キーボードは長く使っていると、日頃近くで物を食べたり煙草を吸ったりしなくても汚れるものです。そして、埃や垢などが徐々にキーボードの動作に影響を与えます。多くの場合は、エアダスターやイソプロピルアルコールで掃除すればキーボードの機能を維持できます。液体をこぼした場合はより被害が大きいので、すぐにキーボードを乾かしましょう。キーが引っかかるといった問題がある場合は、キーボードを分解して新品同様に直しましょう。

方法 1 の 3:
キーボードからごみくずを除去する

  1. 1
    パソコンの電源を落として全ての配線を外します。ハードウェアの故障を避けるため、キーボードを掃除する前にまずパソコンの電源を落としましょう。キーボードが有線の場合はパソコンとつながった配線を抜きます。ノートパソコンを掃除する場合など、キーボードを外せない場合は、感電の危険性をなくすため、パソコンのコンセントを抜きましょう。[1]
    • USBキーボードの場合は、パソコンの電源を落とす前に外すことができます。USBキーボード以外でこれをすると、パソコンの故障につながることがあるので、不明な場合は常にまずパソコンの電源を切りましょう。
    • 無線キーボードの電池は取り外します。特に、キーの奥まで掃除する場合は必ず外すようにしましょう。
  2. 2
    キーボードを逆さにして、付着していないごみくずを払い落とします。キーボードを逆さにして、できる限りごみくずを落とします。キーボードは優しく振りましょう。食べかすや埃、ペットの毛、その他のごみの多くはすぐに落ちます。ごみくずが残っている場合は、キーボードを色々な角度に傾け、少し強めに叩いて落としましょう。[2]
    • キーボードの中でごみくずがカタカタ鳴っていないか聞きましょう。これは、メカニカルキーボードなどのキーが隆起したキーボードで時々起こります。分解して中まで掃除することを検討しましょう。
    • ノートパソコンを掃除する場合は、片手で画面を開いた状態に保ち、もう片方の手でパソコンの基盤部分を支えましょう。
  3. 3
    エアダスターを使って埃やくずをキーから吹き飛ばします。エアダスターは通常の掃除で最も頼れる道具です。缶を45°に傾けてキーに向けます。噴出口をキーボード全体にさっと動かしながら、空気を調節して噴き付けます。噴出口はキーボードから約1㎝の位置に保ちましょう。[3]
    • 通常エアダスターは、事務用品店、家電店、ホームセンターで購入できます。また、オンラインでも入手可能です。
    • キーボードを完全に綺麗にするため、様々な角度から噴き付けましょう。まずは自分に目掛け、そして両側に回転させます。
    • ノートパソコンやメンブレンキーボードを掃除する場合は、キーボードを持ちながら噴き付けましょう。約75°に傾け、完全に垂直にならないようにします。
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    卓上掃除機でごみくずを吸い取ります。卓上掃除機の吸引力で、キーの間にこびりついた頑固な汚れを浮かせて取り除くことができます。ホースの付いた卓上掃除機を持っていない場合は、通常の掃除機にブラシを装着して試してみましょう。キー周りを特に集中的に、キーボード全体を掃除します。頑固な汚れは大体そこに溜まっています。[4]
    • キーが外れないようにします。ノートパソコンの場合は特に注意しましょう。キーが取れた場合は掃除機から回収し、洗って元の場所に戻します。キーの土台にかぶせるか、留め金でキーボードに再度取りつけます。
  5. 5
    イソプロピルアルコールに軽く浸した綿棒でキーの周りを綺麗にします。キーの下に余計な水分が入らないよう、綿棒を非常に軽く湿らせます。それぞれのキーの周りを拭いて、残った埃、油、その他のごみくずを取り除きます。必要に応じてこれを何度か繰り返し、キーの側面や周辺の隙間を綺麗にします。綿棒は汚れたら取り換えましょう。[5]
    • イソプロピルアルコールは速乾性があるので、水よりも適しています。多くのドラッグストアやホームセンターで購入できます。
    • 他の選択肢として、ナイフの周りにマイクロファイバー雑巾を巻く方法があります。それをイソプロピルアルコールで湿らせ、キーボードの溝に入れます。この方法はキーが隆起しているメカニカルキーボードに向いています。
    • ノートパソコンを掃除する際は慎重に行いましょう。イソプロピルアルコールは素晴らしい掃除アイテムですが、ノートパソコンの精密なハードウェアはキーボードの真下にあります。キーの下に水滴が入らないようにしましょう。
  6. 6
    イソプロピルアルコールに湿らせた布でキーボードをこすります。新たなくずの付着を避けるため、リントフリーの布や紙タオルを選びましょう。湿らせた布から水滴が滴ることのないようにします。それぞれのキーの上部を拭いて、残った埃やその他のごみくずを取り除きます。[6]
    • スペースバーやエンターキーなど、よく使うキーに注意しましょう。これらの部分にはより多くの垢が付きがちです。何回かこすって綺麗にする必要があるかもしれません。
    • 汚れがひどい部分は、爪楊枝を使ってはがしましょう。爪楊枝をキーに対してほぼ水平に持ち、汚れをこすってはがします。残りはイソプロピルアルコールでこすって落としましょう。
  7. 7
    キーボードをリントフリーの布で磨きます。残った埃や余分な水分を取り除くため、最後にもう一度キーボードを拭きます。新品のような見た目に仕上げましょう。まだ汚れが残っている場合は、よりしっかり掃除するために分解することを検討しましょう。掃除が終わったらキーボードの配線をつなぎ、試しに使ってみましょう。[7]
    • キーボード上のイソプロピルアルコールは約1分間で乾燥します。水の場合はそれ以上かかります。水を使った場合や水分がキーボードの中に入ったと思われる場合は、再度配線をつなげる前に24時間乾燥させましょう。
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方法 2 の 3:
液体をこぼした場合に対処する

  1. 1
    すぐにパソコンの電源を落とし、キーボードの配線を抜きます。こぼしたことに気づいたら早急にハードウェアを停止させましょう。液体はキーボードの中まで浸み込んで、損傷を与えているかもしれません。ノートパソコンの場合は中の構造部分まで影響が及んでいる可能性もあります。有線キーボードの場合はケーブルを、ノートパソコンの場合はコンセントを抜きましょう。[8]
    • パソコンやキーボードの損傷を防ぐため、液体をこぼした際の処置はすぐに行いましょう。液体と電子部品との相性は悪いからです。乾くまで機器を再起動させないようにしましょう。
    • ハードウェアに損傷を与えないように、USBキーボード以外のキーボードはパソコンの電源を落としてから外しましょう。
  2. 2
    キーボードを逆さにし、液体を払い落とします。キーボードを流し、ごみ袋、またはタオルのところまで持って行きます。キーボードを逆さに持ち、液体がより奥まで浸透するのを避け、外へ出るようにします。振ると、キーの間に留まっている頑固な水滴も出てきます。キーボードから水滴が出なくなるまでこれを続けましょう。[9]
    • キーボードを斜めにして回すと液体が出やすくなります。ノートパソコンの場合は、液体をキーボードの方へ向かわせ、モーターやその他の重要な部分が濡れないようにします。ノートパソコンを開いた状態で逆さにし、自分側に傾けることで液体をキー側に向かわせて出します。
  3. 3
    マイクロファイバー雑巾でキーボードを拭きます。この時、キーボードは逆さに持ちます。できる限り液体を拭き取ります。液体を最大限ぬぐい取るまでは、キーボードは逆さの状態を維持しましょう。[10]
    • 紙タオルやティッシュはくずが残るので、できれば常にリントフリーの布を使うようにしましょう。緊急の際は適切な布を見つけられないこともあるでしょう。その場合はある物の中で最適な物を選びましょう。食器用ふきん、紙タオル、あるいは古いTシャツでも代用可能です。
  4. 4
    キーボードを24時間以上、自然乾燥させます。キーボードは中に残った水分が出るよう、逆さの状態を保ちます。出てきたものを受けるためのタオルを下に敷きます。キーボードが乾いたら、安全に表に返せます。[11]
    • 大体の液体は24時間以内に乾きます。時間があれば、2~3日乾燥させましょう。
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    べたつくキーやその他の故障の兆候がないか試します。有線キーボードは配線をつなぎ直し、ノートパソコンの場合は電源を入れます。キーボードで文字を打ってみましょう。全てのキーを押して、正常に動作するかどうか確かめます。個別にキーを外して洗う必要があるかもしれません。[12]
    • 真水以外の液体をこぼした場合、べたつくキーがあるかもしれません。キーボードを分解して奥までよく綺麗にしましょう。
    • 高価なノートパソコンの場合、専門業者に掃除を依頼することを検討しましょう。ノートパソコンは、通常のキーボードよりずっと繊細で、掃除が難しいからです。専門業者なら中の構造部分の損傷も確認できます。
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方法 3 の 3:
キーボードの内側を綺麗にする

  1. 1
    パソコンの電源を落としてキーボードを外します。電子部品に注意することで、ハードウェアと自分自身を守りましょう。まずパソコンの電源を落とし、次にキーボードの配線を抜きます。無線キーボードの場合は電池を抜きましょう。[13]
    • ノートパソコンの場合はコンセントを抜きます。キーを触って、パソコンの電源が完全に落ちていることを確認しましょう。
    • USBキーボードの場合を除き、必ずパソコンの電源を落としてからキーボードの配線を抜くようにしましょう。
  2. 2
    外せる場合はキーをドライバーで外します。最近のキーボードの多くは、小さな留め金の上に付いていて、簡単に取り外せます。マイナスドライバーやバターナイフをキーの角の下に入れ、てこを使って軽く持ち上げます。そして、指でキーを真っすぐ引き上げましょう。留め金から外すのに、小刻みに揺すったり逆側もドライバーで上げたりする必要があるかもしれません。[14]
    • キーを外す前に携帯電話でキーボードの写真を撮っておきましょう。キーを元の位置に戻す際に役立ちます。
    • キーキャップ引き抜き工具を使えば簡単にキーを外すことができます。オンラインや家電店で見つけましょう。
    • キーを外すのに不安がある場合は、取扱説明書を見るか、製造者に電話しましょう。そして、キーの外し方や掃除方法に関する推奨事項を確認しましょう。
  3. 3
    可能であればキーボードのネジを外して解体します。キーボードを裏返し、ドライバーを探します。枠があるキーボードもあります。ネジがある場合は、底の枠を外して別に洗いましょう。キーボードのラベルの下に隠れたネジも見つけましょう。[15]
    • キーを外せない場合、通常枠を外すことはできます。可能であれば後からキーを外して、枠をより徹底的に洗います。
  4. 4
    ざるにキーを入れてぬるま湯で洗います。流しの横にタオルを用意しましょう。ざるにキーを集めたら、蛇口からぬるま湯を出します。そして、ざるを流れるお湯の下に置き、キーを手で混ぜて洗います。ざるを使えば、大体の水やごみくずはすぐに流れ落ちます。洗い終わったら、キーをタオルの上に出して乾かします。[16]
    • 洗い流すだけでは十分綺麗にならない場合は、液体の台所洗剤を試しましょう。ボウルにぬるま湯を入れ、大匙1の台所洗剤を混ぜて石鹸水を作ります。入れ歯用洗浄剤も非常に効果があり、洗剤の代わりに使用することができます。
  5. 5
    空の枠を洗剤とぬるま湯で洗います。枠をざるやボウルに入れ、ぬるま湯で洗い流しましょう。頑固な汚れは石鹸水とマイクロファイバー雑巾で落とします。洗い終わったら枠を脇に置いて乾かします。[17]
    • キーボードの汚れがひどい場合は、枠とキーを石鹸水に6時間浸けましょう。時間が経ったら、こすって全て洗い流します。
  6. 6
    キーボードの逆側半分を布とイソプロピルアルコールで拭きます。清潔なリントフリーの布をイソプロピルアルコールで湿らせます。残りの枠をこすって、できる限りごみくずを落とします。普段キーを支えている土台部分も掃除します。[18]
    • 布から水滴が滴らないようにしましょう。そうでないと、水分が電子部品まで入り込んでしまうかもしれません。頑固な汚れを落とすのに、ホームセンターにあるキーボードブラシも使ってみましょう。
  7. 7
    キーの土台部分をイソプロピルアルコールに浸した綿棒で掃除します。残ったごみくずをふき取ってキーボードの掃除を終了します。キーボード上にある小さな塔状のものか留め金がキーの土台です。土台周辺を拭いて枠のごみくずを取り除きます。そして、綿棒に洗浄溶液を垂らして各土台の上を掃除します。[19]
    • 汚れが残らないように、綿棒は汚くなったら取り換えましょう。
    • イソプロピルアルコールは速乾性があるため、水を使うより安全です。多量に使うのは避け、綿棒は軽く湿らせましょう。
  8. 8
    キーボードを2~3日乾かします。テーブルの上にパソコンの部品を置く場所を作ります。タオルを並べ、その上に部品を置きます。乾くように換気の良い場所に置きましょう。
    • 部品が床に落ちたり無くなったりしないよう、安全な場所を選びましょう。また、完全に乾くよう、子供やペットが触れられない場所に置きましょう。
  9. 9
    キーボードの部品を元に戻して動作を試します。分解したときの手順を逆に辿ってキーボードを再度組み立てます。多くのキーボードはまず枠から取り付ける必要があります。ドライバーで再度取りつけ、留め金や土台の上にキーを付けます。通常、キーを留め金の上に滑らせるだけで付けることができます。[20]
    • キーボードが作動しない場合は、再度分解しましょう。正しく組み立てたことを確認し、全ての配線をつなげます。
    • ノートパソコンの掃除は専門業者に依頼することも検討しましょう。専門業者はノートパソコンを分解し、損傷のある部分を見つけて電子部品を安全に掃除することができます。
  10. 10
    完了です。
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ポイント

  • 多くのキーボードにおいて、最も再取り付けが難しいのがスペースバーです。壊れやすいので、掃除するときにスペースバーは取り外さないことも検討しましょう。
  • 通常、キーボードを掃除するのにノートパソコンを分解する必要はありません。電子機器に詳しい場合は、ノートパソコンを分解してより奥まで掃除しましょう。
  • ノートパソコンのキーは、比較的繊細で元に戻しにくいものです。スペースバーとエンターキーは下の土台が分かれていて、新しいキーと一緒に取り付ける必要があるかもしれません。
  • キーの順序を忘れてしまった場合、パソコンを立ち上げてオンラインで画像を見つけましょう。パソコンの設定画面でキーボードの画像を見つけられることもあります。
  • キーボードを食器洗い機で洗う人もいます。しかし、製造者の勧めがない限り、これは最終手段にしましょう。
  • 自分のキーボードやパソコンのことがよく分からない場合は、専門の技術者のところへ持って行きましょう。そして点検や、より安全で徹底した掃除をしてもらって再度動くようにしてもらいましょう。

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注意事項

  • キーボードを洗うと損傷することがあります。ノートパソコンでは洗浄液が機械全体を壊してしまう可能性があるため、大きな問題です。
  • キーボードやノートパソコンを購入する際に保証書を読むようにしましょう。保証の対象外になる清掃方法もあります。製造者の勧めに従うか、業者に依頼して問題を回避しましょう。
  • 圧縮空気は有害なので、換気の良い場所で作業し、エアダスターの中身を吸い込まないようにしましょう。
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