コンクリート製の屋外パティオを塗装する方法

共同執筆者 Anthony "TC" Williams

この記事には:パティオを掃除する塗装の準備をするコンクリートパティオを塗装する

屋外パティオの素材としてのコンクリートは耐久性が高いものの、そのままの状態では殺風景になりがちで、裏庭や前庭で浮いてしまうこともあります。コンクリートパティオは塗装することが可能ですが、特別な注意点が伴います。コンクリート塗装特有の問題が生じることもあるますが、適切な対抗策をとっていれば、あまり時間やお金をかけずにスムーズに塗装を完成させることができるでしょう。

パート 1
パティオを掃除する

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    物を除去する 家具、装飾品、植物、鉢、玩具など、パティオに置かれている物をすべて除去しましょう。パティオをしっかりと掃除し、均等に塗料を塗るためには何も置かれていない状態にする必要があります。
    • パティオのすぐそばにある植物や装飾品などは防水シートで覆い、流れ出る洗浄液や水から守りましょう。
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    コンクリートのひび割れを補修する ワイヤーブラシを用いてコンクリートの隙間を掃除しましょう。埃や汚れは掃除機で吸い込むか、隙間から吹き払いましょう。次にセメントフィラーで隙間を埋めます。製品の種類に応じて、スクレーパーを使うか、必要であればコーキングガンを使用しましょう。広く深いひび割れがある場合は、一度に5mmずつ隙間を埋めていきましょう。製品ラベルに記載されている説明に従い、先に充填したフィラーが乾いてから、さらに充填しましょう。[1]
    • コンクリートが完全に乾いている状態でひび割れの補修をするのがコツです。コンクリートが少し湿っている場合、ヘアドライヤーやヒートガンで乾かし、15分ほど待ちましょう。さらに多量の水が隙間に染み込んでいる時は、自然に乾燥するまで、コンクリートを水気から守りましょう。[2]
    • 目の細かい紙やすりを使ってグラウトあるいはセメントベースのコーキングフィラーの表面を滑らかにし、再び掃除をしましょう。セルフレベリング(自己水平)性シーリング材、またはラテックスベースのシーリング材を使用している場合は、やすりがけを行う必要はありません。
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    コケ、根、ツタを除去する コンクリートの表面に生えている雑草は全て除去し、可能であれば高圧洗浄機でパティオをきれいにしましょう。[3] 高圧洗浄機が無い場合は、手作業でできる限りの雑草を除去し、ほうきで掃除をしてから、残っている土の塊、埃、破片などをホースの水で洗い流します。
    • 高圧洗浄機が家庭にない場合は、近所の人から借りたり、工具のリース会社やホームセンター等でレンタルしても良いでしょう。塗料を塗る前にコンクリートパティオの汚れを落とし洗い流す際、このような高圧洗浄機は大変便利です。
    • 大量に発生した雑草を除去する必要がある時は、グリホサートを主成分とした広スペクトラム除草剤(Roundup等)を、少なくとも塗装する2週間前にコンクリートに吹きかけておきましょう。
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    コンクリートの表面を掃除する コンクリートは汚れや油分を吸収し閉じ込めることもあります。こうした汚れを完全に除去し、塗料が定着するようなきれいな表面を準備するには、まずリン酸三ナトリウム[4]、塩酸、[5] あるいはリン酸[6] が配合された製品で、汚れ成分を浮かす必要があります。こうした製品を使用することで古い塗装が落ちやすくなります。ただ、古い塗料を落とすことに特化した製品ではありません。
    • 安全に使用するための説明書きをしっかりと読んでから作業を開始しましょう。コンクリート洗浄剤を使用する際、大抵の場合その場にいる人全員が、ゴム手袋、ゴーグル、マスク、ゴム長靴、防護服を着用することが必要になります。
    • 水を流してコンクリートの表面を濡らしましょう。
    • 洗浄液(リン酸三ナトリウム、塩酸、リン酸、あるいはその他の成分)を製造メーカーの取り扱い説明に従って用いましょう。
    • 毛の硬いブラシでコンクリートをこすります。
    • 塩酸やリン酸を使用する工程はエッチングと呼ばれ、塗料が定着しやすくなるようコンクリートの表面を紙やすりのような質感に仕上げます。エッチングは新たに塗装する前、またはむき出しのコンクリートに行います。
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    コンクリートの表面を水で洗い流す 高圧洗浄機を使うのが理想的です。不要な破片や古い塗料、エフロと呼ばれるコンクリート表面の白い粉、コンクリートやしっくいの表面に蓄積した塩分の沈着物なども洗い流すことができます。[7]古い塗装が依然として残っている場合は、ワイヤーブラシでこすり、塗装が消えるまで高圧洗浄機で流しましょう。
    • コンクリートのエッチングを行うために酸をベースにした洗浄液を使用した際は、表面のpH値を中和するために、洗浄液を洗い流す前に重曹を表面にふりかけましょう。[8]
    • 特にエッチングを行った後は、コンクリートの表面を指で触れてもチョークのような粉が残らなくなるまで水で洗い流しましょう。[9]

パート 2
塗装の準備をする

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    コンクリートの湿度を測定する 塗装をする前に、まず塗料がしっかりと定着するかを確認する必要があります。コンクリートは全て多孔性で水分を吸収しますが、パティオのコンクリートに過剰な水分が含まれている場合は、適切な状態になるまで塗料を塗ることができません。[10]
    • 45cm四方のアルミホイルあるいは分厚いプラスチック片を用意し、四辺をコンクリートの表面にテープでとめて密閉します。
    • 16~24時間放置しましょう。その後、アルミホイルあるいはプラスチック片を注意深く取り外し、その裏側及び下になっていたコンクリートに残っている水分の凝縮や湿気を調べましょう。
    • コンクリートが依然として湿っている場合は、完全に自然乾燥するまで待ちましょう。スプリンクラーやガーデニングによる水の流出からコンクリートを守りましょう。
    • コンクリートが乾燥したところで次の作業に進みましょう。
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    塗料を選択する 屋外のコンクリートを塗装する場合、どの塗料でも使用できるというわけではありません。通常の外装用塗料をコンクリートの表面に使用しても、ひび割れが発生し、塗ってあまり時間が経たないうちに剥がれ落ちてしまうでしょう。[11] 屋外のコンクリート塗装には次のような塗料が適しています。
    • シーリング材を含んでいたり防水効果のあるコンクリート用の塗料は、水分、塩分、油分、グリースに耐えられるよう考案されたものです。[12] 屋外のコンクリートに特化していて様々な物質や成分に耐えられるので、今回の用途に適した選択肢と言えるでしょう。
    • ラテックスベース、水ベース、あるいはオイルベースの外装用塗料で、床、パティオ、ポーチに使用できる製品もコンクリートパティオに適しています。[13][14] このような塗料は屋外での使用に特化し、人の出入りに持ち堪えることができるので、用途の条件を満たしています。
    • 結合剤やエポキシ樹脂が加えられた塗料も使用することができます。ただし、こうした塗料はコンクリートに定着しても、汚れや油分といった成分から必ずしもコンクリートを守るものではありません。
    • カラフルな添加物を含んだガレージ用のフロアコーティング剤を使うと、コンクリートを守ると同時に装飾を施すことができます。
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    色を選択する パティオの色を選ぶ際は、家の外装の色、パティオに置く家具の色も考慮しましょう。色の見本を持参して塗料販売店に足を運び、既存の装飾品と比較しながら塗料の色を決めましょう。気兼ねせずに塗料専門のスタッフにアドバイスを求めましょう。
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    プライマーの使用を検討する コンクリートまたはれんが用のプライマーを使用すると、不均等で多孔質だった表面がスムーズで均一になります。また、プライマーを使用すると、塗料の重ね塗りの回数を軽減することもできます。
    • プライマーを使用するのであれば外装用の製品を選び、必ずコンクリートに対応している製品であることを確認しましょう。コンクリートに対応しているプライマーは、「コンクリートプライマー」、「石工事用プライマー」あるいは「下塗り剤」とも呼ばれています。
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    必要な塗料の量を把握する 使用する塗料のタイプが決まったら、パティオ全体を塗るために必要な塗料の缶数を計算する必要があります。塗料の製造メーカーのウェブサイトで、1缶でカバーできる範囲を調べ、パティオの面積と比較しましょう。
    • 面積は作業を行う平面の縦横の辺の長さを掛け算することで算出されます。パティオが正確な正方形や長方形でなくても心配することはありません。塗料の量を見積もるためにおおまかな面積を把握していれば十分です。
    • 重ね塗りをするかどうかという点も必ず考慮しましょう。プライマーを使用しておくと、1度あるいは2度塗りで作業が完了する可能性が高くなります。
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    道具や備品をそろえる 塗装を始める前に、必要な道具を全て用意しましょう。石材用のブラシ、大容量のペイントローラー、あるいはパターンローラーがあると良いでしょう。[15] また、以下の用具が必要です。
    • プライマー(任意)および塗料
    • ペイントローラーフレームおよびカバー
    • ペイントトレー
    • ローラーおよびブラシの拡張ポール
    • マスキングテープあるいは養生テープ
    • 厚いタイプと薄いタイプのブラシ
    • プラスチック製の防水シートあるいはペイント用シート
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    周辺の表面を塗料から守る デッキのふち、外壁、ドア、窓枠など、コンクリートパティオと接していて、塗料がついてしまうと困る箇所があれば、テープを使って堺目を覆い、ペイントが移ってしまわないようにしましょう。周辺の床や地面も必要に応じてシートで覆いましょう。
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    最適な日を選ぶ 過去24時間に雨が降っておらず、今後の長期予報でも雨マークがついていないような、よく乾いた日が理想的でしょう。また、10度前後が塗装に最適な気温です。[16]

パート 3
コンクリートパティオを塗装する

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    プライマーを塗る 塗料あるいはプライマーを塗り始める前にパティオが完全に乾いていることを確認しましょう。プライマーをペイントトレーに流し入れます。薄めのブラシを1本とり、プライマーの中に何度か浸しましょう。ブラシに付着した余分なプライマーはトレーの中に戻し、均等に塗料が浸透している状態にしましょう。
    • 他の建物や家屋のパーツと接しているような周縁部から、まずブラシでプライマーを塗っていきましょう。
    • パティオのその他の部分にプライマーを塗るときは、ローラーや厚めのブラシ、さらに拡張ポールを使いましょう。塗る際は、2つの異なる方向にブラシやローラーを伸ばし、均等な仕上がりを目指しましょう。
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    プライマーを乾燥させる 2時間ほどで乾きますが、塗料を塗る前に最低8時間は待ちましょう。ただし、30日以上の間隔をあけないように気をつけましょう。[17]
    • ブラシ、ローラー、トレーを再利用する場合は、しっかりと使用後の汚れを洗い流し乾かしましょう。
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    塗料をトレーに流し入れる トレーを使うと、より簡単にブラシやローラーに塗料を均等につけられるようになります。そうすることで、実際にパティオに塗っていく作業も簡単になるでしょう。
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    パティオの周縁部から塗り始める 小さめのペイントブラシを使い、周り、接続部といったローラーや大きなブラシでは塗りにくい場所を塗っていきましょう。防水テープで覆った場所と隣接している部分には必ず小さめのブラシを用い、壁やデッキ、窓に塗料をうっかりつけてしまわないように気をつけましょう。
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    1度目の塗装を行う 家屋と接している奥の角といった開始点を決め、その位置から徐々に塗り進めていきましょう。角やパティオの中心部に向かって塗り進めて、塗ったばかりの塗料の上を歩かなければ出られないといった事態にならないよう気をつけましょう。薄く均等に塗料を塗れるよう、ブラシやローラーをは真っすぐに使いましょう。
    • 塗料を塗っている間も立っていられるよう、ローラーやブラシは拡張ポールに接続しましょう。背中、膝、手首などの怪我の予防にも役立ちます。
    • ローラーの代わりにブラシを使っている時は、広範囲を塗るための十分な大きさがあるものを選び、塗料が乾いてしまう前にひとつのセクションを塗り終えることができるようにしましょう。
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    1度目の塗装を乾かす コンクリートや屋外の塗装は、乾いて重ね塗りができるようになるまで6時間以上を要します。製造メーカーの推奨する時間を確認しましょう。[18]
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    必要なだけ重ね塗りを行う 同じ手順を繰り返します。小さめのブラシで細かいところや塗りにくい角といった箇所を塗り、大きなブラシやローラーでそれ以外の範囲を完成させましょう。お好みの仕上がりになるまで十分な回数の重ね塗りを行いましょう。通常、2度~3度塗りが必要です。
    • 1回塗るごとに、ストロークの向きを変えて、均一な仕上がりになるようにしましょう。
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    塗料を乾かし落ち着かせる 24時間ほど経つとパティオの上を歩くことができますが、家具を元に戻すまでは7日間ほど待つ必要があります。[19]

ポイント

  • 設置したばかりのコンクリートパティオに塗料を塗る場合は、掃除をして塗り始める前に、コンクリートが完全に乾いていることを確認しましょう。パティオの完成から30日ほど待つように推奨するケースもあれば、[20]塗装を開始するまで少なくとも90日あけるよう勧められる場合もあります。[21]

注意事項

  • コンクリートの洗浄や古い塗装の除去の際、強力な化学溶剤を使うのであれば必ず手袋を着用しましょう。製造メーカーの指示に常に従い、薬品、溶剤、塗料を正しく使用しましょう。
  • 洗浄用の薬品によって、パティオ周辺の植物が痛んでしまうかもしれません。庭の草木を守り、化学薬品が蓄積してしまわないよう必要な対策をとりましょう。

出典

  1. https://www.youtube.com/watch?v=8qUaFKv070A
  2. https://www.thisoldhouse.com/how-to/fixing-cracks-concrete
  3. http://www.houselogic.com/home-advice/painting/concrete-painting/
  4. http://www.houselogic.com/home-advice/painting/concrete-painting/
  5. http://homeguides.sfgate.com/prepare-old-concrete-garage-floor-paint-20528.html
  6. http://www.sherwin-williams.com/home-builders/products/resources/surface-preparation/
  7. http://www.delawarequarries.com/cleaners/efflorescence.html
  8. http://homeguides.sfgate.com/prepare-old-concrete-garage-floor-paint-20528.html
  9. http://www.valsparpaint.com/en/how-to/exterior/special-challenges/concrete-final.html
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記事の情報

カテゴリ: 住宅メンテナンス

他言語版:

English: Paint an Outdoor Concrete Patio, Español: pintar un patio de cemento al aire libre, Deutsch: Einen Terrassenbetonboden streichen, Português: Pintar um Pátio de Concreto, Русский: покрасить открытую бетонную террасу, Italiano: Verniciare un Patio di Cemento, Français: peindre une terrasse d'extérieur en béton, Bahasa Indonesia: Mengecat Patio Beton Luar Ruangan, العربية: دهن الفناء الخرساني الخارجي, Nederlands: Een betonnen terras schilderen, 中文: 粉刷室外的混凝土露台

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