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この記事では、ギター譜の読み方の基礎を解説します。ここで扱うのは、ギター専用のタブ譜ではなく、標準的な記法で書かれた楽譜です。ギター曲はト音記号がついた五線譜、大譜表の上段に書かれています。また、1オクターブ上にトランスポーズ(移調)して記譜します。つまり、実際に弾いたときの音は、楽譜に示されている音よりも1オクターブ低いのです。楽譜を読みやすくするために、楽曲をトランスポーズするというのはよくあることです。

方法 1
方法 1 の 2:
楽譜について理解する

  1. 1
    五線譜について知る 両端が閉じた5本の線を見れば、楽曲が書かれているのだとわかるでしょう。左端には「音部記号」(斜体の「G」や「C」に似た印)や、数字のセット(例えば)、そしてキー(調)を表すシャープやフラットが並んでいます。これらの要素が合わさって、楽譜を作っています。[1]
    • ギター曲はギター専用の記譜法「タブラチュア」で書かれることもあります。タブラチュア楽譜(タブ譜)は従来の楽譜に似ていますが、水平線の数は5本ではなく6本、音部記号はなく、左端には多くの場合「TAB」と書かれています。
    • ギター曲は必ず「ト音記号」で書かれます。つまり、楽譜の左端に書かれるのは常に筆記体のGに似た記号ということです。ト音記号は、下のループが五線譜の下から二番目の線に巻きつくような形です。[2]
  2. 2
    五線譜の線が表す音「EGBDF(ミソシレファ)」は、「Every Good Boy Does Fine」の頭文字と覚える 五線譜では線のそれぞれが、「A(ラ)」や「E(ミ)」のような音を表しています。線の上に音符が置かれていたら、その音を弾くのですが、まずはどの線がどの音を表しているのか知らねばなりません。一番下の線から順に、E - G - B - D - F(ミ-ソ-シ-レ-ファ)の音を表しています。「Every Good Boy Does Fine(直訳:良い子はみな元気)」の頭文字です。[3]
  3. 3
    線の間の音は「FACE」と覚える 線の間の空間も、それぞれ音を表しています。線の上と合わせて9つの音を、五線譜の中で表せることになります(シャープやフラットで表す音は数えていません。こちらについては後ほど解説します)。線の間には下から順番に、F - A - C - E(ファ-ラ-ド-ミ)の音が当てられており、「FACE(フェイス、顔)」と覚えるとよいでしょう。線の上と線の間を合わせると、楽譜に表せる音は最終的に、上から順に以下のようになります。[4]
    • F ファ
    • E ミ
    • D レ
    • C ド
    • B シ
    • A ラ
    • G ソ
    • F ファ
    • E ミ
  4. 4
    基本の五線の上下に引いた線(加線)で、より高い音や低い音を表す 五線譜の上や下に引かれた短い線の役割は単純に、五線で表現できる範囲よりも楽譜の範囲を広げることです。
    • 加線の上下にも音が当てられており、さらに先を目指すならばそれも覚えねばなりません。しかし今のところは、基礎に集中しましょう。
  5. 5
    シャープやフラット、本位記号(ナチュラル)といった調号から、歌のキー(調)を読み取る 調号は音部記号と拍子記号の間に書かれます。♯、♭、♮という3種の記号がいくつか組み合わさって、楽譜に並んでいるはずです。調号は暗記して、その意味を知る必要があります。上の画像の場合、キーは「D」になります。[5] しかし、キーがわからなくても、調号からは役に立つ情報を読み取ることができます。
    • 調号が置かれた線や線間の音は、調号に合わせて変化します。上の例では、F(ファ)音の線と、C(ド)音の線間にシャープがついています。この線や空間の音はすべて、「シャープにせよ」ということです。これで、自動的にキーに従うことができます。
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    拍子記号から歌のリズムを読み取る 拍子記号は1小節あたりの拍(ビート)の数を示しています。最も一般的なのはで、1小節に「4分音符の拍が4つ」含まれるという意味です。これは、歌に合わせて「1、2、3、4、1、2、3、4、1……」と数えることを、難しい言い回しで表現しているにすぎません。拍子記号の別の例を見てみましょう。では、1小節あたりの拍の数が先ほどと違い、「4分音符の拍が3つ」含まれます。「1、2、3、1、2、3、1……」と数えるのと同じです。[6]
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    楽譜の縦線を見て、各小節の終わりを見つける 五線の上に数字が添えられていることがあります。これを見れば今演奏しているが何小節目かわかり、バンドと合わせて演奏するのに役立ちます。
  8. 8
    音符の違いを認識する 線の上や間の音符の位置が、どの音を弾けばいいのかを表す一方で、音符の種類が表しているのは音の長さです。1小節と同じ長さだけ弾く全音符、半分の長さの2分音符、というように短くなっていき、最も短いのが32分音符です。今のところは、目にする可能性の高い音符の違いに親しんでおきましょう。
    • 全音符: O
    • 2分音符:全音符に垂直の線を1本つけた、あるいは、4分音符の丸い部分を輪郭だけにした記号。
    • 4分音符:
    • 休符:演奏をしない時間を表します。太い「--」で表す全休符や2分休符と、曲がりくねった線の4分休符があります。
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方法 2
方法 2 の 2:
複雑な記号を理解する

  1. 1
    2つ以上の音符の下に曲がった線(弧)があれば、その音を出し続ける 2つの音符が弧でつながっていれば、その音符の音を伸ばして演奏します。
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    音符をまたいで伸びる曲線は、ハンマリング・オンやプリング・オフを表す 「レガート」というこの記号でつながれた音符は、すべて軽く一体化するように演奏します。ハンマリング・オン、あるいはプリング・オフという技法を使い、できる限り音を途切れさせずに音符から音符へ移るようにします。[7]
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    太い縦線でできた「反復記号」で区切られた部分はリピートする 反復記号は小節の最後につける記号で、通常の小節を区切る縦線を太くし、その前にコロン(:)を添えて表します。この記号を見たら、左右反転した記号のある箇所へ戻り、またこの記号にたどりつくまでもう一度演奏します。
  4. 4
    弦番号からどの弦で音符を弾くか判断する このA(ラ)の音は5弦で弾けばいいのでしょうか、それとも2弦でしょうか? ギター曲の楽譜では、それぞれの音符をどの弦で弾くのかわかるよう、音符の上に丸で囲った便利な数字がついています。
  5. 5
    音符に添えられた指番号を指の置き方の参考にする 音符と並んで書かれている小さな数字は、その音符を弾くのにどの指を使うのかを示しています。1番が人差し指、4番が小指です。
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    ミュージシャンとして成長していくにつれ、音符や記号のことをさらに詳しく研究する ギター曲では見かける機会は少なくても、知っておく価値のある音楽記号がまだまだあります。まず追究すべきなのは、音符同士の違いです。16分音符から18分休符まで、違いを知りましょう。
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ポイント

  • 楽譜の読み方を学ぶのは大切ですが、ギター曲の多くはより直感的なタブラチュアという表記法(タブ譜)で書かれているという点は覚えておきましょう。
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このwikiHow記事について

Nate Savage
共著者 ::
熟練ギタリスト
この記事の共著者 : Nate Savage. ネイト・サヴェージはプロのギタリストです。16年以上にわたり世界中の生徒にギターを教えてきました。ネイトが運営するYouTubeチャンネル、「Guitareo」の登録者は45万人を超えています。
カテゴリ: 音楽
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