スズメバチが家のすぐそばに巣を作ると、家族やペットに危険を及ぼします。市販のスズメバチトラップもありますが、べたべたして設置が難しいものです。ペットボトルと肉、砂糖、食器用洗剤などの魅力的な餌を使用して、繰り返し使えるスズメバチトラップを手作りしましょう。この手作りトラップはスズメバチに効果的なうえに、設置や維持が簡単です。

パート 1 の 3:
スズメバチトラップを作る

  1. 1
    2リットルのペットボトルのラベルを剥がします。外から見やすくなり、スズメバチを捕えたか確認できます。ラベルを剥がせないペットボトルを使用しても構いませんが、中が見えにくくなります。[1]
    • 2リットルのペットボトルでなくてもスズメバチトラップを作ることができます。タイプの異なるペットボトルや牛乳パックなどを利用することができますが、スズメバチが入れる大きさの口がついているものを選びましょう。[2]
  2. 2
    ペットボトルの首の部分に油性ペンで線を描きます。ペットボトルの首の下の部分、首と胴体の境目に線を描きましょう。この線はボトルを切るときの目安なので、正確にまっすぐである必要はありません。[3]
    • 牛乳パックなどを使用する場合は、開け口の下の部分、三角形の下の部分に線を描きます。
  3. 3
    線に沿ってペットボトルの首の部分を切り離します。カッターやハサミなど使いやすいもので切りましょう。ボトルを切れる鋭い刃があれば何を使用しても構いません。[4]
    • ペットボトルは滑りやすいので、最初の切り込みは落ち着いてゆっくりと入れ、怪我をしないように気を付けましょう。軽く湿らせたタオルなどの上にペットボトルを置いて切ると滑りにくくなります。
    • 切った後、上下ともにトラップを作るのに使用するので、線に沿って切りましょう。
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    ペーパータオルでペットボトルの内部と首の内側の部分にオリーブオイルを塗ります。滑りやすくなりスズメバチが登れなくなります。定期的に掃除をしないと、油がべたべたするので、油を塗らなくても構いませんが、塗ると効果的なトラップを作れます。オリーブオイルの代わりにワセリンを塗ることもできます。[5]
  5. 5
    ペットボトルの首の部分を逆さにし、胴の中に入れます。逆さにした首の部分が漏斗の働きをし、スズメバチが入ると出られなくなります。首の部分を入れる前にキャップを外すのを忘れないようにしましょう。口の部分がスズメバチの入り口になります。[6]
  6. 6
    切った部分に沿って2つまとめてテープで止めます。透明のガムテープを使用すると、内部を確認しやすくなります。[7]
    • ダクトテープ(強力補修テープ)など透明ではないテープを使用する場合は、テープの幅をできるだけ細く切って使用します。
  7. 7
    漏斗の端の両側に穴をあけます。穴あけ器、はさみ、その他先の尖ったものを使用して2つ穴をあけましょう。怪我をしないように気を付けて行います。[8]
  8. 8
    穴に30cmの紐を通して端と端を結びます。持ち手ができて、トラップを吊るすことができます。使用する紐は何でも構いませんが、トラップの重さや風に耐えられる、できるだけ丈夫なものを選びましょう。[9]
    • 丈夫な紐のほか、古くなった靴紐でも十分トラップを支えることができます。
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パート 2 の 3:
餌の仕掛けとトラップの設置

  1. 1
    春や初夏には肉の脂やくず肉などを餌として使用します。水と混ぜるとスズメバチを溺れさせることができます。スズメバチは、春や初夏に卵を産むために巣を作るので、たんぱく質が効果的です。[10]
    • この時期、肉を餌に使用すると女王蜂を捕らえることもできます。女王蜂を捕えると巣の他の蜂は引っ越しを余儀なくされるでしょう。
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    晩夏や秋は甘いものを餌に使用します。甘いものと水、食器用製剤を混ぜて餌にしましょう。晩夏から秋にかけて、スズメバチはより多くの栄養を必要とするので、甘いものが効果的です。食器用洗剤で水の表面張力がなくなるので蜂が溺れやすくなります。砂糖、レモンのしぼり汁、酢などを使用します。甘いものの種類や量を変え、スズメバチにどれが効果があるか試してみましょう。[11]
    • 必要に応じて水と洗剤の量を増やして、トラップを満たすこともできます。ただし、水と洗剤の割合は水250㏄に対して洗剤が小さじ1杯になるように調節します。[12]
    • 蜂を溺れさせずに逃がしたい場合は、餌に洗剤を混ぜないようにします。洗剤は蜂の体を覆い、逃がしても結局窒息してしまいます。[13]
  3. 3
    混ぜて作った餌を漏斗に注ぎます。スズメバチがペットボトルの口からトラップに入るように、口の部分が餌の溶剤に浸らないようにします。ペットボトルの中の溶剤を2~5㎝くらいにすると、餌に近づくためにペットボトルに完全に入るでしょう。[14]
    • 2リットルのペットボトルより小さいものを使用する場合は、溶剤の量を減らします。小さなトラップでも入り口と餌の距離は少なくとも5cm離すようにしましょう。
    • 蜂を逃がす場合は、餌に混ぜる水分を小さじ1~3杯くらいにすると蜂をトラップに呼び寄せることができ、しかも入っても溺れません。
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    トラップを戸外の地面に置くか、上から吊るします。小さいテーブルやいすの上に置くと、地面より少し高い位置に仕掛けることができます。また、フェンスの支柱や低い木の枝などに吊るす方法もあります。トラップを地面から1mくらいの高さに吊るすと、地面に置くより多くのスズメバチを捕まえることができます。[15]
    • トラップがスズメバチを呼び寄せるので、普段過ごしたり、作業をする場所の近くに仕掛けないようにしましょう。普段戸外で過ごす場所からトラップまで8mくらい離れていると安心です。[16]
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パート 3 の 3:
捕らえたスズメバチを取り出し、餌を補充する

  1. 1
    毎日トラップを確認します。使用した餌や設置した場所がスズメバチを呼び寄せる効果があるのか確認します。少なくとも最初の数日や、トラップに効果があることを確認できるまでは1日1回は確認しましょう。[17]
    • スズメバチを全く捕まえることができなければ、スズメバチを見かけた場所などにトラップを移動するか、餌の組み合わせを変えてみましょう。
  2. 2
    3日に1回はテープを外して洗います。トラップをきちんと管理しないと、捕らえたスズメバチの死骸が溶剤に浮き、他のスズメバチの足場になってしまいます。テープを外す前に、中のスズメバチ全てが死んでいることを確認します。トラップの中に、生きているスズメバチが残っていると、ひどく攻撃的になっている可能性があります。[18]
    • スズメバチを放す際は十分に注意します。ミツバチと違ってスズメバチは攻撃的な性質を持っています。家や人々のいる場所から離れたところで放しましょう。スズメバチは機会があれば巣に残っている仲間に警告を発するので、巣に近い場所で放さないようにします。近所に無人の雑木林や空き地などがあれば、そのような場所で放しましょう。[19]
    • スズメバチを放す際は、手袋をして、腕と足を覆う服装で行います。[20]
  3. 3
    他のスズメバチを寄せ付けないために死骸を埋めましょう。スズメバチは仲間が傷つけられたり危険にさらされることに気づくと集団で襲ってきます。死骸は仲間たちを呼び寄せる化学物質を発するので、地面やごみ箱に捨てると付近のスズメバチたちを呼び寄せることになります。[21]
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    トラップをテープで止めて、餌の溶剤を注ぎます。市販のべたべたしたスズメバチトラップと違って、自家製のトラップは繰り返し使用できます。餌の溶剤を作りつぎ足すだけなので簡単です。[22]
    • 必要に応じてトラップの内部にオリーブオイルやワセリンを塗りましょう。
    • トラップから腐敗臭や酸っぱい臭いがしたら、餌の溶剤をつぎ足す前にお湯で洗います。臭いが取れなければ、新しいトラップを作って交換するか、トラップに酢を使用して臭いをカバーします。
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必要なもの

  • 2リットルのペットボトル
  • ペットボトルを切るための刃の鋭いカッターやはさみ
  • 穴あけ器
  • 透明のガムテープやダクトテープ
  • 30㎝の紐
  • 液体食器用洗剤
  • 砂糖、レモンのしぼり汁、酢、ラード、牛脂、くず肉
  • オリーブオイル、ワセリン(任意)

ポイント

  • この方法はスズメバチが現れるのを減らすもので、女王バチを捕まえた場合を除いては絶滅させるものではありません。スズメバチを絶滅させるには スズメバチの巣を取り除くしかありません。巣の撤去は、安全のため専門の業者に頼みましょう。[23]

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注意事項

  • トラップに蜂蜜を使用するとスズメバチではなく、ミツバチを呼び寄せてしまいます。[24]
  • 子供やペットが遊ぶ場所の近くにトラップを仕掛けてはいけません。トラップがスズメバチを呼び寄せるので、人が集まる場所の近くに仕掛けるのは危険です。[25]
  • スズメバチを取り扱うときは十分に注意をしましょう。たとえ死んでいても針が動いて刺さることがあります。スズメバチにアレルギーがあり1回~数回刺されたら、直ちに医療機関で手当てを受けましょう。たとえアレルギーがなくても、複数回刺されると医療機関での治療が必要になります。[26]
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カテゴリ: 動物
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