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大量の水を一つの場所から別の場所に移す際、サイフォンの仕組みを利用すると便利です。例えばプールの水を抜いたり、水槽を手入れする時、雨水を蓄える時に役に立ちます。扱う水が真水なのであれば、口を使って圧を加えることで水を移動させることができます。ホースが1本しかないのであれば、そのホースを水中に沈め排水するという選択肢もあります。ただし、大量の水を扱う場合は、2本のホースをつなげた方法を取り入れるのが良いでしょう。

方法 1 の 3:
口を使う

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    空のバケツを配置する 1つの場所から別の場所へサイフォン式に水を移す際、重力を利用します。つまり、元々水が溜められている場所が移す先よりも高い位置になければなりません。つまり、満杯のバケツから空のバケツに水を移す場合、空のバケツは満杯のバケツよりも低い位置に固定するということになります。[1]
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    ホースを用意する ホースの先を空のバケツ(水の移動先)に入れましょう。ホースがバケツの外に跳ね返ったりすることがないよう、底に近い位置まで長めに垂らしておきます。次に、ホースのもう一方の先を水が入っているバケツに沈めます。
    • 重石を使って水中でホースを固定させても良いかもしれません。
    • ほとんどの種類のホースやチューブが問題なく使えるものの、水の通りが見える透明のものが使いやすいでしょう。
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    ホースの先から軽く息を吸い込む 水の移動先に置かれている方の先を手に取ります。水が入っている容器のすぐ上の高さまで持ち上げると、後で水が口に入りにくくなるポイントです。次に、ホースの先を口にくわえ、ストローのように息を吸いましょう。水が入っている容器の縁を少し超える位置まで水を吸い上げます。ストローの弧の部分に到達すると水は流れ始めます。加えていた口を外し、ホースを空のバケツに戻しましょう。[2]
    • 底に垂らしたり容器の真上で持って位置を固定するだけの長さがホースにない場合は、新しいホースを用意する必要があるでしょう。
    • ホース内を進んでいる水の位置を注意深く観察しましょう。タイミングを逃すと水が口に入ってしまいます。水以外の液体(ガソリンなど)を移動する方法として推奨できないのも、このためです。
  4. 4
    空のバケツに水を注ぐ 途中まで水が来ているホースを口から外し、素早く空の容器(低い位置に置いてある容器)に戻しましょう。ホースを通って空の容器に水が溜まります。元々の容器の水が空になるか、ホースを取り出すまで水は通り続けます。
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方法 2 の 3:
ホースを沈める

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    水が入っている容器にホースを沈める ホースは丸く巻き、水で一杯の容器の中に置きましょう。一方の端からもう一方の端まで優しく押しながら完全に沈ませます。この時、ホース内部の空気が逃げるので水面に気泡が生じます。空気をしっかりと逃がすためにもゆっくりと作業を行いましょう。気泡が出なくなれば、ホースが水で満ち排水する準備が完了しています。[3]
    • ホースは、取り出す前に少し振り、内部に空気を残さないようにしましょう。
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    ホースの端を指で閉じる ホースの内部は水で一杯になっているので、容器の外に取り出す際に先からこぼれないよう口を閉じる必要があります。そこで、ひだを、あるいは折り目を作るようにして先端を折り曲げせき止めます。次に、口の部分に親指をあて、栓をしましょう。[4]
    • この手順も水中で行わなければ気泡が入ってしまいます。
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    栓をしてある方の先を空の容器に移す 栓をしている方の端をゆっくりと注意深く取り出します。まだ栓は外しません。栓がされていない方の先端がしっかりと水中に留まっている必要があります。この状態で、栓がされている方の先を空の容器に移動します。[5]
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    栓を外す 栓をしていた指を外しましょう。水の勢いで動いてしまわないよう、ホースはやや下向きにします。高い位置にある元の容器から空の容器へ水が流れていきます。この間は目を離さないようにしましょう。水の流れが止まっているように見える時は、ホースを軽く振り、再開させましょう。[6]
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方法 3 の 3:
2本のガーデニング用ホースを用いる

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    1本目のホースを配置する 水の入った(より高い位置にある)容器にホースの一方の端を入れます。何らかの物でホースを押さえる場合は、重みで水がせき止められないよう注意しましょう。次に、同じホースのもう一方の端を空の容器に入れましょう。
    • 移動距離がある場合、あるいは大量の水を移動させる場合に適したサイフォン方法です。
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    シャットオフバルブを取り付ける 水中にあるホースの先端にバルブを取り付けます。バルブは開いている状態で取り付けましょう。園芸用品を取り扱う店舗で購入することができます。
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    2本目のホースを取り付ける 2本目のホースを用意し、一方の口をシャットオフバルブの空いている方の端に、もう一方の口を近くにある蛇口に取り付けましょう。接続部分がすべてしっかりと固定されていることを確認します。
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    ホースを水で満たす 蛇口から水を流し、2本のホース双方に水を送ります。1本目が水で満たされたことを確認し、シャットオフバルブを閉じましょう。次に、2本目のホースを蛇口とバルブから取り外します。こうすることで、水で一杯になったホース1本のみが双方の容器をつないでいる状況になるはずです。
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    シャットオフバルブを開ける バルブを開けた瞬間から水が勢いよくホースの中を流れ空の容器のなかに溜まっていきます。ホースの口の向きを少し上にするなどして流れを調整しても良いでしょう。
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必要なもの

  • 水を溜める容器
  • ホース
  • ガーデニング用ホース2本
  • シャットオフバルブ
  • バケツ
  • ホースを押さえるためのもの

ポイント

  • ホースの、より高い位置にある口にシャットオフバルブを、排水口となる方にチェックバルブを装着してホースの中の水の流れを制御し、閉じている間もすぐに排水を開始・再開できる状態を保ちましょう。
  • ホースのサイズによって、作業にかかる時間も変わります。太さのあるホースの方が細いものよりも時間が短縮されるでしょう。また、細いホースは沈殿物や有機堆積物によって詰まりやすいという側面もあります。
  • サイフォンの仕組みを理科の実験で試す場合は、元の容器に入っている水に数滴の食用着色料を加えてみましょう。1つ目の容器から空の容器に向かって流れている様子が確認できます。[7]
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注意事項

  • ホースに穴が空いていないことを確認しましょう。水漏れがあると時間がかかったり、サイフォンが全く機能しないことがあります。
  • 水をサイフォン式に移す際は専用のホースを用意し、ガソリンや化学薬品に用いるホースとは別にしましょう。[8]
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Craig Morton
共著者 ::
アクアリウム専門家
この記事の共著者 : Craig Morton. クレイグ・モートンはカリフォルニア州ハンティントン・ビーチを拠点にオレンジ郡、ロサンゼルス郡、インランド・エンパイア地区にてアクアリウムサービスを提供している会社「Aquarium Doctor Inc.」の最高経営責任者です。アクアリウム専門家として30年以上の経験を持ち、特注アクアリウムのデザイン、アクアリウムの設置とメンテナンスサービスを請け負っています。同社ではClear for Life、Sea Clear、Bubble Magus、Tropic Marine Centre,、Salifert、ReeFlo、Little Giant、Coralife、そして Kent Marineの製品を取り扱っています。
カテゴリ: 住宅メンテナンス
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