「手作り石鹸」と聞いて面倒だと思われる人は、きっとアルカリ液を使った冷製石鹸をイメージされているはずです。しかし、溶かして型に流し込むだけのグリセリン石鹸であれば、短時間で簡単に自作することができます。みなさんのお好みのデザインで作ったグリセリン石鹸は、自宅で手軽に使えるだけでなく、丁寧に包装して家族や友人への素敵なプレゼントにすることもできます。ここでは、石鹸作りの基本とともに、一風変わった楽しい石鹸のデザインについてもご紹介します。

方法 1 の 2:
基本的なグリセリン石鹸の作り方

  1. 1
    まずは材料を購入しましょう。クラフトショップでは石鹸をベースにした固形グリセリンがブロック単位で販売されています。やる気のあるみなさんはグリセリンを自作することもできますが、最初は「ホワイト」、またはその他の色が付いた「クリア」なグリセリンを購入した方が簡単でしょう。クリアなグリセリン石鹸は、色合いに関わらず、常に半透明な見た目をしています。グリセリンと共に、石鹸作りには以下の材料が必要になります:
    • アロマオイル(エッセンシャルオイル): クラフトショップでグリセリン石鹸用のアロマオイルを購入することができます。一回の作業で使用するアロマオイルはほんの数滴ですから、できるだけ小さなボトルを購入しましょう。みなさんのお好みで、レモンベーバナオイル、ローズオイル、ラベンダーオイル、ペパーミントオイルなどを使って石鹸に豊かな香りを加えます。
    • 石鹸用の流し型: クラフトショップでは、小さなものから大きなものまで様々なサイズの流し型を取り揃えています。グリセリン石鹸に合った種類の流し型を選びましょう。熱で溶かしたグリセリンを型に流し込み、固まるのを待って抜き出します。
    • 消毒用アルコール: 自宅の薬品棚に常備していなければ、ドラッグストアで購入しましょう。用意したアルコールは清潔な噴霧器に入れて使用します。グリセリンが再び凝固する際に、アルコールの働きによって内部に気泡ができるのを防ぎます。
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    グリセリンを二重鍋に入れて溶かします。[1] 流し型のサイズに合わせて必要な分量のグリセリンを切り出し、さらに細かくスライスして鍋の中で溶けやすくしましょう。スライスしたグリセリンを内鍋に入れ、外鍋を水で満たして中火にかけます。グリセリンが完全に溶けるまでそのまま火にかけます。
    • 二重鍋がなければ自作しましょう。大きい鍋の中に小さい鍋を入れれば二重鍋の代わりになります。まず、大きい方の鍋に高さ5cmほど水を入れます。その中に小さい方の鍋を入れて水に浮かべます。その“即席二重鍋”を中火にかけます。用意したグリセリンを小さい方の空の鍋に入れ、溶けるまで待ちましょう。
    • グリセリンを電子レンジで溶かす方法もあります。用意したグリセリンを耐熱ボウルに入れ、電子レンジで30秒ほど加熱すれば完全に溶かすことができます。
    • グリセリンのブロックをすべて溶かすか、またはその時必要な分量だけ切り出して火にかけることもできます。[2] いずれにしても、鍋に入れたブロックと同じ量の石鹸が出来上がります。グリセリンがみなさんの思い通りの形に姿を変えるだけです。
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    アロマオイルを混ぜます。グリセリンにアロマオイルを数滴加えます。アロマオイルは濃度が高いため、微量で鍋全体に広がります。木製のスプーンを使って、グリセリンと完全に溶け合うまでかき混ぜます。しっかりと混ざり合ったのを確認して火を止めます。
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    流し型を用意します。キッチンペーパーを敷いた水平な台の上に流し型を置きます。噴霧器に入れた消毒用アルコールを流し型の内側に軽く吹きつけます。グリセリンが入る箇所をアルコールでコーティングしましょう。石鹸が冷えて乾燥する際に、アルコールは内部に気泡が発生するのを防ぎます。アルコールを使わなかった場合、完成した石鹸には泡の層ができるでしょう。
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    石鹸を流し込みます。内鍋を持ち上げ、慎重に石鹸を型に流し込んでいきます。できるだけ型の縁まで注ぎましょう。ただし、あふれるほど注いでしまうと、乾燥した後に石鹸の形が崩れるので注意が必要です。
    • 鍋から直接流し込むのが難しい場合は、漏斗(じょうご)を使って一旦石鹸を瓶や水差しのような口の付いた容器に移し替え、改めて型に流し込みましょう。ただし、型に流し込む前に石鹸が冷えないように、作業は素早く行いましょう。
    • 必要とあれば、流し込む前にもう一度石鹸を温めましょう。外鍋に戻すか、または電子レンジで数秒間加熱して注ぎやすくしましょう。
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    さらにアルコールを散布します。石鹸がまだ液体のうちに、噴霧器を使って表面にアルコールを吹きつけます。そうしておけば、石鹸の平らな面にも気泡ができることはありません。
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    石鹸が冷えたのを確認して型から抜き出します。石鹸が冷えて固まるまで1~2時間はかかるでしょう。流し型を逆さにして完成した石鹸を落とします。
    • 石鹸が取り出しにくい場合は、型の裏側を軽く叩くと外れやすくなります。
    • すぐに使わない石鹸は密閉した容器に入れて保管しましょう。
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方法 2 の 2:
変わり種石鹸

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    石鹸に紐を通してみましょう。溶かしたグリセリンを大きめの金属製またはプラスチック製のボウルに流し込みます。そこにお好みのアロマオイルを加えます。つぎに、用意した紐を溶液に浸して引き揚げます。紐に付いた石鹸が固まるのを待って、もう一度溶液に浸します。引き揚げて2番目の層が固まるのを待ちます。石鹸がお好みの厚さになるまで同じ要領で何度でも紐を浸しましょう。
    • 思いつくままに紐のデザインを変えてみましょう。単に真っ直ぐの紐をグリセリンに浸すだけでなく、輪っかにしたり結び目を作ったりしながら、様々な形の石鹸を作りましょう。
    • 紐を通した石鹸をシャワーヘッドに掛けておけば、シャワーの際に使いやすくなるでしょう。
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    様々な色の石鹸を作りましょう。同じクラフトショップで購入した顔料を使ってクリアなグリセリンに色付けをすることができます。まずは溶かしたグリセリンをいくつかの容器に分け、顔料を数滴ずつ加えた後で型に流し込みます。
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    石鹸に飾りを付けてみましょう。さらに趣向を変えて、石鹸に様々なオブジェを埋め込むこともできます。赤ちゃんのシャワーやお子さんたちのバースデーパーティーのために、あるいは風呂場のインテリアのために、みなさんならではのユニークな石鹸を作ってみましょう。例えば、以下のようなデザインを試してみましょう:
    • 型に流し込む前に、液体のグリセリンにドライフラワーの花びらを加えて香り豊かな石鹸を作りましょう。
    • 型の半分までグリセリンを流し込んだ後、真ん中にプラスチックの動物またはその他の小さなフィギュアを入れてバースデーパーティー用の石鹸を作りましょう。フィギュアが完全に浸かるまで、さらにグリセリンを流し込みます。
    • 型に石鹸を流し込んだ後、ガラガラやその他赤ちゃんが夢中になりそうなおもちゃを加えれば、赤ちゃん用シャワー石鹸の完成です。
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    流し型を自作してみましょう。クラフトショップで目当ての流し型が見つからない時は自作するのも一興です。硬いプラスチックであれば、あらゆるもので代用できます。調理用の流し型を利用する場合は、石鹸作りをした後に必ずきれいに洗いましょう。
    • アイスキューブ用のトレイは優れた流し型になります。通常の四角のトレイを使うこともできますが、販売されているトレイの中から、魚、貝、ドクロといった様々なデザインの型取りを楽しむこともできます。
    • 比較的小さめのプラスチックボウルやカップを流し型に使えば、さらにサイズの大きな石鹸を作ることができます。ヨーグルトカップのようなリサイクル用のプラスチック容器を利用するのも良いでしょう。
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ポイント

  • 糸ようじなどを使ってさらに自分好みのデザインに整えれば、ますます石鹸作りが楽しくなるでしょう。
  • 硬いクリア石鹸ではなく、軟らかいホワイト石鹸を作る場合は、「ホワイト」なグリセリンを購入しましょう。クリア石鹸と同様に溶かして型に流し込みますが、色付けをする必要はありません。
  • 完成した石鹸は、汚れが付かないように、裁断した蝋紙やラップフィルムに包み、さらにそれを包装紙またはクラフトペーパーで包みましょう。最後にリボンを付けて贈答品にしましょう。
  • 手作り石鹸はみなさんの立派な作品です。透明なガラス容器に入れてキッチンやバスルームに飾りましょう。

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注意事項

  • 溶かして流し込む際にグリセリン石鹸は非常に熱くなります。厚手の軍手や手袋、露出のない服装、そして安全ゴーグルを着用しましょう。周りにお子さんがいる場合は特に注意が必要です。
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必要なもの

  • 流し型
  • 消毒用アルコール
  • 噴霧器
  • グリセリン
  • アロマオイル
  • ナイフ
  • 二重鍋または耐熱容器
  • スプーン
  • 石鹸用着色料


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