コカイン使用の兆候を見分ける方法

共同執筆者 Shari Forschen, NP, MA

この記事には:体に現れる兆候を見分ける行動面の兆候を見分ける薬物使用の証拠に気づく52 出典

コカインは、世界中で蔓延している中毒性の高い薬物です。専門家によると、アメリカ国内だけでも2,500万人もの人が、生涯に少なくとも1度はコカインを試したことがあると推定されています。[1] コカインは通常鼻から吸いますが、注射で打ったり、炙った煙を吸引する方法もあります。そして、どの使用方法にも副作用のリスクが伴います。[2] コカイン使用者にはどのような兆候や症状があるのかを知ることで、あなたの友人や愛する人がコカインを使用しているかどうか、介入するべきかを判断するのに役に立つでしょう。

パート 1
体に現れる兆候を見分ける

  1. 1
    瞳孔散大をチェックする コカイン使用による刺激効果で、瞳の中の瞳孔が大きく開きます。[3]
    • 瞳孔(瞳の中心にある黒い部分)が拡大しているか、明るい室内でもチェックしましょう。[4]
    • 瞳孔が拡大し、目が赤く充血している場合もあります。[5]
  2. 2
    鼻に現れる兆候をチェックする コカインを鼻から吸引する人が多いため、コカイン使用の明らかな症状は鼻に現れます。次の症状をチェックしてみましょう。
    • 鼻水が出る[6]
    • 鼻血が出る[7]
    • 鼻孔内の損傷[8]
    • 飲み込むことが困難になる[9]
    • 臭覚が低下する[10]
    • 鼻孔に白い粉がついている[11]
  3. 3
    脈拍をチェックする コカインは興奮剤であるため、よくある体の症状として心拍数が急激に上昇します。場合によっては、不整脈、高血圧、心臓死を引き起こすこともあります。[12]
    • 健康な成人の平均的な心拍数は1分に60〜100回です。[13]
    • 心拍数は薬物使用だけではなく、運動、気温、姿勢、精神状態、特定の処方薬によっても左右されることに注意しましょう。[14] そのため、心拍数だけを見て薬物使用の決定的な兆候であると判断するべきではありません。
  4. 4
    クラックコカイン使用の兆候を見分ける コカイン使用でよくあるもう1つの方法は、コカインを火で炙って吸引することです。硬いコカインの「塊」はクラックコカインと呼ばれ、粉末のコカインに水と重曹を混ぜて作られています。[15]
    • クラックパイプと呼ばれる吸引用の道具で火を使って喫煙するため、クラック使用の兆候として、指や唇に火傷が見られることがあります。[16]
  5. 5
    静注薬物使用の兆候を特定する コカイン使用者は、注射器を使って静脈注射をする場合もあります。これは、薬物の即効効果が得られる反面、心内膜炎、心血管疾患、膿瘍・感染症、過剰摂取のリスクの増加を伴います。静注薬物使用は、肝炎やHIVウィルスなど、血液によって感染する病気に感染する可能性が大幅に増加します。[17]
    • 静注薬物使用の兆候には、特に腕に見られる注射痕、皮膚感染やコカインのかさ増しに利用される有毒な不純物へのアレルギー反応などがあります。[18]
  6. 6
    経口摂取に気づく コカイン使用には、口から入れて飲み込む方法もあります。経口摂取をすると、喫煙、鼻からの吸引、静脈注射よりも体に現れる兆候は少なくなりますが、血流が低下して消化管が薬物に対して敏感になるため、腸や消化管の重度の壊疽を引き起こしてしまいます。[19]コカインの経口摂取のはっきりと見られる兆候は、その他の興奮作用のある薬物使用でも見られる典型的なものであり、次のような症状があげられます。

パート 2
行動面の兆候を見分ける

  1. 1
    会話から手がかりをつかむ コカインやその他の興奮作用のある薬物は、過度に活発な行動を引き起こします。[26]よく見られる会話での兆候は次の通りです。
    • 極端にお喋りになる[27]
    • 早口で喋る[28]
    • 会話の話題がコロコロ変わる[29]
  2. 2
    危険を伴う行動に注意する コカイン使用はよく無敵になったような錯覚を引き起こし、[30]危険な性行為、また、喧嘩、家庭内暴力、殺人、自殺など、暴力的な傾向になる原因となります。[31]
    • 危険な性行為は、妊娠、病気や性病の感染の原因となります。[32]
    • リスクの高い行動は、法的な問題、重傷、または死につながる可能性があります。[33]
  3. 3
    その他の行動の変化に気づく コカインを常用すると、コカインを摂取するために多くの時間とエネルギーを費やすことになり、[34]次のような行動が見られることもあります。
    • 責任から逃れたり義務を怠るようになる[35]
    • 頻繁にどこかへ消える、トイレへ行く、部屋を出るなどして、戻ってくると機嫌が変わっている[36]
  4. 4
    急激な気分のムラがある コカインは興奮作用があるため、怒りっぽくなったり、急に多幸感を抱いたり、不注意になるなど、気分が極端に変わることがあります。[37]
  5. 5
    社交の場から遠ざかる 薬物常用者のよくある行動の特徴として、社交の場から遠ざかり、引きこもって独りになるか、他の薬物使用者といることが増える場合があります。[38]
    • 友達グループから離れていくことは、不安や鬱などの他の理由があるかもしれませんが、薬物使用の特徴とも考えられます。
  6. 6
    楽しみに興味を失くす あらゆる種類の薬物使用者の中には、以前は楽しかった活動や興味に対して楽しみを失うという経験を持つ人が多く、これはコカインを使用した場合特に問題となります。[39]コカインを摂取すると、人間の脳内の快楽を司る神経回路に害を及ぼすからです。[40]
    • コカインの長期間にわたる使用の症状として、鬱の兆候があるか、日々の活動が楽しくないなどの点に注意しましょう。

パート 3
薬物使用の証拠に気づく

  1. 1
    ストローやチューブ型の道具を見つける 薬物を投与する方法に応じて、それに使用するための様々な道具があるかもしれません。コカインの摂取は鼻からの吸引が一番多く、それによく使われる道具は以下のようなものがあります。
    • 中の芯を抜いて空洞にしたボールペン[41]
    • ストロー[42]
    • くるくると巻いたお札、または巻いた形跡のあるお札[43]
    • カミソリの刃、クレジットカード、IDカードなどの端にコカインの粉がついている[44]
  2. 2
    クラックコカインの道具を見つける コカインを喫煙するには、よくガラス製やアルミホイルで作られたパイプが使われます。以下の道具一式があるか探してみましょう。
    • 小さいガラス製のパイプ[45]
    • アルミホイル[46]
    • ライター
    • 空になったビニール製の小袋[47]
  3. 3
    静注薬物使用の証拠を見つける 鼻からの吸引や喫煙より少ないものの、コカインの静注はよくある摂取方法です。次の静注に使う道具一式があるか注意しましょう。
    • 注射器[48]
    • 止血帯、ベルト、靴ひも[49]
    • 底に焦げ跡がついたスプーン[50]
    • ライター[51]

ポイント

  • 薬物の使用について他人に打ち明けることは困難かもしれません。あなたの友人や愛する人がコカインを使用していると確信しているなら、安心して助けてもらえるように医療専門家に相談をしましょう。

注意事項

  • 上述の兆候だけで、確実な証拠として判断するべきではありません。行動が不審だとしても、薬物を使用しているとは限りません。
  • コカインの使用は、中毒、大動脈解離、高血圧、脳卒中、心臓発作、そして死につながる危険性があります。[52]

出典

  1. http://www.medicinenet.com/cocaine_and_crack_abuse/article.htm
  2. http://www.medicinenet.com/cocaine_and_crack_abuse/article.htm
  3. http://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/drug-addiction/basics/symptoms/con-20020970
  4. http://www.addictions.com/crack-addiction/recognizing-top-5-crack-addiction-symptoms/
  5. http://www.addictions.com/crack-addiction/recognizing-top-5-crack-addiction-symptoms/
  6. http://www.narconon.org/drug-abuse/signs-symptoms-cocaine-use.html
  7. http://www.narconon.org/drug-abuse/signs-symptoms-cocaine-use.html
  8. http://www.narconon.org/drug-abuse/signs-symptoms-cocaine-use.html
  9. http://www.medicinenet.com/cocaine_and_crack_abuse/article.htm
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記事の情報

この記事はShari Forschen, NP, MAが共著しています。 シャリ・フォーシェンはノースダコタ州にある医療センター、「Sanford Health」に勤務する正看護師です。2003年にノースダコタ大学にてナース・プラクティショナー(家庭医学専門)の修士号を取得後、正看護師として働いています。

カテゴリ: 健康

他言語版:

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