サッカーの試合では、的確な意思決定ができるかどうかが重要です。最高のテクニックを持っていても、実行できなければ役に立ちません。幸いにも、意思決定能力を向上させるのは、ドリブルしながらボールをまたぐフェイントやコーナーキックの技術を習得するよりも簡単です。前向きな思考を持ち、試合中により多くの情報を得られるように周囲を見回して常に状況を把握しておきましょう。練習をして経験を積むと、すぐに適切な戦術的意思決定を下せるようになります。

方法 1
方法 1 の 9:
自分に自信をつける

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    自分に自信があるほど、決断力が強くなります。サッカーにおいて最も重要なことは、試合中に創造的かつ賢明な決断を下すことです。[1] その場で自信を高めるには、「必ずできる」「今日は全力でプレーする」などの前向きな言葉を自分に言い聞かせましょう。[2] 自信を持って試合に臨むには、時間があるときに一生懸命練習することも重要です。しっかり練習しておくと、自分のプレーに自信がつくでしょう。自分に自信を持てるようになると、試合中に大きな判断をするときにも迷いにくくなります。[3]
    • 意思決定能力の大部分は、選手としての自分に自信があるかどうかに左右されます。自信があるほど、試合中により賢明な判断を下せるようになるでしょう。
    • 「できるまでは、できるふりをする」という言葉のように、自信がなければ自信があるふりをすると良いでしょう。自分はフィールド上で最高の選手だと信じて、そのように振る舞いましょう。自信があるふりをしていると、最終的には本当に自信を持てるようになります。[4]
    • マンネリ化していると感じたら、自分が本当に得意なことを数日間行ってみましょう。ゲームや別のスポーツ、得意な教科の宿題でもかまいません。自分にも得意なことがあることを思い出すと、新たな気持ちで取り組めるでしょう。
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方法 2
方法 2 の 9:
試合中は冷静さを保つ

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    大きなプレッシャーに対処する方法を身につけると、冷静に判断できるようになります。賢明な判断を下すには、感情をコントロールして冷静さを保つことが重要です。大きなプレッシャーがかかる状況に慣れましょう。試合中に難しい局面を避けず、理にかなっていれば積極的にプレーに関わるようにします。[5] プレッシャーがかかる状況で練習を積むほど、大きな試合でも冷静さを保てるようになるでしょう。[6]
    • その場で心を落ち着かせるには、鼻から深呼吸をしましょう。腹部の膨らみに注意を向け、口からゆっくりと息を吐きます。横隔膜の動きに意識を集中させると、緊張がほぐれるでしょう。[7]
    • 実際にプレーしている間は、アドレナリンが分泌されるので問題ありません。試合中のプレーしていない時に冷静さを保てるかどうかが重要です。自分のプレーについて考えすぎるのはやめ、練習してきたことを思い出して単なる試合だと自分に言い聞かせましょう。
    • 時間がある時に瞑想しても良いでしょう。瞑想は自分の感情を見つめなおす素晴らしい手段であり、定期的に瞑想する習慣をつけると試合中に冷静さを保ちやすくなります。[8]

方法 3
方法 3 の 9:
ボールがどこにあるか常に意識する

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    試合中の意思決定は、ボールがどこにあるかによって左右されます。試合中に賢明な判断を下すには、周囲を見回してボールの位置を常に知っておくことが重要です。ボールを見失ってしまうと突然大きなプレッシャーがかかる状況に陥る可能性が高く、その場で的確な判断を下すのは非常に難しくなるでしょう。[9]
    • ボールに背を向けて走っている場合は、数秒ごとに振り返ってボールがどこにあるか確認しましょう。最適な位置に走り込むために、ボールの位置に応じて自分が進む方向を決めます。
    • 守る場合は、ボールと相手選手の両方に注意を向けましょう。相手選手とボールの間をカバーしながら、相手選手とゴールの間もカバーする必要があります。ボールと相手選手を同時に見失ったら大変です。
    • 試合中に起こっていることをすべて把握する必要はありませんが、状況に応じて的確な判断を下すために必要な情報を確実に得ることが重要です。
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方法 4
方法 4 の 9:
チームメイトの動きを予測する

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    サッカーはチームスポーツなので、チームメイトの動きを考慮して意思決定を行う必要がありあります。攻撃時にチームメイトがボールをよこせというジェスチャーをしたら、そちらにパスを出しましょう。また、息を切らしているチームメイトがいれば、そこへパスを出さないほうが良いでしょう。守備をする際は、すべてのエリアをカバーするためにチームメイトとコミュニケーションを取り、ディフェンダーが突破されそうになったら気づけるようにしておきます。[10]
    • 対戦相手の特徴も考慮しましょう。たとえば、自分が左のサイドバッグで相手チームの左ストライカーが強い選手の場合は、自分のチームの左ウイングを助けるために、少し左寄りのポジションを取るようにします。

方法 5
方法 5 の 9:
チームメイトと2対1のボールキープを練習する

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    2対1のボールキープを行って、状況に応じた動きを練習しましょう。チームメイトや友達と3人1組になり、1人がディフェンダーとなって練習します。攻撃側の2人はパスをつないだりドリブルしたりして、ディフェンダーをかわしましょう。ディフェンダーにボールを奪われたら、今度はその人がディフェンダーとなって練習を続けます。この練習は楽しく、状況に応じて的確な意思決定をする訓練になります。[11]
    • 原則として、プレッシャーをかけられた状態で素早く判断することが必要な練習であれば、どんな練習でも試合での批判的思考力を向上させる効果があります。[12] 2対1のボールキープでは、その時の状況に応じて基本的に「パス」か「ドリブル」を選ぶ必要があり、ディフェンダーは、「ボールを奪う」か「守る」を選ぶ必要があります。
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方法 6
方法 6 の 9:
左右にチームメイトを配置して3対1の練習をする

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    この簡単な練習は、厳しい状況で素早く決断する能力の向上に役立ちます。自分の左右にチームメイトや友達を配置し、前にディフェンダーを1人おきましょう。パスを受けたらドリブルでディフェンダーに向かっていき、ボールを奪われないようにします。ディフェンダーの動きに応じて、ドリブルで突破するか右や左へパスを出すかを決めましょう。この練習は、大きなプレッシャーがかかった状況での意思決定能力の向上に役立ち、意思決定にかかる時間の短縮にも効果的です。[13]
    • 交代でディフェンダーになれば、ディフェンスの練習にもなります。

方法 7
方法 7 の 9:
コーチにアドバイスを求める

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    コーチほど選手のことを知っている人はいないので、コーチにアドバイスを求めましょう。練習の前後にコーチに時間を取ってもらい、試合中の自分の意思決定能力について尋ねます。選手は自身のプレーを批判的に見ることが多く、コーチほど客観的に選手のプレーを見ている人はいません。コーチは、能力を向上させるために練習したほうが良い点について、具体的なアドバイスをくれるでしょう。コーチのアドバイスに納得がいかなくてもムキにならずに、自分のスキルを磨くために必要なことをきちんと聞きましょう。[14]
    • たとえば、「攻撃時に空いているスペースを見逃してパスを出さないことがたまにある」と言われたら、頭を上げたまま速くドリブルする練習、およびボール扱いとパスの練習をしましょう。次の試合では、アドバイスされた点に注意してプレーします。
    • 自分では気づいていないだけで、本当は素晴らしい意思決定能力を持っている可能性もあります。
    • まずは技術を磨く練習を行うように言われたら、その通りにしましょう。サッカーを続けていれば意思決定能力はいずれ向上しますが、初めに基本的な技術を習得する必要があります。
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方法 8
方法 8 の 9:
プロの試合を観る

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    プロの試合を分析すると、意思決定について様々なことを学べます。テレビの前に座ってただ観戦するのではなく、戦術家のように試合を分析しながら学びましょう。両チームの自分と同じポジションの選手の動きを目で追います。その選手のオフザボールの動きに注目し、相手チームの動きに応じてその選手がどのように動くかを確認しましょう。プロの試合で自分と同じポジションの選手の動きを確認すると、ボールをインターセプトしたり強いシュートを打ったり、相手のボールを奪ったりするために、自分がどの位置にいるべきかを学ぶことができます。[15]
    • たとえば、ストライカーがゴールに向かって斜めに走り込む前にいつも歩いて後ろに下がっているのに気づいたら、ストライカーに広いスペースを与えるためにディフェンダーとしてどのようにフォローできるか考えましょう。ディフェンスが突破されてしまったら何が悪かったのかを考え、攻撃側がボールをキープしている時にディフェンダーがボールに対してどの方向を向いているのか確認します。
    • プレッシャーをかけられたときに選手がどのように反応するかに注目しましょう。攻撃側の選手がどんな時にパスを出してどんな時にドリブルでディフェンスをかわすか確認します。また、攻撃に転じるためにボールを奪おうとしていたディフェンダーが、ゴールを守るためにボールから離れて下がるタイミングも確認しましょう。
    • 好きなチームだけでなく、様々なチームの試合を観ましょう。チームによって戦術が異なり、様々なチームの試合をたくさん観ると新しいことを学べます。

方法 9
方法 9 の 9:
空いている時間にFIFAシリーズのサッカーゲームをする

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    FIFAシリーズのゲームをすると、新しい視点でサッカーについて考えるようになるでしょう。疑わしく思うかもしれませんが、FIFAシリーズのゲームをする時には戦術と選手を設定します。また、フィールド上の各選手の動きもコントロールする必要があります。そのため、フィールドで起こっていることを包括的に把握することができ、戦略的な観点から有効なプレーとそうでないプレーについて学ぶことができるでしょう。[16]
    • サッカーの技術を磨くために、週に数十時間もゲームをする必要があるというわけではありません。しかし、暇な時間に何かすることを探しているのなら、試しても良いでしょう。
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Bernat Franquesa
共著者 ::
認定サッカーコーチ&APFCメソドロジー主任
この記事の共著者 : Bernat Franquesa. バーナット・フランケサはカリフォルニア州サンディエゴを拠点に少年サッカー選手とコーチの育成を行っている会社「Albert Puig Football Concepts」の共同設立者兼メソドロジー(方法論をもとに試合を分析をする)主任です。APFCでは選手指導のほか、サッカークラブやコーチを対象に教育プログラムやコンサルティングサービスを提供しています。メソドロジー主任として技術的ガイドラインをもとに選手育成プログラムを開発する業務を担当しています。15歳の頃から母国スペインのカタルーニャとアメリカにてサッカー指導を行っています。
カテゴリ: チームスポーツ
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