通常、コンクリートはセメント、水、砂利、砂でできています。これらの材料の組み合わせで表面は非常に硬くなり耐久性がありますが、ひび割れたり破損したりすることもあります。コンクリートとコンクリートはくっつきにくいので、補修には多くの材料が必要です。コンクリートの材料は化学反応によって一体化して硬くなりますが、コンクリートが乾くとこの化学反応は止まります。コンクリートのひび割れを埋める場合や既存のコンクリートの上に新しいコンクリートの層を重ねる場合は、強力な接着剤とコンクリートの補修材が必要です。適切な方法で慎重に補修すれば、この先数十年はもつでしょう。

方法 1 の 2:
コンクリートの表面を補修する

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    コンクリートの補修は、日光が出ていない涼しい日に行いましょう。このような日には水分が蒸発するのに時間かかり、セメントと水が化学反応を起こす時間が長くなるため、コンクリートとコンクリートを接着させるのに最適です。[1]
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    コンクリート補修材を購入しましょう。コンクリートの材料がすでに混合された補修材が販売されていますが、材料を個別に購入してもかまいません。コンクリートとコンクリートを接着した経験がなければ、水を加えるだけで使える補修材を購入するほうが簡単です。
    • 砂利、ポルトランドセメント、砂などの材料を個別に購入するほうが、補修材を購入するよりかなり安く済みます。深い穴を埋める場合は25㎜の砂利が必要ですが、そうでなければ非常に細かい砂利を選びましょう。
    • 砂利3、砂2、セメント1.5の割合で、材料をバケツに入れて混ぜましょう。コンクリート材料の混合比は3対2対1とされていることもありますが、セメントの割合が大きいほどコンクリートの強度が高くなります。水と化学反応を起こすセメントを増やせばより多くの結晶が生成されるので、コンクリートの強度は高くなります。
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    コンクリートの表面を丁寧に掃きましょう。接着剤とセメントがコンクリートの表面にくっつくように、石などをすべて取り除く必要があります。[2]
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    表面を掃いたら、ほこりをしっかり取り除きましょう。柔らかい毛のブラシや送風機を使い、表面にこびりついた汚れやほこりを取り除きます。
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    コンクリートの表面に水をかけましょう。ホースで均等に水をかけます。ただし、表面に水が溜まるほどかける必要はありません。[3]
    • コンクリートは多孔質なので接着剤やコンクリート補修材の水分を吸い取る可能性がありますが、あらかじめ水をかけておくとその心配がありません。
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    セメントで下塗り材を作りましょう。ホームセンターなどで販売されているポルトランドセメントと水を混ぜます。この2つの材料を混ぜ合わせ、塗料のような濃度に仕上げます。
    • 手作りの下塗り材の代わりに、アクリル接着剤を使用しても構いません。アクリル接着剤はレジンで作られており、コンクリート補修材に混ぜるか手作りの下塗り材と同じように使います。アクリル接着剤の使用手順と乾燥時間は製品によって異なるので、使用方法に従って慎重に使いましょう。
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    湿らせたコンクリートの表面に手作りの下塗り材をペイントブラシで薄く塗ります。コンクリート補修材を塗る直前に行いましょう。
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    コンクリートの材料を自分で混ぜたものや市販の補修材に水を加えます。使用する直前に行いましょう。よくかき混ぜてから穴や亀裂を埋めます。平らな面に使用する場合は、厚さ1㎝に塗りましょう。
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    コンクリートの表面を木ごてでならしましょう。砂利の粒が沈むように、木ごてを前後に動かして表面をならします。こうすると、砂とセメントが表面に出てくるでしょう。[4]
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    水分が水滴となって表面に浮き上がるのを待ちましょう。この水分は自然に蒸発します。表面を滑らかに仕上げるには、コンクリートがプラスチックのような硬さになるまで待ち、その後金ごてを前後に動かしながら表面をならしましょう。
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    補修材が乾くまでビニールシートで覆いましょう。こうすると水分の蒸発が抑えられ、材料がしっかり結合します。
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    補修材で埋めた部分に4~7日間毎日水をかけましょう。こうすると、化学反応が続いて補修した部分の強度が高くなります。
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方法 2 の 2:
コンクリートの上に新しいコンクリートを重ねる

この方法は、材料の撹拌と塗布を手伝ってくれる人がいると成功しやすいでしょう。広い範囲にコンクリートを重ねる場合は、コツをつかむまで狭い範囲で練習しましょう。

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    ポリボンド接着剤と水を1対4の割合で混ぜます。
  2. 2
    未使用の乾燥セメント粉末にポリボンド接着剤と水を混ぜたものを加えます。
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    どろっとするまでよくかき混ぜましょう。
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    コンクリートの上にブラシで塗ります。
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    塗ったものが乾く前に新しいコンクリートを重ねましょう。
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    どろっとした溶液を塗ってから新しいコンクリートを重ねるという手順を繰り返します。
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    補修と同じ手順でコンクリートを仕上げましょう。
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ポイント

  • コンクリートを滑らかに仕上げるのは難しいので、プロが施工したように仕上げるには練習が必要です。大規模な補修は専門業者に依頼しましょう。
  • できれば新しく塗ったコンクリートに日光があたらないようにしましょう。日光があたると水分が浸出し、コンクリートとコンクリートがうまく接着しない可能性があります。
  • 私道や歩道の角、または階段を補修する場合は鉄筋を使用してコンクリートを補強し、コンクリートと鉄筋を接着する必要があります。最適な鉄筋のサイズは、ホームセンターなどで相談しましょう。
  • コンクリートの細かいひび割れを補修する場合は、手作りの下塗り材とコンクリート補修材を使う必要はありません。ポルトランドセメントと水で濃厚なペーストを作り、細かいひび割れを埋めましょう。
  • 生コンクリートを扱う際は、汚れても構わない服を着ましょう。混ぜる際に生コンクリートが飛び散って服がひどく汚れる可能性があります。
  • ここで紹介した方法は国際コンクリート補修工学協会が定めた最良の手順に従っておらず、長期的な耐久性を保証する補修法ではありません。たとえば、コンクリートは多孔質であるため、機械による表面処理、構造物に穴をあけて補修材を充填する、下地と補修材をぴったり接着して表面を適切に結合させるなどの手順が必要です。接着剤は効果的に作用しますが、適切な方法で使用しないとコンクリートとコンクリートの接着を阻害する可能性もあります。
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必要なもの

  • ポルトランドセメント
  • ペイントブラシ
  • 撹拌棒
  • ホース
  • コンクリート補修材
  • 砂利
  • バケツ
  • 金ごて
  • ビニールシート
  • 木ごて
  • ほうき
  • 柔らかい毛のブラシ、または送風機

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このwikiHow記事について

Gerber Ortiz-Vega
共著者 ::
石造建築専門家、GO Masonry LLC設立者
この記事の共著者 : Gerber Ortiz-Vega. ガーバー・オルティス・ヴェガは北ヴァージニアに拠点をおく石造建築会社「GO Masonry LLC」の設立者です。会社経営者として4年以上、石造建築家として10年以上の経験があり、コンクリート施工、石造建築物の修理、そして煉瓦と石積みのサービスを提供しています。2017年にメリーワシントン大学にてマーケティングの学士号を取得。
カテゴリ: 住宅メンテナンス
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