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乾燥した食品やジャムなどの湿り気のある食品、その他生もの以外のものをガラス瓶に詰めて、乾燥した涼しい場所に置いておけば、清潔な状態で中身を保存することができます。瓶を煮沸して脱気する方法は、メイソンジャー(瓶詰を作る際に使う広口瓶)を密閉する際に最もよく行われている方法でしょう。他にフードシーラーの瓶用アタッチメントを使用して真空状態にする方法があります。また、見た目にも素敵なワックス(蝋)を使う方法もあり、これは瓶入りのクラフト作品を作る際にもぴったりです。ガラス瓶を密閉すれば、最長1年は中身を保存しておけるでしょう。

方法 1 の 3:
瓶を煮沸して脱気する

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    瓶をチェックする 密閉する作業を始める前に、瓶のチェックをしましょう。瓶や蓋にキズやひび割れがないか、縁がギザギザになっていないかなどを確かめます。瓶の内蓋と外蓋もそれぞれチェックしましょう。すべての瓶や蓋にゆがみがなく、蓋がきちんと閉まるかどうかも確認します。不良品は使わないようにしましょう。[1] 問題なく使用できることを確認したら、石けんとぬるま湯で瓶と蓋を手洗いします。洗った後は、乾燥ラックか清潔なふきんの上に置いて乾かしましょう。[2]
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    瓶を消毒する 大鍋にお湯を沸かして瓶を入れます。瓶を入れた時点ではお湯は沸騰していません。瓶全体がお湯に浸かるような大きさの鍋を使いましょう。瓶を入れたらお湯を沸騰させます。中身が用意できるまで、瓶はそのままにしておきましょう。[3]
    • ガラス瓶を煮沸する作業を頻繁に行う場合、煮沸用の鍋(bath canner)を購入してもよいでしょう。これは、煮沸消毒の際にお湯に瓶を沈められるように設計された鍋です。ただ、この鍋を使えば単に作業が楽になるというだけなので、手に入らない場合は大きな鍋でも十分でしょう。[4]
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    瓶詰の中身を用意する 煮沸して密閉する場合、瓶には酸性あるいは酸が添加された食材を詰めるようにします。これは、細菌が瓶の中で繁殖しないようにするための唯一の方法です。瓶の消毒と並行して、瓶詰の中身を用意しましょう。[5]
    • 高酸性食品の例:果物、果汁、ジャム、ジュレなどのフルーツスプレッド、サルサ、酸を添加したトマト、ピクルス、レリッシュ、チャツネ、ソース、酢、調味料など
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    煮沸して脱気するための準備をする コンロの火を止め、トングを使って鍋から消毒済みの瓶を取り出します。お湯から瓶を取り出すための特殊なトング(ジャーリフター)を購入してもよいでしょう。一般のトングを使うよりも安全に作業できるはずです。[6] 取り出した瓶を、乾燥ラックまたは清潔なふきんの上に置いて乾燥させます。その後、大鍋を弱火にかけましょう。[7]
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    瓶に中身を詰める 沸騰したお湯が準備できたら瓶に中身を詰めていきます。液状の食材を詰める際には、漏斗を使うと作業がスムーズに進むでしょう。
    • 瓶の上部にスペースを設けましょう。ジャムやジュレのような柔らかいスプレッドの場合は、6mmほどのスペースを設けます。果物やピクルスのような固形の食品の場合は、1.3cmほどのスペースが必要です。[8] 瓶に内蓋をのせ、リング状の外蓋を締めましょう。[9]
    • 瓶の側面を木のスプーンで叩いて気泡を抜きます。
    • 他の瓶でも同様の作業を繰り返しましょう。
    • リング状の外蓋をきつく締めすぎないようにしましょう。余分な空気が抜けなくなってしまいます。
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    保存瓶用ラックに瓶をセットする 保存瓶用ラックは、ガラス瓶が鍋の底に触れて壊れないようにするためのもので、煮沸用の鍋や大鍋に引っかけて使用します。作業の前に、保存瓶用ラックが手元にあるか確認しておきましょう。ラックにセットする際は、瓶を重ねてはいけません。ラックのサイズに合わせて、何度かに分けて脱気作業を行いましょう。
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    沸騰したお湯の中に瓶を下ろす 瓶をセットしたラックを沸騰したお湯に沈めましょう。加工(煮沸)時間は瓶詰の中身によって変わります。中身に合わせて加工時間を調整しましょう。
    • 加工時間は、瓶を沈めた後にお湯が沸騰し始めた時点から測ります。
    • 瓶の上部が水面から3~6cmほど出ている状態にしましょう。お湯が沸騰する前に必要に応じて水を加えて調整します。
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    瓶を取り出す 瓶をセットしたラックを鍋から外し、熱いうちに瓶の外蓋をしっかりと締めたら、カウンターに置いて一晩冷まします。怪我をしないよう、鍋つかみをしてラックを外しましょう。瓶はトングやジャーリフターを使用して、ラックから慎重に取り出します。[10]
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    瓶が冷めたら、乾燥した涼しい場所に保存する 内蓋が凹んでいない場合、密閉されていないということを意味します。その場合は保存するのではなく、すぐに食べるか、新しい蓋を締めて脱気しなおしましょう。再度脱気作業を行う前に、瓶にひびが入っていないかを確認します。[11]
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方法 2 の 3:
フードシーラーで真空にする

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    必要な道具を用意する フードシーラーを用意しましょう。ガラス瓶を真空にする際に使うアタッチメントも必要です。専用のアタッチメントをメイソンジャーのようなガラス瓶に取り付ければ、瓶を真空にすることができます。
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    密閉する前に瓶を殺菌する 念のために瓶を消毒しておくとよいでしょう。煮沸するか、食器洗い機の高温モードで消毒します。煮沸消毒の場合は、瓶がすっぽり入る鍋を使い、瓶全体が沈む程度の水を入れましょう。お湯を沸かして沸騰したら火を弱めます。使用する直前まで瓶はそのまま鍋に入れておきましょう。[12]
  3. 3
    瓶に中身を詰める 瓶の消毒と並行して、ジャムやジュレのレシピを参考にしながら瓶詰の中身を用意しましょう。[13] また、割れやすく袋での保存に向かないものを、瓶で保存する場合もあります。小さなキャンディーやナッツ類のようなものも、真空の瓶に入れて保存しましょう。[14]
    • 瓶に詰める中身が準備できたら、沸騰したお湯から瓶を取り出します。トングかジャーリフターを使いましょう。瓶が乾いたら食品を詰めます。
    • 繰り返しになりますが、瓶の上部に少しスペースを作りましょう。ジャムやジュレのような柔らかいスプレッドの場合は6mmほど、ナッツやキャンディーのようなそのまま食べられる食品の場合は1.3cmほどのスペースを設けます。[15]
    • 気泡をつぶす際は、金属製のスプーンは使わないようにしましょう。木製またはゴム製のスプーンを使い、食品を瓶の内側の側面にやさしく押しつけます。[16]
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    瓶を真空にする作業の準備をする 食材を瓶に詰め終えたら、真空にする作業の準備に入ります。真空にする瓶に蓋をしましょう。ただしこの時点では、リング状の外蓋は締めません。瓶を真空にするシーラーのアタッチメントに、フードシーラーのホースを取り付け、アタッチメントを瓶にかぶせます。瓶の空気を吸いだす際にずれないよう、アタッチメントがしっかりと取り付けられていることを確認しましょう。[17]
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    フードシーラーのスイッチを入れる フードシーラーの説明書に従って、瓶を真空にしましょう。大抵の場合、瓶が真空状態になり、密閉が完了したという表示が出るまでスイッチを入れたままにします。密閉が完了したら蓋からポンッと音がするはずです。完了すると緑のランプが点灯するなど、フードシーラー本体に表示が出るでしょう。[18]
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    リング状の外蓋をしっかり締める アタッチメントからホースを外し、アタッチメントを瓶から取り外します。その後、リング状の外蓋をしっかり締めましょう。瓶は乾燥した涼しい場所で保存します。[19]
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方法 3 の 3:
ワックス(蝋)で封をする

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    材料を揃える 陶器の溶解皿、フィラメントテープ、はさみ、ティーライトキャンドル、キッチンライター(チャッカマン)、瓶用のシーリングワックスを用意します。これらの材料のほとんどは、ホームセンターやデパートなどで購入できるでしょう。住んでいる地域で購入できない場合は、インターネットで注文します。ワックス(蝋)を使う方法は、ガラス瓶やスリムネックボトルを密閉する際にもってこいの方法です。[20]
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    テーブルに陶器の溶解皿をセットする 下にキャンドルを置けるタイプのものを購入した場合は、テーブルにそれを置けば準備完了です。そうでない場合は、キャンドルが下に置けるような小さなラックの上に皿をのせましょう。
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    キャンドルに火をつける ティーライトキャンドルに火をつけたら、溶解皿の下に置きましょう。
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    ワックス(蝋)を加熱する 溶解皿に好きな色の粒状ワックスをのせましょう。最初のワックスが溶けてきたらワックスを追加します。溶けたワックスが皿の縁から2cmくらいの高さになるまで、粒状ワックスを追加しましょう。
    • ワックスが溶けるまでに約20分はかかります。すべてのワックスが溶けたらキャンドルを吹き消しましょう。
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    瓶にクラフト作品を入れる、またはボトルにお酒を注ぎ入れる 中身を詰めたらボトルのキャップを閉めます。キャップはしっかりと締めましょう。中身が食品ではない場合、コルク栓を使ってもよいでしょう。
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    フィラメントテープでとめる コルク栓やキャップと瓶のつなぎ目のあたりを、フィラメントテープでとめます。テープが何重にも重なるように巻きつけたら、フィラメントテープをカットしましょう。飛び出させたテープの端を折り、テープとテープをくっつけます。封を開ける際には、この飛び出た部分を引っ張りましょう。
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    瓶の上部をワックスに浸す 瓶を逆さにし、ワックスの中に真っ直ぐ浸します。しばらく待ってから真上に持ち上げましょう。ワックスが下に垂れていかないよう、取り出したらすぐに瓶を回転させて蓋の部分を上に向けます。
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    スタンプを押す このステップは必ずしも行う必要はありません。瓶の上部をワックスに浸けた直後に、モノグラムやシンボルの彫られたワックスシールスタンプを押し付けます。このワックスシールによって作品に個性が出るでしょう。ワックスが完全に乾いてから瓶を動かしましょう。[21]
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必要なもの

瓶を煮沸して脱気する

  • 大きな鍋
  • 食器洗い機
  • 石鹸
  • ガラス瓶
  • 新しい蓋
  • 漏斗
  • キッチントング
  • 木製スプーン
  • ふきん
  • 乾燥ラック
  • 保存瓶用ラック

フードシーラーで真空にする

  • フードシーラー
  • 瓶密閉用アタッチメント
  • ガラス瓶
  • 新しい蓋
  • 食器洗い機または大きな鍋
  • 木製スプーン 

ワックス(蝋)で封をする

  • 溶解皿
  • 粒状ワックス
  • ツイストキャップの瓶またはコルク瓶
  • ティーライトキャンドル
  • キッチンライター(チャッカマン)
  • はさみ
  • フィラメントテープ
  • ガラス瓶

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カテゴリ: レシピ
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