ジャーマンシェパードを訓練する方法

共同執筆者 Pippa Elliott, MRCVS

この記事には:ジャーマンシェパードの子犬の訓練成犬のジャーマンシェパードを訓練する犬の訓練を理解する11 出典

ジャーマンシェパードほどの優雅さや威厳を備えた犬は、他にはほとんどいません。ジャーマンシェパードは最も忠実な犬種のひとつであり、通常、学ぶことが大好きな使役犬です。非常に賢く、運動神経が良く、人を喜ばせることに尽力を尽くすといった特徴を全て持っているため、用途の広い、訓練しやすい犬種です。

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ジャーマンシェパードの子犬の訓練

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    生後8週頃から訓練を始める どのジャーマンシェパードも訓練可能ですが、非常に強くてたくましい犬です。従って、子犬の時に訓練を始めると、その犬の性格を自分の思い通りに形成していく機会が持て、飼い主と犬との関係を早くから構築していくことができます。[1]
    • 成犬を飼った場合でも、効果的に訓練をすることができます。
    • ジャーマンシェパードは、家族を守ろうとする気持ちを強くもっているため、子犬の時から、他の犬や人と交わる機会を与えるようにします。そうすることで、多種多様な人々や犬と接することに慣れるという必要不可欠なことが身につきます。[2]
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    子犬の手足や耳、尻尾などに優しく触れ始めます。ジャーマンシェパードは大きく育つ犬なので、将来、お手入れしたり獣医に連れて行ったりすることを考慮して、子犬の間から慣れさせておきたいものです。爪切り、耳掃除、体温測定などが必要になることもあるでしょう。成犬になった大型犬のジャーマンシェパードがいやがった場合、このようなケアをするのが困難になってしまいます。[3]
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    子犬の訓練は、基本的なコマンド(犬への命令)から始めます。屋内でのトイレのしつけに加え、座れ、待て、ヒール(左につけ)を教えなければなりません。子犬は、直ぐには命令を理解しないでしょう。指示した通りの行動を子犬が直ちにしなくても、根気よく教えます。
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    おやつを与えたり褒めたりしながら、コマンドに従わせるようにしていく ジャーマンシェパードは、学ぶことが大好きなので、おやつをご褒美として与えられると、飼い主のコマンドに意欲的に従おうとします。
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    エサに関する攻撃行動を防ぐ エサを食べている時に、嫌がらない限り、子犬を撫でてあげます。その時に、体をこわばらせたり、食べるのをやめてしまったり、うなったりするようであれば、子犬の攻撃的な態度に直ちに対応する必要があります。[4]
    • 食事中に人間が皿にエサを足すのは、エサの皿の存在を脅かすものではないことを子犬に教えます。 エサの皿の近くに人がいるのは良いことだと子犬が考えるようにするために、エサの皿に入れるドッグフードを最初は少量にし、後で足します。
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    エサを巡る攻撃行動に焦点を当てる エサの皿を取り除き、手から直に食べさせます。[5]子犬が飼い主からエサを1つずつもらうために、毎回「座れ」などのコマンドに従わせましょう。子犬が守るエサの皿をなくします。
    • 子犬がエサに関して飼い主を信用し、従順になったら、エサの皿を持って来て、皿のあるところで引き続き手から直に食べさせますが、この時点で依然として皿からは食べさせません。
    • エサの皿は、それほど重要ではないと思わせます。ドッグフードが皿に落ちた場合は、子犬に食べさせ褒めてあげましょう。引き続きエサをあげます。皿に、エサが常に入っている状態にはせず、子犬と一緒に皿の側に座るか立つかして、皿に落とすドッグフードの量を増やしていきます。 飼い主がエサの皿の近くにいるということは、エサをもらえる良いサインだと子犬はみなし、皿を守る必要がないということに気づくようになります。
    • 飼い主は美味しいものをエサの皿に入れてくれるということを、子犬にさらに思わせる必要があるようなら、ローストチキンの胸肉などのとっておきのおやつを加えても良いでしょう。
    • どんな時でも危険を感じたら、訓練を中止します。自分自身または家族、特に子供に危害が及ぶのを防ぐために、直ちにプロのトレーナーに訓練を依頼しましょう。所有欲が理由で唸るという行為は、恐怖心から威嚇するという非常に深刻な症状である可能性があり、こうした症状が子犬に見られる場合は、エスカレートしてしまう前に、できる限り早急に手を打つ必要があります。
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    食事の時間を訓練の時間に使う エサがもっと欲しい時には、飼い主の顔を見させるように少しづつしつけ、エサをもらう時には「座れ」「待て」をしなければならない事も教えます。人間がエサの供給を制御し、子犬が好ましい行動を取った時にはご褒美をあげます。[6]
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    望ましい行動に対するご褒美としてのおやつ離れを学ばせる 子犬がコマンドに従えることを習得したら、食べ物をもらうためだけに指示された行動をする犬にならないように、ご褒美のおやつは中休みを入れながら与えます。引き続き褒めながら訓練しますが、毎回おやつを与えるのはやめましょう。反応の速度を加速するためにコマンドの出し方を変えて訓練する場合は、子犬がしっかりそのコマンドに従えるようになるまで、再度ご褒美のおやつを加えます。その後は、抜群の行動をした時にだけ、ご褒美としておやつを使います。
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    子犬を怖がらせない ペットに怒鳴りつけるのはやめましょう。自分に根気がなくなってきたタイミングを認識できるように努力し、気分の良い状態でその時の訓練を終えるようにしましょう。飼い主が苛立っていることをボディーランゲージと声のトーンから、子犬は感じ取ります。 子犬も飼い主も、快適な気分の時に、日を改めて訓練を行いましょう。[7]
    • いつまでも上手くいかないようであれば、プロのトレーナーに相談してみましょう。
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    ジャーマンシェパードの子犬を基本的なしつけ教室、または子犬のしつけ教室に入れる 初めて子犬が教室でコマンドを学ぶ際は、通常、家族の大人一人が訓練の責任者になります。子犬が基本的なことを理解でき安定してきたら、家族の他の人が教室の訓練に参加してもよいでしょう。家族のうちの一人にだけ服従するのではないということを犬に理解させるのは、重要です。
    • 子犬が生後8~10週頃に教室に入れますが、この頃には第一回目の教室に参加するために予防接種を始めておきます。子犬の学校や幼稚園の中には、全ての予防接種を完了していなくても入れるように設定されている教室もあります。各学校は教室に入るために特定の条件を定めていて、多くの学校で予防接種済みの証明書の提出を求められます。

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成犬のジャーマンシェパードを訓練する

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    基本的な犬の訓練から始めます。ジャーマンシェパードは、訓練する上で、必ずしも他の犬種と異なるというわけではありません。犬が「座れ」や「ヒール」などの単純なコマンドを理解しない場合は、まず、こうした基本的なコマンドから始めましょう。
    • 飼い主と犬との信頼関係を築くところから訓練を始めなければなりません。毎回の訓練は短く楽しく行い、訓練と訓練の間に遊んだり、水を飲んだりする時間を入れましょう。
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    犬に意欲を持たせるために、褒めたり、食べ物やおもちゃを使ったりする 大半の犬にとって、食べ物は強力なモチベーションになります。食べ物がモチベーションにならない犬、特に狩猟の習性を強く持つ犬は、おもちゃをご褒美に使うと、よく反応します。どちらを使うにしても、ご褒美だけではなく、褒め讃えてあげるのは犬にとって非常に大切で、好ましい行動だということを犬に伝える手段となります 。[8]
    • ご褒美を与えるタイミングは非常に重要です。 好ましい行動を犬が行なった後2、3秒以内に、褒めて、ご褒美をあげなければなりません。好ましい行動とご褒美の間に、犬が他の行動をとった場合、犬がとった最後の行動に対してご褒美を与えていることになります。例えば、「座れ」を教えている場合は、犬が4本の足全部を地面につけて座っているときに、ご褒美をあげなければなりません。犬が足一本を上げていたり、立ちかけている時に褒めたり、おやつをあげてしまうと、一番最後にとった行動に対してご褒美をあげていることになってしまいます。[9]
    • おやつは小さくて美味しいものがよいでしょう。上中下の三段階のおやつを用意します。犬がコマンドに従えるようになるために使う秘密兵器として、これらのおやつを使います。犬が初めて新しいコマンドを習得した時には、中レベルからトップレベルのとっておきのおやつを使い始め、成功するたびにおやつを与えます。コマンドをさらに理解できるようになったら、合間合間に一番下のレベルのおやつを加えていきます。犬がとった行動が抜群であったということを犬に教えてあげたい時や、犬がその素晴らしい行動を繰り返し行うよう覚えさせるために、いつでもとっておきのおやつに後戻りできます。
    • 次第に、おやつを与えるのを減らしていき、犬が確実にコマンドに従えるようになってきたら、褒めてあげることを増やします。食べ物をもらうためだけに行動をとり、それ以外の時間は飼い主を無視するという犬にしたくはないでしょう。そのような犬になってしまった場合は、危険な状況になりかねません。
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    クリッカートレーニングの導入を検討する クリッカートレーニングとは、 クリッカーの音は自分の行動に対する肯定的な「目印」だ、と犬が考えるようにさせる方法です。クリッカーの音が「大変良い」という意味だと学ばせるために、まずとっておきのご褒美を何度も与えながらクリッカーを鳴らすことから始めます。犬がこの関連付けを習得したら、クリッカーを鳴らして、飼い主が望む行動を犬ができるように形づけていきます。クリックした瞬時に褒め、再度クリックしご褒美を与えるといった感じで、褒めたりご褒美を与えたりするよりも早くクリックします。クリッカートレーニングでは、犬に即座にフィードバックを与えるため、早いスピードで犬が学ぶことができ、素晴らしい訓練の方法と言えます。
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    一回に行う訓練は、休憩なしで20分以内にする  月齢の浅い子犬の場合は、より短時間(5~10 分)で訓練を行います。一般的に、特に生後6か月以内の子犬の場合は、短時間の訓練を何回かに分けて行う方が、長時間の訓練を1回するより効果的です。子犬が集中できる時間は短く、疲れやすく、疲れ切っている子犬を訓練しようとすると、飼い主の根気も続きません。 犬から反応を最大限に引き出すために、訓練は明るく楽しいものでなければなりません。訓練と訓練の間には子犬との遊びの時間も入れて、人間はいつも「学ばさせよう」とするばかりではなく、一緒にいて楽しいと犬に思わせるようにします。[10]

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犬の訓練を理解する

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    一般的に行われている犬の訓練について学ぶ 子犬を正しく訓練できるように自分自身の知識を高め、訓練でよく犯されがちな間違いを避けましょう。犬の訓練には多くの方法があり、飼い主やペットにとって効果のあるものとないものがあります。トレーナーにも個性があるように、犬にもそれぞれ個性があります。従って、基本的な犬の行動と犬の訓練を学ぶことによって、自分の飼い犬を訓練する工程を理解するための正しい土台を築くことができます。1つの方法が「完璧」ということはないので、どの方法で始めるのが良いのか決めるために色々調べてみましょう。訓練の方法には、肯定的な訓練のテクニックのみを元にしているものに対し、肯定的・否定的な方法をどちらもバランスよく導入して強化するものもあります。ひとつの方法で試してみて良い結果が得られない場合は、他の方法を試して見るというのも良いでしょう。訓練の模索をしてみて、壁にぶつかった場合は、経験豊富なトレーナーに相談することもできます。
    • 犬の訓練に関する以下の本を読んでみましょう。カレン・プライアの作品「上手くやるための強化の原理ー飼いネコから配偶者まで(Don’t Shoot the Dog)」、「 犬のクリッカートレーニング (Getting Started: Clicker Training for Dogs)」などがあります。
    • 訓練の技術を動画で見ます。インターネット上には、犬の訓練に関する動画がたくさんありますが、必ず犬の訓練に豊富な知識を持つ人が作成した動画を選びます。
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    ジャーマンシェパードの独特の性質について学ぶ ジャーマンシェパードを飼う前に、この犬種について知っておくべきことがあります。 犬全般に共通するケアはありますが、ジャーマンシェパードは使役犬ですから、十分な運動を必要とし、精神的刺激もたくさん与えなければなりません 。[11] つまり、ジャーマンシェパードを飼うということは、時間と根気が必要だということを理解しなければなりません。
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    ジャーマンシェパードの飼い主やトレーナーと話す ドッグショーに出かけ、ジャーマンシェパードが刺激やコマンドに対しどのように反応しているのか観察するだけでなく、飼い主やトレーナーがどのようにジャーマンシェパードと接しているのかも見てみましょう。
    • ドッグトレーナーを訪問し、教室をいくつか見学できるか尋ねてみます。犬を飼っていない場合、他の人を観察すると多くのことを学べます。
    • 飼い主と犬に対するトレーナーの取り組み方が、自分に合っているかどうか考慮します。トレーナーとの関係が良好であれば、飼い主も犬もよく学ぶことができます。日本ペットドッグトレーナーズ協会のウェブサイトの情報は非常に参考になるので、飼い主と子犬を支援してくれるトレーナーを探し始めるために連絡をとってみると良いでしょう。

記事の情報

wikiHow共著者の一人、Pippa Elliott, MRCVSがこの記事を共著しています。wikiHow共著者は、可能な限り正確でわかりやすい記事を提供するため、wikiHow編集者と緊密に協力しあっています。

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