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その名が示す通り、ゴールデンレトリーバーの被毛は、金色で柔らかくふさふさとしています。定期的に手入れをすると、ゴールデンレトリーバーの長い被毛を美しく艶やかに保つことができます。その美しい容姿とともに、ゴールデンレトリーバーは忠誠心があり、優しく人懐っこい性格でも知られています。[1] 穏やかな性格で被毛の手入れも簡単なため、ゴールデンレトリーバーのグルーミングはさほど手間はかかりません。飼い主と愛犬の絆を深める楽しい時間となるでしょう。

パート 1 の 3:
トリミングの前に被毛を整える

  1. 1
    頭からつま先までブラッシングする 体の各部位に注意を払い、特に被毛が厚かったり絡まったりしている箇所を念入りにブラッシングしましょう。
    • ゴールデンレトリーバーの被毛を良い状態に保つには、毎日とは言わないまでも、最低週に1度は全身をブラッシングするとよいでしょう。そうすると、被毛が絡まるのを防ぎ、家の中の抜け毛も減少します。
    専門家情報
    Terryl Daluz

    Terryl Daluz

    Wash My Dog Pet Grooming経営者
    テリー・ダルツはカリフォルニア州のロサンゼルス周辺地域を拠点とするトリミングサロン「Wash My Dog LLC Pet Grooming」の共同設立者です。共同経営者のアンドレア・カーター共々、ペットのトリミングとその業務管理に関し3年以上の経験があります。認定トリマーとベイザー(ペットウォッシュ専門家)からなるチームとともに、全てのペットたちに安全で快適な環境を提供しています。
    Terryl Daluz
    Terryl Daluz
    Wash My Dog Pet Grooming経営者

    専門家のアドバイス:グルーミングの前に、飼い犬をできるだけリラックスさせることが大切です。例えば、ブラッシングや入浴前の数分間、飼い犬をなでたり周囲を探索させたりするとよいでしょう。

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    櫛やブラシが通らないほど絡まった被毛は除去する 毎週ブラッシングをすると、被毛の絡まりを最小限に抑えられます。絡まった被毛は、鋭いハサミでカットして取り除きましょう。この際、犬の体を傷つけないように注意しましょう。
    • 絡まった被毛をカットする前に、ブラシをかけてみましょう。被毛を引っ張りすぎて犬が痛がらないように、絡まった被毛の根元部分(皮膚の近く)を掴みます。ブラシまたは櫛を使い、絡まった毛の先端から優しくとかし、徐々に皮膚に向かってほぐしていきましょう。
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    お湯と上質な犬用シャンプーで洗う シャンプーはトリミングの前にするべき、または後にするべきだと意見が分かれることがあります。飼い犬の被毛が非常に汚れていたり、臭ったりする場合は、トリミングの前に洗いましょう。最近洗ったばかりであれば、シャンプーはしないか、トリミング後に体に付いている毛を洗い流してもよいでしょう。
    • シャンプーを犬の体全体に付けて泡立て、しかっりとすすいで大きめのタオルで拭きましょう。[2] 艶やかでふさふさとした被毛に仕上げげるには、ドライヤーで乾かす必要があるかもしれません。低温のドライヤーを被毛の流れに沿ってかけましょう。[3]
    • ゴールデンレトリーバーの飼い主のなかには、被毛が汚れたときだけ洗う人もいれば、2か月おきなど定期的に洗う飼い主もいます。入浴時期は飼い主の判断で構いません。
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    シャンプーの後、再度ブラシまたは櫛で被毛をとかす こうすると、被毛をまっすぐに整え、カットしやすくなります。スキバサミでトリミングをする前に、アンダーコートブラシを使ってできる限りアンダーコート(下毛)を取り除くとよいかもしれません。
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パート 2 の 3:
被毛をトリミングする

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    被毛全体のトリミングは避ける ゴールデンレトリーバーの被毛は、アンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)のダブルコート(二層構造)になっています。この被毛の組み合わせで温度が調整され、1年中快適に過ごすことができます。[4] 暑い日には冷たい空気を、そして寒い日には暖かい空気を被毛の間に閉じ込めます。被毛全体をトリミングしてしまうと、この自然な温度調整を妨げてしまいす。
    • ゴールデンレトリーバーのトリミングにはクリッパー(バリカン)を使う必要はありません。[5] ハサミとスキバサミがあれば十分です。
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    足先と肢の被毛をトリミングする[6]  まず足先の被毛をトリミングします。足の周りには、通常フワフワした被毛がたくさん生えているため、ハサミできれいにトリミングする必要があります。次に、指の間の被毛をトリミングします。指の間の被毛を櫛でとかし、足の甲に沿ってカットしましょう。そして、再び被毛を櫛でとかして整えます。足の裏の被毛は、肉球すれすれまでカットします。[7]
    • 犬の足先の被毛は短く(約1cm)、そして足の甲に沿って寝ている状態に保つことが大切です。
    • 足のトリミングをする際、肉球の状態にも注意を払いましょう。肉球にひび割れがあればワセリンを塗り、また爪を切る必要があるかも確認しましょう。
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    肢のトリミングをする 肢の裏側の被毛をスキバサミでトリミングします。お尻付近の長い被毛(飾り毛)をすべてカットする必要はありませんが、左右対称でバランスよく仕上げることが大切です。ぼさぼさとはみ出た毛を重点的にトリミングしましょう。
    • 肢の後ろ側の飾り毛は前側より数センチ長く後方に広がる状態に、また前側の被毛は肢に沿って寝た状態にします。
  4. 4
    胸部と首回りのアンダーコートをすく[8]  この辺りには余分な被毛がたくさん生えています。肩の辺りの被毛が盛り上がっていたら、まずスキバサミを使ってすいていきます。次に、胸部に移り、被毛が平らな状態になるまでハサミですきましょう。 
    • 被毛の長さはそれぞれの箇所で異なります。ゴールデンレトリーバーの被毛は短く密集したものではなく、ある程度の長さがあります。飼い犬の被毛をトリミングする際は、長さを揃えるのではなく、ぼさぼさとはみ出た毛を重点的にカットしましょう。
    • 十分にトリミングできたか定かでない場合は、櫛でとかして被毛が平らになるかを確認しましょう。被毛が平らで左右対称にバランスが取れていれば、トリミングは完了です。
    • トリミングの際、毛の流れに沿ってスキバサミを動かしましょう。
    • 首と胸部の被毛のカットにスキバサミを使うと、より自然な仕上がりになります。
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    耳回りをトリミングする 耳の周囲の被毛をカットします。この部分のトリミングは、犬の耳を健康に保つために重要です。次に、耳の上部のほつれ毛を、スキバサミでカットしましょう。[9]
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    尻尾をトリミングする 尻尾の被毛はカットしすぎないように注意しましょう。スキバサミを使い、尾の付け根から先端に向かって先が細くなるように、自然な状態に仕上げましょう。[10]
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パート 3 の 3:
グルーミングの仕上げをする

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    犬の目と耳をきれいにする グルーミングの最後の作業として、目と耳の手入れをします。コットンにミネラルオイルを含ませて拭きますが、目にオイルが入らないように注意しましょう。
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    爪を切る けがを防ぐために犬が足を動かさないようにする必要があるため、爪切りは慎重を要する作業です。犬用の爪切りを使って、血管と神経(クイック)を傷つけないようにゆっくりと切っていきましょう。[11]
    • 保つべき爪の長さは、それぞれの犬によって異なります。クイックの手前で切り、爪が長くなり過ぎないようにしましょう。爪が長すぎると、割れる、感染症にかかる、または歩行に支障をきたすなどの問題が生じることがあります。[12]
    • 爪を切る際に犬におやつを与え、足の手入れをうれしいことに関連付ける訓練をしましょう。[13]
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    犬を洗えない場合は、ドライシャンプーを使う ドライシャンプーの粉末を皮膚に擦り込み、そのまま20分ほどおきます。その後、被毛にブラシをかけて余分な粉を落としましょう。液体のドライシャンプーも販売されています。
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    最後にノミ・ダニ駆除剤を投与する ゴールデンレトリーバーのグルーミングを毎月行う場合は、ノミ・ダニ駆除剤を投与するよい機会です。ノミを予防することで、犬の健康を保つだけではなく、フケまたはノミの糞や死骸も防ぎます。
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ポイント

  • 犬用の櫛またはブラシを購入する際、厚く長い被毛に適した硬くて丈夫なくし歯のものを選びましょう。
  • 抜け毛が激しい換毛期であれば、一度に大量の抜け毛を除去できるスリッカーブラシが便利です。
  • 犬が若い時期からグルーミングを始めましょう。そうすると、グルーミングで行うさまざまな手入れに慣れさせることができます。
  • 被毛の汚れをどうしても落とせない場合を除き、ゴールデンレトリーバーの被毛は刈るべきではありません。厚い被毛が日光、虫、ホコリなどの外部刺激から皮膚を守るためです。
  • ゴールデンレトリーバーのグルーミングをする際、おもちゃやボールを与えて注意をそらせましょう。
  • 雨が降り続く時期には、散歩の後、消毒液を入れたぬるま湯で足を洗ってタオルで拭きましょう。こうすると、清潔で健康な足を保てます。
  • ゴールデンレトリーバーの抜け毛が激しくなっても心配はいりません。換毛期には抜け毛が増し、風が強くなっても毛が抜けます。抜け毛が増えたら、抜け毛用ブラシを使ってグルーミングをしましょう。
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注意事項

  • 飼い犬の年齢と体重に適した用量のノミ・ダニ駆除剤を投与しましょう。
  • グルーミングをする際、爪切りは時間をかけて慎重に行いましょう。繊細なクイックの近くまで爪を切ってしまうと、クイックが傷ついて出血する場合があります。
  • 必要がない限り、ゴールデンレトリーバーの入浴は控えましょう。あまり頻繁に洗うと、皮膚が乾燥してフケの原因となります。
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必要なもの

  • 犬用ブラシ
  • 犬用櫛
  • ハサミ
  • スキバサミ
  • 犬用爪切り
  • 犬用ドライシャンプー
  • 犬用シャンプー
  • タオル
  • ミネラルオイル
  • コットンパッド
  • ノミ・ダニ駆除剤

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Terryl Daluz
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Wash My Dog Pet Grooming経営者
この記事の共著者 : Terryl Daluz. テリー・ダルツはカリフォルニア州のロサンゼルス周辺地域を拠点とするトリミングサロン「Wash My Dog LLC Pet Grooming」の共同設立者です。共同経営者のアンドレア・カーター共々、ペットのトリミングとその業務管理に関し3年以上の経験があります。認定トリマーとベイザー(ペットウォッシュ専門家)からなるチームとともに、全てのペットたちに安全で快適な環境を提供しています。
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