クリスマスの時期に美しい花を咲かせるシャコバサボテン(学名、SchlumbergeraまたはZygocactus)は、クリスマスカクタスとも呼ばれ、うまく世話をすると春のイースターの頃にも花を付けることがあります。クリスマスの一月前頃、葉先が膨らみ始め、その色は日ごとに濃さを増し、やがて蕾が形成されます。そして、クリスマスを迎える頃、まるで魔法をかけたように美しい花が開花し、年末年始のホリデーシーズンに華やかさを添え、温かみのある雰囲気を醸し出します。

パート 1 の 4:
置き場所、土、鉢の選択

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    直射日光が当たらない明るい場所に、シャコバサボテンを置きます。直射日光は避け、窓の近くなどの明るい場所に鉢を置きましょう。温度が高すぎたり、日差しが強すぎると、生長が止まったり、葉焼けを起こしたりします。また、通気口、暖房の吹き出し口、暖炉の近くなど、温風が当たる場所は避けましょう。[1]
    • 夏季には、室内の鉢を外の日陰に移しましょう。室温と同程度の18~20度ほどの気温が理想的です。とはいえ、夜間の気温の低下を利用して、開花を促すこともできます。シャコバサボテンを開花させる方法は、後のセクションでご紹介します。
    • 北向きあるいは東向きの窓であれば、日差しの強さはさほど心配する必要はありません。しかし、窓が南または西を向いている場合は、薄手のカーテンやブラインドなどで光を和らげましょう。
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    空気が乾燥している場合は、湿気を与えます。鉢植えの横に水で満たしたトレイを置くと、水が蒸発して湿気が生じます。または、お皿に小石を入れて半分まで水で満たし、その上に鉢を置く手もあります。
    • 湿度を50~60%に保つのが理想的です。[2]部屋にその程度の湿度があれば、特に湿度対策をする必要はありません。
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    水はけの良い鉢と土を使います。栽培する鉢には、安価な育苗ポットや洋蘭用のプラスチック製のバスケットを使うことができます。これらの鉢を水抜き穴のない鉢と組み合わせて使いましょう。まず、穴の開いていない鉢の底に、3 cmほどの高さになるように数個の小石を敷き、その上にシャコバサボテンの鉢を置きます。[3]
    • 培養土と砂を3 : 1の割合で混ぜて使いましょう。もしくは、培養土、ピートモスまたはコンポスト、セメント用の川砂またはパーライトを、1 : 2 : 1の割合で混ぜ合わせます。[4]どちらの用土を使うにしても、室温の水を5 cmほど外側の鉢に注ぎ、シャコバサボテンの鉢植えをその中に入れます。約12時間後、鉢の底に溜まっている水を捨てましょう。水やりの都度この手順を繰り返します。水やりの頻度は、鉢が置かれている環境によって異なります。土壌湿度計で土の湿度を観察し、水の量を調整しましょう。
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    肥料を与えて株の生長を促します。生長期の株には、顕花植物用肥料を与えます。植え付けから2~3週間後の施肥が理想的です。肥料の量と頻度については、袋に記載されている使用上の注意に従いましょう。
    • 肥料はシャコバサボテンの健やかな生長に重要な役割を果たします。株の健康状態が悪いと、繊細な葉の節が折れてしまう場合があります。一般的に、窒素、リン酸、カリウムの割合が20-20-20の肥料を、年に2~4回与えます。ただし、蕾を付ける約一月前(通常10月下旬まで)には、施肥を中止します。
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パート 2 の 4:
シャコバサボテンの水やり

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    水やりは慎重に行います。シャコバサボテンの水やりは、多すぎずかつ少なすぎず与えることが重要です。
    • シャコバサボテンは砂漠に生育する品種ではなく、熱帯性のサボテンです。砂漠に自生する大抵のサボテンとは異なり、この品種は乾燥しきった土ではうまく育ちません。土が乾燥しすぎると、蕾が落ち、株も萎れてしまいます。指で土の乾燥具合を確認し、乾燥していると感じたら、水を与えましょう。
    • 水をやりすぎると、白腐れによる斑点が葉に現れ、葉が落ちてしまう場合があります。土は均等に湿っているのが理想的です。水やりに関しては、「多すぎるより少なすぎるほうがよい」とよく言われています。
    • 水はまんべんなく与えましょう。表面から3 cmほどの深さまで土が完全に乾いていから水やりをします。水やりと同時に、霧吹きで葉にも霧を掛けましょう。
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    季節ごとに水やりの頻度を変えます。シャコバサボテンの水やりは、栽培環境と季節に合わせて行います。理想的な水やり方法は以下の通りです。[5]
    • 乾燥した場所や屋外:温度が高く日当たりが良ければ、2~3日おきに水やりをします。
    • 高湿度、低温、または室内:週に1度水を与えます。
    • 秋や冬期間:開花を促すために、水やりの回数を減らします。
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    10月頃、水やりを中止します。10月になったら、水を与える必要はありません。そして、11月に水やりを慎重に再開します。乾燥地域にお住いの場合は、湿らせた小石を載せたトレイの上に鉢を置いてもよいでしょう。こうすると、クリスマスの時期に美しい花を咲かせます。
    • 開花後にもう一度水やりを中断します。この時期には6週間ほど水やりを中断し、株を休ませます。新芽が出てきたら、水やりを再開しましょう。
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    蕾の落下に注意を払います。残念なことに、シャコバサボテンに蕾が付いても、開花せずに落ちてしまうことがあります。蕾が落ちる原因はいくつかありますが、通常は水のやりすぎによるものです。また、湿度や日射量の不足も考えられます。
    • 蕾が落ち始めたら、与える水の量を減らし、肥料をいくらか与えましょう。また、暖房機器や温風の吹き出し口から鉢を遠ざけ、もう少し日当たりの良い場所に鉢を移動しましょう。
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パート 3 の 4:
開花時期の調整

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    部屋の温度を下げて、ホリデーシーズンに合わせて開花させます。シャコバサボテンを年末年始に開花させるには、日射量、温度、水やりを調整する必要があります。うまく調整すると、開花時期をコントロールすることができます。
    • シャコバサボテンは温度や光の変化に反応して開花する習性があります。昼と夜の長さが同程度で、10~15度ほどの温度が数週間続くと蕾を付けます。ただし、温度がそれ以上下がると、開花しません。
    • 9月から10月にかけて、およそ10~12度の室温の部屋にシャコバサボテンを置きます。氷点下の気温にさらさないように注意しましょう。11月の初旬までに室温を下げて準備すると、年末年始に合わせて開花します。
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    夜間は、鉢を暗所に置きます。秋の間、日中は明るい間接光が当たり、夜間は真っ暗になる場所に置きます。最低12時間の継続的な暗闇が必要です。[6]
    • 夜間に暗所に置く作業を10月中旬頃に始めると、年末までに満開の花を咲かせます。株が蕾を付けるまで、毎晩最低12時間は鉢を暗所に置き、6~8週間、または蕾を付けるまで続けましょう。鉢の置き場所には、クローゼットや使用していないバスルームが最適です。
    • この時期、水やりは特に慎重に行いましょう。与える水の量を若干少なめにします。中断後に水やりを再開する際、水浸しになるまで水を与えてはいけません。土の表面から3~4 cmの深さまで湿る程度に水を与えましょう。根が突然水浸しになると、蕾や花、葉までも落ちてしまう場合があります。
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    蕾が形成されたら、日射量を増やして湿度を上げます。株に蕾が付いたら、「暗黒時代」は終わりです。この段階で、湿度と室温を上げ、日射量と水の量(やりすぎに注意)を増やします。すなわち、開花を促す処置の前にしていた、数か月前の手入れに戻します。
    • 蕾が早く付きすぎた場合は、室温を下げて調整しましょう。開花させたい時期に合わせて室温を上げると、蕾はやがて膨らんできます。[7]
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パート 4 の 4:
開花後の手入れ

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    シャコバサボテンが開花して一月ほど経ったら、葉を剪定(摘葉)します。葉を摘むことで茎節の分枝を促し、株が密集します。特に休眠期の後には葉の生長を促します。また、萎れた花を付けた株は、決して美しいとは言えません。株が新芽を付けだす3月頃に、摘葉作業を行う栽培者もいます。
    • 上記で述べたように、開花後30日間は水やりを控えます。新芽が出てきたら、水やりを再開しましょう。
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    Y字になった茎節の部分を摘葉し、挿し芽をして増やします。1つの茎節から2~3枚出ている葉を摘み取ります。摘み取った葉を数時間乾燥させ、8 cmほどの高さの鉢に培養土を入れて差し込みます。用土は親株に使った物と同じ培養土を使いましょう。葉を土に半分ほど差し込み、葉が腐らないように少量の水を与えます。[8]
    • 親株と同じ要領で挿し穂の手入れをします。4~6週間すると、挿し穂が発根し、新芽が顔を出し始めます。シャコバサボテンの生長は早く、発根から2~3週間でしっかりと根を張ります。新しい1節が出たら、肥料を与えましょう。
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    2~3年おきに新しい鉢に植え替えます。根が病気にかかったり、傷んだりしない限り、株の植え替えは2~3年おきで十分です。とはいえ、根詰まりを起こしたり、土中の養分が不足している場合には植え替えが必要です。一般的に、植え替えは春に行います。
    • 植え替えをする際、新しい土を使いましょう。これから長期間その土で栽培するため、新鮮な土を購入しましょう。植物も人間と同様に、整った環境の中で健やかに生長します。
    • 植え替えに最適な時期は2~4月で、2~3年おきに植え替えましょう。[9]植え替えには大きすぎない鉢を選びましょう。シャコバサボテンは小さめの鉢で栽培すると、たくさんの花を付けます。
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ポイント

  • 花の開花場所が偏らないように、生長期には鉢を定期的に回転して均等に日に当てましょう。
  • シャコバサボテンは鉢の大きさに合わせて生長するため、大きく育てたい場合は大きめの鉢に植えましょう。
  • シャコバサボテンは毎年美しい花を咲かせます。クリスマスが過ぎて花が散っても、大切に育てましょう。何世代にもわたって栽培することもできます。
  • ここでご紹介した開花方法は、クリスマスの時期が寒冷期であることを前提としています。南半球にお住いの場合は、クリスマス時期にシャコバサボテンを見つけるのは難しいかもしれません。また、クリスマスに合わせて花を咲かせるには、さらなる調整が必要になるでしょう。そのため、寒冷期に開花させるほうが賢明かもしれません。

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注意事項

  • 米国動物虐待防止協会の動物中毒管理センター(ASPCA Animal Poison Control Center)によると、シャコバサボテンは犬や猫への毒性はないとされています。
  • 急激な温度、日射量や水の量の変化は、シャコバサボテンにダメージを与えます。冷暖房の吹き出し口付近や温度の変化が著しい場所では、開花前に蕾が落下してしまいます。温度、湿度、日射量、水の量は徐々に変えていきましょう。
  • 屋外に通じるドア付近にシャコバサボテンを置いてはいけません。また、暖房の吹き出し口や暖炉付近、温風が当たる場所は避けましょう。
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このwikiHow記事について

Maggie Moran
共著者
ホーム・ガーデン専門家
この記事の共著者 Maggie Moran. マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。 この記事は1,637回アクセスされました。
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