スエードは柔らかく繊細、かつ手触りの良い材質で知られています。スエードに付着した汚れは一般的に落としにくいものの、油染みは基本の家庭用品を用いて落とすことができます。新しい油染みは定着してしまう前にできるかぎり吸い取りましょう。液体食器用洗剤を用いて軽い油染みを落としましょう。より深く浸透した頑固な油染みは、スエード専用のお手入れキット(消しゴムやクリーナーが入っています)を使って状態を回復させましょう。

方法 1 の 3:
コーンスターチで油を抜く

  1. 1
    付着したばかりの染みであれば、ペーパータオルに油を吸わせる 染みがまだ乾いていないのであれば、深く浸透してしまう前にできる限り拭き取りましょう。スエードを平らな台の上に置きます。ペーパータオルを染みに押し当てましょう。より深刻な問題になる前に、ほとんど取り除くことができるかもしれません。[1]
    • 付着したばかりの時に対応してしまうことがポイントです。その後、多少定着してしまったとしても、早い段階である程度手を打っておいた方が染み抜きが楽になります。
  2. 2
    大量のコーンスターチを染みの上からふりかけ、最低1時間放置する 染みが見えなくなるまでコーンスターチをふりかけましょう。コーンスターチの量は多すぎるということはないので、恐れずにたっぷりとふりかけましょう。吸湿材なので、生地から油分が効果的に取り除かれます。[2]
    • コーンスターチがない場合は重曹で代用してみましょう。ベビーパウダーも良いかもしれません。
    • コーンスターチをふりかけた後は、最低でも30分そのまま放置しましょう。時間に余裕があるならば一晩放置しておけると、よりしっかりと油分が取り除かれます。
  3. 3
    湿らしたマイクロファイバークロスでコーンスターチを取り除く ほとんどの場合、コーンスターチは手で簡単にはらうことができます。それ以外は、ぬるま湯で軽く湿らせたマイクロファイバークロスを使います。余計な水分は絞りましょう。[3]
    • 余計な水分が付着するとスエードが傷む恐れがあるので注意しましょう。ぬるま湯を使い、最後は熱を避けて自然乾燥させましょう。
  4. 4
    歯ブラシで染みをこすり毛羽を立てる 染みの上から開始し下に進みましょう。生地が傷まないよう、優しくこすりましょう。スエードにブラシをかけると残っていた染みが取り除かれ、繊維が柔らかくなるので、新品のような見た目になります。[4]
    • スエード用のお手入れキットがある場合は、その中に含まれているスエード用ブラシを用いることができます。
  5. 5
    必要に応じて手順を繰り返す より頑固な油染みに対しては、コーンスターチを2~3回用いなければならないかもしれません。あるいは、油汚れに強い液体食器用洗剤や酢を使って、残っている染みを落としましょう。
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方法 2 の 3:
食器用洗剤で落とす

  1. 1
    新しい油染みの場合はペーパータオルで拭き取る きれいなペーパータオルを染みに押し当て1分間待ち、できる限り吸い取らせます。油が繊維に深く浸透し、より頑固な染みになることを防ぎます。
    • すぐに染み抜きが行えない状況だとしても、このように吸い取らせることだけは直ちに行いましょう。
  2. 2
    油汚れに強い食器洗い洗剤をかけて10分染み込ませる 液体の食器用洗剤のほとんどが油汚れに対応していますが、しつこい油汚れに強い製品があると尚良いでしょう。多すぎるということはありませんが、最後に洗い流さなければならないという点を忘れないようにしましょう。[5]
    • スエードはあまり水にさらさない方が取り扱い方としては好ましいので、洗剤と水を用いるのはできる限り小さな範囲に留めましょう。
  3. 3
    染みがついている部分をスエード用ブラシあるいは歯ブラシでこする まず染みの上の部分から開始し、短く軽く手を動かしながら下に移動していきましょう。こすることによって洗剤が浸透しやすくなります。ナイロン製のブラシ、爪ブラシなどで代用することもできます。[6]
    • あまり力を入れずにこすりましょう。スエードはこすりすぎると傷む恐れがあります。軽い力で行っていれば、新品のような見た目になり、柔らかな手触りに仕上がるでしょう。
  4. 4
    湿らせたマイクロファイバークロスで洗剤を拭き取る ぬるま湯で湿らせたマイクロファイバークロスを使って生地を軽く湿らせます。クロスを軽く絞って余分な水気を取り除き、上から下に向かってこすりましょう。完全とはいわずとも、ほとんどがこれで落ちるでしょう。[7]
    • スエードが多少濡れても構わないのであれば、流水で洗剤を洗い流しましょう。直射日光は避けつつ風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
  5. 5
    染みがまだ残っている場合はさらに洗剤を用いる まだ染みが完全に落ちていない場合は手順を繰り返しましょう。再びこすることで染みの油分を表面に浮かび上がらせます。古くなっている染みの場合、この手順を2~3回繰り返さなければならないかもしれません。
    • 頑固な染みに手こずっている場合は、スエードのお手入れキットがあると良いかもしれません。スエード専用のブラシと消しゴムで染みをこすってみましょう。
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方法 3 の 3:
スエード用クリーナーを用いる

  1. 1
    表面の埃を柔らかいブラシで落とす 平らな台の上にスエードを広げましょう。専用のお手入れキットがある場合は、一式に含まれているブラシを使いましょう。まず、染みの上の部分からこすり始め、短く素早い動きで徐々に下に移動しましょう。埃が繊維の内側に入り込んでしまわないよう、できる限りしっかりと取り除きます。[8]
    • 古くなった歯ブラシやナイロン製のブラシで代用することもできます。
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    スエード用の消しゴムで上から下に向かってこすり油を浮き上がらせる スエード用の消しゴムは文房具の消しゴムのような見た目をしています。これを使い、これ以上変化が見られないと感じられるようになるまで染み全体を何度かこすりましょう。[9]
    • スエード用消しゴムやクリーナーはスエードのお手入れキットに含まれていることが一般的です。ネットショッピングや革製品を取り扱っている店舗などで購入しましょう。
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    スエード用クリーナーを油染みにふきかける 染み全体にクリーナーをふきかけましょう。クリーナーは小さなスプレーボトルに入っていることが一般的です。ノズルを染みの方向に合わせ噴きかけるだけでこの手順は完了です。スプレーボトルに入っていない場合は、小さじ1を清潔なマイクロファイバークロスに染み込ませ、染み全体に伸ばしましょう。[10]
    • 家庭に常備している酢を使うこともできます。布やペーパータオルに小さじ1の酢を染み込ませ、染みにポンポンと押し当てましょう。
  4. 4
    ぬるま湯を染み込ませたマイクロファイバークロスを優しく押し当てる 水が滴るようなことがないよう、余分な水気は絞っておとしましょう。上から下に向かって染みを拭き取ります。スエード自体はあまり濡れずに、残っている油分のみが落ちるでしょう。
    • 適切に乾かすことができるのであれば、流水で洗い流しても良いでしょう。直射日光や熱を避けて乾かしましょう。
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    再びブラシがけをして表面を整える スエード用ブラシ、あるいは柔らかいブラシで上から下に向かってブラシがけをしましょう。生地が傷まないよう、短く軽く手を動かします。ブラシがけをすると毛羽が立つので、柔らかく清潔な見た目が回復します。
    • ここまでの手順を全て試しても染みを取り除けなかった場合は、専門のサービスに依頼しましょう。
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ポイント

  • 油染みに気がついた時は、直ちにペーパータオルで吸い取らせましょう。このひと手間があることで、後の染み抜きの作業がかなり楽になります。すぐに染み抜きを行うことが出来なくても少し安心できるでしょう。
  • 染みが新しいうちに染み抜きを行いましょう。時間が経過するほど落としにくくなります。
  • スエードは水との相性があまり良くありません。濡れると形が崩れたり、ひび割れることもあります。また、高温の水にさらされることで染みが定着する可能性もあります。水ならば安全に用いることができます。ただし注意深く適切に取り扱うことができるという前提です。
  • スエードに水を用いる時は、最後に適切な方法で乾かしましょう。直射日光や熱にさらされると乾きすぎて、ひび割れてしまう恐れがあります。
  • 落ちそうもない染みはスエードや革製品を専門としたサービスに依頼しましょう。ドライクリーニングを行っている店舗でも依頼できるでしょう。

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必要なもの

コーンスターチを使う方法

  • ペーパータオル
  • コーンスターチ
  • スエードブラシ
  • マイクロファイバークロス

食器用洗剤を使う方法

  • ペーパータオル
  • 油汚れに強い液体食器用洗剤
  • スエードブラシ
  • マイクロファイバークロス

スエードクリーナーを使う方法

  • ペーパータオル
  • スエードブラシ
  • スエード用消しゴム
  • スエードクリーナー
  • マイクロファイバークロス

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カテゴリ: 掃除
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