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この記事の共著者 : Claire Donovan-Blackwood. クレア・ドノヴァン・ブラックウッドは「創造的で幸福な生活」を推奨するウェブサイト、「Heart Handmade UK」の運営を行っています。12年以上にわたりブロガーとして活躍、作り手に配慮した手芸やDYIの簡単アイデアを紹介しています。
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キャンドルを自分の好きな色に染めて楽しみましょう!キャンドルを染めることで、それぞれの好みに合わせてカスタマイズできます。まずはコンロにダブルボイラー(湯せん用の二重鍋)をセットし、湯せんで古いキャンドル1~2個を溶かすか、パラフィンワックスのブロックを用意して一からオリジナルのキャンドルを作りましょう。次に、粉末または液体のキャンドル用染料を少しずつ加え、希望の色合いになるまでかき混ぜます。蝋がちょうど良い色になったら、新しい芯をセットした型に注いで固めましょう。
ステップ
パート 1
パート 1 の 3:
蝋を溶かす
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1品質の良い古いろうそくを集める 白やその他の淡い色合いのキャンドルを使うことで、染料の色が反映され、よりきれいに染まります。キャンドルは溶かして使うため、容器に入っていない普通のキャンドルを使うと作業が楽になるでしょう。瓶や缶に入っているキャンドルを使用する場合は、バターナイフを使って塊になっている蝋をかき出します。[1]
- 同じ種類の蝋でできた小さなキャンドルをいくつか集めて、1本の大きなキャンドルを作ることもできます。
- 花や貝殻、キラキラしたものなどで装飾されていないキャンドルを使うとよいでしょう。
- 香りつきのキャンドルの使用は避けましょう。溶かすことで蝋に加えられている香料が変化し、不快な香りが発生することがあります。
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2パラフィンワックスのブロックを購入し、一からキャンドルを作る 一から新しいキャンドルを作る場合は、パラフィンワックスの詰め合わせを購入しましょう。パラフィンワックスは、溶かして着色しやすい蝋の1つです。原料となる蝋など、キャンドル作りの材料は、文具店やホームセンターなどで購入できます。[2]
- 蝋の種類にこだわる場合は、ソイワックスやビーズワックス(蜜蝋)のチップを使ってもよいでしょう。
- 作成するキャンドルの数に合わせて、未使用の芯を買っておきましょう。1つのキャンドルにつき最低でも1本の芯を用意します。
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4キャンドルやワックスブロックをバラバラにカットする よく切れるナイフで、蝋を2.5cm角にカットするか、蝋を削ります。表面積が増え、より早く溶けるようになるでしょう。蝋を小さくカットするほど、溶かす時間が短くて済みます。
- キャンドルやワックスブロックはまな板の上でカットし、作業台に傷をつけないようにしましょう。
- ナイフを使う際は注意しましょう。キャンドルの蝋には油分が含まれているため、少し滑ることがあります。
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5湯せんの容器に蝋を入れる カットしたキャンドルを、鍋に浮かべた小さな容器に入れましょう。パラフィンワックスの場合は、作るキャンドルの数や大きさに合わせて、2~5個のブロックを入れます。溶かす時間を短縮するために、ブロックをより小さくカットしてもよいでしょう。[5]
- パラフィンワックスのブロック2~2.5個は、標準的なジャーキャンドル(瓶入りのキャンドル)1個分です。ブロック5個なら、1Lの牛乳パックほどの特大キャンドルを作ることができます。
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6蝋を溶かす 蝋の塊が砕けるように、定期的に半分固体の状態の蝋をかき混ぜましょう。通常は約5分以内に蝋が柔らかくなり始め、8~10分で完全に溶けます。溶けきる頃には、薄く透明でかなり滑らかな状態になっているはずです。この状態になったら、染料を入れることができます。[6]
- かき混ぜる際は、木製のダボやアイスキャンデーの棒のような、使い捨ての細い棒状の道具を使いましょう。
- パラフィンワックスやビーズワックス(蜜蝋)のような硬い蝋の場合、他の蝋と同じ量でも、完全に溶けるまでに2~3分ほど余計に時間がかかる場合があります。
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パート 2
パート 2 の 3:
色を付ける
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1蝋に合ったキャンドル用の染料を購入する キャンドルを販売している会社では、自社製品向けに調合された液体染料を販売しています。あらゆる用途に使える万能染料の場合は、ほとんどの種類のキャンドルの着色に使用できるでしょう。いずれにしても、使っている蝋の種類に合った染料を選ぶことが大切です。蝋に合わない染料を使うと、きれいに混ざらない場合もあります。[7]
- キャンドルの染色には、Rit Dye(海外製の染料)などの粉末状の染料を使うとよいでしょう。
- 食用色素などの一般的な液体染料は使わないようにしましょう。水性染料と油性の蝋を混ぜると分離してしまい、斑点ができて、見た目が悪くなってしまいます。[8]
- シンプルにクレヨンを使って染めてもよいでしょう。キャンドルもクレヨンも蝋でできているため、きれいに溶けて混ざり合います。
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3染料を加えたら2分ほど蝋をよくかき混ぜる 溶けた蝋をゆっくりとかき混ぜ続け、染料を均等に広げていきます。全体が均一に染まったら一旦かき混ぜるのをやめ、好みの色の濃さになったどうか判断しましょう。[11]
- あまり勢いよくかき混ぜないようにしましょう。作業台全体に蝋が飛び散ってしまいます。
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4理想の色になるまで少しずつ染料を足していく 使う染料の量が多いほど、大胆な色合いの色鮮やかなキャンドルに仕上がります。ハンターグリーンやネイビーブルーのような暗い色合いのキャンドルにするには、通常の2倍か3倍の染料を加える必要があるかもしれません。染料はかき混ぜながら加えるようにしましょう。
- 蝋の量に0.05%をかけると必要な染料の大体の量を割り出すことができます。およそ454g(1ポンド)の蝋を着色する際には約0.227gの染料が必要です。[12]
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5蝋を57~60℃程度まで冷ます 蝋が好みの色合いになったら、火を止めて蝋の入った容器を取り出します。新しい型に流し込む前に蝋を少し冷ましましょう。調理用の温度計で蝋の温度を確認します。[13]
- 60℃よりも高い温度の蝋を容器に注ぐと、蝋が白く濁ったり、縮んだり、ガラス容器が粉々になったりすることがあります。[14]
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パート 3
パート 3 の 3:
新しいキャンドルを完成させる
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4蝋が固まるのを待つ 完全に固まるまでは1時間ほどかかる場合があります。1時間ほど待てば、容器の形に固まった、好みの色の手作りキャンドルが出来上がります。固まるまでは蝋に触らないようにしましょう。窪みや汚れ、その他のキズが残る可能性があります。[20]
- 蝋が固まるのを待つ間に、芯がズレないように注意しましょう。
- 型に注いでから、すぐに冷蔵庫に入れたり、涼しい場所に置いたりすることで蝋がより早く固まります。
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5芯をカットする ダボから芯の片端をほどくか、ハサミで切り離しましょう。蝋の表面から7mm程度の位置で芯をカットしたら、新しいキャンドルの完成です。部屋に灯して、ぬくもりのある灯りを楽しみましょう![21]
- 芯を短く切りすぎるとキャンドルに火がつきにくくなりますが、長すぎても燃焼効率が下がります。
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ポイント
- 元々のキャンドルの色は、染めた後の色に影響します。無色のキャンドルに青色の染料を加えると青く染まりますが、黄色のキャンドルに青色の染料を加えると緑色になるでしょう。
- 染料を扱う際は、使い捨ての手袋を着用するとよいでしょう。濃縮された染料が皮膚に付着した場合、よく擦らないと洗い落とせない場合もあります。
- 乾いた蝋にフレグランスオイルを数滴加えれば、簡単に香りつきキャンドルを作ることができます。
- 季節ごとにキャンドルの色を変えてリビングを飾りましょう。例えば、春と秋には淡いパステルカラーのキャンドルを、夏には明るく華やかな色のキャンドルを灯します。
- 自分で色をつけて固めた手作りのキャンドルは、贈り物にもピッタリです。
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注意事項
- 蝋をコンロで溶かしている間は目を離さないようにしましょう。事故は油断したときに起こるものです。
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必要なもの
- 古いキャンドル
- キャンドルの原料になるパラフィンワックス、ソイワックス、ビーズワックス(好みに合わせて)
- クレヨン(好みに合わせて)
- ダブルボイラー(湯せん用の二重鍋、または大きな鍋と小さめの耐熱容器)
- 液体または粉末のキャンドル用染料
- 未使用のキャンドルの芯
- 木のダボ、洗濯ばさみ、テープ
- ナイフ
- ハサミ
- 様々なサイズ・材質の容器(蝋を注ぐためのもの)
出典
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=T7tQupVQ1Ws&feature=youtu.be&t=129
- ↑ https://www.ritdye.com/2015/12/04/how-to-make-molded-candles-with-rit-powder-dye/# !
- ↑ https://jennifermaker.com/diy-double-boiler-melting-wax-candy/
- ↑ https://www.fragrancex.com/fragrance-information/a-candle-making.html
- ↑ https://www.ritdye.com/2015/12/04/how-to-make-molded-candles-with-rit-powder-dye/# !
- ↑ https://www.fragrancex.com/fragrance-information/a-candle-making.html
- ↑ http://www.howtomakecandles.info/cm_article.asp?ID=DYE0001
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=Tgkxo6GginA&feature=youtu.be&t=97
- ↑ http://www.cierracandles.com/how-to-use-liquid-candle-dye.html
- ↑ https://craftingagreenworld.com/articles/how-to-dye-wax-with-crayons/
- ↑ https://craftycandlesupplies.com.au/how_to_make_soy_candles_the_ultimate_beginners_guide/
- ↑ http://www.cierracandles.com/how-to-use-liquid-candle-dye.html
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=HM8dpgA-bms&feature=youtu.be&t=82
- ↑ https://www.candlescience.com/learning/how-to-make-a-soy-candle
- ↑ https://food52.com/blog/14170-how-to-make-soy-candles-from-any-containers-you-have-on-hand
- ↑ https://www.ritdye.com/2015/12/04/how-to-make-molded-candles-with-rit-powder-dye/#!
- ↑ https://www.kristendukephotography.com/diy-scentsy-candle/
- ↑ https://candletech.com/candle-making/how-to-make-container-candles/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=HM8dpgA-bms&feature=youtu.be&t=82
- ↑ https://www.ritdye.com/2015/12/04/how-to-make-molded-candles-with-rit-powder-dye/# !
- ↑ https://candletech.com/candle-making/how-to-make-container-candles/
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