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クラスプ封筒という名前は、封をする際に留め具(Clasp)が用いられることに由来しています。米国では一般的に用いられていて、標準サイズの封筒よりも大きく作られているので、A4の書類を折らずにしまうことができます。日本ではオンラインショップで探してみましょう。宛名を書く際の基本は通常の封筒と同じですが、留め具の部分のでっぱりで字が曲がってしまわないように配置を工夫する必要があるかもしれません。

パート 1
パート 1 の 2:

宛名を書く

  1. 1
    宛名ラベルの使用を検討する 留め具によって字が書きづらくなるようであれば、宛名ラベルを事前に購入しても良いかもしれません。文具店やオンラインショップで探してみましょ。平らな台の上でラベルに宛名を書き、裏紙を剥がして封筒に貼りましょう。封筒に直接書くのであれば、この手順は飛ばします。
    • 送り主の名前と住所は、宛先よりも小さくしましょう。
  2. 2
    封筒を寝かせる 封筒に文字を書いたりラベルを貼る際は、まず必ず留め具の面を裏にして、真っすぐに台の上におきましょう。手で表面をなでて、留め具の位置を確認します。
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    封筒を横向きに配置する フラップが右側になるようにしましょう。
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    送り主の名前と住所を左上に書く 宛名を書くために中央に充分な余裕を残したいので自分の名前と住所は小さく書きましょう。通常の封筒で手紙を送る時と同じ形式を用います。米国ではこれが標準的な方法で、その他の諸外国でも同様の方法が用いられています。
    • 送り主の名前
      番地と通り
      部屋番号(該当する場合)
      都市
      州と郵便番号
      国名(国際郵便の場合)
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    宛先の名前と住所を中央に書く 封筒の宛先の情報を送り主と同じ要領で封筒の中央に書きましょう。同じ面に、先ほどよりも大きな字で書きます。
    • 留め具がちょうど真下に位置している時は、まず手で触って確認し、書き始める場所を決めましょう。でっぱっている部分を避けるためにも、少し真ん中からずらして書いたり、行の間に留め具が位置するように調整すると良いかもしれません。
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    追加の指示を記載しておく 「折り曲げ厳禁(Do not Bend)」といった指示を特筆する必要がある場合は、前面の下の部分と、裏面の合計2か所に書いておきましょう。[1]
    • 「Air Mail」といった指示を書いておくべきか悩んでしまった時は、郵便局の職員に質問するか、郵便局のウェブサイトを参照して書き方を確認しましょう。
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パート 2
パート 2 の 2:

封筒を閉じる

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    内容物を封筒にしまう 封筒を開けて、中身を差し込みましょう。書類上部の角が差込口の方を向いているようにしましょう。
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    留め具のつまみを持ち上げる クラスプ封筒の留め具の中でも、2本のつまみが伸びているような形状のものが最も一般的です。寝た状態になっているので、つまみ上げて立たせましょう。爪先を使って紙から浮かせる必要があるかもしれません。
    • 2つの輪とひもが用いられている種類は、フラップを閉じ、ひもを輪に引っかけながらきつく巻きましょう。
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    必要に応じて粘着部分を閉じる 封筒のフラップの裏側に粘着テープがある場合は、裏紙を剥がして露出させましょう。糊になっている場合は、軽く湿らせて粘着力を出しましょう。
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    留め具のつまみ部分をフラップの穴に通す フラップを下げて留め具のつまみ部分が穴の真下に来るように調整します。つまみに穴を通します。フラップの端を親指でなぞって押しつけ、ぴったりと閉じます。
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    つまみを寝かせて留め具を固定する つまみを再び外向きに寝かせましょう。郵便の過程で他の郵便物に留め具が引っかかってしまわないよう、上からテープを貼っておくと親切です。
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    切手を貼る 適切な金額の切手を表面の右上に貼りましょう。これで郵送の準備が整いましゅた。具体的な郵便料金は、郵便物の大きさや重さによって異なります。米国内であれば郵便局から一覧表などで掲示されていることが多いでしょう。日本で郵便に用いる時など必要な情報が見つからない場合は最寄りの郵便局に出向き窓口で郵便料金を支払いましょう。
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ポイント

  • 英語圏の郵便物などを準備する場合など、封筒にアルファベットで文字を書く時は、横に真っすぐに書きましょう。定規を使い、場合によっては罫線を鉛筆で引いておいても良いかもしれません。
  • 手書きに自信がない人は、大文字のブロック体で住所を書きましょう。ラベルに印刷したり、字のきれいな友達に代筆を頼んでも良いかもしれません。
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