グスルをする方法

3 パート:洗浄のための水を見つける義務のグスルについて理解するグスルを行う

成人のムスリムは、儀式や礼拝をする前に、アラビア語でグスルと呼ばれる沐浴をします。(部分的なお清めをするウドゥとは異なり)全身を清めるこの慣習的行為は、性交渉や性的な行為をした後の男女、生理終了後、意識喪失から回復した後、出産後、また自然死した場合に求められます。身体の不浄を取り除くために、全身を濡らし、こすり洗いをする必要があります。

パート 1
洗浄のための水を見つける

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    きれいな水のあるところを見つけましょう。雨水、井戸水、泉、海、川、雪解け水、池の水などを含みます。6.5m四方の面積があれば、純水を溜めるのに十分な大きさとされています。[1]
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    果物や木からの水、使用された水などの汚れた水を使わないようにしましょう。動物や人間の体液が含まれる可能性のある水も使うことはできません。変色している水の使用も避けましょう。
    • この儀式を行うのに安全な水を使うようにしましょう。世界の温暖な地域では、水にネグレリアフォーレリーというアメーバがいる可能性があり、まれではありますが鼻孔に入ると致命的な脳炎を引き起こす可能性があります。疾患管理予防センター(CDC)は、安全な宗教的沐浴の方法に関するガイドラインを提供しています。[2]
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    移動中などきれいな水を見つけられないときは土を使い、顔と手にこすり付けましょう。この方法はタヤッムムといいます。水源地を見つけたらすぐにグスルを行いましょう。[3]

パート 2
義務のグスルについて理解する

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    男女を問わず、射精後にはグスルを行います。性的な行為をしたかどうかに関わらず、不義の行いや夢精があった場合にも必要です。性的な思考をしたときなどににじみ出る尿道の液がある場合には、ウドゥで十分で、グスルは必要ではありません。
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    女性の場合、生理の出血が終わったときにグスルをしましょう。これは出産後の出血(悪露)でも同様です。悪露が出ない場合は、出産から40日後にグスルを行いましょう。
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    自然死した人も同じ方法で清めましょう。殉教の場合は洗う必要がありません。
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    次のようなことがあった場合、自分から進んでグスルを行うことを選択しましょう。これらは好ましい行いとされていますが、義務ではありません。
    • ノンムスリムがイスラムに入信したとき
    • 金曜礼拝の前
    • イード礼拝の前
    • 死体を洗った後
    • マッカ(メッカ)巡礼の前
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    この儀式を行うために、完全にプライバシーが守られる場所を見つけましょう。

パート 3
グスルを行う

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    清めるためにグスルを行うという意思を持って始めましょう。意思は自分の心の中にあればよく、口に出すように定められているということはありません。[4]
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    「ビスミッラー」と言いましょう。これは「アッラーの御名において」という意味です。「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において」という意味の、「ビスミッラーヒル ラハマーニル ラヒーム」というフレーズ全体を唱えることが推奨されています。
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    水の前に立ちましょう。右手の先から手首までを洗います。指の間もこすり、3回くり返します。
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    左手も同様に3回くり返します。
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    陰部を洗いましょう。3回くり返します。男性であれば付いた精液を取り除き、また陰部に付いた膣分泌物も手でこすって水できれいに洗いましょう。
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    両手を3回洗ったら、右手に水を溜めます。きれいな水を溜めたら口に流し込みます。口内をゆすいでから吐き出しましょう。
    • 好みにより、3回くり返すことができます。
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    右手の水を鼻孔から吸い込みます。左手に水を排出します。3回くり返しましょう。
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    顔に移ります。髪の毛の生え際から顎と顎の骨の部分まで3回洗いましょう。耳から耳まで洗う範囲を広げましょう。
    • 男性は髭を洗いましょう。手一杯の水を、顎の下から髭を通すようにこすり付けましょう。濡らした指で髭を1回梳かします。
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    右腕の先から肘までを3回洗いましょう。左腕も同様にくり返します。
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    髪の毛のつけ根まで、頭に3回水をかけます。男女を問わず編み込みをしている場合は、髪の毛と編み込みのつけ根を濡らす必要があります。もしつけ根まで濡らすことができないなら、髪の毛をほどきましょう。
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    肩から大量の水を浴び、身体の右側全体を洗います。左側にも同様にくり返します。
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    頭から水をかぶりましょう。身体の全部位をこすり、確実に全身を清めます。
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    身体の洗浄に使った場所から移動するか、足場の上に立ちます。右足そして左足の順に、つま先からくるぶしまで洗います。足の指の間にも水を流し、手の小指を使ってこすり洗いをします。
    • 両足の裏も確実に洗いましょう。
    • すべての洗浄は3回ずつくり返しましょう。
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    清潔なタオルと衣服で身体を乾かしましょう。身体はすぐに覆うようにします。この手順で全身を3回ずつ洗ったら、礼拝ができる状態とみなされます。[5]

ポイント

  • 通常の沐浴のように、女性はこの儀式前にマニキュアを除去する必要があります。ピアス穴を開けている場合は、ピアスの先端を使って穴に水を通しましょう。男女を問わず、肌の洗浄の妨げになる可能性のあるものはすべて取り外しましょう。
  • グスルをする必要がないときにも練習するようにしましょう。そうすることでグスルの方法がわかり、慣れることができるので、必要なときにより容易に行えます。

注意事項

  • 1か所でも洗い逃すと、儀式が無効になってしまうことに気を付けましょう。清潔な状態になるために行うという心の中の意思のもと、細部にわたって行われる必要があります。
  • 陰部があらわになっている場合、キブラ(メッカのカアバ神殿がある礼拝方向)に向かってグスルを行ってはいけません。
  • この儀式をしている間は、話をしないことが好ましいとされています。

必要なもの

  • きれいな水源
  • プライベートな場所
  • 清潔なタオル
  • 足場または清潔な床

記事の情報

カテゴリ: 宗教

他言語版:

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