クッキーを焼く方法

この記事には:生地を作るクッキーを焼く食事制限向けにレシピをアレンジする定番クッキーを作るホリデークッキーを焼くちょっと変わったクッキーを焼く出典

クッキーには実に様々な種類があります。たくさんある中からどれを選んでいいか迷ってしまうほどです。ふんわりした食感の大判クッキー、あっさりしてサクサクしたクッキー、あるいはドライフルーツやナッツが入ったチューイークッキーまで、この記事では、他では探せないようなクッキーレシピと、クッキー作りのお役立ちヒントを紹介します。今すぐ作りたくなるレシピが満載です。

パート 1
生地を作る

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    材料を冷やしておく バターを使ったクッキーを作る場合(バターを使わない場合でも)、すべての材料を冷蔵庫で冷やしておきます。材料をきちんと冷やすことで、オーブンで焼くときに生地が広がるのを防ぎ、焼き上がりもしっかりとします。
    • 生地を作るには、バターを柔らかくする必要がありますが、その場合、電子レンジは使わずに冷蔵庫から出して常温(室温)にしておきます。混ぜやすいからと、バターを溶かしてしまうのは禁物です。
    • 生地を麺棒で伸ばす前に、冷蔵庫で1時間ほど休ませるのがコツです。
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    バターをクリーム状にする バター入りのクッキーを作る場合、レシピで特に禁止されていない限り、どんなクッキーレシピでも、まず最初にバターと砂糖をクリーム状にします。バターと砂糖を混ぜ合わせてペーストのような状態になるまで練ります。
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    なるべく有塩バターを使用する 無塩バターを使用したクッキーは甘くなりすぎることがあります。塩を少々入れることにより、程よい甘みが出て、味のバランスがとれます。有塩バターを使っても、塩味そのものを感じることはありません。とはいえ、入れるのと入れないとでは、出来上がりではっきりと違いが出ます。
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    レシピを自分好みにアレンジする 味は好みだけど食感がイマイチ。そんなレシピも、自分流に少しアレンジすることもできます。色々試してみるのも一興ですが、次のヒントを取り入れてみましょう。
    • 薄力粉を使い、バターの代わりにショートニングを使用したり(あるいは部分的に使用)、または、小さじ2弱のコーンスターチを加え、小麦粉を通常より小さじ4杯分少なめにすると、ふんわりした食感のソフトクッキーが出来上がります。
    • 大さじ2杯の牛乳、あるいは大さじ1~2杯のバター(分量外)を加えたり、または、白砂糖ではなくブラウンシュガーを使うとカリッとしたクッキーに仕上がります。
    • 生地作りの段階で溶かしたバターを使って、焼く前に冷やし、通常の焼き時間より1〜2分弱早めにオーブンから取り出すとチューイークッキーになります。卵の白身ではなく、黄身だけを使っても同じようにしっとりと仕上げることができます。
    • 電動ミキサーを使わない場合でも、ゴムへらを使用することで生地をすばやく混ぜることができます。
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    材料を計る どうしても思い通りのクッキーにならないという人は、材料をきちんと計りましょう。これは、プロあるいはヨーロッパ人のテクニックです。調理用電子はかりで材料をすべて計量してから作ります。完璧なクッキーを作るためには欠かせない作業です。

パート 2
クッキーを焼く

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    アイスクリームスクープを活用する クッキーを均等な大きさにします。すべて同じ大きさや見た目のクッキーにしたい場合は、アイスクリームスクープを使うことで、生地を等しい大きさでボール状にすることができます。
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    クッキングシートを利用する クッキーを焼くときには、シリコン製の「シルパット」ではなくクッキングシートの方がよいでしょう。シルパットではクッキーを均等に焼き上げるのが難しく、裏面までカリッと仕上がりません。クッキーを焼く場合にはクッキングシートが最適です。
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    天板の裏面を活用する 天板の端に乗せたクッキーだけがどうしても焦げてしまう場合には、円形または楕円形の天板を使用します。円形や楕円形の天板を持っていない場合は、通常の天板をひっくり返して裏面を使用することもできます。
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    自分のオーブンのクセを知っておく オーブンによって仕上がりに違いが出るため、自分のオーブンの焼き上がり具合はどうかを知っておくのが大事です。予期できる失敗は事前に回避できます。
    • たとえば、天板の一方の角や端だけ火力が強い場合は、焼いている途中で天板の向きを変えるなど工夫しましょう。
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    天板を冷やして使う 焼く前に天板を冷蔵庫で冷やします。たくさん焼く場合は、1回分のクッキー生地を、クッキングシートに並べて冷蔵庫で待機させます。焼く順番がきたら、シートごとクッキーを取り出して、冷やした天板に乗せられるように準備します。
    • 12回焼く場合には、その都度、天板を12回冷蔵庫で冷やします。
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    焼き過ぎに注意する 焼き過ぎよりは、焼き足りないくらいが丁度良いことを覚えておきましょう。1回目を焼くときは、オーブンから目を離さないようにして、焼き色がつくタイミングをチェックします。クッキーの周りが茶色くなったら、少し焼き過ぎな証拠ですが、カリカリなクッキーがお好みなら失敗ではありません。茶色くなるタイミングより30秒早くオーブンから取り出すようにすると、しっとりしたクッキーになります。
    • ホワイトチョコチップ入りのクッキーを作る場合は、特に焦げやすいので注意が必要です。
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    クッキーを天板に乗せたまま冷ます 焼きあがったクッキーは、天板に乗せたままオーブンから取り出して、そのまま数分間冷やします。こうすれば、クッキーの裏面がしっかり固まり食べやすくなります。

パート 3
食事制限向けにレシピをアレンジする

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    ビーガン向けアレンジ クッキーのレシピは、ほぼ全てビーガンダイエット向けにアレンジすることができますが、その時、最も注意すべき材料はバターと卵でしょう。バターはショートニングを代替品として使えるので簡単です。クッキーによっては、ショートニングを使う方が美味しくなる場合もあるほどです。一方、卵の代替品としては「フラックスエッグ」などもありますが、次の食材でも代用することができます[1]
    • 卵1個を使うところに、代替品として油 大さじ1、コーンスターチ 大さじ1、豆乳 大さじ2、フラックスシード粉 大さじ1を使用します。卵の黄身だけが必要な場合は、豆乳と油の分量を減らしましょう。
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    乳糖不耐症向けアレンジ 乳糖不耐症の人向けには、バターの代わりにショートニングを使えるので簡単です。牛乳が必要な場合は、無乳糖ミルク(ラクトースフリー)や豆乳、ヘーゼルナッツミルクを使ってもいいでしょう。
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    ピーナッツアレルギー向けアレンジ ピーナッツアレルギーがある人向けには、ピーナツバターの代わりにアーモンドバターや甘くて美味しい「ヌテラ (Nutella)」を使うことができます。調理する際には、他の食材がピーナツバターと接触していないことを確認します。
    • たとえば、ピーナツバターを瓶からすくう時に使ったナイフと同じものを、そのまま洗わずにヌテラの瓶で使用すると非常に危険です。その場合は、開封していない新品のヌテラを使用する方が確実です。
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    グルテンアレルギー向けアレンジ 小麦粉を使用するレシピを、代替品でアレンジするのは簡単です。その際、覚えておきたい点がいくつかあります。ソフトクッキーを作りたい場合では、低タンパク食品を使用する方が適しています。また、できるだけ色々な種類の小麦粉代替品を混ぜ合わせるとよいでしょう。小麦粉代替品を使うときは、水分をやや多めに加えることもポイントです。
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    糖尿病向けアレンジ 糖尿病向けのレシピの場合は、炭水化物に気を付けなければならないので慎重にアレンジします。また、砂糖も炭水化物扱いされることから特に注意が必要です。通常の小麦粉ではなく、小麦粉代替品を使ったピーナツバタークッキーなど、高タンパク質のクッキーを試してみましょう。砂糖の代わりにスクラロースなどの人工甘味料やハチミツを使用する方法もあります。

パート 4
定番クッキーを作る

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    チョコレートチップクッキーを作る  工夫を凝らしたい場合は、ホワイトチョコチップやミルクチョコ、またはビターチョコチップを使ってみましょう。
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    オートミールクッキー 心臓病の予防効果が期待できる、全粒穀物オートミールを使用した人気のクッキーです。グルテンフリーで作る場合は、中力粉の代わりにオート麦粉(エンバク粉)を使用します。その際、オート麦粉のパッケージにグルテンフリーと表示されていることを確認してください。オートミールクッキーは、レーズンやクルミ、バタースコッチチップなどを加えてアレンジすることもできます。
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    ピーナッツバタークッキー ナッツ入りのおやつといえば、ピーナッツバタークッキーでしょう。朝食をとる時間がないときでも、手軽にタンパク質を補給できる優れものです。
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    スニッカードゥードル(シナモンシュガークッキー) シナモンシュガークッキーの香ばしいおいしさは、焼く前にまぶすシナモンパウダーとお砂糖によるもの。このクッキーを上手に焼くためのコツは、電動のハンドミキサーを使わずに自力で材料を混ぜることです。
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    ジンジャークッキー ジンジャークッキーは、糖蜜(モラセス)とジンジャーパウダーの風味豊かなクッキーです。デコレーションにはレモングレーズがよく合います。
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    マカロン この、ふんわりしてカリカリのココナッツクッキーは、小麦粉と卵黄を使用しません。また、パーティー用にフードカラーリングを加えて、色とりどりのマカロンを楽しむこともできます。

パート 5
ホリデークッキーを焼く

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    ジンジャーブレッドクッキー ジンジャーブレッドクッキーの飾りつけ作業は、ホリデーシーズンの楽しみのひとつです。キャンディや、色とりどりのグレーズとフロスティングで着飾らせましょう。
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    シュガークッキー ベーシックなシュガークッキーは、もちろんそのまま食べても格別ですが、そのほかの複雑なレシピの基礎でもあります。抜き型で抜いてホリデー用にフロスティングしたり、ドロップクッキーにすることもできます。
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    レープクーヘン この、レモンや様々なスパイスを効かせたジンジャークッキーは、ドイツのクリスマスを代表するクッキーです。ちょっと違ったフレーバーを楽しみたいなら、チョコレートレープクーヘンを試してみましょう。
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    スプリッツクッキー このクッキーは、家庭で手に入れやすいクッキープレスで絞り出して形作ります。カラフルなお砂糖やスプリンクルで華やかに飾りつけしましょう。
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    マジパンクッキー スカンジナビアのクリスマスを演出したいなら、このマジパンクッキーがぴったりです。この冬は、アーモンドの風味豊かなクッキーレシピに挑戦してみましょう。
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    うずまきクッキー 通常のシュガークッキーとチョコレート入り両方の生地を重ねて巻き、カラフルなうずまき模様を作ります。パーティーの目的に合わせて、思い通りの色で生地を作ることもできます。

パート 6
ちょっと変わったクッキーを焼く

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    ゼリークッキー 色とりどりのゼリーミックスを使って、様々なフレーバーのクッキーを楽しみましょう。子供たちも初めてのクッキー作りに挑戦するでしょう。
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    ベーコンチョコチップクッキー チョコチップクッキーの生地にカリカリベーコンを加えた、ベーコン好きにはたまらないクッキーです。
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    グリーンチョコチップクッキー チョコチップクッキーの生地に、グリーンのフードカラーリングを加えて作るクッキーは、聖パトリックの祝日やイースター、クリスマスなどのイベントを大いに盛り上げてくれます。
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    フライドオレオ オレオクッキーに衣をつけて揚げた、食べ過ぎに注意したいオヤツです。お皿に盛り付けて、アイスクリームやホイップクリームを添えていただきます。
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    焼かないダブルチョコチップクッキー ココアパウダー、チョコチップ、とろりと溶けたチョコレートを組み合わせた、このクッキーの美味しさには抵抗できません。冷ますのに少々時間がかかりますが、それだけの価値は十分にあります。
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    チョコレートカバーマシュマロクッキー チョコレートとマシュマロはみんなに愛される最強コンビです。特に、チョコパイ好きにはたまらないクッキーでしょう。マシュマロを挟んだクッキーをチョコレートでたっぷりコーティングして仕上げます。

ポイント

  • 塩やバターが効いて、歯応えのあるナッツ類はクッキーとよく合います。ピーナッツ、クルミ、ピーカン、アーモンド、パインナッツを加えると満足感もアップします。植物性の油脂やタンパク質を手軽に摂取できる優れもののオヤツです。
  • クッキーを焼くときは、クッキングシートを忘れずに。クッキングシート無しだと、クッキーが横に広がってしまい、最終的には1つの巨大なクッキーが出来上がる恐れがあります。
  • クッキーがどうもまとまらない場合は、小麦粉の量が多すぎる可能性があります。
  • リンダ・ストラッドリー著『What’s Cooking America』によれば、クッキーはその昔、ケーキ職人がオーブンの温度を確かめるために焼いていた、オランダ語で小さなケーキを意味する「クークユス」がその由来です。そして、クッキーの美味しさを発見した職人たちは、クッキーを大量に焼くようになりました。
  • レモンクッキーは甘酸っぱさが魅力の、レモン風味の爽やかなクッキーです。化学物質の少ない最高のフレーバーにこだわるなら、レモンはなるべくオーガニックのものを使用しましょう。
  • 定番クッキーは、子供の頃に誰もが口にした懐かしい味です。この定番レシピをマスターすれば、後々挑戦する複雑なレシピでも役に立ちます。
  • 定番クッキーを作るとき、クリームチーズやゴートチーズ、リコッタチーズを加えると、ふわりとした食感とクリーミーさを与えます。特に、カッテージチーズ クッキーやゴートチーズ クッキーは定番クッキーのイメージを覆す美味しさです。
  • 楽しいデコレーションクッキーは、創造力を発揮できる絶好のチャンスです。即興でアレンジを加えたり、代用品を使ったり、まるで、思いのままに仕上げられる空白のキャンバスのようです。クッキーを作る面白さのほかに、子供たちをキッチンに誘い込んで、お菓子作りの楽しさを学んでもらうチャンスにもなります。
  • この記事で紹介したホリデークッキーは、アメリカの伝統的なお祝いのほかに、イタリア、ドイツ、ロシア、ノルウェー、ウェールズの焼き菓子アイデアをミックスしています。

注意事項

  • クッキーは安全に美味しくいただきたいものです。ナッツアレルギーを持つ人はたくさんいるため、クッキーにナッツそのものが入っていなくても、他の食材がナッツ類と接触している可能性を忘れてはいけません。クッキーを食べてもらう人に、深刻なナッツアレルギーがないかを事前に確認しましょう。

記事の情報

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む42人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。

カテゴリ: お菓子・パン・甘味

他言語版:

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