サメに襲われることは大変まれですが、ひとたび襲われると深刻な、または致命的な傷を負いかねません。科学者によれば、サメは食べ物ほしさに人を襲うわけではなく、私たちがどのような動物なのかを知りたいという好奇心から肉にかぶりつくようです。それは、犬が新しい友達に出会ったときに相手の臭いをかぐのと同じです。しかしながら、サメの好奇心は私たちにとって致命的な結果をもたらしかねません。サメの被害に遭わないための最も確実な方法はサメの生息域から離れていることですが、サメが出没する海域にうっかり迷い込んでしまったときのために、以下の対抗策を覚えておきましょう。

パート 1 の 3:
身を守る

  1. 1
    サメから目を離さない サメが獲物を襲う方法には、正面攻撃を仕掛ける、しばらく獲物の周りを旋回してから突進する、あるいは背後から忍び寄り突然襲いかかる、などがあります。サメから身を守るには、サメの位置を常に把握している必要があります。絶対にサメから目を離さないようにしましょう。それは逃げるときも同じです。
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    急に動いたりせず冷静沈着に行動する こちらが先にサメを見つけた場合、おそらく、サメは何の危害を加えることもなく立ち去ってくれるでしょう。泳いでサメから逃げることは不可能なので、海岸のすぐ近くにいるのでない限り、泳いで逃げようとするのは危険です。警戒しながら状況を分析して安全に逃れるための方策を見いだすことが重要です。
    • 海岸または船のうちどちらか近い方にゆっくりと向かいましょう。手足をばたつかせたり、水しぶきを上げたりしないようにします。
    • サメの通り道をふさがないようにします。サメから見たときに、サメが外洋へ向かう道筋に自分がいるなら移動します。
    • 移動するときは、絶対にサメに背中を向けないようにします。サメを常に視界に入れておくことが重要であることを忘れないようにしましょう。
  3. 3
    防御できる位置につく 水からすぐに上がれない場合には、サメが攻撃できる角度を減らすようにします。足が海底につくほどの水深ならば立ちます。ゆっくりと移動しつつ、岩礁、何かの堆積物、突き出た岩など、障害物となる固い物を背にする位置につきます。そうすれば、サメが背後に回る心配はなくなり、正面からの攻撃だけに備えれば良いことになります。
    • 海岸の近くでダイビングをしているときは、身を隠す場所に潜る必要があるかもしれません。海底の岩礁や岩を探しましょう。
    • 外洋に出ているときは、他のスイマーまたはダイバーと背中合わせの姿勢を取り、どの方向から襲われたとしてもそれに備えられるようにしましょう。
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パート 2 の 3:
サメと闘う

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    サメの顔とえらを殴る 死んだふりをしてもサメの攻撃を防ぐことはできません。あなたが強靱で手強い敵だとサメに思わせることができれば勝機があります。サメのえらや目、あるいは鼻先を強く殴れば、通常サメは退散します。サメの弱点は他にありません。
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    サメがあきらめなくても闘い続ける 目やえらを狙ってボクシングのジャブのような強く鋭いパンチを何度も加えましょう。水中で手を振りかざしてもパンチの威力が増すことはないので、ジャブを繰り出すようにします。目やえらをかきむしることも有効です。サメがあきらめて立ち去るまで、このように闘い続けましょう。
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パート 3 の 3:
避難と救助要請

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    水から出る サメが退散したとしても、水から上がらない限り本当に安全になったとは言えません。サメはいったん離れただけで、また戻ってきて襲いかかるかもしれません。できるだけ早く海岸や船に戻りましょう。
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    医師の治療を受ける サメにかまれたのなら、すぐに治療を受けましょう。かまれた場所によっては出血が多くなる可能性があるので、すぐに適切な止血処置を施してもらう必要があります。軽傷に見えても、しっかりと調べてもらうことはきわめて重要です。治療を受けるまで落ち着きを保ちましょう。そうすれば血流が速まらずにすみます。
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ポイント

  • あきらめないようにしましょう。闘い続ける限り、やがてサメのほうがあきらめて、もっと簡単に得られる獲物を探すようになります。
  • 闘っているときに呼吸することを忘れないようにしましょう。サメの攻撃から効果的に身を守り、素早く脱出して安全に逃れるためには十分な酸素が必要です。
  • 周囲の様子に気を配りましょう。サメは通常ドロップオフや堆で獲物を探します。また魚が次々に水面からジャンプしているあたりには捕食者がいる可能性があり、それはサメであるかもしれません。
  • 突然動き出さないようにしましょう。サメは何かが動くとそれを感知するので、突然の動きはサメの注意を引くことになります。
  • 宝飾品や時計は、サメの注意を引きやすいきらきらするものではなく、暗く単色のものを身につけるようにしましょう。
  • サメの外洋への通り道をふさがないようにしましょう。そうでないとサメが危険を感じて襲ってくるかもしれません。
  • 決して、サメの近くで死んだふりをしないようにしましょう。サメは何の問題もなく捕まえられる獲物だと勘違いをして襲ってくるでしょう。その結果、生きて逃れられる見込みはほとんどなくなります。
  • 何人かのグループでいるときにサメに襲われたら、みんなで背中を向き合わせて輪になり防備を固めましょう。その体勢を保ってサメに対してキックやパンチを繰り出します。
  • 冷静さを保ちつつ、海岸か、水から上がって待機できる近くの場所に向けて静かに泳ぎ続け、到着したら救助を求めましょう。
  • 常にサメの存在を意識しましょう。死んだまねを決してしないようにしましょう。攻撃的なサメにとって格好の獲物になってしまいます。
  • サメは、捕らえた獲物の肉塊を食いちぎるために体を回転させる傾向があります。ですからサメにかまれたときにサメを抱きしめるかのようにしてしがみつけば、体の肉を大きく食いちぎられたり、手足を奪われたりする危険はかなり低くなります。また、捕らえた獲物を固定できるようにサメの歯は内側に向かっていますが、サメにそのようにしがみつけば、かまれた部分がさらに食い込んでしまうことを避けることができます。
  • ダイバーであるなら、サメに追いかけられるときには、ナイフか突起のある物を持ちましょう。しかしサメが攻撃のタイミングを計っている場合は、危険が去るまで近くの安全な場所や海中の見通しのきく場所でじっと待ち、その後、サメのいる場所を離れて海面に出ましょう。
  • 慌てないようにしましょう。
  • どんな時間帯であろうとひとりで泳がないようにしましょう。日中でもサメは獲物を探しています。
  • 海中に潜る場合は暗い色のダイビングスーツを着用しましょう。
  • 出血があるなら、船に乗り込んで海で泳がないようにしましょう。出血があるとサメに襲われる可能性が高まるので、サメのいるところに近づかないようにしましょう。
  • 水面上にいるようにしましょう。
  • 血液を凝固させる体の機能が働いていることを確かめましょう。働いているなら体力や血液を失うことを抑えられます。
  • サメを怖がり過ぎないようにしましょう。通常、サメは人間を傷つけようとはしません。サメが近くで静かに泳いでいて、(大方の場合がそうであるように)人を襲う様子もないのであれば、何の心配もいりません。
  • サメの上部を泳ぐのも危険です。サメは柔軟な動きが可能で、頭の向きを変えて難なく襲ってきます。
  • サメに襲われるなどということは起きそうにないとしても、それは絶対に起きない保証にはなりません。
  • 水しぶきを上げたり、慌てふためいて手足をばたつかせたりすることのないようにしましょう。サメが襲ってくる確率が高まります。
  • サメは人間を食べ物と思っているわけではありません。実際、人間を襲うときには獲物を捕らえるときとは完全に違う方法を取ります。

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注意事項

  • 決してサメを刺激しないようにしましょう。それは、サメに襲ってくださいと言わんばかりの行為です。


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カテゴリ: 動物 | アウトドア
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