4
    粘着式トラップをハチの巣の近くやハチの通り道に設置する 粘着式トラップをハチの巣の傍に洗濯ロープと洗濯ばさみを使用して吊るします。また、歩いているハチをよく見かける場所にもこの粘着式トラップを仕掛けましょう。
    • 巣が出来はじめでハチの数が少ないうちに粘着式トラップを使用すると効果的です。
    • 粘着式トラップは大型小売店やオンランで購入しましょう。
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    ピレスロイドを混ぜた水飲み場を作る 鉢植えをトレイの上にのせて、トレイに水を入れます。鉢を日の当たる場所に置いて、ハチがそこで水を飲むようになったらペルメトリン(菊から抽出した天然成分)等のピレスロイドを含むパウダーを混ぜます。まずパウダーをペースト状にしてから水に入れてかき混ぜましょう。
    • この水飲み場は初夏に設置すると効果的です。
    • より多くのハチが寄ってくるように1、2日で水を入れ替えて、3~5日おきに全工程を繰り返しましょう。 
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方法 4 の 4:
巣を取り除く

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    それぞれの巣から60メートル以内に偽物の巣を吊り下げる 初夏のカリバチが出てきた頃に、家の周りやハチを近づけたくない場所に偽の巣を吊るしてハチを追い払いましょう。ただし、この方法は常に効果的というわけではなく、また夏の終わりに試しても効果はありません。
    • 偽のハチの巣は大型小売店やオンランで購入しましょう。紙製のランタンや茶色の紙バッグを使用してもよいでしょう。
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    殺虫剤を撒いた後や活動的になる前に巣を取り払う 殺虫剤を撒いた後もしくは、巣がまだ小さくてハチが活動的になる前に、ほうきや熊手等の柄が長いものでたたき落としましょう。[9]
    • 生きたハチがまだいる場合、定期的に巣を取り壊してハチを抑制しましょう。ハチがあきらめて他の場所に巣を作るようになるには、数回巣を取り壊す必要があるかもしれません。
    • 殺虫剤を撒いてほとんどのハチが死んだら、巣を取り除いた上にたっぷりとスプレーしてばらばらに壊しましょう。
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    土の中の巣は夜に熱湯を注いで溺死させる 2、3日ハチの行動を観察して一番出入りが激しい巣を特定します。夜、ハチが寝ているときに巣に熱湯を注ぎ入れましょう。巣が水浸しになったら穴に土を入れましょう(巣からハチが出てきた場合を除きます)。[10]
    • 必ず防護服を着用して慎重に行いましょう。この方法がきっかけになって、激しく攻撃してくる場合があります。
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    秋に巣を捕獲して密封する 夜の一番涼しい時間に、巣にできるだけ静かに近づき、音を極力立てないようにしながら素早くビニール袋を巣にかぶせましょう。そして、巣と木の境目のこぶの部分で袋を閉じて、巣を木から離すか壊します。取った巣は1日冷凍庫に入れるかバケツの水にいれて溺死させましょう。[11]
    • カリバチは10月下旬か初めての硬氷結後、4時間以上-4℃以下の気温が続く気候でのみ捕獲しましょう。
    • ビニール袋は必ず空気が漏れないように密封しましょう。
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ポイント

  • カリバチは暗い時間帯に活動が低下する傾向があるため、作業は必ず夜に行いましょう。
  • カリバチは光に反応するため、懐中電灯に布でカバーをするかアンバーや赤色の電球を使用しましょう。
  • カリバチは気温が低いと活動が低下し攻撃的ではなくなる傾向があるため、気温が下がるのを待って巣を処理しましょう。
  • カリバチの巣を探すときは、ハチの大部分が戻ってくる場所を注意して見ましょう。巣は軒下、シャッターの裏、物置の中等によく見られますが、フェンスや壁の穴の中にも巣を作る場合があります。[12]

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注意事項

  • カリバチやミツバチの針にアレルギーがある場合や、巣が手の届きにくい場所にある場合は、自分で駆除してはいけません。
  • カリバチやミツバチの針にアレルギーがあるか定かではないときは、病院でアレルギーテストを行ってからハチを駆除しましょう。
  • カリバチを駆除する際は必ず防護服を着用しましょう。肌をできるだけカバーして、厚い手袋、そして可能な場合、顔や首周りをカバーするネットがついた帽子をかぶりましょう。
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必要なもの

  • ハエたたき
  • 掃除機
  • ほうき
  • ペパーミントオイル
  • スプレーボトル
  • 食器用洗剤
  • WD-40
  • トラップ
  • 砂糖水またはたんぱく質の餌
  • 2リットルのペットボトル
  • ナイフまたははさみ
  • ビニール袋
  • 布袋
  • バケツの水
  • 毒餌トラップ
  • 粘着式トラップ
  • ロープ
  • 偽物の巣
  • 化学殺虫剤
  • 防護服

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