鉄の骨組みはオフィスやアパートの壁の下地によく使われますが、木の骨組みに比べて様々な長所があります。スタッドと呼ばれる鉄の縦枠は真っ直ぐで、縮んだり割れたりせず、保管も容易です。ここでは、鉄のスタッドを使い、間仕切り壁を建てる方法をご紹介します。

パート 1 の 2:
ランナーの採寸と組み立て

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    適切な工具をレンタルするか購入してください。鉄のスタッドを建てるには特殊な工具が必要になります。特殊な工具はホームセンターなどでレンタル可能です。下記が必要な工具です。
    • 電動丸ノコ
    • 留め具
    • 電動くぎ打ち機またはハンマードリル
    • 電動ドライバー
    • チョークライン
    • 水平器(ボックスレベル)
    • レーザー墨出し器または下げ振り[1]
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    必要なスタッドの数を決めます。約40cmのピッチでスタッドを設置するのが目安です。建てる間仕切り壁の長さを床にそって測り、その長さの2倍の鉄のランナー (上下でスタッドを支えるレール)を購入します。ドアや窓などの開口部の両脇にはスタッドを添えます。
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    チョークラインを使って、床に置くランナーを設置する場所に線を引きます。チョークラインをはじいてトラックを設置する位置に線を引きます。
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    ランナーを床にネジで留めます。ランナーとスタッドに穴を開け、チョークラインで書いた線に合わせてランナーを置き、ネジで留めます。コンクリートにドリルする場合は、電動くぎ打ち機またはハンマードリルを使うと楽に穴を開けることができます。
    • 角は垂直に、線は直線になるようにランナーを設置しましょう。重なる部分は下になるランナーの端をつぶし、差しこむようにランナーを重ねます。 長い直線は最低でも15cm以上ランナーを重ね、重ねた部分をコンクリート用ネジで床に留めましょう。
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    天井ランナーを設置する垂直線上の位置を測ります。天井と床のランナーが垂直線上にあるか調べるために、レーザー水準器、下げ振りまたは2つの水平器を使います。
    • レーザー水準器を床に設置したランナーの中程に置き、天井に向けて垂直にレーザーを当てます。レーザーの指す場所が天井ランナーを設置する位置です。多くの建築業者はこの作業を楽に行なうためにレーザー水準器を使います。
    • 下げ振りでもレーザー水準器と同じように測ることができます。壁の上部に紐を当て、床ライナーのすぐ上におもりがくるように調整します。
    • もしレーザー水準器や振り下げがない場合は、2つ水平器をくっつけて測ることもできます。水平器をしっかりとくっつけ、1つを天井に向け、もう1つを床に向けてスライドさせます。この時、両方とも水平になっていることを確かめ、床か天井にしるしをつけます。
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    垂直点が測れたら、天井にランナーを設置します。床に設置したようにドリルと電動ドライバーを使ってランナーを設置します。
    • 梁とランナーが垂直に交わる場合は、石膏ボード用タッピンねじで留めます。
    • 梁とランナーが平行になる場合は、石膏ボード用アンカーボルトで留めます。[2]
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パート 2 の 2:
スタッドの取り付けと仕上げ

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    長さを合わせるために、スタッドの両脇から切れ目を入れます。この際、複式レバー方式の金切り鋏を使用します。ハサミの刃が通りやすいように片端を曲げ、スタッドを切り落とします。
    • 後の配線や配管を容易にするために、同じ端から切るようにして、スタッドの配線孔の位置を揃えます。その際は、作業用の手袋で手を保護しましょう。
    • 複数のスタッドを一度に切る場合は、金属用の刃をつけた電動丸ノコで切りましょう。
    • 金切り鋏で切りやすくするためには、カッターナイフで両面から切れ目を入れ、スタッドを前後に曲げ割ります。
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    スタッドとランナーを留めるため、Cクランプで2つをしっかり留め合わせます。結合部分の真ん中に1.2cmのナベネジを電動ドライバーで留めます。この時、電動ドライバーは中速に設定します 。
    • 速度はネジを奥までしっかり留められる強さに設定してください。ただ、ネジ穴がなくなるほど強くしないように注意しましょう。
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    開口部の長さより5cm長めに上枠を切り取ります。ランナーの両脇を端から2.5cmのところで切り、ロッキングプライヤーで底を90度に曲げます。
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    スタッドにプラスチックの配線孔キャップを留め、電気ケーブルを通します。 プラスチックキャップをスタッドの穴に入れ、電気ケーブルが鉄の角に擦れないようにします。
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    ドア、窓、キャビネット用に木工用のクギをつけます。鉄のスタッドが多少不安定でも 、プラスターボードをつけたら安定します。
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    プラスターボードやシージング石膏ボードを0.6〜2.5cmの石膏ボード用タッピンネジで留めます。 周辺(2つのボードがスタッドと重なる部分)を約20cmピッチで留め、その他の場所は約30cmピッチで留めます。
    • お住まいの地域の法規に従ってください。ネジの間隔がもっと狭くなくてはいけない可能性もあります。ネジが多すぎる方が、検査の後にネジを追加するより楽です。
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    完成です。鉄のスタッドは、耐食性、強度、耐火性にすぐれています。プラスターボードの貼り方を学び、間仕切り壁を完成させましょう。
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ポイント

  • ドアの両脇にはスタッドを入れましょう。
  • ドア枠にはツーバイフォー材(約5cm✕10cm)を少し削って使うと、鉄のスタッドにちょうどはまります。こうすることにより、ドア枠の強度が増し、蝶番の取り付けが容易になります。もし思春期の子どもがドアを勢いよく閉めたとしても、揺れが少なくて済みます。
  • 鉄のスタッドには様々なサイズがあります。木のサイズに合わせて材料を揃えましょう。
  • スタッドの端は曲がりやすいので、石膏ボード用のネジで留める際に曲がってしまうことがあります。1つのスタッドに2つのボードをつける場合は特に曲がりやすくなります。それを防ぎ、強度を増すためには、1枚目のボードをコの字の開いている方につけ、2枚めをコの字の閉じている方につけます。スタッドの端に手を添えてドリルしている間に曲がらないようにしましょう。
  • 長さと厚さについて、厚さを示す番号が小さいほど鉄は厚くなります。
  • 片側に磁石のついている水平器を使うと鉄スタッドの作業が楽になります。
  • タッピンネジは結合する時に便利です。
  • 費用がそこまで変わらず、壁の強度が増すので、厚さを示す番号が20のスタッドは25のスタッドより好まれる場合があります。

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注意事項

  • 台所の吊り戸棚のような重い棚は、石膏ボードで強度を増していても鉄のスタッドの強度が足りない場合があります。
  • 鉄のスタッドにクギを打っても、しっかりと付きません。鉄のスタッドには専用のネジを使いましょう。
  • 切り取った鉄の端は危ないので、手袋をして作業しましょう。
  • 鉄を切ったりネジを留めるときは保護メガネを使用しましょう。電動ドライバーを使っている時にネジが飛んでくることもあります。
  • 図面が木材用でないことを確認しましょう。
  • 疲れている時や急いでいる時に作業をすると怪我につながります。
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必要なもの

  • 鉄のスタッド
  • 正しい長さの材料
  • 正しい厚さの材料
  • 適切な工具

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