自分で焙煎した豆で淹れる一杯のコーヒーが与える満足感は格別です。自宅でコーヒー豆を煎ると、市販のコーヒーにはない新鮮さや奥深さを味わうことができます。下記のステップでコーヒー豆を焙煎する方法を身に着け、味の違いを体験しましょう。焙煎の次はコーヒーの淹れ方のコツもおさえるとよいでしょう。

ステップ

コーヒー豆を煎る際の基本

どの方法を用いて豆を焙煎するのかに関わらず、コーヒー豆の性質として、いくつかの点を理解しておく必要があります。大部分においては、自分の好みの加減で焙煎時間は変わります。

  1. 1
    香りに気を配る コーヒー生豆を煎り始めると、まず黄色を帯びた色合いに変化し、草のような香りに気が付きます。焙煎され始めると同時に煙が出てきてコーヒーらしい香りになります。[1]
  2. 2
    豆を焙煎する時間は、豆の色で判断する 焙煎前の生豆は緑色であるのに対し、焙煎されていくにつれて色合いはどんどん変化します。目安として、豆の色が濃くなるほど、よりコクのあるコーヒーに仕上るということを理解しておきましょう。
    • ライトブラウン:酸味のある味わいに仕上がるため、一般的にこの色味に焙煎することはありません。コクは弱く、軽い香り、甘味も低い焙煎段階です。
    • ライトミディアムブラウン:米国東部で一般的な焙煎です。コクがあり、香り豊かで、優しい甘味が出ます。
    • フルミディアムブラウン:米国西部で一般的な焙煎です。コクがあり、香りは強く、優しい甘味が出ます。
    • ミディアムダークブラウン:ライトフレンチ、ベトナムローストとも呼ばれている焙煎です。強いコク、強い香り、強い甘味が特徴的です。
    • ダークブラウン:エスプレッソまたはフランス式として知られています。コクがあり、軽い香り、豊かな甘味が特徴的です。
    • ダーク(ブラック):スペイン式あるいはダークフレンチと呼ばれています。弱いコク、軽い香り、低い甘味の焙煎です。
  3. 3
    パチパチという音に耳をすませる コーヒー豆が焙煎されてくると、豆の中の水分が蒸発し、はじけるような音を発します。この音は焙煎をしていく段階で2度(1ハゼ、2ハゼ)発生します。どちらもローストされている豆の温度が上っていることを意味しています。
    広告

方法 1 の 3:
オーブンを使用する

オーブンの中は空気がほとんど循環しないため、オーブンでコーヒー豆を焙煎すると、仕上がりが不ぞろいになることもあります。その一方で、正しく使えば、空気が循環しないことで風味の豊かさが高まります。

  1. 1
    オーブンを232度で予熱する 予熱しながら天板を用意します。この方法で焙煎を行うには、コーヒー豆をすべて並べることのできる、ふちのある穴あき天板が必要です。キッチン器具を取り扱うどのお店ででも購入可能です。[2]
    • 新しい天板を購入せず、以前から家にある、ふちがついただけのものを使用したいのであれば、自家製の焙煎用天板をリメイクしてもよいでしょう。0.3センチ幅のドリルを使い、注意深く天板に穴をあけます。隣り合っている穴との距離は1.3センチほど確保するようにしましょう。一つ一つの穴は、コーヒー豆がこぼれ落ちない程度の大きさであることが大切です。
  2. 2
    天板にコーヒー豆を並べる コーヒー豆を天板の上に広げ、重なり合わないよう天板全体に並べましょう。重なり合わないように並べつつも豆同士が離れすぎないように気をつけましょう。予熱が終わったところで、天板をオーブンの中段に設置します。
  3. 3
    コーヒー豆を15~20分焙煎する はじけるような、パチパチという音に耳を傾けましょう。これは豆の中の水分が蒸発している時に起こり、豆が焙煎され色が濃くなっていくことを意味しています。数分おきに豆をかき混ぜ、火の通りが均一になるようにしましょう。[3]
  4. 4
    コーヒー豆をオーブンから出す 好みの状態に焙煎されたところでコーヒー豆をオーブンから出しましょう。冷ます方法として、コランダーなどの金属製の水切り用ボウルにコーヒー豆を移し、かき混ぜると良いでしょう。熱を取るだけでなく殻やかすを取る効果もあります。
    広告

方法 2 の 3:
ポップコーンマシーンを使用する

ガスコンロで焙煎を行うのであれば、旧式のポップコーンマシーンを用いる方法が最適です。その中でも特に、クランクと呼ばれる手回しの装置が付いたレトロな鍋型ポップコーンポッパーが理想的です。調理器具のリサイクルショップ、オンラインストアなどで購入可能です。ガスコンロでコーヒー豆を焙煎すると深みやコクが増す一方で、豆の香りや酸味を抑えます。

  1. 1
    空のポップコーンポッパーをガス台に準備する 中火にかけ、温度を232度程度になるまで温めましょう。可能であれば、天ぷら鍋や料理用の温度計を使用して、温度を確認しましょう。
    • ポップコーンポッパーが無く、購入する予定も無いのであれば、大きめのスキレットやフライパンで代用できます。使用する前に、しっかりと汚れが落ちているか確認しましょう。以前の料理の臭いなどがコーヒー豆に移ってしまうかもしれません。
  2. 2
    コーヒー豆を加える 一度に焙煎する豆の量は225グラム程度にしておきましょう。ポップコーンポッパーの蓋をしてクランクを回転させましょう。均一に焙煎するために、火にかけている間は頻繁にかき混ぜる必要があります。
    • フライパンやスキレットを使用する際も頻繁に豆をかき混ぜる必要があります。ポップコーンポッパー以上に豆は焦げやすくなります。
  3. 3
    パチパチという音に耳をすます 4分ほど経過すると(7分ほどかかる場合もあります)はじけるような音が聞こえてくるようになります。これは豆が徐々に焙煎され始めたことを意味しています。同時に豆からコーヒーの香りを含んだ強い煙が上がってきます。キッチンの換気扇を回し、窓も開けて、煙を出しましょう。豆からパチパチという音が聞こえてくるタイミングを覚えておきましょう。
  4. 4
    豆の色合いを頻繁に確認する 音が聞こえてきて更にさらに1分経過してから、豆の色合いを注意深く確認していきましょう。お好みの色に焙煎されてところでコランダーなどの金属製水切り用ボウルに豆を移し、冷めるまでかき混ぜ続けましょう。
    広告

方法 3 の 3:
エアロースターを使用する

  1. 1
    良い点、悪い点の両方を検討する エアロースターなどの電動式焙煎機はほかの手段よりも高価である一方で、かなり効率的な焙煎方法です。こうした焙煎機の動作する仕組みはポップコーンマシーンと同じで、熱い空気が豆全体に吹き付けられることによって焙煎されます。また、とても均一な仕上がりになります。
  2. 2
    ホットエアロースターの使用を検討する このタイプのロースターは流動床式焙煎機とも呼ばれています。ケースがガラス製になっているため焙煎中も豆の色を観察することができ、好み色合いまで焙煎をすることが可能です。[4]
    • このタイプの焙煎機はFreshRoast8、Hearthware社のI-Roast 2、Nesco Professionalなどの製品が販売されています。取り扱い説明書をよく読み、コーヒー豆を完璧な状態に焙煎できるようになりましょう。
  3. 3
    完成 
    広告

ポイント

  • 焙煎はしっかりとした換気システムがある場所で行いましょう。煙探知機の近くでの焙煎は控えましょう。焙煎中に生じる煙で緊急事態と判断され作動してしまう可能性があります
  • 焙煎した豆は、挽いてコーヒーとして楽しむ前に24時間休ませましょう。

広告

必要なもの

  • コーヒー生豆

オーブン

  • オーブン
  • 穴あき天板
  • スパチュラ
  • 金属製コランダー

ポップコーンポッパー

  • ポップコーンポッパー
  • 料理用温度計
  • 金属製コランダー

エアロースター

  • エアロースター
  • 換気しやすい場所

関連記事

How to

ワインオープナーを使わずにワインを開ける

How to

栓抜きを使わずにボトルを開ける

How to

牛乳を冷凍保存する

How to

腐った牛乳を見分ける

How to

ビールを一気飲みする

How to

スイカウォッカを作る

How to

ミルクシェイクを作る

How to

自家製ビールを作る

How to

透明な氷を作る

How to

折れたコルクを抜く

How to

バナナスムージーを作る

How to

牛乳を温める

How to

フローズンレモネードを作る

How to

スプリッツァ(カクテル)を作る
広告

このwikiHow記事について

wikiHowは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、匿名の筆者を含む56人が執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: 飲み物
このページは 845 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

広告