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ワニの仲間であるアリゲーターとクロコダイルはよく混同され、その名称は普段あまり区別されずに使われています。お互いに見た目はそっくりですが、簡単に見分けられるポイントがいくつかあります。

パート 1 の 3:
体の特徴で見分ける

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    上から見た口の形で見分ける 上から口の形を見れば、クロコダイルとアリゲーターをいとも簡単に見分けられます。アリゲーターの場合は、幅が広く丸みを帯びた「U」形で、先端の鼻の部分も大きいのに対し、クロコダイルの場合は長細く尖った「V」形で、鼻も小さめです。また、アリゲーターの口の長さは、クロコダイルのものより短めという違いもあります。
    • アリゲーターの口は幅が広く、クロコダイルのものよりも頑丈です。硬い甲羅や殻などを砕く力もクロコダイルより強く、カメなども捕食します。[1] 一方のクロコダイルは魚や哺乳類を好んで食べます。
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    歯で見分ける クロコダイルは上あごと下あごの幅がほぼ同じで、口を閉じている時にも、あごのラインに沿って並ぶ上下の歯が見えます。一方、アリゲーターは上あごの幅が広いので、口を閉じると下あごが上あごにすっぽり収まり、下の歯は見えません。下あごのラインに沿って並ぶ、上の歯だけが見えます。
    • アリゲーターの上あごは下あごよりも幅が広いので、上あごが下あごを覆ってしまいます。そのため、口を閉じた時に下の歯が隠れて見えなくなります。
    • クロコダイルは上下のあごの幅がほぼ同じなので、口を閉じた時に上下の歯が噛み合い、隙間から歯が見えています。下あごの両サイドの4本目に生えている歯が上唇の上に突き出ているので、笑っているようにも見えます。[2]
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    皮膚の色や体の大きさで見分ける アリゲーターの皮膚は、クロコダイルの皮膚よりも色が暗めです。クロコダイルの皮膚の色は、オリーブ色や茶色など明るめの色の場合が多く、アリゲーターの皮膚の色は、黒っぽい灰色など暗めの色なのが普通です。また、クロコダイルはアリゲーターよりも大きく、大人のアリゲーターの体長が平均3mほどなのに対し、大人のクロコダイルの体長は平均6mほどになります。[3]
    • アリゲーターは大人になると平均360~450kgほどの重さになります。大人のクロコダイルはもっと大きくなり、体重はおよそ450~910kgと幅があります。[4]
    • アリゲーターの平均寿命は30~50年で、クロコダイルの平均寿命は70~100年です。[5]
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    脚の違いで見分ける クロコダイルの場合は、後ろ脚のラインに沿ってフリンジ状の鱗が見られますが、アリゲーターの後ろ脚には見られません。また、アリゲーターの足には水かきがついていますが、クロコダイルには水かきはありません。[6]
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パート 2 の 3:
生息地で判断する

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    生息地が淡水域の場合 塩分に対する耐性が低いアリゲーターは、通常、淡水域に生息していますが、海水と淡水が混ざった汽水域にいることもあります。主な生息地である沼地や湿地のほか、川や湖、その他の狭い水域も住みかとします。暖かい気候を好むワニですが、氷点下でも生きることができます。[7]
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    生息地が熱帯地域や海水域の場合 アリゲーターとは違い、クロコダイルの舌にある唾液腺は、海水にも耐えられるように進化しました。そのためクロコダイルは、湖、川、湿地帯に加え、海水域も住みかとします。変温動物であり、自力で体温調節ができないため、体温を保ちやすい熱帯地域に生息しています。[8]
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    地域別の分布を確認する クロコダイルはアフリカ大陸の熱帯地域や、アジア、オーストラリア、アメリカに分布しており、アリゲーターはアメリカ南部と中国に分布しています。アリゲーターとクロコダイルの両方が確認されているのはアメリカだけです。
    • アメリカアリゲーターはフロリダ州とルイジアナ州に多く生息しています。アラバマ州、ジョージア州、サウスカロライナ州、ミシシッピ州、テキサス州にも生息していますが、数は多くありません。
    • クロコダイルの一種であるアメリカワニは、アメリカ国内ではフロリダ州に生息しています。[9]
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パート 3 の 3:
性格で見分ける

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    水中での活動時間で見分ける アリゲーターよりもずっと活動的で、水の中で過ごす時間も長いクロコダイルに対し、アリゲーターは一日のほとんどを、泥の中あるいは湿地や湖周辺の緑地に寝そべって過ごします。[10]
    • アリゲーターは淡水域の水辺に草などで巣を作り、卵を産みます。
    • クロコダイルは泥地や砂地のような少し乾燥した場所で卵を産みます。[11]
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    攻撃的かどうかで見分ける クロコダイルはアリゲーターよりも攻撃的な性格です。アリゲーターが、空腹時あるいは危険を感じた時に攻撃的になるのに対し、クロコダイルはいつ何時でも、近づくものを無作為に攻撃します。
    • 自然環境に限らず動物園などでも、アリゲーターよりクロコダイルのほうが、人間に対して攻撃的になります。
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    スピードで見分ける クロコダイルとアリゲーターはどちらも泳ぎが得意で、最速で時速30kmほどのスピードで泳ぐことができます。走るのはそれより少し遅く、最速でも時速18kmほどのスピードです。比較的体が小さく、疲れにくい性質のアリゲーターは、クロコダイルよりも長い時間走り続けることができます。[12]
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注意事項

  • ワニは人間に対して強い攻撃性を示すことがあります。飼育員や専門家などのプロが一緒にいない場合は、アリゲーターやクロコダイルには近づかないようにしましょう。
  • アリゲーターやクロコダイルの生息地に足を踏み入れる際には、彼らを刺激しないように注意しましょう。また、春の発情期には、オスはいつもより攻撃的になることも覚えておきましょう。
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カテゴリ: 動物
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