コンビニでバイトする方法

勤務時間帯の希望が通りやすそう、常に人材不足で採用率が高そう、高校生スタッフの姿もめずらしくないなど、コンビニは初めてのバイト先候補として注目されています。また自宅近くの日常行動圏内にも点在することから、主婦・主夫やダブルワークの人たちからも人気が高く、なにより店内の様子に馴染みがある点も魅力でしょう。そんな働く側にとって、お手軽かつ不安材料が少ないイメージのコンビニの仕事ですが、実際には客目線では見落としがちな業務内容も少なくありません。とりわけ人生初のアルバイトに臨むのであれば、コンビニの仕事内容や、実社会で働くとはどういうことなのかなど、事前に正しく理解しておくべきポイントを、しっかりと押さえておきましょう。

方法 1 の 2:
応募から採用までの流れを知る

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    応募に際しての心構えを自己確認する どうしても買いたいものがある、友だちもみんなやっている、家計の足しを稼がなければならないなど、バイトをしようと思った理由は人それぞれです。まずは数ある仕事の中から、コンビニでのバイトに決めた理由を自己確認する作業から始めましょう。この作業が履歴書作成時や面接の際に役立ちます。当たり前のことですが、採用されない限り働き始めることはできず、採用担当者(通常は店長)は応募者のやる気(仕事に対する姿勢や考え方)を重視して人選します。必ず尋ねられ、明確に答える必要がある志望動機を、自分の言葉で簡潔に答えられるよう、早い段階で準備しておきましょう。[1]
    • 「偶然立ち寄ったコンビニで働く同級生の姿に、親に小遣い値上げをせがむばかりの自分自身が恥ずかしくなった」のが、人生初バイトのきっかけだった人は、おそらく数えきれません。制服姿でテキパキと働くその姿が大人びて頼もしく思え、ならば自分もコンビニで働こうと決意した多くのスタッフが、今この瞬間も全国各地の店頭で活躍しています。
    • 働いて自分が稼いだお金だからこそ、その価値が実感できる、胸を張って使えるなど、バイトを通じて得られるメリットは、金銭的余裕が得られることだけにとどまりません。
    • 「若い時期の接客業を経験が活きる場面は数えきれない」と声をそろえる、大勢の大人たちの説得力に満ちた言葉には、不思議と素直に耳を傾けられます。小中学生時代の職業体験とは違う、実社会における本当の仕事に臨むべく、まずは事前に正しく理解しておくべきポイントのチェックから始めましょう。
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    仕事内容を知る 日常利用しているコンビニの店内風景から、それなりに仕事内容は想像できますが、実際の業務内容は多岐に及びます。基本レジカウンターに立っていて、商品が入荷すれば陳列するイメージは間違いではありませんが、これらは主要な業務の一部にすぎません。これまで自身が利用していなかった、さまざまなサービスを提供するのがコンビニスタッフであり、主な業務内容は次の通りです。[2]
    • レジ操作 来客が購入する商品の会計、宅配便を預かり回収に来た業者のドライバーへの引き渡し、切手、収入印紙、タバコの販売、携帯電話料金、公共料金の代行収納など。
    • 品出し陳列 入荷した商品を陳列棚に綺麗に並べる、不足した商品の補充、消費期限切れの食品の撤去など。
    • 清掃 店内の床のモップ掛け、トイレ掃除、駐車場のゴミ拾い、バックヤードの整頓など。
    • 調理 肉まんやおでんなど、店頭販売する商品の簡単な調理。
    • 店内据付機器の管理 コピー機、ATM、チケット発券機など、来客からの操作方法に関する質問に答え、正しく操作をサポートできる知識が求められます。
    • 商品発注 一般的には店長もしくは社員の業務ですが、バイトが担当する場合もあります。商品の売れ行きを冷静に見極める必要があり、相応の経験値が求められます。
    • 代行サービス対応 年賀状印刷、ギフト予約など、各店舗ごとに実施している代行サービスの受付業務。基本レジカウンターで対応します。
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    求人情報を集める 求人情報を得るのであれば、求人情報サイトもしくは無料配布の求人誌のイメージが浸透していますが、コンビニバイトに関しては、店頭の募集告知が見過ごせません。勤務時間帯や時給など、検討に必要な最新情報がその場で確認できます。同系列のコンビニであったとしても、細かい条件面は各店舗ごとに異なる場合があり、注意が必要です。
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    候補先の店舗を下見する コンビニバイトの利点として、一般企業への応募とは違い、事前に職場の雰囲気を自由に確かめられる点が挙げられます。先輩(同僚)はどのような顔ぶれなのか、オーナーはどんな人なのか、来客層や店内とその周辺の雰囲気はどうなのかなど、事前に確認できるメリットを活用しましょう。第一印象から過剰な先入観を抱きすぎないよう、自分がスタッフの一員として、先輩に混じって働いている姿を想像してみましょう。
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    履歴書を作成する 無料求人誌にもキリトリ線付きの履歴書が付いていますが、市販品を用い、履歴書用の証明写真を所定の場所に貼り付け、キチンと清書した書面を準備しましょう。採用担当者は人生の大先輩です。現役高校生の人生初のバイトであれば、実社会未経験者であることを十分理解の上、採用・不採用を判断してくれます。自身を過剰にアピールすべく、虚偽の綺麗に飾った内容を記載するのはルール違反です。ありのままの正直な志望動機を、簡潔に記載しましょう。
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    予行演習する コンビニバイトに限らず、採用選考に際して避けられないのが面接です。コンビニは接客業である以上、採用担当者は応募者との質疑応答を通じ、コミュニケーション能力と来客が抱くであろう第一印象を見極めます。歯切れの悪いボソボソ口調、俯いて視線を反らしたまま、姿勢が悪いなど、マイナス要素が前面に伝わってしまうと、どれだけ急募中であったとしても、採用は約束されません。また疑問点は曖昧にせず、キチンと質問することで、後々のトラブルを回避するだけでなく、物事を中途半端なまま放置しない、積極的かつ真面目な姿勢を伝えましょう。予想される展開をシミュレーションして、鏡に向かって1人で疑似面接を行うことで、自身の表情や癖などを確かめ、気になる点は意識的に矯正を試みる準備も大切です。
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方法 2 の 2:
実社会のルールを理解する

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    乾いたスポンジになる これまでに一定のバイト経験がある人に見られがちなのが、前の職場と直ぐに比較してしまい、自身の中で勝手な優劣をつけてしまう傾向です。とりわけ同業種(他系列のコンビニやスーパーなど)でのバイト経験の場合、それが結果的に店内のチームワークを乱してしまったり、自身のスキルダウンを招きかねません。自分より年下で、わずか数日だけの先輩スタッフがいたとしても、先輩には違いありません。活かすべき経験値は自身の懐刀として、一旦頭の中をリセットしてから、素直に新しい仕事を覚える姿勢が求められます。なんでも積極的に覚える『乾いたスポンジになる』真摯な姿勢こそが、店長以下先輩スタッフに快く受け入れられ、来客からも高評価が届く、心地良い職場環境への第一歩です。
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    勤務先のルールを理解する 高校(学校)生活と職場(実社会)では、異なるルールや基準がいくつも存在します。学生生活では暗黙の了解として受け入れられたとしても、実社会では認められない価値観や立ち振る舞いに戸惑ってしまう場面が想定されます。ですが過剰に恐れる必要はありません。ポイントを押さえて正しく理解しておくことで、悪意無き誤解から注意を受ける、周囲に迷惑をかけてしまうリスクは十分回避できます。
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    時間厳守の重要性を自覚する 学校生活では始業のチャイムを合図にそれぞれが着席して、実質数分後に到着する教師を待つ流れが一般的でしょう。ですが職場における始業時間は『その時点で仕事が始められる態勢が整っていなければならない』が基本です。たとえば勤務開始時間が9:00であれば、8:59に到着してタイムカードを打刻していては、スタッフとしては失格です。時間に余裕を持って制服に着替え身だしなみを整え、9:00前の時点で出勤の挨拶を終え、所定の持ち場に立っていなければなりません。この時間の解釈を間違い、第一印象を概してしまう残念な新人となってしまわぬよう、職場における時間厳守の大切さを理解しておきましょう。
    • やむを得ぬ事情で遅刻もしくは欠勤せざるを得ない際には、一刻も早くその旨を連絡しなければなりません。24時間365日年中無休営業が基本の勤務シフトで欠員が出れば、現場への影響は小さくありません。速やかに代わりのスタッフを手配してもらうためにも、連絡せずの遅刻や無断欠勤は厳禁です。[3]
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    自己判断に走らず確認を徹底する コンビニに限らず、来客からのクレームやトラブルのきっかけとなる理由として、店員側の曖昧もしくは誤った返答や対応が見過ごせません。とりわけ新人の場合、緊張感から自分1人で困った状況を抱え込んでしまいがちですが、これは誤った対応です。咄嗟に声にしてしまった一言が『口先から出まかせの言い訳』と伝わってしまう悪しき展開を避けるためにも、自己判断でのその場しのぎは禁物です。「申し訳ございません。確認してまいります」とキチンと伝えれば、相手は待ってくれます。名札に『研修中』を示す文字やマークが付いている間に、こうした場面を幾度も経験しながら、一人前のスタッフへとスキルアップしましょう。
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    焦らず前向きに頑張る 思っていたのとは違い、日々緊張感に包まれ続け、1日の勤務を終えると心身ヘトヘトとなれば、自信をなくしてしまうことでしょう。周囲の先輩スタッフは余裕の笑顔で働いているのに、自分は無理矢理ひきつった笑顔を作るのが精一杯となれば、バイトを続けて行く気力も失せてしまいかねません。ですがこのしんどい時期は、先輩スタッフ全員が経験していますし、あらゆる職場に共通している、最初の山越えです。とりわけ人生初のバイトであれば、今この瞬間こそが、お金を稼ぐことの大変さを学ぶ、貴重な経験の真っ最中であり、焦りを覚える必要はありません。数多くの仕事を臨機応変かつ正確にこなさねばならないコンビニバイトは、自分磨き効果抜群の、今後の人生に大きく活かすことが期待できる仕事です。
    • いずれ後輩が入ってくれば、その姿に新人時代に戸惑うばかりだった、当時の自分の姿が重なります。今度はアナタが頼られる立場です。年中無休で稼働を続けるコンビニは、卒業(退職)する先輩から後輩へと、スキルのバトンタッチが続く職場です。
    • 高校在学中にコンビニバイトを始め、大学卒業から就職するまで、夏休みなど期間限定で戻ってくるベテランスタッフも少なくありません。慣れれば仲間や常連客と楽しく仕事ができるコンビニのメリットを上手に活用した、ひとつのライフスタイルと言えるでしょう。
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ポイント

  • 勤務時間の選択肢が複数あり、身近な存在のコンビニは、高校生や主婦・主夫のバイト先として人気の職場です。
  • 仕事内容は多岐に渡る総合接客業であり、明るくハキハキとした来客対応が求められます。
  • 年中無休で稼働が続く職場のため、勤務シフトに穴を空ける遅刻や無断欠勤は大きな迷惑につながります。やむを得ぬ状況が生じた際には、一刻も早い連絡が不可欠です。

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このwikiHow記事について

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カテゴリ: 仕事
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