カーリングの得点方法

4 パート:試合の基礎を理解するストーンを投擲する得点する体験教室の紹介

カーリングのルールを覚えるのは簡単です。しかし、実際に得点するとなると、その技術の習得は難しく、色々な戦略を学ぶ必要があります。日本カーリング協会によると、日本でカーリングができる場所や施設は44カ所あり、そのうちカーリングが盛んな北海道の3カ所と長野県の1カ所では通年カーリングが楽しめます。また、これらの地域や東京近郊において、初心者でも体験できるカーリングスクールや体験イベントが開催されています。

パート 1
試合の基礎を理解する

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    チームの構成を知る カーリングの試合は、4人ずつ2チームで行われます。
    • 1回のエンド(攻守)ごとにチームの各メンバーがストーン(石)を2投ずつ投げ(氷上に滑らせ)ます。このとき、各チームが1度に1投ずつ交互にストーンを投げます。各チームの残りのプレーヤーは、ストーンが標的となるハウスへ向かって進んでいくようにサポートします。プレーヤーは、試合開始前に石を投げる順番を決め、試合が終わるまでその順番でプレイします。
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    氷上のレイアウトを理解する 実際に試合が行われる氷のリンクはシートと呼ばれ、シートにはハウスとボタンが備わっています。[1]
    • シートの端に位置している、ダーツの的のような標的を「ハウス」と言います。そして、ハウスの最も内側の円を「ボタン」と言います。
    • 試合を行う両チームが同じハウスとボタンを狙ってストーンを投げます。
    • プレーヤーは、ハウスから17.4m(57ft)離れた位置からショットを開始します。
    • ストーンは、ホッグライン(ハウスの中心から6.4m〈21ft〉手前に引かれたライン)とバックライン(ハウスの下側に接して引かれたライン)の間に停止しなければなりません。この領域から外れたストーンは失格となります。
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    花崗岩でできたストーンを8個氷上に滑らせる それぞれのエンドでは、各チームが8個の花崗岩製のストーン(「ロック」とも呼ばれる)をハウスを狙って氷上に滑らせます。個々のストーンは約20kgです。
    • 両チームは交互にストーンを投げます。つまり、チームAが1投目のストーンを投げたら、次にチームBが1投目のストーンを投げます。そしてチームAが2投目のストーンを投げ、次にチームBが2投目のストーンを投げます。この順番で各チームが8個のストーンを投げます。
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    10エンド行う 1試合は10エンドで行われます。つまり、各チームは試合を通して80個のストーンを投げます。
    • 各エンドは、その直前のエンドで勝利したチームが先攻となり行われます。チームBが第1エンドで勝利した場合は、第2エンドで先攻となります。後攻のチームは先攻のチームに比べて有利とされるため、勝ち目を平等にするための措置としてこのようになっています。

パート 2
ストーンを投擲する

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    ストーンを投げる プレーヤーは、自分の順番が来たらストーンを氷上に滑らせてハウスを狙います。これを、ストーンを「投げる」と言います。
    • ストーンを投げる速さ、力、方向の全てが重要な要素となります。ショットによってのみ成功の有無が決まるとは限りませんが、良いショットをなくしてボタンの近くにストーンを止めることは困難です。
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    スウィープする ストーンを投げる際に、投擲する以外のプレーヤーは、シートを滑っていくストーンの進行方向の氷をブラシを使って掃きます。[2]
    • カーリングシートの氷は、そのままではかなりの凹凸があります。投げられたストーンをそのまま放置した場合は、これらの突起に接触することにより氷上で回転、つまり「カール」していきます。これは、ショットの戦術や、ストーンの軌道上にある障害となるストーンの状況により、良い特性とも悪い特性とも捉えられます。
    • スウィープの摩擦によって氷が溶け、ストーンがスムーズに移動できるようになります。
    • ストーンの滑りを速く、真っすぐに保ちたい場合は、滑っているストーンの手前(進行方向)の氷をスウィープします。
    • 障害となるストーンを回り込むように、ストーンをカールさせたい場合は、スウィープを控えめにします。これにより、ストーンが凹凸のある氷の上を滑ることで回転しやすくなります。
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    3つの主要なショット戦術を練習する カーリングでは単純に真っすぐストーンを投げるだけではなく、戦略的なショットの方が多く、またそのようなショットがエンドの勝敗を分けるうえで重要なショットとなります。以下に、3つのショット戦術である、ガード、ドロー、テイクアウトについて記します。これらの戦術は、カーリングの試合の中で大きな役目を果たします。
    • ガード:相手チームからハウスを守るようにストーンを置きます。得点エリア内のハウスに到達する直前の位置にストーンが止まるように投擲します。相手チームのストーンがこのガードストーンにぶつかった場合に、ぶつけられた勢いでハウスの中に滑り込む可能性が高いため、相手チームはたいていこのガードストーンを避けるように投擲を行います。
    • ドロー:相手チームのガードストーンを避けながらハウスの中にストーンを置きます。(ハウスの中にストーンを止めることをドローと言います。)相手チームのガードを避け、さらにハウスを狙うように正確に回り込ませなければならず、最も戦略的で、成功させるのが非常に難しいショットです。
    • テイクアウト:力強く速いスピードでストーンを投擲し、その勢いのまま相手チームのストーンにぶつけてハウスからはじき出します。投げたストーンがハウスの中に残る場合と残らない場合がありますが、テイクアウトが認められるためには、有効プレイエリア内にとどまる必要があります。

パート 3
得点する

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    1つのエンドを戦う中でハウスにストーンを置く カーリングで得点の対象となるのは、ハウスまたはボタンの中にあるストーンのみです。
    • ハウスの中ではない、有効プレイエリアにストーンが置かれる場合があります。エンドの終わりにこのエリアにあるストーンは、得点の対象になりません。
    • 1つのエンドを通して、両チームともハウスにストーンを止められなかった場合は、両チーム無得点となります。
    • ストーンがハウスに入っているかどうかが疑わしい場合は、実際にそのストーンの真上に立ってストーンのエッジがどの位置にあるかを確認することができます。ストーンのエッジは、ハウスの一番外側の円周に接しているか、もしくはその内側になければならず、この円周を通り過ぎているものは無効となります。
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    相手チームよりも多い数のストーンをボタンの中心に近づけて配置する エンドの最後にハウスの中心に最も近い位置にストーンがあるチームが、そのエンドの得点を取ることができます。
    • 1つのエンドで得点できるのは1チームのみです。チームAは8個中1個のストーンがハウス内にあり、チームBは8個全部のストーンがハウス内にあるとした場合、チームAの1個のストーンがチームBのどのストーンよりもハウスの中心に近ければ、チームAが得点します。
    • 1つのエンド内で1より高い得点をあげることができます。チームBの3個のストーンがチームAのどのストーンよりもハウスの中心に近い位置にある場合、チームBは3点を獲得します。1つのエンドで、各チームには8個のストーンが与えられるため、どちらかのチームが最高で8点を獲得することができます。
    • ハウスの中心に一番近いストーンを目視で確認できない場合は、審判が専用のメジャーを使って測定を行います。
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    試合の終わりに得点を集計する 10エンド全てを戦い終えたら、各チームのポイントを集計します。その結果、より得点の多いチームが試合の勝者となります。
    • スコア記録係がいる試合では、それぞれのエンドの終了時に、各チームの最新の得点数がスコアボードに表示されます。

パート 4
体験教室の紹介

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    日本でカーリングを学べる場所 平昌五輪でのカーリング日本代表選手たちの活躍により、カーリングという競技に今まで以上に注目が集まりました。カーリングを体験したい人のために、以下の施設や団体では、カーリング指導や初心者向けの体験会が行われています。
    • 常呂カーリング倶楽部:会場の「アドヴィックス常呂カーリングホール」は、平昌五輪女子代表ロコ・ソラーレ北見の練習拠点。
    • 軽井沢アイスパーク:個人向け体験レッスンや、法人向けレクリエーションのプログラムがある。
    • 東京カーリングクラブ:「明治神宮スケートセンター」および「東大和スケートセンター」の2カ所でそれぞれ月1回程度、初心者体験講習が実施されている。

必要なもの

  • カーリングシート
  • カーリングストーン
  • ブラシ、ほうき
  • スコアボード

記事の情報

カテゴリ: スポーツ・フィットネス

他言語版:

English: Score in Curling, Русский: начисляются очки в керлинге, Español: anotar en curling, Italiano: Segnare un Punto nel Curling, Français: marquer des points au curling, Português: Pontuar no Curling, Bahasa Indonesia: Mencetak Skor di Curling

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