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繊細で芳しい花を付けるジャスミンは、室内や庭に華やかさを添えます。ジャスミンは、株から健康な枝を切り取り、挿し木で簡単に増やすことができます。まず、株から挿し穂を採取し、発根させます。そして、挿し穂を植え替えて世話をしましょう。

パート 1
パート 1 の 4:
挿し穂を採取する

  1. 1
    今年生長した、健康でやや硬い枝を選ぶ 新葉が付いた、緑色で柔軟な枝を探しましょう。[1]
    • 株の1/3以上を切り取らない限り、ひとつの株から複数の挿し穂を採取しても構いません。
    • 挿し穂の数が多いと、挿し木が成功する確率も高まります。
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    小さな剪定バサミを使い、10~15cmの挿し穂を切り取る 挿し穂を採取する際、葉のすぐ下を切り取りましょう。葉の節の下を切ると、健康な根が生えやすくなります。[2]
    • 節は茎にある小さなこぶで、そこから葉が生長します。
    • 剪定バサミの代わりに、鋭利なナイフまたはハサミを使ってもよいでしょう。
  3. 3
    挿し穂の下部の葉を取り除く 挿し穂の葉を土に埋めると腐敗するため、下部の葉は取り除きますが、数枚の葉を残しておくと、発根が促進されます。[3]
    • 挿し穂の上部に数枚の葉を残し、その他の葉は取り除きましょう。
    • 葉は剪定バサミで切り取るか、指で摘み取りましょう。
    • ほとんどの葉を取り除くことで、根と葉がバランスよく生長します。
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    挿し穂の花がら(枯れた花)を摘み取る 花がらを摘むと挿し穂の根付きが良くなります。咲き終わった花は、種を作るために他の部分から栄養を奪います。また、枯れた花にカビが付くと、挿し穂も傷んでしまいます。[4]
    • 花がらは剪定バサミで切り取るか、指で摘み取りましょう。
    • 開花している枝から挿し穂を採取してはいけません。花を切り取っても、枝は開花時の状態を保ち、栄養を花に集中させようとするためです。
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パート 2
パート 2 の 4:
挿し穂の発根を促す

  1. 1
    小さな鉢に培養土を入れる 鉢に栄養豊富な培養土を入れます。挿し穂が発根したら植え替えるため、ひとつの鉢に数本の挿し穂を植えても構いません。[5]
    • 直径15~20cmの小さめの鉢が適しています。
    • 鉢底に水抜き穴がある鉢を使いましょう。
  2. 2
    培養土を水で湿らせる 挿し穂にはまだ根がが生えていないため、土に挿す前に土を湿らせ、その後は水やりをしません。[6]
    • 土の上から水をかけ、余分な水は鉢底の水抜き穴から排水させましょう。
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    鉛筆を使って挿し穂を挿す穴を作る 土に鉛筆を挿し込み、挿し穂の1/3が埋まる深さの穴を作ります。挿し穂が穴の側面に触れないように、穴の幅に余裕を持たせましょう。
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    挿し穂に発根促進剤を付ける 挿し穂の切り口を発根促進剤に素早く浸します。発根剤に浸けておく必要はありません。[8]
    • 発根促進剤には、粉末とジェルタイプがあります。
    • 発根剤が強い根の生長を促します。
    • 必要な量の発根促進剤を小さな容器に移して挿し穂に付け、残った発根剤は捨てましょう。発根剤のボトルに挿し穂を直接入れてはいけません。挿し穂に付いている水分がボトル内の発根剤に混ざると効果が減少します。[9]
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    用意した培養土に挿し穂を植える 鉛筆で作った穴に、発根促進剤が剥がれないように注意しながら、挿し穂を慎重に挿し入れます。挿し穂を支えながら、周りに土を被せましょう。[10]
  6. 6
    挿し穂の周りの土を指で押し固める 挿し穂が動かないように注意しながら、挿し穂に向かって土を押し固めます。挿し穂の周りの土の表面を、しっかりと押し固めましょう。[11]
  7. 7
    鉢にビニール袋を被せて空気で満たす 袋の口はねじって閉じ、挿し穂が発根する間湿度を保ちます。挿し穂にカビが生えることがあるため、ビニール袋が挿し穂に触れないようにしましょう。[12]
    • 挿し穂に水を吹きかける際は、ビニール袋を開けても構いません。ビニール袋を閉める前に、十分な空気を中に入れましょう。
  8. 8
    挿し穂を日当たりの良い場所に置く ジャスミンが健康に育つには十分な日射が必要なため、挿し穂の置き場所は、日当たりの良い窓辺が適しています。1日に6~8時間日光が当たる場所を選びましょう。[13]
    • 挿し穂は室内に置くのが理想的です。
  9. 9
    発根するまで4~6週間待つ 挿し穂が発根したら、新しい鉢に植え替えることができます。
    • 6週間経っても挿し穂が発根しない場合は、失敗した可能性があります。新しい挿し穂を使ってもう一度挑戦しましょう。
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パート 3
パート 3 の 4:
挿し穂を植え替える

  1. 1
    挿し穂をハンギングバスケットや鉢に植え替える ジャスミンは鉢植え栽培が適しており、日光が十分に当たる場所であれば、室内でも屋外でも栽培できます。[14]
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    鉢に柔らかい多目的培養土を入れる 鉢の中央に、挿し穂を植える小さなくぼみを作ります。発根のために挿し穂を植えた時と同様に、下部を土に埋めましょう。[16]
    • 培養土は、園芸用品店またはインターネットで販売されています。
  3. 3
    挿し穂の下部と根を土に埋める 発根中に土に埋まっていた部分を同様に埋めます。挿し穂の周りの土を軽く押し固め、挿し穂を安定させましょう。[17]
    • 挿し穂に付いている葉を埋めないように注意しましょう。
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    ジャスミンに水やりをする 土に水をかけて十分に湿らせます。余分な水は鉢内には溜まらず、鉢底の水抜き穴から排水されるはずです。[18]
    • 土に触れてみて乾燥していたら、ジャスミンに水やりをしましょう。
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    直射日光が1日に6時間以上当たる場所に鉢を置く ジャスミンは日当たりの良い場所で健康に育ち、特に春と夏には十分な日射が必要です。栽培する場所の日当たりを1日を通して観察し、十分な日射が得られるかを確認しましょう。
    • 冬期間は休眠期のため、日射量が減少しても問題ありません。[19]
    • 日が当たるのは6時間連続でなくても構いません。例えば、午前中に3時間、午後に3時間日射があれば十分です。
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パート 4
パート 4 の 4:
ジャスミンの世話をする

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    春と夏は毎日水やりをする 夏の間、ジャスミンの生長には直射日光が必要ですが、強い日差しで株が乾燥しやすくなります。暑い時期には毎朝水やりをし、土の湿気を保ちましょう。[20]
    • 朝に水やりをすると、日中に余分な水分が蒸発します。
    • 土が乾燥してから水やりをしましょう。手で触れて土の乾燥具合を調べます。乾燥している土は、ぽろぽろと崩れる状態になっています。土が毎日乾燥していなければ、水やりの頻度を1日おき、または2日おきに減らしましょう。[21]
  2. 2
    冬期間は、水やりの回数を週に1、2度に減らす 冬の休眠期には、土が乾燥しても構いません。冬は日射量が少なく気温も低いため、ジャスミンは水をそれほど必要としません。[22]
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    カリウムが豊富な肥料を月に1度与える 好みに応じて、液体または顆粒の肥料を使いましょう。トマト用の肥料、海藻肥料、または木灰が適しています。[23]
    • 肥料は、または園芸用品店またはインターネットで販売されています。
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    根腐れに注意を払う ジャスミンは根腐れを起こしやすい植物です。[24] 根腐れの初期の兆候として、生長が遅い、葉が黄色く変色する、葉が枯れる、根の色が濃い、そして根が萎れるなどがあります。このような状態になったら根腐れの可能性があるため、防カビ剤を散布しましょう。[25]
    • 植物用の防カビ剤は、園芸用品店またはインターネットで販売されています。
    • 水のやりすぎに注意し、根腐れを防ぎましょう。
  5. 5
    天然の害虫駆除剤を使ってコナカイガラムシを駆除する ニームオイル、園芸用の害虫駆除オイル、または害虫駆除洗剤を毎週散布しましょう。ジャスミンは、葉や茎を食害するコナカイガラムシの被害を受けやすい植物です。[26]
    • ジャスミンを屋外で栽培している場合は、てんとう虫やクモなどの益虫を増やし、コナカイガラムシを防ぐのが最善の方法です。
    • ジャスミンにコナカイガラムシが寄生していたら、70%のイソプロピルアルコールを直接塗布して駆除しましょう。[27]
  6. 6
    オウバイ(黄梅)などのウィンタージャスミンは、晩春に小さな剪定バサミで剪定する 花が咲き終わったらすぐに剪定し、好みの形に整えましょう。弱っている枝や、交差している枝も切り戻しましょう。[28]
    • 一度の剪定で、株の1/3以上を切り戻してはいけません。
    • 自然な形が好みであれば、ジャスミンを剪定する必要はありません。
  7. 7
    一般的なジャスミンは、花が咲き終わった晩夏に剪定する 小さな剪定バサミを使い、好みの形に剪定しましょう。細い枝や弱っている枝、また互いに交差している枝を剪定します。[29]
    • 一度に株の1/3以上を剪定しないように心がけましょう。
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ポイント

  • ジャスミンを健康に育てるには、屋外での鉢栽培が最も適しています。
  • ジャスミンは、華やかで魅惑的な香りで人気があります。
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このwikiHow記事について

Melinda Meservy
共著者 ::
植物専門家
この記事の共著者 : Melinda Meservy. 植物専門家のメリンダ・メサービーはユタ州ソルトレイクシティーにある植物と贈答品の専門店「Thyme and Place」の経営者です。同店を設立する以前は事業プロセスと事業改善、データ分析業務に従事していました。ユタ大学にて歴史学の学士課程を修了後、リーン開発及びアジャイル開発方法論のトレーニングを受け、認定プロフェッショナル・ファシリエーターの資格を取得。Thyme and Placeでは観葉植物とプランター、各種園芸作業台、そして生活スタイルに合わせた植物育成のアドバイスを提供しています。 この記事は1,918回アクセスされました。
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