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クローブ(チョウジ)はオイゲノールなどの化学的特性が数種類含まれているハーブです。[1] クローブオイルは、歯科治療や「ドライソケット(抜歯後歯槽骨炎)」と呼ばれる抜歯による歯痛を和らげるために歯茎に直接塗布できる自然療法として用いられます。また、歯の痛みや喉の炎症などに対する一時的な対処法としてクローブオイルを口に塗ることも可能です。クローブオイルは皮膚に塗布しても恐らく安全であると考えられています。一方で口や歯茎にクローブオイルを繰り返し塗ると、歯茎や皮膚、粘膜に損傷を与える恐れがあることを覚えておきましょう。[2] クローブオイルを体の一部に塗布する前には医師や歯科医に必ず相談しましょう。

パート 1 の 3:
材料や必要なものを用意する

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    地元の健康食品店などでクローブを購入する クローブホール(原形のクローブ)やクローブパウダーは地元の健康食品店で購入できるでしょう。クローブホールを使用して約30mLの容量のガラス容器に入る量のクローブオイルを作るには、最低でもクローブホールを5〜10個購入する必要があります。クローブパウダーを使用して約30mLの容量のガラス容器をオイルで満たすには、最低でも小さじ1〜2杯のパウダーが必要になります。[3]
    • クローブホールまたはクローブパウダーを多く使用するほど強力なオイルができることを覚えておきましょう。クローブオイル自体が比較的強力で効能が高い場合は、オイルの使用量を調整するようにします。
    • クローブパウダーを使用する場合は、オイルが完成した後に濾すとよいかもしれません。この工程は、効き目のあるクローブオイルを作る際に必須な作業ではないため、必要に応じて行いましょう。
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    オーガニックのエキストラバージンオリーブオイル瓶を用意する オリーブオイルはキャリアオイル(希釈するための油)として働き、クローブから成分を抽出するのに役立ちます。エキストラバージンオリーブオイルまたはバージンオリーブオイルを使用しましょう。[4]
    • クローブオイルに必要なオリーブオイルの量は、作る予定のクローブオイルの量によって異なります。約30mLのクローブオイルを作るのに必要なオリーブオイルは約30mL未満です。
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    オイルを保管するための暗い色の消毒済みのガラス瓶を用意する 暗い色の消毒済みのガラス瓶を使用すれば、オイルの腐敗や不純物の混入などを防ぐことができます。クローブオイルの塗布が楽にできるように、スポイト付きのガラス瓶を使用しましょう。[5]
    • クローブオイルを保管する際には、密閉可能な蓋付きの透明なガラス瓶も使用できます。ガラス瓶を紙袋に入れ、オイルが腐らないように暗い場所に保管しましょう。
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    チーズクロス(綿布)またはコーヒーフィルターを使用してオイルを濾す クローブとオイルを混ぜ合わせてしばらく放置してから、オイルの中にクローブを残しておくか取り出すかを決めましょう。[6]
    • チーズクロスは地元の製菓用品店などで購入するか、コーヒーフィルターで簡単なろ過器を作りましょう。
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パート 2 の 3:
クローブオイルを作る

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    クローブホールをガラス瓶に入れる クローブホールを使用する場合は、清潔な手でクローブ5~10個を約30mLの容量の瓶に入れます。クローブパウダーを使用する場合は、約350mLの容量の瓶に約1/3カップのクローブパウダーを入れましょう。[7]
    • オイルにクローブの量を多めに使用する場合はオイルの効き目が強くなるため、皮膚に塗布するのに必要な量は少なくなることを忘れないようにしましょう。
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    瓶の中に入れたクローブの約2.5cm上までオリーブオイルを注ぐ クローブを瓶に入れたら、クローブの約2.5cm上のところまでオリーブオイルをゆっくりと注ぎ入れましょう。
    • クローブパウダーを使用する場合は、約350mLの容量のガラス瓶にオリーブオイルを240mL入れます。オリーブオイル240mL全てを瓶の中に沈めましょう。[8]
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    瓶の蓋を閉めて振る 瓶がしっかりと密閉されているのを確認してから瓶を3~4回振ります。これでクローブとオイルが確実によく混ざり合うでしょう。[9]
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    瓶を10~14日間放置する クローブとオイルが相互に作用してオリーブオイルによってクローブの化学的性質が抽出されるように時間をおく必要があります。暗く涼しい場所に瓶を置き、オイルに不純物が入らないように瓶がしっかりと密閉されているかを確認しましょう。[10]
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    必要に応じてクローブを濾す 10~14日間経過したらクローブオイルの使用が可能になります。クローブホールまたはクローブパウダーをオイルの中に残しておくか、濾すかを選びましょう。この作業は好みに応じて行うもので、クローブオイルの使用自体には影響しません。[11]
    • クローブを濾すには、清潔なガラス瓶の上にチーズクロスかコーヒーフィルターを置きます。ガラス瓶の上部に輪ゴムをつけてチーズクロスかフィルターを固定します。その上からオイルをゆっくりと注ぎ、清潔なガラス瓶の中に入れます。これでオイルからクローブを濾すことができます。
    • クローブホールまたはクローブパウダーを濾さない場合は、そのまま同じクローブの入った瓶にオリーブオイルを追加して10~14日間放置すれば、クローブを数回再利用できます。2~3回クローブを使用したら、古いクローブを新しいものに取り換えましょう。
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パート 3 の 3:
クローブオイルを塗布する

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    温かい塩水で口をゆすぐ クローブオイルを口に塗布する前に温かい食塩水で口をゆすぎます。こうすると口内が洗い流され、オイルが口内の患部に効果的に働きます。[12]
    • クローブオイルを蚊よけ剤として使用する場合は、皮膚にオイルを塗る前に口をゆすぐ必要はありません。クローブオイルを肌に塗ると、最大5時間蚊を寄せつけません。[13]
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    綿球でクローブオイルを塗布する 清潔な綿球をクローブオイルに浸します。次に、痛みのある歯や歯茎に綿球を優しく押しつけます。できるだけ多くのクローブオイルが、痛みのある歯や歯茎に浸透するようにしましょう。[14]
    • 清潔なティッシュをクローブオイルに浸してから、痛みのある歯や歯茎に塗布するのもよいでしょう。
  3. 3
    歯の問題が深刻な場合は歯科医に相談する クローブオイルは歯の痛みを抑え、歯根管や歯垢の蓄積などの歯の問題に対する一時的な対処法として効果があることが示されています。一方で、クローブオイルを歯の問題に対する慢性的な治療法として使用してはいけません。歯の問題が深刻で、医師の診察が必要な場合は歯科医に相談しましょう。[15]
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    クローブオイルを使用する際の危険性に注意する クローブオイルは効果的に作用する自然療法として知られていますが、同時にクローブに関連する健康上の問題も数点存在します。クローブオイルを傷のある皮膚に塗ったり、大量に摂取するのは控えましょう。クローブオイルを大量に摂取した場合の副作用には、口の痛み、嘔吐、喉の痛み、呼吸困難、腎不全、肝臓障害などがあります。[16]
    • 子供が口からクローブオイルを摂取すると、発作や肝臓障害などの深刻な副作用を引き起こす可能性があるため注意しましょう。妊娠中や授乳中などの医学的状態におけるクローブオイルの使用については、安全性を裏付ける信頼性のある情報が十分ではないため、妊娠中や授乳中はクローブオイルの使用を控えましょう。
    • 2週間以内に何らかの手術を受ける予定であれば、クローブオイルを使用してはいけません。クローブオイルには血液凝固を遅らせるオイゲノールが含まれているため、手術中や手術後に出血する場合があります。
    • アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、クロピドグレル、ジクロフェナク、ダルテパリンなど、血液凝固を遅らせる抗凝固薬や薬品を服用している場合は、クローブオイルを使用してはいけません。
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必要なもの

  • クローブホールまたはクローブパウダー
  • オリーブオイル
  • 暗い色のガラス瓶
  • チーズクロスまたはコーヒーフィルター
  • スポイト
  • 綿球

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