この記事では、WindowsやmacOSのコンピュータから削除したファイルを復元する方法を解説します。最近削除したばかりのファイルであれば、「ごみ箱」(Windwos)や「ゴミ箱」(Mac)からすぐに復元することができます。また、コンピュータのデータをバックアップしておけば、最近バックアップしたデータの中から削除したファイルを復元できるはずです。すべての選択肢を使い果たしてしまった場合は、「Recuva」(Windows)や「Disk Drill」(Mac)などのデータ復旧ソフトウェアを使って、ファイルを復元できる可能性を上げましょう。

方法 1 の 7:
「ごみ箱」から元に戻す(Windows)

  1. 1
    「ごみ箱」を開く 通常、この「ごみ箱」アイコンは「デスクトップ」に表示されます。このアイコンが表示されない場合は、「スタート」メニューの右側にある検索ボックスをクリックしてごみ箱と入力し、検索結果からごみ箱を選択しましょう。
    • 一般的に、ハードディスクから削除したファイルは、完全に削除されるまでしばらくの間「ごみ箱」に保管されます。通常、ファイルが「ごみ箱」に保管されるのは「ごみ箱」が一定の容量に達するまでです。
    • 「ごみ箱」は手動で空にすることもできますが、ファイルを削除してから「ごみ箱」を空にしてしまうと、以下の方法で「ごみ箱」からファイルを元に戻すことができなくなります。
  2. 2
    元に戻したいファイルを選択する 下にスクロールしてファイルを選択するか、画面右上の「検索」ボックスからファイル名で検索します。ファイルは1回クリックすれば選択可能です。
  3. 3
    選択した項目を元に戻すボタンをクリックする ウィンドウ上部にある緑色の矢印が付いた1枚の紙のようなアイコンのことです。このボタンをクリックすると、ファイルが元の場所に戻ります。
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方法 2 の 7:
ファイル履歴を使用してバックアップから復元する(Windows 10)

  1. 1
    検索ボックスにファイル履歴と入力する 通常、この検索ボックスは画面左下の「スタート」メニューの右側にありますが、「スタート」メニューまたは虫眼鏡をクリックしないと開かないかもしれません。
    • Windows 10のコンピュータに「ファイル履歴」のバックアップが設定されている場合は、そのバックアップを使って、削除したり別のデータで上書きしたりしたファイルやフォルダを復元することができます。[1]
    • コンピュータのデータを外付けハードディスクにバックアップする場合は、ハードディスクを接続してから次に進みましょう。
  2. 2
    ファイル履歴でファイルを復元をクリックする 検索結果の一番上に表示されるはずです。
    • 「ファイルの履歴が見つかりませんでした」というメッセージが表示された場合は、「ファイル履歴」がオフになっているので、別の方法を試さなければなりません。
  3. 3
    削除したファイルを選択する ファイルを何度もバックアップしている場合は、矢印ボタンをクリックして、バックアップのバージョンを参照し、任意のバージョンを選択しましょう。
    • ウィンドウ右上の検索ボックスを利用すれば、ファイル名などの条件で検索することが可能です。[2]
  4. 4
    復元をクリックする 選択したバージョンのファイルが元の場所に戻ります。
    • 復元したファイルを別のフォルダに入れたい場合は、復元を右クリックし、復元場所の選択をクリックして、復元先を指定しましょう。
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方法 3 の 7:
データ復旧ソフトを使う(Windows)

  1. 1
    データ復旧ソフトを選ぶ 「ごみ箱」やバックアップから削除したファイルを復元できなかった場合は、データ復旧ソフトが使えるかもしれません。削除したファイルを復元できると謳った無料ソフトはいくつかあるかもしれませんが、一般的に有料のほうが高性能です。インテルでは「Piriform Recuva」や「Stellar Data Recovery」、「Disk Drill」が信頼できるプログラムとして推奨されています。[3]
    • 以下の方法では「Recuva」の使い方を解説します(高度なファイル復元ができる無料のオプションがある)。他のソフトの使用方法もほぼ同じです。
  2. 2
    ブラウザからhttps://www.piriform.com/recuva/downloadにアクセスする こちらは「Recuva」の公式ダウンロードサイトです。
    • 「Recuva」は「CCleaner」が最近買収したので、もし「CCleaner」版のダウンロードサイトにリダイレクトされても心配はいりません。[4]
  3. 3
    「FREE(無料)」オプションの下にあるDownload(ダウンロード)をクリックする この時点でダウンロードを開始するときに、保存または別のオプションのクリックを求められる場合があります。
  4. 4
    「Recuva」のインストーラーを起動する インストーラーファイルは「rcsetup153.exe」のようなファイル名で、デフォルトのダウンロードフォルダに保存されます。インストーラーを起動するには、ファイルをダブルクリックするか、ウェブブラウザの下端にファイル名が表示された場合は、それを1回クリックしましょう。
    • ソフト実行の許可を求められた場合は、はいをクリックします。
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    Install(インストール)というオレンジ色のボタンをクリックする このボタンをクリックして、ソフトをコンピュータにインストールしましょう。インストールが完了すると、「Recuva v.153 Setup Completed(Recuva v.153のセットアップが完了しました)」というメッセージが表示されます。
  6. 6
    Run Recuva(Recuvaを実行)というオレンジ色のボタンをクリックする ウィンドウの中央にあります。
  7. 7
    次へをクリックして、リカバリウィザードを起動する ウィンドウの右下にあります。
  8. 8
    ファイルの拡張子を指定して、次へをクリックする どの拡張子を指定すればいいかわからない場合は、リストの一番上にあるすべてのファイルを指定しましょう。
  9. 9
    ファイルの格納場所を指定する ファイルの格納場所をどれか1つ指定して、その左側にあるラジオボタンをクリックするか、ハッキリしない場合を選択したままにして、すべての格納場所を検索します。
  10. 10
    次へをクリックする
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    「詳細スキャンを有効」のチェックボックスにチェックを入れる ウィンドウの下のほうにあります。このチェックボックスにチェックを入れると、「Recuva」でコンピュータの高度なスキャンが行えるようになり、ファイルを復元できる可能性も高くなります。
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    開始をクリックする ウィンドウの一番下にあります。これをクリックすると、「Recuva」で削除したファイルのスキャンが行われます。
    • 上記ですべてのファイルハッキリしない場合を選択した場合は、特にディープスキャンが完了するまでに数時間かかることがあります。また、スキャン中は、プログレスバーと推定時間が画面に表示されます。
    • スキャンが完了すると、削除したファイルの一覧が表示されます。
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    削除したファイルを探して選択する スキャンが完了したら、復元したいファイルの左側にあるチェックボックスにチェックを入れましょう。
    • 検索結果を絞り込むには、ウィンドウの右上にある高度な設定に切替ボタンをクリックして、特定の場所を指定するか、特定の拡張子に検索結果を絞り込みます。
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    復元...ボタンをクリックする ウィンドウの右下にあります。このボタンをクリックすると、選択したファイルが元の場所に戻ります。
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方法 4 の 7:
「ゴミ箱」から元に戻す(Mac)

  1. 1
    Dockの「ゴミ箱」アイコンをクリックする Dockとは、通常画面下部にあるアイコン一覧のことです。
    • 過去30日以内にコンピュータから削除したファイルは、一般的に「ゴミ箱」から復元することができます。
  2. 2
    削除したファイルを探す 「ゴミ箱」ウィンドウ内のファイルを下にスクロールして、削除したファイルを探します。
    • 「ゴミ箱」にファイルがたくさんある場合は、ファイル名で検索しましょう。ウィンドウの右上にある「検索」バーにファイル名の一部または全部を入力したら、 Returnキーを押して検索を行います。ただし、「ゴミ箱」にあるファイルだけを表示するには、検索結果の上にあるゴミ箱タブをクリックする必要があるかもしれません。[5]
    • 探しているファイルが「ゴミ箱」にない場合は、Time MachineバックアップまたはiCloud Driveから復元できることがあります。
  3. 3
    削除したファイルを別のフォルダにドラッグする 「デスクトップ」にドラッグして簡単にアクセスできるようにするか、ウィンドウの左パネルにある任意のフォルダにドラッグしましょう。これでファイルの復元は完了です。
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方法 5 の 7:
「Time Machine」から復元する(Mac)

  1. 1
    「Finder」
    Macfinder2.pngというタイトルの画像
    を開く 
    Dockにある2色のスマイルアイコンで、通常は画面下に表示されています。ファイルのバックアップに「Time Machine」を使っている場合は、単純な「Spotlight検索」で削除したファイルを復元することが可能です。[6]
    • ファイルのバックアップに「Time Machine」を使っていない場合は、別の方法を用いる必要があります。
    • ファイルのバックアップに「iCloud」を使っている場合は、「iCloud」から復元する方法を参照しましょう。
  2. 2
    検索ボックスにファイル名を入力して、 Returnキーを押す 「Finder」ウィンドウの右上にあります。この検索ボックスにファイル名を入力して、 Returnキーを押すと、条件に一致する検索結果の一覧が表示されます。
    • 検索ウィンドウの右側にあるプラスアイコン(+)をクリックし、別の条件を指定して、検索を絞り込むことも可能です。 [7]
  3. 3
    メニューバーの「Time Machine」アイコンをクリックする 画面右上付近のだいたい時刻の左側にある円弧の矢印に囲まれた時計のようなアイコンのことです。このアイコンをクリックすると、メニューが展開されます。
    • このアイコンが表示されない場合は、左上の「アップル」メニューをクリックしてシステム環境設定を選択し、Time Machineをクリックして「Time Machineをメニューバーに表示」のチェックボックスにチェックを入れれば、そのアイコンが表示されるはずです。
  4. 4
    メニューからTime Machineに入るを選択する
  5. 5
    削除したファイルが含まれているバックアップを探す 矢印やタイムラインを使って、検索したファイルが含まれているバックアップを探しましょう。
  6. 6
    ファイルを選択して、復元をクリックする ファイルが元の場所に戻ります。
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方法 6 の 7:
「iCloud」から復元する(Windows/Mac)

  1. 1
    ブラウザからhttps://www.icloud.comにアクセスする ファイルのバックアップに「iCloud」を使っている場合は、「iCloud」のホームページから削除したファイルを復元することができます。ただし、ファイルを削除してから30日以上が経過すると、復元することができなくなってしまいます。[8]
  2. 2
    Apple IDでサインインする パソコンやスマートフォン、タブレットで「iCloud」にサインインするときに使うApple IDでサインインします。
  3. 3
    アカウント設定をクリックする ページ上部中央のユーザー名の下にある青いリンクのことです。
  4. 4
    ファイルの復元をクリックする ページ左下の「詳細設定」という見出しの下にあります。ただし、このリンクは、ページを下にスクロールしないと見つからないこともあります。
  5. 5
    復元したいファイルを選択する 必要に応じて複数のファイルを選択することもできます。
    • 復元したいファイルが表示されない場合、そのファイルは「iCloud」には保存されていません。ファイルは別の方法で復元してみましょう。
  6. 6
    復元をクリックする ファイルが元の場所に戻ります。
  7. 7
    処理が完了したら、完了をクリックする これでファイルの復元は完了です。
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方法 7 の 7:
データ復旧ソフトを使う(macOS)

  1. 1
    データ復旧ソフトを選ぶ 「ゴミ箱」や「Time Machine」、「iCloud」から復元を試みたけれど、ファイルを復元できなかった場合は、データ復旧ソフトが使えるかもしれません。macOS用のデータ復旧ソフトは一般的に有償ですが、評判の高いソフトでは無料でスキャンができるため、お金をかける前にファイルが復元可能かどうかを判断することができます。[9]なお、「Macworld」など複数の評判の高いソフトウェア専門ウェブサイトでは、「Stellar Data Recovery Pro」や「Disk Drill」、「Data Rescue 5」などのソフトが推奨されています。
    • 以下の方法では「Disk Drill」の使い方を解説しますが、他のソフトでも同じようにうまくいくはずです。
  2. 2
    https://www.cleverfiles.com/jpにアクセスする こちらは「Disk Drill」の公式ホームページです。
  3. 3
    無料ダウンロードという緑色のボタンをクリックする ページの中央付近にあります。このボタンをクリックすると、「ダウンロード」フォルダに画像がダウンロードされます。
  4. 4
    DMGファイルをダブルクリックする 「ダウンロード」フォルダーにある「diskdrill.dmg」というファイルのことです。
  5. 5
    「Disk Drill」アイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグする 「Disk Drill」がコンピュータにインストールされます。
  6. 6
    「Disk Drill」を起動する 「アプリケーション」フォルダまたは「Launchpad」にあるDisk Drill をダブルクリックすると起動します。
    • 削除したファイルが外付けハードディスクに入っていた場合、ハードディスクが接続されていることを確認してから次に進みましょう。
  7. 7
    最初の3つのチェックボックスにチェックを入れたまま、次へをクリックする この3つのチェックボックスは、開発者が推奨している設定です。[10]
  8. 8
    「Disk Drill」にドライブのスキャンを許可する 画面の指示に従ってパスワードを確認し、ソフトの実行を許可します。
  9. 9
    Disk Drill Basicを引き続き使用を選択する 「Disk Drill」の「Basic(無料)」版では、見つからないファイルをスキャンすることができます。そのファイルが復元可能であれば、ファイルを復元できるアップグレードオプションが提示されます。
  10. 10
    ファイルが格納されているドライブを選択する 例えば、USBメモリにファイルが入っていた場合は、そのUSBメモリを選択しましょう。
  11. 11
    復元をクリックして、スキャンを開始する 正しいファイルが見つけられるように、さまざまなスキャンが行われます。
  12. 12
    画面の指示に従って、ファイルを検索する 最初のスキャンで検索したファイルが検出されなかった場合は、「クイックスキャン」を行うように促されます。それでもファイルを検出できなかった場合は、最後の手段として「ディープスキャン」を行うことになります。
    • 「ディープスキャン」でファイルを検出できても他のスキャンでは検出できなかった場合、ファイル名を表示させることはできません。検索結果を並び替えしてプレビューしないと、検索したファイルが存在しているかどうか確認できない場合があります。
  13. 13
    復元したいファイルの左側にあるチェックボックスにチェックを入れる ファイルがたくさん検出された場合は、ウィンドウ右上の検索ボックスにファイル名やキーワードを入力して、検索結果を絞り込みましょう。検索結果は日付やファイルの拡張子で絞り込むこともできます。復元したいファイルが見つかったら、その左側にあるチェックボックスにチェックを入れましょう。
    • この方法でも削除したファイルが見つからない場合は、そのファイルを復元できない可能性があるので、わざわざ代金を支払ってアップグレードする必要も、この方法を最後まで続ける必要もありません。
  14. 14
    復元ボタンをクリックする ウィンドウの右上にあります。
  15. 15
    画面の指示に従って、PRO版にアップグレードする アップグレードは有償です。支払いが完了すると検索結果に戻るので、復元をクリックして、ファイルの復元を行いましょう。ファイルは復元が完了すると元の場所に戻ります。
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ポイント

  • 今後は、外付けハードディスクやオンラインクラウドストレージサービスにデータを必ずバックアップするようにしましょう。

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注意事項

  • Mac用のデータ復旧ソフトは、8000~10000円が価格帯の目安になります。ファイルのバックアップに「Time Machine」を使っていない場合は、データ復旧ソフトを購入しないと、削除したデータを復元することはできません。
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カテゴリ: コンピューター
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