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野菜は電池にもなるということを知っていますか?電池は2枚の金属板の間を電子が行き来することで、電気が発生する仕組みになっています。 [1] 電池がなくて困ったときに、家にジャガイモがあったとしましょう。ジャガイモには、金属板の間を電子が移動するのに必要な化学成分であるリン酸が含まれているため、[2] ジャガイモと数種類の金属を組み合わせれば、家にある物で電池を作ることができます!さっそく実験してみましょう!

方法 1
方法 1 の 2:
ジャガイモ電池を作る

  1. 1
    必要な材料を集める この実験では、1個のジャガイモで電池を作ります。ジャガイモ1個、溶融亜鉛メッキ釘1本、10円玉1枚、ワニ口クリップ2個と、電圧計を用意しましょう。
    • 溶融亜鉛メッキ釘とは、亜鉛メッキを施してあるごく普通の釘のことで、[3] 金物店やホームセンターで購入できます。
    • この実験がうまくいくかどうかは、ジャガイモの水分量に左右されます。乾燥していない新鮮なジャガイモを用意しましょう。[4]
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    ジャガイモの中央部分に釘を刺す 釘が反対側に飛び出しそうになる深さまで、ジャガイモの中に押し込みます。突き抜けてしまっても構いませんが、先端が反対側から飛び出た状態にならないように引っ張って調節しましょう。[5]
    • この工程でジャガイモから汁が漏れ出てきますが問題はありません。
    • ジャガイモの汁で汚れないよう、作業スペースにビニールや新聞紙を広げておきましょう。
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    釘から2~3㎝離して10円玉を刺す 釘と同様に10円玉をジャガイモに突き刺します。釘と10円玉がジャガイモの中で接触しないようにしましょう。2つが接触していると不完全な回路となり、電池から電圧が発生しません。
    • 釘と10円玉がジャガイモの中で接触してしまった場合は、接触しないように位置を調節しましょう。
    • 釘と10円玉の距離は厳密に2~3㎝にしなくても構いませんが、あまり距離を開けずに刺すようにしましょう。
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    クリップで10円玉を電圧計につなぐ 電圧計には黒と赤のテストリードがついています。10円玉と赤のテストリードの先端をワニ口クリップではさみ、10円玉を電圧計につなぎましょう。[6]
    • 電圧計の中には、黒と赤ではなく黒と黄色のテストリードのものもあります。その場合は10円玉を黄色のテストリードとつなぎましょう。
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    もう1つのクリップで釘を電圧計につなぐ 釘のほうには、電圧計の黒のテストリードをつなぎましょう。[7]
    • 10円玉・釘と電圧計のテストリードが、ワニ口クリップでしっかり固定されていることを確認します。
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    電圧計の数値をチェックする 電圧計の数値が少しずつ上昇していきます。マイナスの数値が表示される場合は、釘・10円玉とテストリードの組み合わせを入れ替えれば、プラスの数値になるはずです。
    • 電圧が非常に低い場合は、釘と10円玉を刺し直して2つの距離を縮めます。このときも、ジャガイモの中で釘と10円玉が接触しないように注意しましょう。
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方法 2
方法 2 の 2:
複数のジャガイモ電池で時計を動かす

  1. 1
    材料を揃える この実験では、溶融亜鉛メッキ釘2本、10円玉2枚、ジャガイモ2個、両端にワニ口クリップのついたリード線3本、小さな時計1台を用意しましょう。
    • この実験でも、亜鉛メッキが施されたごく普通の釘、溶融亜鉛メッキ釘を使います。[8] 金物店やホームセンターで購入しましょう。
    • 10円玉が手元にない場合は、金物店やホームセンターで手に入る、銅板・銅釘・銅ワイヤーなどで代用しましょう。
    • 両端にクリップのついたタイプであれば、リード線は何色でも構いません。
    • ジャガイモは硬さのある新鮮なものを選びましょう。この実験ではジャガイモの中の水分が必要になるので、乾燥したジャガイモは使用できません。[9]
    • 実験を始める前に時計から電池を取り外しておきましょう。
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    2つのジャガイモの中央に釘を1本ずつ刺す 釘が反対側から飛び出しそうになる深さまでしっかりと押し込みます。反対側に突き抜けてしまっても、釘を引っ張って調節し、釘の先端が飛び出た状態にならないようにすれば問題ありません。[10]
    • この工程でジャガイモの汁が漏れてくることがありますが、実験に影響はありません。
    • 作業スペースに新聞紙やビニール袋を広げておくと、実験後の後片付けが楽になります。
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    釘から2~3㎝ほどの位置に10円玉を刺す 釘を刺した時と同様に、それぞれのジャガイモに10円玉を突き刺します。このとき10円玉が釘に接触しないようにしましょう。[11]
    • これでそれぞれのジャガイモに、釘1本と10円玉1枚が2~3㎝離して刺してある状態になります。
    • 釘と10円玉の距離は厳密に2~3㎝でなくても構いません。2つが接触しないように気をつけながら、あまり距離を開けずに刺すようにしましょう。
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    2つのジャガイモをクリップ付きのリード線でつなぐ リード線の一方のクリップで1つ目のジャガイモの釘を、もう一方のクリップで2つ目のジャガイモの10円玉をはさんでつなぎましょう。これで時計を動かすための電池の回路は完成です。
    • これで2つのジャガイモ電池が連結し、時計に接続できる状態になります。
    • すべてのクリップがしっかりと固定されているか確認しましょう。
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    10円玉と電池ボックスのプラス端子をつなぐ 時計の電池ボックス内のプラス(+)の表示がある側がプラス極です。2本目のクリップ付きリード線を用意し、一方のクリップで電池ボックスのプラス端子を、もう一方のクリップで1つ目のジャガイモの10円玉をはさみましょう。[12]
    • クリップをしっかり固定し、10円玉と電池ボックスをつなぎます。
    • これでジャガイモ電池の回路の一方の接続は完了です。
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    釘と電池ボックスのマイナス端子をつなぐ プラス端子の反対側、電池ボックス内のマイナス(-)の表示がある側がマイナス極です。3本目のクリップ付きリード線を用意し、一方のクリップで電池ボックスのマイナス端子を、もう一方のクリップで2 番目のジャガイモの釘をはさみます。[13]
    • ここでも、リード線がしっかりつながっているか確認しましょう。
    • この工程ではジャガイモ同士ではなく、2つのジャガイモをそれぞれ時計に接続します。1つ目のジャガイモの10円玉にリード線1本、2つ目のジャガイモの釘に別のリード線1本を取り付け、それぞれ時計につなぎましょう。
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    時計が動いているかどうかを確認する この時点で時計の秒針が動いているはずです。時計を動かしている電気は、すべてジャガイモ電池から供給されています!時計が動かない場合は、電池ボックスにリード線が正しく接続されているか確かめましょう。10円玉から伸びるリード線はプラス端子に、釘から伸びるリード線はマイナス端子につながなければいけません。
    • 時計が動かない場合は、リード線を逆にしてつなぎ直してみましょう。
    • 実験に使ったジャガイモが、新鮮なものかどうかも確認しましょう。
    • 実験が終わったら、ジャガイモ電池を繋いでいるリード線を外し、元々入っていた電池を時計に戻します。
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ポイント

  • レモンなど、他の果物や野菜でも電池を作ってみましょう。
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注意事項

  • 鋭利な釘やワイヤーは、注意して扱わないとケガをする恐れがあります。小さな子供がこの実験を行う際は、大人がそばで監督するようにしましょう。
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必要なもの

  • 溶融亜鉛メッキ釘2本
  • 10円玉2枚または銅ワイヤー2本 
  • ジャガイモ2個
  • ワニ口クリップ付きリード線3本
  • 時計(普通に動くもの)

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