ケーキを冷ます際は、作ったケーキの種類と冷ます時間次第で、いくつかの選択肢から適した方法を選ぶことができます。不適切な方法で冷ましてしまうと割れたり湿っぽくなってしまう原因となります。冷蔵庫で冷やす方法が最も手早く簡単ですが、キッチンのカウンタートップに置いたり、オーブンの中で休ませて冷ますという方法もあります。あるいはクーリングラックに乗せる、型から取り出さずに冷ます、さらに上下逆さまにするというものまであります。ここで紹介する方法を参考にしながら、作るケーキの種類に合った方法で手早く、そして効率よく冷ましましょう。

方法 1 の 2:
冷蔵庫で冷ます

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    冷ます時間を決める 作るケーキの種類次第では、冷蔵庫に入れてからわずか2~3時間で冷えるものもあります。下記の点を考慮して時間を決めましょう。
    • エンゼルフードケーキ、パウンドケーキ、スポンジケーキといった軽くふんわりとしたケーキは冷蔵庫に入れて1~2時間で冷めるでしょう。[1]
    • 冷蔵庫はチーズケーキにはあまり適さないでしょう。急な温度の変化によって質感が影響を受け、ひび割れを起こす可能性があります。濃厚で滑らかな食感が特徴的な冷やして食べるケーキであれば、最大4時、冷蔵庫で冷やす必要があります。[2]
    • 普通のケーキの場合は2~3時間を目安としましょう。
  2. 2
    オーブンからケーキを取り出す ケーキが焼きあがったら鍋つかみなどを使ってケーキを注意深くオーブンから取り出し、キッチンカウンターの上に置いて粗熱を取ります。5~10分休ませましょう。この際、下記の点を考慮しましょう。
    • チーズケーキといった滑らかなケーキを作っている場合は、加熱が完了したらオーブンを消し、そのままオーブンの中で1時間ほど休ませてから冷蔵庫に移すと良いでしょう。こうした時間の余裕がない場合は初めから冷蔵庫で冷やすこともできますが、若干のひび割れが生じるかもしれません。[3]
    • チーズケーキを作っている時は、ケーキがまだ温かいうちにバターナイフを型の縁に差し込み、ぐるりと走らせましょう。こうすることで後でくっつかずに型から外しやすくなります。
    • 熱によってカウンタートップを破損させないよう、オーブンから取り出したケーキは、まな板などの木製の台に置きましょう。
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    ケーキを冷蔵庫にしまう カウンタートップで少し休ませることができたら、ケーキに入ったケーキを5~10分間、冷蔵庫で冷ましましょう。乾燥することなく、さらに冷めていきます。5~10分経過すると既にかなり冷めていて、簡単に触ることができるはずです。下記の点に注意しましょう。
    • スポンジやエンゼルフードケーキの場合は、上下を逆さまにして冷ましましょう。[4] 型ごと上下を逆さまにし、中央の筒型の空洞を安定の良いボトルの口を使って固定しましょう。このように上下を逆にすることで、冷めながら潰れてしまうことを防ぎます。
    • パウンドケーキを冷ます場合は、ケーキを型から外したほうが良いでしょう。型に入ったまま長時間冷やしてしまうと、湿って外しにくくなります。[5]型から外し、クーリングラックに置いた状態で冷蔵庫にしまいましょう。
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    ケーキをラップで包む[6] 型に入ったケーキを冷蔵庫から取り出し、上部をラップで覆いましょう。少なくとも二重に包みましょう。このようにケーキを密閉したうえで、さらに冷ますことで乾燥を防ぎます。
    • ケーキを型から外してあったり、上下逆さにした状態で冷やしている場合はラップは必要ありません。
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    さらに1~2時間、冷蔵庫で冷ます エンゼルフードケーキやパウンドケーキの場合は1時間追加すれば充分かもしれません。チーズケーキの場合は2時間追加しましょう。
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    ケーキを型から浮かせる 鋭いナイフあるいはバターナイフを型の縁から差し込み、ぐるりと走らせましょう。
    • ケーキに切り込んでしまわないよう、必ず刃が垂直になるように持ちましょう。
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    ケーキを型から外す 大皿をケーキの上から被せましょう。皿と型をしっかりと支え、上下を逆さにします。優しく型を揺らし、ケーキを皿に移します。
    • ケーキが崩れやすい場合は、型の底を優しくたたきながら外しましょう。
    • 充分冷めているので、フロスティングやデコレーションを開始しましょう。
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方法 2 の 2:
クーリングラックで冷ます

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    適したクーリングラックを選ぶ 焼きあがったケーキの大きさに合ったクーリングラックを選びましょう。丸型の一般的なサイズでは21センチが最も大きなものとなるので、ラックも21センチはあるものを用意しておけと便利でしょう。[7] クーリングラックはケーキから均等に熱を取るための道具としてお菓子作りには欠かせません。選ぶ際は下記の点も考慮しましょう。
    • 食洗器で洗いやすいもの、あるいは保管しやすいものを選ぶようにしましょう。
    • クーリングラックを用いることで空気が底を通って循環するので、結露(底が湿っぽくなる原因です)を防ぎます。
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    ケーキをオーブンから取り出す ケーキが焼きあがったら、鍋つかみなどを使って注意深くケーキをオーブンから取り出し、型ごとクーリングラックの上に置いて休ませます。
    • チーズケーキの場合は、オーブンの電源を切り、そのままオーブンの中で1時間程休ませましょう。こうすることで、ゆっくりと温度が下がり繊細なケーキでもひび割れにくくなります。
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    そのまま休ませる この時点で、作り方に書かれている次の手順を確認しましょう。ケーキの種類によって、冷めるまでの時間は大きく異なることもあります。一般的な目安として10~15分が目安です。
    • ケーキの底にも空気が通るよう、型をクーリングラックの上に置きましょう。
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    ケーキを型から浮かせる 型をクーリングラックから下ろし、カウンターの上に置きましょう。鋭いナイフ、あるいはバターナイフを型の縁から差し込み、ぐるりと走らせましょう。
    • ケーキに切り込んでしまわないよう、必ず刃を垂直に持ちましょう。2~3周ナイフを走らせると、ケーキが型から浮き上がるでしょう。
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    クーリングラックにクッキングスプレーを噴きかける ケーキをクーリングラックに直接置く前に、クッキングスプレーを軽く噴きかけます。[8]
    • この時点で、ケーキはまだ若干温かいので、ラックにスプレーを噴きかけておけば、くっつきにくくなります。
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    ケーキをクーリングラックに直接置く(必要に応じて) クーリングラックでフタをするように型を覆い、上下を逆さにしましょう。優しく型の底をたたき、ケーキを外します。ゆっくりと型を取り、ケーキをクーリングラックに乗せましょう。型から外す前に下記の点を確認しましょう。
    • チーズケーキの場合は、クーリングラックに移さないほうが良いでしょう。とても繊細なケーキなので、崩れてしまう恐れがあります。
    • パウンドケーキの場合は、湿っぽくなりすぎないよう、できる限り早く型から外したほうが良いでしょう。
    • エンゼルフードケーキの場合も、チーズケーキと同様にこの手順を飛ばしましょう。その代わりに、上下を逆さにした状態でカウンタートップで冷ましましょう。型を上下逆さにし、安定性の良いボトルの口を使って、型の中央の筒の部分を固定させます。このように冷ませば潰れにくくなります。
    • 熱い型に触れる際は鍋つかみなどを必ず使用しましょう。オーブンから出してからあまり時間が経っていないので、火傷をするほどの熱がまだ残っているかもしれません。
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    クーリングラックからケーキを下ろす 1~2時間ほどラックに乗せて冷ますことが出来たら、皿やプレートに移し、フロスティングやデコレーションを楽しみましょう。
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ポイント

  • エンゼルフードケーキは、上下を逆さにして3時間かけて冷まし、ふんわりした食感を最大限維持しましょう。
  • チーズケーキは、オーブンから取り出してすぐにナイフで型の縁からケーキを浮かせておくと、ひび割れの予防になります。
  • パウンドケーキは、湿っぽくなってしまわないようにするためにも型から取り外して冷ますことが好ましいものの、焼きあがった直後はとても崩れやすくなっています。そこで、20分ほどキッチンカウンターで粗熱を取り型から外しましょう。

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注意事項

  • ケーキをオーブンから取り出す際は、火傷をしてしまわないよう必ず鍋つかみを使用しましょう。
  • 熱いケーキを型から外そうとすると、ひび割れが生じ崩れる恐れがあります。
  • 上下を逆さにしてエンゼルフードケーキを冷ます際は、ナイフで隙間を作る必要はありません。ケーキが落下してしまいます。
  • オーブンの温度には差異があります。焼きすぎてしまわないよう小まめに焼け具合を確認しましょう。
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必要なもの

  • クーリングラック
  • 熱い型に触れる際に使用する鍋つかみ
  • 食品用ラップ
  • ナイフ

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