サーキットブレーカーは、接続されている電気回路に過電流が流れた場合に、電路を遮断するように設計されています。しかし、サーキットブレーカー自体にも不具合が生じる場合があるため、その交換方法を知っておく必要があります。交換作業には命の危険が伴うこともあるため、資格を持った信頼できる電気工に依頼をすることが強く推奨されます。ただし、この記事では、教養のためや、誤った指示や情報に基づいて危険な作業をしないようにするためにサーキットブレーカーの交換方法を紹介します。以下のステップにしたがって、交換方法を学びましょう。

ステップ

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    主幹ブレーカーボックスを探す 家庭によっては、大きな主幹ブレーカーボックスが1個あり、分岐ブレーカーボックスが複数個あるかもしれません。
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    落ちたブレーカーを特定する ブレーカーが落ちる(トリップする)とONとOFFの中間の位置で止まります。
    • サーキットブレーカーの交換が必要だと判断する前に、その電気系統にある照明を全て消灯し、機器をコンセントから外して、ブレーカーをリセットしましょう。それから、ブレーカーをONの位置に戻します。
    • ブレーカーによっては、一旦OFFにしなければ、ONの位置に戻すことができないものもあります。
    • ブレーカーをONにして、機器を一度にひとつずつ接続して動作を確認します。照明や機器が正常に動作して、ブレーカーに異常がなければ、検電器での確認は不要です。
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    検電器を使って、ブレーカーに接続されている配線から漏電がないかを確認する
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    分岐ブレーカーボックスをOFFにしてから、 主幹ブレーカーをOFFにする
    • 主幹ブレーカーのスイッチは、他の全ての小さなスイッチの上または下にあります。また、主幹ブレーカーには、「主幹」などのようなラベルが貼られているはずです。通常主幹ブレーカーの定格電流は、配電盤にあるブレーカーの中で最大です。
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    個々のブレーカーをOFFにする
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    配電盤の外観を確認する 錆び、焦げ、変色、水分などの痕跡やその他の異常があれば、この時点で手を止めて、直ちに電気工に連絡しましょう。
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    特定の種類の配電盤に注意する 特に、次の海外メーカーの配電盤には注意しましょう: Federal Pacific Electric、Federal Pioneer、Zinsco, Kearney、GTE Sylvania、Stab-lok。これらのメーカーの配電盤の安全性に関しては、多くの議論がなされています。インターネットなどで問題に関する情報を収集して、信頼できる電気工に相談しましょう。こうして得た情報に基づいて、どうするのかを判断しましょう。
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    保護具を着用および使用する 電気作業用の絶縁手袋(電工手袋)を着用して、絶縁工具(電工工具)を利用しましょう。ゴム底の作業靴を履き、安全メガネを装着したら、ゴムマットを敷き、その上で作業をします。
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    周辺の安全を確認する 作業する場所の周りに水や他の液体がある場合は、作業を中止して、資格を持つ電気工に連絡しましょう。また、上下左右および配電盤の正面に十分なスペースがあることも確認しましょう。
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    プラスドライバーで前面カバーのネジを外す 配電盤前面のカバーを外すときは、万が一火花が発生した場合に怪我をしないように、配電盤の正面に立たずに、顔と体を配電盤から離して外しましょう。
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    主幹ブレーカーのスイッチに貼ってあるラベルを確認して、サーキットブレーカーボックスの種類を把握する
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    配電盤の中を目視で確認する 手で触れずに、次の状態や痕跡がないかを目視で確認しましょう:錆び、水濡れ、虫の侵入、配線の緩み、溶けた部品、変色、焦げ、高温、複数の配線をネジ1本で留めている、アルミの配線、配線に破損した絶縁材が使用されている、がいし引き配線、不正な改造、ゴミ、異なる色の配線同士が結線されているなど。これらの状態や痕跡、あるいはその他の異変や異常を発見した場合は、資格を持った信頼できる電気工に連絡しましょう。
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    故障したブレーカーに接続されている配線の固定ネジを緩める
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    配電盤からブレーカーを取り外す
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    古いブレーカーを処分する
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    新しいブレーカーを取り付ける 新しく取り付けるブレーカーは、元のブレーカーと同じ定格電流で、同じ種類(または互換性のあるもの)でなければなりません。元のものと同じ箇所に新しいブレーカーを取り付けましょう。
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    元のブレーカーと同じように配線を取り付ける
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    ネジを締める 締め付けすぎないようにしましょう。ただし、緩すぎてもいけません。
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    再び前面カバーを取り付ける 元のネジをなくしてしまった場合は、機械用の皿ネジを利用しましょう。配電盤内の配線を傷つけてしまう恐れがあるため、先端がとがった木ネジは使わないようにしましょう。
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    主幹ブレーカーのスイッチを上げてから、分岐ブレーカーのスイッチを上げる
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ポイント

  • 配電盤は、地下やクローゼット内などの暗い場所に設置されている場合が多いため、サーキットブレーカーの交換時には、誰かに懐中電灯で照らしてもらう必要があるかもしれません。
  • 使用しているサーキットブレーカーがGFCI(漏電遮断器)やAFCI(アーク障害回路遮断器)である場合は、必ず同じ種類のものと交換しましょう。これらは、屋外、寝室、ガレージ、キッチン、浴室などの電気系統に使用されている場合があります。

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注意事項

  • ブレーカーを交換してもすぐに落ちてしまう、あるいは元のブレーカーと同じ問題が発生する場合は、スイッチを落として、資格を持った信頼できる電気工に連絡しましょう。
  • 主幹ブレーカー付近や引き込み線側に接続されている端子や金属部品などに触れてはいけません。ブレーカーのスイッチを落としたとしても、これらの箇所には電圧がかかっていて危険です。
  • 主幹ブレーカーのスイッチを見つけることができなければ、ブレーカーの交換や配電盤での作業をしようとしてはいけません。電気工に連絡しましょう。
  • 元のブレーカーよりも大きな定格電流のブレーカーを取り付けないようにしましょう。電気系統に過電流が流れて、火災や事故の原因となる場合があります。
  • 作業中に嫌な予感や危険を感じる、手順が不確かである場合などは、すぐに作業を中止して、資格を持った信頼できる電気工に連絡しましょう。無理に作業をして、大怪我や命の危険、あるいは家財が損傷する危険を冒すよりかは、多少のお金を払ってでも専門家に修理を依頼した方がましです。作業に自信がなかったり、手順があやふやであったりするならば、直ちに専門業者に依頼しましょう。
  • メーターボックス、埋設線、架線など電力会社によって管理されている設備に触ってはいけません。これらの設備の修理や点検が必要な場合は、電力会社に連絡しましょう。
  • 主幹ブレーカーの交換は自分で行なってはいけません。資格を持った信頼できる電気工に依頼しましょう。
  • 不測の事態が発生したら助けを呼べるように、決して1人で作業せずに、必ず監視者を付けて作業をしましょう。
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必要なもの

  • 検電器
  • マルチメーター
  • 電工手袋(絶縁手袋)
  • ゴムマット
  • 電工工具(絶縁工具)
  • ゴム底の作業靴
  • 安全メガネ
  • 監視者
  • 交換用サーキットブレーカー
  • 懐中電灯
  • 常識

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