スケルトンリーフを作る方法

共同執筆者 wikiHow編集チーム

スケルトンリーフ(葉脈だけが残り透けている葉)は美しく繊細なレースのような見た目が特徴的で、スクラップブック作り、デコパージュといった装飾に重宝します。購入しようとすると高額になることがありますが、驚くほど簡単に家庭で作れます。節約になるだけでなく、漂白や着色を行うことで、よりお好みの仕上がりに近づけることも可能です。さらに、好きな形や大きさの葉を選んでスケルトンリーフに加工することができるという利点もあります。

パート 1 の 4:
洗濯ソーダを使う

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    小鍋に葉を並べる 枚数に決まりはありませんが、大量に詰め込まないよう注意しましょう。枚数が多い時も、均等に重なるよう工夫しながら敷き詰めましょう。モクレンやクチナシの葉のように、ろう様で光沢のある葉が最も適しています。[1]
  2. 2
    葉の上から洗濯ソーダと水を加える 70~110グラムの洗濯ソーダと950ミリリットルの水を用意しましょう。材料を優しくかき混ぜます。[2]
    • 洗濯ソーダは重曹とは違います。重曹は使えません。[3]
    • 洗濯ソーダは炭酸ナトリウムとも呼ばれています。スーパーやドラッグストアの洗濯用品のコーナーで探してみましょう。[4]
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    葉が柔らかくなるまで煮る 鍋を中火から強めの中火にかけて沸騰させ、弱火にして煮ましょう。葉が柔らかくなるまで煮るようにしましょう。使用する葉の種類によって、90分~2時間ほど要します。[5]
    • 煮ていると水が蒸発していきます。葉が乾いてしまわないよう必要に応じて水を注ぎ足しましょう。[6]
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    葉を鍋から取り出す ゴム(またはプラスチック製)手袋を着用します。つぎに、トングやスパチュラを使って葉を取り出しましょう。[7] 取り出した葉がドロドロ、ネバネバとしている場合は桶やボウルを使って冷水(あるいは室温程度の水)に2~3分間浸しましょう。後で扱いやすくなります。
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    葉をペーパータオルの上に並べ、ドロドロしているものを優しくはらう 葉や茎の部分をピンセットでつまみ、絵筆や柔らかめの歯ブラシを使ってどろどろしているものを優しくはらいましょう。葉を裏返し、反対側も同様に綺麗にします。[8]
    • この作業は、冷水あるいは室温程度の水に浸しながら行うと、より効果的です。[9]
    • この作業は優しく行いましょう。葉はとても繊細です。[10]
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    真水で葉をもう一度すすぐ この時、葉はとても繊細になっているので手荒く扱わないようにしましょう。桶やボウルを冷水あるいは室温程度の水で満たし、その中に葉を浸しましょう。必要に応じて優しくかき回します。まだドロドロとしたものが残っている場合は、水を取り替え、もう一度この手順を行いましょう。
    • 葉は流水にさらすことはできません。水圧によって破れてしまいます。
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    葉を乾かす 2枚のペーパータオルに葉を挟み、その上に重量のある本を乗せましょう。ペーパータオルが余分な水分を吸収し、本が乾いている途中の葉を平らな状態に保ちます。重石をせずに乾燥させると、葉が反ったり丸まってしまう可能性があります。
    • あえて反ったり丸まった葉が必要なのであれば、ペーパータオルの上に葉を乗せ、その上に何も置かずに乾燥させましょう。上からかかる重みがないので、乾いていく過程で自然に丸まっていきます。
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パート 2 の 4:
その他の方法を試す

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    水に葉を浸す 480ミリリットルの水に大さじ3の洗濯ソーダを加え、沸騰させましょう。火から下ろし、その中に葉を浸し20~30分間放置します。[11]浸し終えたら、どろどろとしているものを取り除きましょう。
    • この方法は上記で説明したものと似ていますが、火にかけて煮詰めないという点で異なります。
    • 少量の葉を用いる時や繊細な葉を用いる時に適した方法です。
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    時間に余裕があるのであれば、ただの水に葉を浸す この方法を用いると、完了するまで2~3週間を要します。また、水が腐らないよう2~3日おきに交換しなければなりません。腐敗を防ぐために漂白剤を少し加えることも可能です。[12] 葉を浸し終えたら、柔らかい歯ブラシでドロドロとしているものを取り除きましょう。
    • 漂白剤の量に対して水が30倍になるよう調整しましょう。
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    バイオ洗剤を試す 480ミリリットルの水に115グラムのバイオ洗剤を加えましょう。その中に葉を入れ、30分ほど煮立たせます。葉をすすぎ、柔らかい歯ブラシでどろどろとしたものを取り除きましょう。2枚の吸い取り紙で挟み、2週間置きます。
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パート 3 の 4:
色をつけたり漂白をする

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    漂白剤でスケルトンリーフを白くする 容器の中に240ミリリットルの水と50ミリリットルの漂白剤を注ぎましょう。その中に葉を加え、白く変わるまで放置します。一般的に20分ほどで完了するはずですが、厚みのある葉や元の色が濃い葉は、さらに時間がかかるかもしれません。[13]
    • 大量のスケルトンリーフを作った場合、一度に漂白せず複数回に分けたほうが良いでしょう。漂白剤の入った容器に葉を詰め込み過ぎないようにしましょう。
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    真水で葉をすすぐ 別の容器を冷水あるいはぬるま湯で満たしましょう。1枚ずつ葉をその中につけ、ペーパータオルの上に並べていきます。水によって余分な漂白剤が取り除かれるので、漂白が止まります。[14]
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    葉を乾燥させる 反ったり丸まったりすることなく葉を乾燥させたいのであれば2枚のペーパータオルで挟み、上から重石をしましょう。より自然な見た目に仕上げたいのであれば何も上に乗せずに乾かしましょう。上からの重みがなければ、乾いている過程で葉は丸まっていきます。
    • 20分程で完了するはずです。[15]
  4. 4
    食用着色料や液体の水彩絵の具に葉を浸して色をつける 水に十分な量の食用着色料あるいは液体水彩絵の具を混ぜ、お好みの色合いを作りましょう。その中に葉を浸し20分ほど放置して、取り出しましょう。真水で葉をすすぎ、これまで説明した方法で葉を乾かします。
    • 葉を平らな状態で乾かしたい場合は、ペーパータオルで挟み上から重石(ずっしりとした本など)を乗せましょう。
    • より自然な見た目に仕上げたいのであれば、ペーパータオルに並べ、上から何も乗せずに乾かします。
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    食用着色料あるいは液体水彩絵の具で色を塗る お好みの色を小さなグラスやコップに用意しましょう。柔らかな絵筆を使い、葉に色を塗っていきます。単色でベタ塗りにすることも、濃淡をつけることもできます。[16] 最後に、2冊の本に挟んで乾かしましょう。
    • 硬い筆は使用できません。葉が破れてしまう恐れがあります。
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    スプレー塗料でメタリックな見た目に仕上げる ペーパータオルの上に葉を並べましょう。メタリックな色合いのスプレー塗料を軽く噴きかけましょう。ピンセットで葉をつまみ、綺麗なペーパータオルに移し乾燥させます。同じ手順を葉の反対側でも行いましょう。
    • スプレー塗料が付着したペーパータオルの上で葉を乾かすと、葉がくっついてしまいます。
    • お花用のカラースプレーがあると、より綺麗に仕上がります。
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パート 4 の 4:
スケルトンリーフを装飾に用いる

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    シードビーズ、ラメ、ラインストーンなどで華やかさを加える リーフの外側の輪郭や中央の葉脈に沿って液体グルーを塗り、粒の細かいラメを振りかけてみましょう。ラメの他にも、小さなガラス製シードビーズや小粒のラインストーンを用いても良いでしょう。あるいは、グリッターグルーを使い模様を描くこともできます。
    • 先端が細くなっている工作用や手工芸用のりがあれば理想的です。細く尖った絵筆でのりを塗っても良いでしょう。
    • 通常のラメは粒が大きすぎるので使用しない方が良いでしょう。
  2. 2
    葉でボウルや箱を作る ボウルや箱の外側を食品用ラップで覆いましょう。工作用のりとぬるま湯を同量混ぜ合わせます。その中に葉を浸し、綺麗に伸ばし、ボウルあるいは箱の外側に貼ります。そのまま乾かして、葉の部分を容器から外します。残っているラップは剥がしましょう。[17]
    • 粒の細かいラメも加えると、キラキラとした見た目になります。
    • 工作用のりがない場合は、手工芸用のりやデコパージュ専用のりで代用しましょう。
  3. 3
    スクラップブックやカード作りの際に活用する スケルトンリーフはスティックのりでカードやスクラップブックの紙に貼りつけることができます。また、液体のりを裏側に薄く塗り貼りつけても良いでしょう。[18]
    • 穴あけパンチやクラフト用ナイフを使って、ハート形、星、三日月などのに整えても可愛らしいでしょう。[19]
    • また、葉を型のように使うこともできます。例えば、黒の水彩絵の具で葉の表面に色を塗り、その面を紙に押し当て、最後に剥がしましょう。
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    ガラス製の容器や花瓶の表面にデコパージュを施す ガラスの表面を消毒用アルコールで拭きましょう。デコパージュ専用のりを塗ります。つぎに、葉の裏側にも同じようにデコパージュ専用のりを薄く塗り、ガラスの表面に押し当てましょう。最後に上からもう1度のりを重ねます。[20]
  5. 5
    ガーランドとしてスケルトンリーフを吊るす 中央の葉脈と茎が接する位置に紐を通します。複数の葉が連なったガーランドにしても良いでしょう。次に、紐に対して葉が垂直に吊り下がるように向きを調整しましょう。紐は、スケルトンの間を通すことのできるような細さであることが大切です。より繊細な葉は、太めの糸や「Baker's Twine(クラフト用の紐)」以外は使えないこともあります。頑丈な葉であれば、太い糸やBaker’s Twineの他にも、太いより糸、細い毛糸、あるいは細いジュートコードも使えるかもしれません。
    • 葉の位置を固定したい場合は、葉の両側で紐に小さな結び目を作っておきましょう。
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ポイント

  • 例えば、クチナシ、ヒイラギ、キボウシ、月桂樹、モクレン、カエデ、オーク、ゴムの木の葉が適しています。[21]
  • ドロドロとしたものを葉から取り除く際は、力を入れすぎないようにしましょう。葉が破れてしまう恐れがあります。
  • 葉全体をスケルトン状態にしなければならないというわけではありません。部分的に処理を施すと個性的な見た目になります。.[22]
  • 液体の食用着色料や水彩絵の具が手元にない場合は、その他の液体染料(例えばお花用のカラーなど)で試してみましょう。粉末飲料の素でも使えることがあります。[23]
  • 葉に鮮やかな色をつけたいのであれば、まず漂白して白い状態にしましょう。こうすることで、次の色が入りやすくなります。
  • 強い臭いが発生することもあります。窓を開けたり、換気扇をかけた状態で作業を行いましょう。
  • 洗濯ソーダを手作りすることもできます。重曹を205~233度のオーブンで熱する必要があります。天板に重曹を薄く均等に伸ばし、1時間ほど熱しましょう。途中で一度かき混ぜます。きめが粗い状態になると完成です。
  • 知覚過敏用や赤ちゃん用の柔らかい歯ブラシを用いましょう。通常の歯ブラシは硬すぎます。

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注意事項

  • 洗濯ソーダは腐食性なので、手袋を着用して手を保護しながら取り扱いましょう。
  • 子供がここで説明した方法でスケルトンリーフを作る際は、必ず大人が監督しましょう。[24]
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必要なもの

  • 葉(できれば、ろう様で光沢のあるもの)
  • 70~110グラムの洗濯ソーダ(重曹ではありません)
  • 950ミリリットルの水
  • 小鍋
  • ゴム(またはプラスチック製)手袋
  • トングやスパチュラ
  • ピンセット
  • ペーパータオル
  • 絵筆や柔らかい歯ブラシ
  • 漂白剤や食用着色料(必要に応じて)

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wikiHowスタッフ編集者
この記事は、経験豊富なwikiHowの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。
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