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キュウリは高く生長する植物なので、鉢植えにはあまり向いていません。しかし、それほど高く生長しない品種を選択し、うまく上向きに伸びるように支柱で補助すれば、鉢植えでの栽培も可能です。温度と湿度が保たれた栄養豊富な土もまた、キュウリの鉢植え栽培には欠かせない重要な要素です。

方法 1 の 3:
準備

  1. 1
    適切な品種を選びましょう。一般的に、広い栽培スペースが必要な飛び節成り性の品種よりも、節成り性の品種の方が簡単に鉢植えで栽培できます。鉢植えでの栽培に適した品種にはよしなり、フリーダム、北進などがあります。
  2. 2
    深さ30cm以上の、大きな植木鉢を用意しましょう。直径と深さが同じぐらいのものを選びましょう。
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    植木鉢に排水用の穴があることを確認しましょう。キュウリは水を好む植物ですが、水が多過ぎると他の植物と同様に根が腐ってしまいます。キュウリにとって理想的な水分量を維持できるのは、穴が2つあるプラスチック製の植木鉢です。
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    植木鉢を洗浄しましょう。使用済みの植木鉢を再使用する場合、この作業は特に重要です。虫の卵や細菌が残っていた場合、キュウリに害を及ぼす可能性があります。使用する前に、お湯と石鹸を使って汚れを落としましょう。
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    培養土を作りましょう。植物の栄養源となる有機物を十分に含んだ、水はけの良いふかふかの土が理想的です。鉢植え用土、パーライト、スファグナムピートモス、堆肥を同じ割合で混ぜましょう。シンプルかつ効果的な構成です。細菌や害虫に汚染されている可能性があるため、庭の土を使用してはいけません。
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    キュウリに更に栄養を与えるため、培養土に肥料を混ぜましょう。通常、キュウリに適しているのは5-10-5の肥料、或いは14-14-14の緩効性肥料です。ラベルに書かれた指示に従って培養土に混ぜましょう。
    • 肥料の袋に書かれている数字は、その肥料に含まれる窒素、リン、カリウムの量を表しています。これらの栄養素はそれぞれ、植物の別々の部分に作用します。窒素は葉の生長、リンは根の強化や果実の発育、カリウムは花および全体の強化に役立つ栄養素です。5-10-5の肥料を与えると、実の発育が緩やかに促進されます。一方、14-14-14の肥料を与えると植物の健康状態が向上するため、植える密度を少しだけ高めることができます。
  7. 7
    支柱を用意しましょう。節成り性の品種を栽培する場合、トレリスや支柱は必須です。飛び節成り性の品種を栽培する場合は必須ではありませんが、あった方が何かと有益です。金属製の三脚支柱の購入を検討してみましょう。大半のホームセンターや園芸用品店で手に入ります。このタイプの支柱は単に茎を支えるだけでなく、茎の生長を促進させる効果もあります。
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方法 2 の 3:
種まき

  1. 1
    暖かくなったら種をまきましょう。キュウリの生長に必要な土の温度は21℃以上です。通常、7月の上旬に種をまき、9月に収穫します。
  2. 2
    植木鉢に支柱を立てましょう。植木鉢の底に支柱を立てます。他の支えが無くても真っすぐ自立している状態が理想的です。
  3. 3
    植木鉢に培養土を入れましょう。上で作った培養土を植木鉢に入れます。支柱の周りにも、隙間ができないように丁寧に入れましょう。ただし、詰め込み過ぎてはいけません。空気を含んだふかふかの土でないと、キュウリの根はうまく育ちません。土は植木鉢の縁から2.5cmほど下まで入れましょう。
  4. 4
    支柱を軽く揺すってみて、安定しているか確認しましょう。支柱が大きく動く場合は、支柱付近に土を追加して安定させましょう。
  5. 5
    土の中心に小さな穴を作りましょう。深さは1~1.5cm程度です。穴を作る際は小指や鉛筆などを使いましょう。
  6. 6
    1つの穴に5~8個の種を入れましょう。必要以上にたくさんの種を入れても、発芽後に間引きすることになります。その一方で、1個か2個だけではうまく育たない可能性が高くなります。
  7. 7
    穴に培養土を被せましょう。穴の中に土を押し込んではいけません。種が傷んでしまいます。種の上から優しく土をかけましょう。
  8. 8
    種に水をやりましょう。土をしっかりと湿らせます。ただし、水浸しにしてはいけません。土が水浸しになると種がばらばらになってしまいます。
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    ピートモスもしくはマルチング材を土に薄く被せましょう。土の急激な乾燥を防ぐことができます。
  10. 10
    植木鉢は明るくて日当たりの良い場所に置きましょう。キュウリは暖かい場所でよく育ちます。更に、日光を当てることで土が温かく快適な状態に保たれます。
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方法 3 の 3:
手入れと収穫

  1. 1
    発芽して葉が2組ほど出たら、間引きをしましょう。一番高く伸びている2本だけを残して、それ以外の芽は根元付近で切り取ります。間引き対象の芽を引き抜いてはいけません。土の中をかき回すことになるため、残した芽にダメージを与えてしまいます。
  2. 2
    高さ20~25cm程度まで生長したら、もう一度間引きをしましょう。2本のうち高くて強い方を残して、もう1本は根元付近で切り取ります。
  3. 3
    生長期を通して、植木鉢は日当たりの良い場所に置きましょう。生長に必要な光と熱を与えるため、直射日光に1日8時間以上当てる必要があります。
  4. 4
    毎日、水やりをしましょう。土の表面が乾いてきたら、水をやるタイミングです。生長したキュウリにはたっぷりと水を与えましょう。植木鉢の排水口から余分な水が多少出てくる程度が目安です。土を完全に乾燥させてはいけません。土が乾燥すると生長が阻害されるため、不味い実しかできなくなります。
  5. 5
    週に1回、複合肥料を与えましょう。肥料を与える前に、土にたっぷりと水をかけましょう。植物体内の水分が不足している状態で肥料を与えるのは好ましくありません。肥料は水溶性のものを使用し、ラベルに書かれた用量を守りましょう。
  6. 6
    強風からキュウリを守りましょう。そよ風程度なら問題ありませんが、強い風に晒されると株がダメージを受けてしまいます。家の外壁付近、或いはフェンスの近くに植木鉢を置くことで、風によるダメージを最小限に抑えられます。
  7. 7
    害虫に注意しましょう。キュウリに付く害虫はアブラムシ、メイガの幼虫、ダニ、ウリハムシなどです。ニームオイルなどのオーガニック殺虫剤を使用して、これらの害虫を駆除しましょう。
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    病気の兆候に注意しましょう。キュウリが特によくかかる病気はウドンコ病と青枯病です。ウドンコ病は通常、防カビ剤を使えば解消します。しかしその一方で、細菌性の病気にかかってしまった場合は解決が難しいかもしれません。
  9. 9
    実を早めに収穫しましょう。キュウリの実は育ちすぎると苦くなります。実の1cmほど上をハサミで切って収穫しましょう。
    • 殆どの品種は、種をまいてから55~70日以内に収穫できます。
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ポイント

  • キュウリは苗から育てることも可能です。しかし、根が非常にデリケートなため、少し触っただけで枯れてしまいます。キュウリを苗から育てる場合は、生分解性ポットという、そのまま土に植えることができるポットに入った苗を選びましょう。根の露出を減らせるため、枯れてしまうリスクを最小限に抑えることができます。
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注意事項

  • キュウリにかける殺虫剤に注意しましょう。育てたキュウリの実は誰かが食べるはずですが、殆どの化学殺虫剤は摂取すると有害です。キュウリに化学殺虫剤をかける前に、必ずラベルの警告を確認しましょう。実は食べる前によく洗って、残った殺虫剤、埃、細菌を取り除きましょう。
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必要なもの

  • キュウリの種
  • 深さのある植木鉢
  • 培養土
  • 肥料
  • 支柱
  • ジョウロ、或いはホース
  • 園芸用ハサミ

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