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トランプゲームの多くは大勢で集まって楽しむものですが、1人で遊べるのがクロンダイク(ソリティア)です。何時間でも楽しめる、暇つぶしにぴったりのゲームです。カードの並べ方とルールさえわかれば、1分もかからずに準備を終えて、ほとんど場所を選ばず遊べます。

パート 1
パート 1 の 3:

カードを並べる

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    デッキをシャッフルする クロンダイクに必要なのは、ごく標準的な52枚一組のトランプセットです。パッケージを空けたら、説明書やジョーカーは使わないのでよけておきましょう。デッキを何度かシャッフルしてカードをよく混ぜてから、並べていきます。
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    カードを7枚、横1列に並べる 1枚目のカードを表向きにして、左端に置きます。さらに6枚のカードを裏向きのまま、右に向かって重ならないように1列に並べていきましょう。
    • これで場には計7枚のカードが並び、左端の1枚は表面(数字や絵柄の描かれた面)が上に、残りの6枚は裏面が上になっているはずです。
    • 今並べているカードは「場札(タブロー)」と呼びます。クロンダイクを遊ぶうえで、中心的な役割を持つカードです。[1] 以下に続くステップに従って並べ終えると、場札は上下逆さまの階段のような形になります。
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    左端を除く6枚に、1枚ずつカードを重ねる さらに6枚のカードを場札に加えます。1枚目は表向きにして、左から2番目のカードに少し手前にずらして重ねましょう。残りの5枚は裏向きのまま、左から3番目のカードから始めて右へと1枚ずつ、前のステップで置いたカードの上に少し手前にずらして重ねていきます。[2]
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    3列目以降に計5枚のカードを重ねる 左から3番目以降の山に、カードを重ねていきます。1枚目は表向きにし、残りの4枚は裏向きのまま、左から右へと1枚ずつ、前のステップで置いたカードに重ねていきます。[3]
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    4列目から計4枚のカードを置く 左から4番目以降の山に、カードを重ねていきます。1枚目は表向きにし、残りの3枚は裏向きのままです。左から右へと1枚ずつ、前のステップで置いたカードに重ねましょう。[4]
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    右の3列に1枚ずつカードを置く 7列の山のうち、左から5番目の山から順にカードを置いていきます。1枚目は表向きにし、残りの2枚は裏向きのまま、左から右へと1枚ずつ、前のステップで置いたカードに重ねましょう。[5]
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    6列目と7列目にカードを置く 続いて左から6番目の山に1枚、表向きにしたカードを重ねます。その右隣の列、つまり、7列の場札のうち一番右の列には、裏向きのカードを1枚重ねましょう。[6]
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    最後に1枚を表向きに置く 表向きのカードがない山は残り1つです。場札の右端の山では、すべてのカードか裏向きになっていますが、この山に表向きのカードを1枚重ねます。これで、右端の列には裏向きのカードが6枚並び、一番手前の1枚だけが表向きという状態になっているはずです。[7]
    • 最後の1枚を置いたら、場札の準備は完了です! クロンダイクの準備で一番面倒なのは場札を並べるところで、次の手順はもっと簡単です。
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パート 2
パート 2 の 3:

残りのカードを置く

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    残りのカードを裏向きのまま置く 場札が並べられたら、置かずに残ったカードを場札のすぐ向こう側の左手に山にして置いておきます。これが「山札(ストック、ハンド)」です。ゲーム中はこの山札からカードを引いていきます。[8]
    • カードをさらにきちんと混ぜておきたいならば、ここでもう一度山札をシャッフルしてもよいですが、この手順は必須ではありません。
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    捨て札を置く場所を確認する 捨て札の山(ウェイストパイル)は、山札から引いたけれど、使えなかったカードを置く場所です。[9] ゲームのスタート時には何も置かれていないはずです。山札のかたわらに、捨て札を置ける場所を空けておきましょう。
    • 通常、山札のすぐ右隣を捨て札の山とします。
    • 山札を使い切ったら、捨て札を裏返しにして(裏向きにして)山札のあった場所に置き、ゲームを継続します。
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    組札用のスペースを空けておく ゲームを進めるなかで、場札から外すことのできたカードは組札の山へ置いていきます。ゲームの開始時には組札はありませんので、場札のすぐ奥に組札を置けるスペースを空けておきます。プレイ中に、4つのカードの山を作れる空間を用意しておきましょう。[10]
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パート 3
パート 3 の 3:

クロンダイクをプレイする

  1. 1
    ゲームのゴール クロンダイクを遊ぶのが初めてという人は、まずは簡単に遊び方を覚えましょう。クロンダイクでは、山札と場札に含まれるカードをすべて、組札の山に移動させることを目指します。[11] ゲーム開始時には組札の山には何も置かれていませんが、ここへスート(ハート、ダイヤ、クラブ、スペードのマーク)ごとに、エースからキングまで順にカードを重ねていきます。[12]
    • たとえば、組札の山の1つにスペードのエースが置かれていれば、そこに重ねられるのはスペードの2のみです。スペードの2が置かれるまで、スペードの3を組札の山に置くことはできません。
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    山札からカードを引き、場に置く ゲームを進めるには、山札のカードを引いて場に置きます。1度に1枚ずつ山札からカードを引き、場札か組札の山に置くか、置ける場所がなければ捨て札とします。カードの数字とスートの色が適切であれば、場札の山にカードを重ねて置けます。[13] 場札でカードを重ねるには、赤(ハートまたはダイヤ)と黒(スペードまたはクラブ)が交互になり、数字は1ずつ小さくなっていくようにしなければなりません。
    • たとえば、表向きになっている場札のなかにハートの5がある際に、山札からクラブの4を引いたならば、重ねて置くことができます。
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    移動させてカードを表に返す 場のカードを移動させ、伏せて置かれたカードが一番手前になったら、そのカードを表に返して使用することができます。
    • たとえば、場にハートの5があり、別の山の一番上にスペードの6があれば、ハートの5のカードをスペードの6の上へ移動できます。この移動で、ハートの5の下にあった裏向きのカードが列の一番手前になれば、表向きにします。表向きにしたカードはそのままにしておくことも、可能ならば別の山へ移動することもできます。
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    捨て札を再度使用する 山札を最後までめくったら、捨て札を裏返し、山札として再びめくっていきます。引き続き、カードを1枚ずつ引き、最後までめくったらまた山を裏返しましょう。
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    場のカードを組札の山へ移動させて取り除く 裏向きのカードを表にしたり、カードを表に返したりしていくうちに、組札の山へ順にカードを移動させていくことができます。組札の山は4つとも、スートごとにエースから順に重ねていかねばなりません。[14]
    • 組札の山がすべて、エースからキングまで順に重ねられれば勝利です。
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必要なもの

  • トランプのカード1セット(数セットのカードを使い、複数人で遊ぶルールもあります)
  • テーブルなど、カードを並べられる場所

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カテゴリ: カジノ
記事のサマリーX

クロンダイクの準備をするには、初めにデッキをシャッフルし、1枚目のカードを表に向けて置きましょう。さらに、6枚のカードを裏向きのまま右に向かって1列に並べます。左から2番目のカードに表向きのカードを重ね、右に向かって裏向きのカードを1枚ずつ重ねていきましょう。左から3番目のカードに表向きのカードを重ね、右に向かって裏向きのカードを1枚ずつ重ねます。これを繰り返し、すべての山に表向きのカードを1枚ずつ重ねます。最後は、場札の上に残りのカードを裏向きのまま置きましょう。 準備ができたクロンダイクをプレイする方法については記事を参考にしましょう。

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