ペットの爬虫類や小動物の餌を購入するために、毎週ペットショップに通うのは面倒ではありませんか?本物のDIY好きなら、自分でコオロギのコロニーを育ててみましょう。安定したコオロギが自宅で無料で供給することができます。

パート 1 の 3:
準備をする

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    大きな容器や水槽を数個購入する コオロギを飼育するための容器や水槽が必要です。容器を2つ以上用意するのが最も簡単で、1つは成体の繁殖用、もう1つは幼体用に使用します。育てたいコオロギの数に合わせて、最適なサイズの容器を購入しましょう。[1]
    • コオロギのコロニーに対して十分大きい容器や水槽を用意しましょう。コオロギを繁殖させるときによく侵す大きな間違いとして、小さい容器を選んでいることが挙げられます。限られた狭いスペースでコオロギを繁殖させると、餌を奪い合う相手を減らすために共食いをします。そうならないために、大きめの水槽を購入しましょう。
    • コオロギが逃げないように蓋が固定できるタイプの透明の運搬箱を購入します。高さのあるプラスチック製の収納ボックスが最適でしょう。53リットルの容器だとコオロギ500匹と、登ったり隠れたりできる段ボールや卵ケースを入れるには十分です。側面がツルツルとした容器を使用すると、脱走を防ぐことができます。[2]
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    容器に呼吸用の穴を開ける 運搬箱の蓋に直径15cmほどの空気穴を1つか2つ開けます。コオロギはプラスチック製の網だと噛み切るため、金属製の網戸用の網を穴に被せましょう。[3]熱接着剤で網を固定しましょう。さらに温度管理をしたい場合は、可変の穴を開けて実験してみるのも良いでしょう。
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    容器の底にバーミキュライトを敷く 運搬箱の底に2.5~7.5cmのバーミキュライトを敷くと、コオロギが歩きやすくなるうえ、容器に湿気が溜まらないようにする効果があるため菌の繁殖や臭いを抑えることができます。コオロギの数が多い容器は特に、バーミキュライトを1~6ヶ月ごとに交換しなげればならないため、余分に購入しておいた方が良いでしょう。
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    運搬箱の中に柔らかくて湿りけのある表土が入った使い捨てのプラスチック製の容器を入れる メスがこの中に卵を産みます。バーミキュライトより少し高くしてコオロギが中に入れるようにしましょう。表土は肥料や殺虫剤に汚染されていないものを使用しましょう。[4]
    • 土の上に網を被せてコオロギが穴を掘ったり卵を食べるのを防ぐと良いでしょう。メスの産卵管は網を通り抜けるため、産卵は可能です。[5]
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    コオロギを50匹以上購入する ペットの餌として必要な数プラス、繁殖用の30~50匹を確保しましょう。オスとメスを混ぜることが大切ですが、理想的にはオスよりメスが多い方が良いでしょう。
    • メスのコオロギはお尻に3つ長く飛び出たものがあり、産卵管と呼ばれる真ん中の管を使って地面の中に産卵します。また、メスは発達した羽を持っています。
    • オスには突き出たものが2つあります。[6]短くて未発達の羽を使って、夜に聞こえるあのコオロギの鳴き声を出します。
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パート 2 の 3:
繁殖の準備をする

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    コロニーを作って飼育する[7] 完成したコオロギの容器に全てのコオロギを入れます。浅い皿に市販のコオロギの餌や代用品(質の良い乾燥タイプのキャットフードが最適です)を入れて、産卵用の土から離して容器の中に置きましょう。
    • 栄養補助として、果物やスライスしたジャガイモ、緑色・その他の野菜を与えても良いでしょう。食べ残した餌は、カビが生えたり腐る前に取り除きましょう。[8]
    • 時々与える餌として、熱帯魚のフレーク、淡水魚のペレット、ウサギの餌(アルファルファのペレット)、その他高タンパク質のものを試してみましょう。
    • コオロギが満足するように餌にいろんなものを混ぜる コオロギの健康は、コオロギを餌として食べるペットに直接影響します。乾燥餌に加えて、補助として果物や野菜の切れ端、レタス等の緑の野菜を与えましょう。そうすることで、コオロギが栄養満点のペットの餌となります。[9]
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    十分な水を与える コオロギが生きていくためには安定的な水の供給が必要です。容器に水を吹き付けるとコオロギが群がるのが分かるでしょう。下記はコオロギが脱水しないようにするための、水の上手な与え方です。
    • 倒立ボトル型の爬虫類用ウォーターディスペンサーの受け皿にスポンジを入れて、飼育容器の中に入れてみましょう。スポンジがあると水が溢れたり、コオロギが溺れる心配がありません。
    • トイレットペーパーの芯を縦長の方向に切って、長方形に広げます。これをペーパータオル等の水を良く吸い取る紙で巻いて、飼育容器の隅に垂直に吊り下げて要塞のようにしてみましょう。
    • 皿に水ゲル(別名代用土と呼ばれる。例:ポリアクリルアミド)や香料が入っていないゼリー等を入れて飼育容器の隅に置いておくと、良い水分補給になります。
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    コオロギを温かく保つ コオロギの繁殖と卵の孵化を促すには温かく保つことが重要です。爬虫類用ヒーター、熱パッド、電球等様々方法で温めることができます。移動式のヒーターをウォークイクローゼットに置くとクローゼット全体が温まり、コオロギと孵化する卵も適度に温まるでしょう。[10]
    • 交配時、オスは13~38℃の範囲でしか鳴かず、また27~32℃で繁殖が上手くいくでしょう。
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    繁殖に時間をかける 十分な食べ物、水そして温かい環境を与えればコオロギは基本的に満足し、大いに繁殖するでしょう。2週間ほどすれば交配して土に産卵します。コオロギは表土を約2.5cm程度掘って卵を産みます。[11] 2週間すれば、米粒の半分ほどの大きさの楕円形の卵が表土にたくさん産み付けられているでしょう。この表土は別に用意した容器に移して卵を孵化させましょう。
    • コオロギが卵を産むのを待っている間は必ず表土を湿らせておきましょう。乾くと卵が完全に乾いて死に、使い物にならなくなります。スプレーボトルに浄水器を通した水を入れて、表土に定期的にスプレーし、熱で表土が乾かないように気を付けましょう。
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パート 3 の 3:
繁殖工程を終わらせる

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    卵を孵化させる コオロギの卵を孵化させるには温かい環境が必要です。使い捨ての容器を、しっかりと蓋のできる大きな飼育容器に入れて、温度が29~32℃の場所に置きましょう。2週間経過したら(温度が低いとより時間がかかります)、卵が孵化し始めて、砂粒程度のピンヘッドコオロギが姿を現すでしょう。1日に数百匹孵化し、それが2週間ほど続きます。[12]
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    ピンヘッドコオロギを幼体用の飼育容器に移す この容器には食べ物と水を用意して、成体にまで成長したらメインの飼育容器に戻します。通常7~10日程度かかるでしょう。
    • 幼体用の容器の土も頻繁に水分を与えて湿らせておき、コオロギが十分水分を取れるようにしましょう。
    • 幼体用の容器の下にも27~32℃に設定した熱パッドを敷いても良いでしょう。
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    繰り返す 新しく生まれたコオロギで上記のステップに従い繰り返しましょう。ペットに与えるには十分の数、さらには友人のペットも賄える数になるはずです。すぐに一人前のコオロギのブリーダーになれるでしょう。コオロギが死ぬような場合、下記に特に注意してみましょう。
    • スペース不足:コオロギは生息と繁殖に広いスペースを必要とします。スペースに対して数が多すぎると、生態系の競争相手を減らすために共食いを始めます。
    • 水不足・過剰:コオロギは思っているよりのたくさんの水を必要とします。数日おきに土に水を吹きかけて、水分補給場の水を補充するのは非常に重要です。また、コオロギが水に溺れないようにしましょう。定期的なスプレーと水の補充で十分です。
    • 温度が低い:コオロギが生きて繁殖するためは温度の高い環境が必要です。飼育容器の温度は27~32℃に保つのが最適です。
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ポイント

  • コオロギの死骸は取り除きましょう。死骸を食べて細菌が広がり、コロニー全体に悪影響を及ぼします。
  • 餌や水が十分でないときは、ジャガイモのスライスを与えると両方を補うことができて良いでしょう。
  • 透明のガムテープを飼育容器の内側に貼り付けて表面を覆うと滑りやすくなるため、コオロギが上って逃げられなくなります。
  • 水の皿に入れたコットンは汚れるため、2週間おきに交換しましょう。そうすることで、水の中に細菌が繁殖するのを抑えることができます。
  • ドアの隙間を埋めるフォーム材で、飼育容器の蓋を密封してコオロギの脱走を防ぐと良いでしょう。
  • 6ヶ月おきに新しいコオロギを購入して上記の工程を繰り返し、近親交配により起こる問題を減らしましょう。また、この時にバーミキュライトを新しいものと交換すると良いでしょう。
  • コオロギには体表にある「気門」と呼ばれる小さな穴から呼吸します。スペースが十分確保できていないと、呼吸ができません。
  • コオロギの卵は7~13日かけて孵化します。孵化に最適の温度は約29℃です。
  • コオロギを数匹移したいときは、ペーパータオルの芯が利用できます。芯を飼育容器の壁に垂直に立てかけて、移動させる準備ができたら芯を取り出して、ペットの飼育ケースの上や移動先でコオロギを振り落としましょう。
  • カルシウムをたくさん必要とするペットに与えるためにコオロギを繁殖させている場合、コオロギにホウレンソウやチーズ等の高カルシウムの餌を与えましょう。この方法は他の栄養素にも適用できます。例えばビタミン不足を心配している場合は、ビタミンCを含んだオレンジを与えましょう。コオロギに与えたものがペットの餌となります。

水分を含んで膨張する乾燥タイプのキャットフードをコオロギに与えると、お腹で膨れて死に至るため、与えてはいけません。


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注意事項

  • カビ、ダニ、ハエ、菌等のコオロギに寄生する有害生物には気を付けましょう。適切な予防策を取ってこのような有害生物をなくし、健康的な餌に育てましょう。
  • 繁殖用のコオロギ50匹からは、繁殖周期に2000匹を超える幼体が生まれます。最終的に使い道が分からないほど増えてしまうかもしれません。
  • オスのコオロギは鳴き声がうるさいことがあります。鳴き声が聞こえない場所に飼育容器を設置した方が良いかもしれません。
  • 猫を飼っている場合、対策をとりましょう。猫はコオロギを追っかけたり食べたりします。大量に食べない限りは猫に害はありませんが、消化器系の負担になることがあります。
  • 表土には必ず肥料や殺虫剤が混ざっていないものを使用して、コオロギや卵そしてペットが中毒になるのを防ぎましょう。
  • コオロギが数匹脱走することがあるかもしれませんが、家の中で繁殖してほしくなければ、罠を仕掛けましょう。
  • 卵が孵化して出てきた幼体は砂粒ほどの大きさです。容器から逃げ出さないように注意しましょう(コオロギはガラスやプラスチックを上ることはできません)。
  • 湿度が高すぎるのはよくありません。飲み水の皿を乾燥させてはいけませんが、湿度は低く保ちましょう。コオロギの死亡率が下がり、カビやダニ、ハエの発生も防ぐことができます。
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このwikiHow記事について

Pippa Elliott, MRCVS
共著者
獣医、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)
この記事の共著者 Pippa Elliott, MRCVS. Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるピッパ・エリオット獣医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医師、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得し、生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
カテゴリ: 動物
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