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シーモンキーとは、海に生息するサルではなく1950年代に生まれたブラインシュリンプの交配種で、世話が簡単なペットとして、また魚用の栄養価の高いエサとして、あっという間に人気となりました。[1] シーモンキーは塩素処理のされていない塩水で孵化し、24時間以内に目に見えるようになるのが一般的です。孵化をすると透明なエビの姿に成長していきます。尻尾がサルの尻尾と似ているという特徴があります。[2] シーモンキーはあまり手がかからないものの、水を清潔に保ち、酸素を十分に与えることが大切です。

パート 1
パート 1 の 4:
水槽を用意する

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    清潔なプラスチック容器を用意する シーモンキー飼育セットには小さなプラスチック製の水槽がついていることが多く、この水槽を使ってシーモンキーを孵化させ育てることができます。セットにこうした容器がついていない場合は、最低でも2リットルの容量の透明なプララスチック製容器を別途用意しましょう。シーモンキーは水槽の底を泳ぎ回ることを好むので、深さがあるものを選びましょう。
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    蒸留水を水槽に注ぐ ペットボトルの飲料水や蒸留水など塩素処理がされていない水を用意します。炭酸水や水道水にはフッ化物などのシーモンキーに有害なミネラルが含まれていることもあるので、使わないようにしましょう。
    • 水槽に水を入れたら、屋内で水を室温程度に温めましょう。シーモンキーの卵の孵化に適した水温になります。
    • 少なくとも1日1~2回は空気ポンプで水槽内に酸素を送りましょう。
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    浄水粉を加える 浄水粉もシーモンキーの飼育キットに含まれているはずです。浄水粉には塩が含まれています。塩はシーモンキーの水中での卵からの孵化とその後の成長を支える重要な要素です。
    • 浄水粉を水に加えることができたら、かき混ぜ、さらに24~36時間ほど室温の状態で置いておきましょう。
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    シーモンキーの卵を水に加え孵化を待つ シーモンキーを水槽に加え、清潔なプラスチック製スプーンでよくかき混ぜましょう。この時点では、水中の小さな点の様に見えますが、心配することはありません。5日ほどで孵化し、泳ぎ始めるでしょう。
    • 孵化を待つ間は少なくとも1日1~2回は水をかき混ぜ、空気を入れましょう。十分な酸素を届けることで、卵の成長と孵化を助けます。
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パート 2
パート 2 の 4:
エサを与える

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    孵化の5日後からエサを与え始める 孵化の直後からエサを与えるのではなく、5日間待ちます。5日目からエサを与え始めましょう。エサもまた、飼育キットについているはずです。
    • エサやり用のスプーンの小さいほうの先で1杯分のエサを取り、パラパラと水槽にいれましょう。この量を1日おきに与えます。魚のエサなど、シーモンキー用のエサ以外のものは与えないようにしましょう。
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    5日毎にシーモンキー用のエサを与える 5日毎にエサを与え、シーモンキーを健康に、幸せに育てましょう。エサを与えすぎると死んでしまう恐れがあるので要注意です。
    • シーモンキーの体は透明です。つまり、近くで注意深く観察すると消化管を見ることができます。消化管が食べたエサで一杯になっていると、体の中央部分に黒い線が現れます。食べたものが排泄されると、この管が透明な状態に戻ります。
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    水槽内に藻が発生したらエサの量を減らす シーモンキーを飼っていると水槽の中に徐々に藻が発生します。刈りたての芝生のような青くささが感じられることもあります。これは良い兆候です。緑藻類はシーモンキーのエサとなるだけでなく、健康維持にも効果があります。このように藻が発生し始めたら、エサを与える回数を減らして1週間に1度にしましょう。[3]
    • また、藻が発生し始めたら水槽を掃除する必要もなくなります。水槽が藻だらけになり、全体的に緑色に見えるかもしれませんが、これがシーモンキーにとっては理想的な生息環境です。
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パート 3
パート 3 の 4:
水槽の手入れをする

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    1日2回、水槽に空気を入れる シーモンキーも生きていくうえで酸素が必要です。酸素が枯渇すると体がピンクがかった色に代わり、疲れたようなゆっくりとした動きをするようになります。朝と夜に1回ずつ水槽に空気を供給して酸素不足にならないよう注意しましょう。空気の供給には小さな水槽用の空気ポンプなどを使用できます。ポンプを水中にいれ、少なくとも1分間空気を送り続けます。これを1日2回行います。
    • 大きなスポイトで代用することも可能です。水槽の外で、スポイトの丸く膨らんでいる部分を押して内部に空気を取り込み、水槽の中にこの空気を解放しましょう。何度も同じ動作を繰り返しながら、少なくとも1分間空気を送り込みましょう。これを1日2回繰り返します。
    • 空気を供給する仕組みを手作りしても良いでしょう。他に使う予定のないピペットを用意します。一番上の部分に穴を開け、先端部分にも小さな穴を複数開けます。押しピンを使うか、さまざまな角度から複数回ホチキスでとめ、最後に針を取り除きましょう。
    • 空気を入れることを忘れてしまいそうな人は、酸素供給源として小さな植物を水槽に加えましょう。水中用の植物の中でも、酸素がたっぷりと作られるものを選びましょう。
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    温かい場所に水槽を設置する シーモンキーには、室温を少し上回る温度が適温です。[4] 室内で間接的に日光があたる、最低でも22℃の環境で育てましょう。この程度の室温であれば、タンク内の水温が上がり過ぎることも下がり過ぎることもないでしょう。
    • タンクの水温が低すぎるとシーモンキーの動きと成長が鈍ります。このような兆候に気がついた時は、タンクをより温かな場所に移す必要があるでしょう。逆に水温が高くなり過ぎることもないよう、直射日光を避けましょう。
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    不快な臭いがする時を除き水は取り替えない 緑藻類は、シーモンキーのエサと酸素の供給源なので繁殖していても問題はありません。ただし、水槽の嫌な臭いが気になり、水の色が濃く濁ってきている場合は、水槽を掃除し水も取り替えましょう。
    • コーヒーフィルターと、清潔なコップに入った塩素処理されていない塩水を用意しましょう。網を使ってシーモンキーを水槽から取り出しコップに移します。
    • コーヒーフィルターを水槽の上に被せ、水槽の水を数回濾過します。水中の汚れをできる限り取り除きましょう。
    • ペーパータオルを使って側面や底の汚れを拭き取りましょう。綿棒も使うと届きにくい部分もきれいになります。
    • 水槽のにおいを嗅ぎ、嫌なにおいがしなくなったか確認しましょう。大丈夫なようであれば水、次にシーモンキーを水槽に戻します。室温の精製水を継ぎ足します。シーモンキーにエサを与え、この日は5~6回、水槽に酸素を与えましょう。5日後に再びエサを与え、これ以降は通常の飼育方法に戻します。
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パート 4
パート 4 の 4:
シーモンキーの元気な成長を促す

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    水槽内の白い斑点に気をつけ、見つけたら取り除く 水槽内に白い綿毛のような斑点が現れたら、できる限り早く取り除きましょう。これはバクテリアの一種で、シーモンキーが死んでしまう恐れがあります。小さなスプーンを使ってすくい上げ、捨てましょう。
    • 添付のシーメディックも用いてバクテリアが残らないよう徹底すると良いかもしれません。1~2日経過して、同様の白い斑点が再び現れた場合は、タンク全体を掃除し水を取り替えましょう。孵化したばかりのシーモンキーや卵をある程度失ってしまうかもしれませんが、バクテリアを殺す方法は他に恐らくありません。
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    水槽に小型のライトを取り付けて泳ぐ姿を見て楽しむ 小さな懐中電灯やペンライトで水槽を照らし、シーモンキーが泳ぎ回っている姿を見て楽しみましょう。ライトを動かすと、光を追って泳いでいる様子が分かります。また、ライトを固定しておくと明るい場所に集まってくるでしょう。
    • 形や模様を描くようにライトを動かすと、その動きをシーモンキーが追いかける様子を見て楽しむことができます。
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    シーモンキーの交尾の特徴を知っておく 雄のシーモンキーには顎の下にひげがあり、雌のシーモンキーは卵を宿しているように見えるという特徴があります。シーモンキーは頻繁に交尾を行うので、お互いにしがみつくようにして泳いでいる様子が見受けられても驚く必要はありません。これはシーモンキーの交尾で、じきに小さなシーモンキーが誕生するということを意味しています。
    • シーモンキーの平均寿命は2年ですが、交尾の回数が多いので、世話や水槽の手入れを適切に行っていれば、次々と新しくシーモンキーが生まれてくる可能性が高いでしょう。
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このwikiHow記事について

Doug Ludemann
共著者 ::
アクアリムケア専門家
この記事の共著者 : Doug Ludemann. ダグ・ルーデマンはミネアポリス市にてアクアリアムサービスを提供する会社「Fish Geeks, LLC」を経営しています。プロのアクアリストとしてミネソタ動物園、そしてシカゴ州のシェッド水族館での勤務経験を持ち、20年以上にわたり水族館業界及び魚の飼育管理業務に携わってきました。ミネソタ大学にて生態学、進化学、そして行動学の学士号を取得。 この記事は6,792回アクセスされました。
カテゴリ: 動物
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