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サスペンダーはブレイシーズとも呼ばれ、ベルトよりもズボンをしっかり固定することができます。実用的であり、フォーマルな場でも使われるアクセサリーです。つけるのは簡単ですが、自分に合ったサイズとスタイルを選ぶ必要があります。朝着替える際にズボンの前後に取りつけましょう。自分のコーディネートに合ったサスペンダーを選んで、おしゃれで自分らしい特別なスタイルを手に入れましょう!

方法 1
方法 1 の 4:

サスペンダーをつける

  1. 1
    ズボンの後ろにサスペンダーをつける ズボンを履く前にサスペンダーを固定します。サスペンダーをズボンの中心にくるように置きましょう。クリップもしくはボタンで布をはさんで留めます。ベルトループにはかけないように気を付けます。[1]
    • 後ろの形状がX型の場合は、背骨とわき腹の中間あたりで留めましょう。
    • Y型の場合は、一番中央に近いベルトループ2つの上の、ウエストバンドの中央部分で留めます。
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    ベルトはつけない サスペンダーをつける際にベルトは必要ありません。サスペンダーとベルトを一緒につけると、ファッションセンスが無いという印象を与えてしまいます。朝着替える際にはどちらか1つを選びましょう。[2]
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    ズボンを履く ベルトをつけないので、できるだけ上の方まで上げるようにして履きましょう。ボタンやチャックを閉じてズボンを固定します。サスペンダーはハイウエストのズボンと相性が良く、腹部をしっかりと固定することができます。[3]
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    サスペンダーを背中から前へ持ってくる サスペンダーを持ち上げて肩から前へ持ってきます。X型のサスペンダーはストラップが背中で交差している状態になります。Y型はウエストバンドから背中の中央にかけては1本のストラップですが、そこから2本に枝分かれします。ストラップ部分が平らになっているか、着け心地が良いいか、また背中の中央に来ているかを確認しましょう。
    • あまりにも下の方でサスペンダーを固定すると、肩からずり落ちます。必要があればストラップの長さを調節しましょう。
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    サスペンダーを胸の方へまっすぐ下ろす どんな種類のサスペンダーでも、2本のストラップがまっすぐ縦に下りてくるはずです。前の端の部分は後ろよりも、互いの間隔を広くとって取りつけます。見た目にもバランスがよく、着け心地もいいのであれば、完璧な位置につけることができています。[4]
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    サスペンダーをズボンの前に取りつける 後ろと同じようにボタンやクリップで留めて、サスペンダーをズボンに取りつけましょう。クリップ式の場合は直接ウエストバンドに留め、ボタン式の場合は先端をウエストバンドのボタンにかけます。
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    サスペンダーの金具で長さを調整する ほとんどのサスペンダーでは長さを調整することができるため、初めから自分に合う長さでなくても、体にぴったり合わせることができます。長さを調整する金具を手探りで見つけましょう。背中でストラップが交差する部分か、前のストラップの下部についています。金具をスライドさせて、自分の体にあうように長さを調整しましょう。
    • 「ゴム素材」や「フリーサイズ」と言う表記がある場合は、調整可能です。
    • 革素材のように職人が手作りをしたサスペンダーは、調整がきかないものが多いでしょう。
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方法 2
方法 2 の 4:

サスペンダーを購入する

  1. 1
    自分の体に合うサスペンダーを購入する 自分の体に合うサスペンダーを手に入れるには、サスペンダーの取扱店に出向くのが一番です。ショップスタッフに試着をしたいと伝えましょう。たいていの場合、スタッフがサスペンダーをつける手伝いをしてくれたり、体に合うよう調整をしてくれたりします。サスペンダーは百貨店や専門店のオンラインショップなどで購入できます。[5]
    • サスペンダーの長さは身長で選びます。110cmの長さのあるサスペンダーは、身長155~175cmほどの大人に合います。
    • サスペンダーの長さは様々で、90cmほどの短いものから130cmほどの長いものまであります。この長さの範囲以外のサスペンダーが欲しい場合は、専門店のオンラインショップで特注できるかを聞いてみましょう。
    • サスペンダーの平均的な幅は3~4cmです。細めのサスペンダーを使うとおしゃれに見えるのに対し、太めのサスペンダーを使うとしっかりと固定することができます。
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    しっかりと固定したい場合は、後ろの形状がX型のサスペンダーを選ぶ X型のサスペンダーは背中で交差してX型になります。ストラップがそれぞれ広がるのでしっかりと固定されます。体を動かすような仕事やカジュアルな場では、このタイプを使うのが理想的です。ほとんどのズボンは側面にボタンがついていないため、X型のサスペンダーはクリップ式で留めるものが多くなります。[6]
    • もちろん、テーラーでお願いをして、ズボンにボタンを縫いつけてもらうこともできます。そうすればX型のサスペンダーでもクリップを使用しなくて済みます。
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    フォーマルな場ではY型のサスペンダーを選ぶ Y型のサスペンダーは、2本のストラップが背中で1本になってズボンに取りつけられているため、Y型をしています。X型のサスペンダーよりも固定する力は弱くなるため、良質なものを選ぶことが大切です。Y型のサスペンダーはビジネスやフォーマルな場でよく見られます。[7]
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    ボタンのないズボンにはクリップ式を使う クリップ式のサスペンダーはズボンに直接取りつるため、着脱が簡単です。どのような場でも使用することは可能ですが、フォーマルさや上品さに欠けると思う人も多いので、正装をすべき場では避けるようにしましょう。[8]
    • クリップ式を何度も使うとズボンの生地を傷めてしまう恐れもあります。
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    おしゃれに見せたい場合はボタン式のサスペンダーを選ぶ 一般的にボタン式の方がクリップ式よりも見た目の印象は良くなります。ただ、ボタン式はズボンのウエストバンドの内側についているボタンにかけて使う必要があります。ボタン付きのズボンを履くときに使うか、もしくはズボンにボタンを縫いつけてから使いましょう。[9]
    • Y型のサスペンダーはウエストバンドの後ろ中央に2つボタンを必要とします。X型は後ろにはストラップ毎に2つずつの計4つのボタンが必要です。また、どちらのタイプも前には4つのボタンが必要です。
    • ボタンを縫いつける際は、ウエストバンドにサスペンダーを重ねてどの位置につけるかを確認しましょう。その位置に印をつけてから、ボタンを縫いつけます。
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方法 3
方法 3 の 4:

<男性向け>サスペンダーを着こなす

  1. 1
    コーディネートとサスペンダーの色のバランスを考える サスペンダーをコーディネートに取り入れて、おしゃれさを強調するアイテムとして使いましょう。好みに合わせて、靴やズボン、ジャケットなどとサスペンダーの色を同じにします。[10]
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    フォーマルな場では、サスペンダーがジャケットの下に隠れるようにし、上品さを保つ 仕事や特別な行事の際につける場合は、スーツの上着やベストの下にサスペンダーが隠れて見えないようにしましょう。ボタンダウンシャツ、スーツのジャケット、スラックス、ローファーなどと合わせましょう。
    • かつてサスペンダーは、公共の目に晒されてはいけない下着のように思われていました。現在はそのように思う人は少ないものの、フォーマルな場では見せないようにすることが大切です。
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    襟のあるシャツとサスペンダーを合わせてセミフォーマルなスタイルにする サスペンダーをかっちりとしたシャツに合わせ、スーツのジャケットは着ないようにします。ストライプ柄やシアサッカー生地のサスペンダーが一般的ですが、色物や柄物を使っても構いません。外に着て行っても、「着飾り過ぎだ」という印象を与えないスタイルに仕上がります。[11]
    • リネンスーツのパンツやカーキパンツ、黒か茶色のローファーと合わせるとよいでしょう。
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    細いサスペンダーでパンクなおしゃれさ取り入れる 色付きの細いサスペンダーをつけて1960年代のロンドン風のスタイルを取り入れましょう。ジーンズやスニーカーに合わせてもよいでしょう。パンクやヒップスターの雰囲気を出せるスタイルで、普段着として着ることができます。[12]
    • 労働階級の服装をイメージしたスタイルなので、ジーンズやコーデュロイパンツのようながっちりした厚めのズボンが合います。
    • ボタンダウンシャツの裾をズボンに入れるのも定番ですが、上のボタンを外す、袖をまくる、フランネル地で柄物や色物を着るなどして少し着崩してみてもよいでしょう。
    • 靴もがっちりしたものを選びましょう。ローファーよりもスニーカーやブーツがよいでしょう。
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    革製のサスペンダーでレトロな雰囲気を出す 革製のサスペンダーには独特のひなびた雰囲気があります。ツイードのパンツやボタンダウンシャツ、ハンチング帽やボウタイのような古風なアクセサリー、トレンチコートなどとよく合うでしょう。
    • 濃い色のジーンズもこのスタイルによく合います。
    • 革製のローファーやブーツを履いてコーディネートを完成させましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:

<女性向け>サスペンダーを着こなす

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    セミフォーマルスタイルではテーパードパンツにサスペンダーを合わせる サスペンダーをコーディネートに手っ取り早く組み込むには、テーパードパンツとボタンダウンシャツに合わせましょう。スーツのジャケットは必要ありませんが、つま先の出ないパンプスやローファーを合わせるとよいでしょう。[13]
    • サスペンダーは通常、女性のフォーマル着には使われないため、コーディネートに組み込むことで、フォーマルさを残しつつ遊び心もあるスタイルに仕上げることができます。
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    ジーンズやTシャツと合わせてパンクなおしゃれさを取り入れる Tシャツやタンクトップの上からサスペンダーをつけて、ジーンズと合わせれば、カジュアルなお出かけスタイルにぴったりの、こなれたパンク・ファッションに仕上がります。[14]
    • このスタイルにはスニーカーやローファー、フラットシューズを合わせましょう。
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    ショートパンツと合わせて夏にぴったりのコーディネートをつくる ハイウエストのショートパンツやショート丈のセーラーパンツにサスペンダーを合わせましょう。着心地の良いTシャツやタンクトップの上からサスペンダーをかけます。赤いストライプ柄など、カジュアルでぴったりしたサイズのタンクトップやTシャツであれば何でも合うはずです。[15]
    • カジュアルで遊び心のあるスタイルなので、靴選びも楽しみましょう。ウェッジソールやサンダル、飾りの付いたフラットシューズなどを合わせるといいでしょう。
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    フェミニンさを出したい場合はスカートを履く Tシャツとスカートを合わせましょう。コーディネートはシンプルでカラフルにまとめ、可愛げのある雰囲気を出しましょう。柄は1種類まで、色は2色までに抑え、フラットサンダルやキトゥンヒール(3~5cmの低いヒール)のサンダル、飾りの付いたフラットシューズを合わせます。[16]
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    アクセサリーとサスペンダーを合わせる サスペンダーは男物と認識されていますが、もちろん女性のファッションアイテムでもあります。揺れるイヤリングや華奢なネックレス、カクテルリング、バングルなど、自分の好みのアクセサリーを合わせて、おしゃれに仕上げましょう。[17]
    • アクセサリーを加えると魅力が増し、サスペンダーのイメージとは対照的に、流行に敏感だという雰囲気を出すことができます。
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カテゴリ: ファッション
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