サンスベリア(トラノオ)を育てる方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

サンスベリア(トラノオ)は英語ではスネークプラントと呼ばれ、大きな葉が特徴の丈夫な植物です。さまざまな環境に適応できる耐性があるため、観葉植物として人気です。サンスベリアの葉には有害物質や二酸化炭素を吸収し、空気を浄化する働きがあります。サンスベリアは丈夫ですが、元気に育てるには正しい世話が必要です。状態の良いサンスベリアを手に入れたら、育成に適切な環境を整え、正しく世話をして長く楽しみましょう。

方法 1 の 3:
サンスベリアを植え替える

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    健康な濃い緑色の葉のサンスベリアを見つける 濃い緑色の葉は、サンスベリアが健康で栄養が足りた状態を表しています。葉の縁が黄色っぽいものや、色が薄く柔らかい葉のサンスベリアは、枯れてしまう可能性があります。植え替えは、サンスベリアが新しい環境に適応できる健康な状態であることを確かめてから行いましょう。[1]
    • 色が薄いサンスベリアは、必ずしも枯れてしまうとは限りません。水やりなどの世話をすることで、元気に蘇るかもしれません!
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    浸透性のある素材の鉢を使う サンスベリアは腐りやすく、特に水に長く浸かった状態になると根腐れしてしまいます。それを防ぐために、鉢はテラコッタなど水はけが良く、浸透性のある素材のものを選びましょう。[2]
    • 浸透性のある素材にはテラコッタ、陶器、木、紙、水分が浸透する天然素材のものなどがあります。

    Tip: サンスベリアを屋外で育てる場合、特に冷寒地では、太陽の熱を吸収しやすい暗い色の鉢を選びましょう。

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    水はけの良い土を選ぶ サンスベリアはあまり水を必要とせず、土に水分がたっぷり含まれた状態が続くと根が傷んでしまいます。水はけを良くし、根を健康な状態に保つためには、排水性の良いブレンド土や、土壌改良剤などを混ぜ合わせた(土を使わない)培養土を選びましょう。サンスベリアを土に入れ、鉢の中でしっかりと安定するまで土を入れます。[3]
    • ホームセンターなどで売られている観葉植物用の土には、保水性や排水性を保つよう配合されたものがたくさんあります。土の袋に書かれた商品情報を確認しましょう。
    • バーミキュライト、ピートモス、パーライトなどの土壌改良剤を混ぜ合わせた培養土を使うこともできます。
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    サンスベリアの葉の根元をつかみ、鉢から抜く サンスベリアを植え替える準備が整ったら、土との境目にある葉の根元をしっかりとつかみ、鉢から丁寧に抜きます。[4]
    • 根から土を払い落とさないようにしましょう。
    • サンスベリアを無理に引っ張ると、葉が根からちぎれて枯れてしまうので注意しましょう。
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    サンスベリアを新しい鉢に入れ、根が隠れるまで土を入れる サンスベリアを新しい鉢に入れたら、根がしっかりと土に隠れ、サンスベリアがまっすぐの状態になるまで土や土壌改良剤などの培養土を入れます。サンスベリアが斜めに傾いたり、不安定な状態になったりする場合は、土を入れ足しましょう。[5]
    • 鉢に土を入れる間、サンスベリアをまっすぐの状態に保ちましょう。
    • サンスベリアが安定するよう、土を手で軽くたたきながら入れていきます。
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方法 2 の 3:
生育に適した環境を整える

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    サンスベリアを直射日光の当らない場所に置く サンスベリアは直射日光が当たる場所でも、日当たりの悪い場所でも育つ丈夫な植物ですが、直射日光が当らない場所をもっとも好みます。そのため室内の観葉植物にとても適しています。[6]
    • 東向きの窓付近、部屋の中央や角などは、窓から入ってくる太陽光が直接当らない場所です。
    • サンスベリアは自然光を好むので、窓のない部屋に置くのは避けましょう。
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    温度を13〜29℃に保つ サンスベリアは暖かい場所を好みますが、29℃以上の高温はサンスベリアにとって危険で、枯れる原因となります。また、サンスベリアは低温にも敏感で、10℃以下になると根が枯れてしまいます。[7]
    • 生育に適した温度範囲内であれば、通常は温度変化によるサンスベリアへの影響はありません。

    Tip: 霜はサンスベリアの大敵です。サンスベリアを屋外で育てる場合は、霜が降りる前に家の中に移動させましょう!

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    サンスベリアをペットや赤ちゃんが届く場所に置かない サンスベリアは毒性の低い植物ですが、間違って食べると痛みや吐き気、嘔吐、下痢などを引き起こす可能性があります。特にペットや赤ちゃんが誤って食べてしまう可能性があるので、手の届かない場所に置きましょう。[8]
    • 壁掛け棚やスツールの上にサンスベリアを置けば、ペットや赤ちゃんには届きません。
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方法 3 の 3:
サンスベリアを元気に保つ

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    土の上部2.5cmが乾いたらサンスベリアに水を与える サンスベリアは頻繁に水やりをしなくてもよいというのが、世話が簡単と言われる理由の一つです。実際には、水を与えすぎて根腐れを引き起こしてしまうこともよくあります。根腐れを防ぐために、水は土の上部が完全に乾いてから与えましょう。土の水分量は、土に指をさすと確認できます。[9]
    • 土がたっぷりと水分を含むまで水を与えますが、鉢の中に水が溜った状態はやりすぎです。過剰な水は鉢底から流れ出るのが理想的です。

    Tip: 土を使わない培養土でサンスベリアを育てる場合、水やりは週一回行いましょう。

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    春と夏は2~3週間ごとに肥料を与える サンスベリアにはそれほど肥料は必要ありませんが、春と夏の成長期に肥料を与えると生育が促されます。観葉植物用の肥料を2~3週間ごと、または水やりの際に隔回与えましょう。[10]
    • 肥料の袋に書かれた適切な量と与え方に従いましょう。
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    まんべんなく光を当てるために週一回鉢を回す サンスベリアの葉すべてにまんべんなく光が当たり、全体が均等に育つよう、鉢を90度回転させます。鉢を回転させることで、サンスベリアが傾かず、垂直に育つという効果もあります。[11]
    • 水やりのたびに鉢を回転させると覚えておくとよいでしょう。
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    剪定は避ける ほかの観葉植物と違い、剪定はサンスベリアの育成を促しません。もともとサンスベリアは成長速度が遅く、葉の剪定により成長よりも回復しようとするため、さらに成長が遅くなります。[12]
    • サンスベリアを一定の高さや大きさに保ちたい場合は、植物を傷めないように慎重に切りましょう。繰り返しの剪定は、サンスベリアが傷んだり枯れたりする原因となります。
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    サンスベリアに付く虫に注意する サンスベリアに付いて生息する代表的な虫は、コナカイガラムシとハダニです。水やりのたびに、葉に虫が付いていないかを確認しましょう。[13]
    • コナカイガラムシはアルコールを数滴、直接垂らすと駆除できます。
    • ハダニは葉を温水で洗い、布で拭き取ると駆除できます。
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