ギターの弦を交換する方法

2 パート:弦とブリッジピンを取り外す弦を交換する

ギターの弦の交換はさほど難しいことではありませんが、初心者はなぜか敬遠しがちです。簡単に習得できるスキルなので、ギタリストであれば身につけておきましょう。(注:このガイドでは、「ドレッドノート」スタイルのアコースティックギターの弦交換を前提としています。エレキギターは多少異なりますが、同じルールが当てはまる部分も多くあります。)

パート 1
弦とブリッジピンを取り外す

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    弦の張り直し方を決める 弦を一本ずつ外して張り替えていくか、または一度にすべての弦を外してしまってから全部張り替えていくか、どちらの方法が賢明かはいろいろな意見があります。どちらでも好きな方法を選びましょう。
    • 一本ずつ張り替える場合はネックのテンションがほとんど変わらないため、弦とトラスロッドのテンションとのバランスを維持できます。
    • 一度にすべての弦を交換する方法ならば、弦を持ち上げるなど苦労しなくても、指板をきれいに拭くことができます。指板には皮脂や皮膚、汚れがたまります(こうした汚れによってギターの音やサスティーンが損なわれます)。
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    弦を外す テンションがなくなるまで弦を緩めます。その後、ニッパーを使って弦を切るか、ワインダーなどを使い、弦がペグから外れるまで緩め続けます。
    • この作業には「ペグワインダー」が非常に便利です。ペグワインダーはどの楽器・ギターショップでも安価で購入できます。
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    ブリッジピンを取り外す ブリッジピンはノブのような形(通常は白か黒)をしており、弦をギターの内部にひっかけるためのものです。取り外す際はブリッジピン抜きを使いましょう。ピン抜きは種類が豊富で、どの楽器・ギターショップでも取り扱っています。特にギターやブリッジピンが新しい場合はピンが抜けにくく、プライヤで外側からつかみたくなることもあるかもしれません。細心の注意を払って行えば問題ありませんが、通常はその必要はありません。
    • コインなどの固いものを使って、ギターの内側からピンを押す方法もあります。弦は端がやや曲がった状態でピンによって固定されているため、ギターの内部に弦を押し込みながらピンを押すと外れやすいかもしれません。ピンが外れたら穴から弦を抜きます。
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    弦を外す 弦を一本ずつ穴から取り外しましょう。
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    必要に応じてギターを掃除する ボディ、指板、ネックの後ろ、およびヘッドストックの手入れを行います。できれば、ギターショップや楽器店で良質のクリーナーを購入しましょう。家具のつや出し剤やガラス用洗剤などの一般的な家庭用洗剤は絶対に使用してはいけません。専用のクリーナーが手に入らなければ、少し湿らせたセーム革製のクロスや糸くずの出ない綿布を使いましょう。手の皮脂はギターの指板にあっという間にたまり、べたつきの原因になります。
    • どうしても水を使いたい場合は、触れても分からない程度の微量の水を含ませましょう。水を使いすぎると、塗装されていない木材を傷める可能性があります。

パート 2
弦を交換する

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    新しい弦を準備する どれが何弦目のものか分かるように、ボールエンドに色が付いている弦もあります。
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    順番を決める 弦を張るべき順番についてはいろいろな考え方があります。細い方から始めるギタリストもいれば、太い方から始めるギタリストもいます。
    • 多くの人が好むのが一番細い弦から始めて、次に最も太い弦、2番目に細い弦、2番目に太い弦、と交互に張っていく方法です(1、6、2、5、3、4の順)。このように交互に張ると、ネックの左右の反りが減り、特に古いギターでは後のチューニングが楽になります。
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    弦のボールエンドを穴に通し、ピンを再度差し込む この間、弦を押さえておきましょう。ヘッドの方向に弦を少し引っ張っておくと、ピンが抜けにくくなります。
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    それぞれの弦を伸ばす 弦が穴に入ったら、対応するペグまで弦を伸ばし、端をペグの穴に通します。ギターのチューニングでは、「締めるためには常に右に回す」ということを覚えておきましょう。 チューニングキーがヘッドの両側に2列で並んでいる場合(通常はそうですが)、弦はその2列の間を通して外側に持っていきます。
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    弦を穴に通してきつく引っ張る チューニングペグの周りに巻くために、弦には少し緩みを持たせます。そうしなければすぐに巻き代が足りなくなり、演奏中に弦が緩んできます。
    • 残念ながら、この作業は試行錯誤で行うしかありません。また、弦にも個性があります。ただし、長すぎる場合はいつでも切ることができる、ということは覚えておきましょう。一度切ってしまった弦を長くすることはできません。
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    弦をギターに対して直角に曲げ、チューニングキーを回してペグの周りに数回巻く ここでかなり巻く必要があります(ここでもペグワインダーが便利です)。弦を締めるときに巻きが重ならないよう、直前に巻いた弦の下に次の一巻きが来るように気を付けます。そうすると見た目がすっきりするだけでなく弦も長持ちし、チューニングがずれにくくなります。
    • 弦を締める際はいつものピッチではなく、いくらか低く合わせましょう。弦の位置を固定し、ピンが再び抜けてしまわないようにある程度のテンションをかける必要はありますが、この段階ではまだ本格的なチューニングは行いません。
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    他の弦でも同じ作業を繰り返す
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    ギターをチューニングする 「ギターをチューニングする方法」を参照しましょう。
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    ワイヤーカッターを使って余分な弦を切る この時、端から5 mmほどを残します。短く切りすぎると、巻いた弦の方向に切り端が引っ張られて弦が緩んでしまいます。
    • これはクラシック用のナイロン弦を上記の方法で巻いた場合です。スチール弦の場合は無視してください。

ポイント

  • 弦の交換後しばらくの間はチューニングを頻繁に行う必要があります。
  • ブリッジピンがとても固い場合には、そのピンに布をかぶせてペンチで引っ張ってみましょう。そうすれば、ピンを何度も引っ張った後の傷が残りません。
  • ペグに巻くのに適切な長さの巻き代を残すには、12フレットで指板と弦の間に指を4本入れてみましょう。
  • ピンを外す際は小さなスプーンを使うのも一つの手です。スプーンの背をブリッジに、先端をピンに当てます。てこの原理でスプーンの持ち手を軽く押し、ピンを引き上げます。さらに慎重を期すには、ブリッジとスプーンとの間に柔らかい布を挟みましょう。
  • ブリッジピンを取り外す他の方法として、丸型の古い靴紐を使うこともできます。靴紐で輪を作り、ピンに巻きます。ピンとブリッジの間に紐が収まっていることを確認し、紐の両端を引っ張って締めます。少し時間はかかりますが、ピン抜きを使ったときのように傷をつける心配がありません。
  • 余った部分をピックで素早くしごくと、弦を切らずに済みます。人差し指の付け根に当てたピックと親指で弦を挟み、素早く引っ張ります。そうすると弦がカールするので切る必要がなくなります。

注意事項

  • 弦はあまりきつく締めず、余裕を持たせましょう。さもないと、巻いているうちに弦が切れてしまうかもしれません。
  • ピンはギターの内側から外す必要はありません。ピン抜きには、ピンの下に滑り込ませるための半円形の切込みがあり、そっと引き上げることができます。

必要なもの

  • ワイヤーカッター
  • ギターの弦
  • ペグワインダー
  • 糸くずの出ない布
  • ギター

記事の情報

カテゴリ: アート・エンタメ

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