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この記事の共著者 : Clinton M. Sandvick, JD, PhD. クリントン・M・サンドヴィックはカリフォルニア州にて7年間にわたり民事訴訟の弁護士を務めてきました。1998年にウィスコンシン大学マディソン校から法務博士号を、2013年にはオレゴン大学から米国史の博士号を授与されています。
この記事には9件の参照文献があり、文献一覧は記事の最後に表示されています。
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ストーカーの被害者は危機感と無力感にとらわれ、恐ろしい経験を味わいます。アメリカではおよそ女性の4人に1人が、そして男性の13人に1人が生涯の間にストーカー被害を受けており、たいていの場合、加害者は被害者が知っている人物です。ストーカー行為を受けていると思った時には、自分の身を守りつつストーカー行為を立件するために、次のステップを実行しましょう。身に危険が迫っていると感じた時や尾行されていると感じた時には、常に110番に通報することを忘れてはいけません。[1]
ステップ
方法 1
方法 1 の 5:連絡を取らない
方法 1
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1ストーカーと連絡を取らない ストーカー行為をしている人は相手より優位に立っていると感じています。ストーカーに何らかの反応を見せてしまうと、たとえそれが一人にさせてくれという訴えだったとしても、返事をさせることに成功したと解釈されます。決してストーカー行為に反応を示し、返事をしてはいけません。[2]
- ストーカーから送られてくる文書、メールまたはウェブサイトのコメントに対して一切返信してはいけません。その代わりに、これらの文書は全て証拠として保存しましょう。
- ストーカーと会った場合、一切の反応を見せないように努めましょう。ストーカーは、相手を支配していることを確認するために、相手の反応を見たいと思っています。感情を顔に出さずに落ち着きを払った態度をするように努めましょう。しかし、それができなかったとしても自分を責めてはいけません。ストーカー行為の非は被害者にはありません。
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2脅しは全て本気であると解釈する ストーカーが危害を加えるように脅してきた場合、その脅迫方法が直接的であろうと間接的であろうと、本気であると解釈しましょう。即座に警察に連絡し、身の安全を確保しましょう。[3]
- 安全を確保した後、脅迫の詳細を記録し警察に知らせましょう。
- 特にストーカーが以前の知り合いだった場合、相手の反応を見るために自殺をほのめかしてくるかもしれません。たとえそのような時であっても、警察に通報しましょう。相手に惑わされてはいけません。
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3通信手段を変える ストーカーから携帯電話やパソコンに連絡がある場合、新しい通信手段を手に入れましょう。今使っている通信手段はスパイウェアやGPS追跡装置の影響を受けている可能性があります。メールアドレスと携帯電話番号を新しく変更しましょう。[4]
- 近い間柄の知人に新しいメールアドレスからメールを送りましょう。次のように伝えると安全を確保できます。「現在、前の夫から付きまとわれて困っているため、メールアドレスを変えなければなりませんでした。どうか、私が許可を出すまで他の人にこのアドレスを教えないでください」
- 銀行、買い物、娯楽用のインターネットアカウントのパスワードを全て変更しましょう。
- ストーカーの証拠を集めるために、古いメールと携帯電話の宛先を有効にしておくという手もあります。その場合は、警察へ情報を転送しましょう。
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方法 2
方法 2 の 5:家族と友人に助けてもらう
方法 2
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1身内の人に知らせる ストーカー被害を受けていることを周囲の人に知らせるという非常に効果的な対策があります。信頼できる人たちと心配事を共有することによって、非常に力強い協力体制を得ることができます。周囲の人々に警戒してもらうことで身の安全を確保することもできます。[5]
- たとえば、家族、親友、学校の先生、職場の同僚、同じ宗教の仲間のような信頼できる人に知らせましょう。
- ストーカー被害について学校や職場の警備担当の人に伝える必要があるかもしれません。たとえば、学校の校長先生、大学の職員、職場の警備会社に伝えることも考慮に入れましょう。
- 協力してもらえる人々に対してストーカーの写真を見せたり、容姿の細かい特徴を伝えましょう。そのストーカーを発見した時にどうすべきかも、次のように伝えましょう。「この人を見たらすぐに警察に電話をして下さい。そして、私が逃げられるようにメールを下さい」
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2SNSのプライバシーを確保する 友人に自分の居場所についての情報や写真を一切載せないように頼みましょう。アカウントを完全に削除したり、厳格な使用制限を設けるという手段もあります。
- ストーカーはSNSの投稿内容を使って、相手の居場所や毎日の行動を知る可能性があります。
- ストーカーの正体とオンラインIDを知っている場合は、自分のアカウントを閲覧できないようにブロックしましょう。
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3計画を練る 少しでも身の危険を感じた時には、即座に実行可能な計画を練りましょう。安全な身の隠し場所の確保、重要な書類といつでも自由に使える電話番号の準備、緊急事態を周囲に伝える方法などを計画しましょう。[6]
- 素早く逃げなければならない時のために、紙幣と生活必需品の入った非常用持ち出し袋を準備するという方法もあります。
- 危険が迫っていて自由に話せない状態だと伝えるための合言葉や暗号文を家族と友人へ知らせておくという方法もあります。たとえば、「今夜タイ料理を注文したいですか?」という言葉を、自分の代わりに友人に110番通報をして欲しい時の合図にしましょう。[7]
- 子供がいる場合は、危険を察知した時に逃げる場所や助けを求める人物を教えておきましょう。
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方法 3
方法 3 の 5:身の安全を確保する
方法 3
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1日常の仕事に変化をつける 毎日の仕事に変化をつけて、なるべく行動を型にはめないようにしましょう。たとえば、通勤経路、家を出る時間、コーヒーを飲む店を日によって変えましょう。スポーツジムに行く日程を時々変えましょう。[8]
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2外出するときに油断をしない 外出中は携帯電話で長時間話したり、ヘッドフォンで音楽を聞いたりしないようにしましょう。「数の多いほうが安全」という諺があります。ゆえに、必要に応じて友人や家族に同行を求めましょう。
- 夜に一人で出歩いてはいけません。友人に家まで送ってもらいましょう。
- 所持品を手元から離さないようにしましょう。たとえば、財布や上着の置き忘れに注意しましょう。
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3一人での運動を避ける ジムに入会したり、仲間と一緒にランニングや自転車をはじめましょう。人通りが多く、照明設備のある場所を選んで運動をしましょう。
- ヘッドフォンを使ってはいけません。催涙スプレーのような護身用の道具を身につけましょう。
- 一緒に運動する友人を見つけましょう。たとえば、走るのが好きな人は、大会に出るために一緒に練習する友達を探しましょう。
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4護身術を学ぶ 万一攻撃された場合に身を守る方法を知っていれば、心強く安心できます。さらに周囲の危険を察知する方法を学ぶこともできます。[9]
- 護身術の講習を受けましょう。フィットネスセンター、公民館、地元の武術道場などで護身術の講習が催されていることもあります。
- 催涙スプレーのような護身具を身につけ、使い方も覚えましょう。警察官に適切な護身具を勧めてもらうこともできます。
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5住まいの安全を確保する 自宅を守る工夫をして、身の安全を確保しましょう。信頼できる隣人にストーカー被害について知らせましょう。そうすると、近所の人々も不審者に警戒することができます。次のような手段を講じましょう。[10]
- 在宅中でも、窓とドアを施錠しましょう。カーテンを閉めましょう。
- 合鍵を敷地内に隠す代わりに隣人に預けましょう。
- 敷地の周囲に防犯カメラと防犯システムを取り付けましょう。
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6ドアを開けるときは用心する 訪問者が誰なのか特定できない限り応答しないという方法もあります。失礼な振舞いになるからと躊躇してはいけません。たとえ失礼になろうとも、安全を優先させましょう。
- 友人や家族が家の外にいるときは名前を呼んでもらったり、または、ノックをして名前を名乗ってもらいましょう。たとえば、「やあ、お父さんだよ。今、玄関にいるよ」と知らせてもらいましょう。
- 自分宛ての宅急便を、可能ならば、職場や友達や家族の家に送ってもらいましょう。
- 敷地内で働く人がいる場合、全ての人に識別バッジを着用してもらいましょう。
- 必要に応じて、のぞき穴を取り付けましょう。
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方法 4
方法 4 の 5:証拠を集めて法的措置をとる
方法 4
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1人権擁護委員と話をする 有事用ホットラインに電話して、人権擁護委員と話をしましょう。被害状況に応じて、ストーカーに関係する法律や危険から身を守る方法を教えてもらえたり、役立つサービスを紹介してもらうこともできます。たとえば、「女性の人権ホットライン」は、配偶者やパートナーからの暴力、職場等におけるセクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為といった女性をめぐる様々な人権問題についての相談を受け付ける専用相談電話です。0570-070-810
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2警察へ連絡する ストーカーはストーカー規制法違反や、器物破損のような法律違反を犯している可能性があります。対処できる方法がないか警察に相談しましょう。被害届を受け付けてもらえたり、警察官から効果的な予防措置を教えてもらえるかもしれません。そして、今相手にしているストーカーの典型例の情報も得られるので、今後の用心のために大変役に立ちます。[11]
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3禁止命令を獲得する ストーカーの身元がわかっている場合、ストーカーに対して禁止命令を申し立てることができます。これは保護命令としても知られています。禁止命令について警察の職員や人権擁護委員と話し合うことができます。
- 全国の婦人相談所の一覧は下のサイトで確認しましょう。http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000162969.pdf
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4全ての証拠品を取っておく 脅迫文書やメール、または電話の内容を全て記録し、担当の警察官へ提出しましょう。ストーカーからもらった品物は捨てずに、全て警察へ提出しましょう。[12]
- ウェブサイト上の嫌がらせは、警察へ送るために、全て画面コピーを取りましょう。ウェブサイトの管理者へ嫌がらせを報告するという手もあります。ウェブサイトの管理者から、自分や警察に対して、加害者の居場所を特定する協力をしてもらえる可能性があります。
- ストーカーに所有物を破壊された疑いがある場合、警察に届け出ましょう(証拠になるだけでなく、保険が使える場合があります)。被害状況の写真を忘れずに撮りましょう。
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5事件記録を作る ストーカーと遭遇したら、毎回詳細を記録しましょう。日付と時間、何が起こったか、その後の警察による追跡調査を書き記しましょう。
- たとえば、職場の同僚や同居人などで、誰かがストーカーに付きまとわれている場合、付加的証拠として、目撃や遭遇をした際の事件記録の作成を提案しましょう。
- 事件記録の例(英語)はこちらです。https://victimsofcrime.org/docs/src/stalking-incident-log_pdf.pdf?sfvrsn=4.
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方法 5
方法 5 の 5:ストーカーの行動を確認する
方法 5
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1
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2ストーカーであるかどうかを見極める 警戒すべき兆候とストーカーの典型的な行動を学びましょう。ストーカーの一般的な行動は次のようなものです。
- つきまとい(被害者がつきまとわれていることを知っている場合と、知らない場合があります)。
- 頻繁に電話を鳴らす行為や不要なメールを大量に送りつける行為。
- 被害者の自宅や学校や職場に現れたり、建物の外で待ち伏せる行為。
- 贈り物を残していく行為。
- 被害者の自宅や所有物に損害を与える行為。[15]
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3ストーカーを特定する ほとんどの場合、ストーカーは被害者の知っている人物です。時として見知らぬ人がストーカーの場合はありますが、過去の恋人や知人や親戚がストーカーの可能性もあります。
- ストーカーが知っている相手だった場合、自分の知りうる個人情報、例えばメールアドレスやユーザーネームのような電子情報はすべて警察に提供しましょう。可能であれば、写真も提供しましょう。
- ストーカーが見知らぬ相手だった場合、安全な方法で相手の姿を動画で録るか写真を撮る方法を考えましょう。自動車のナンバープレートやできる限り明確な特徴を記録しましょう。
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出典
- ↑ https://victimsofcrime.org/docs/default-source/src/tips-for-victims-2015.pdf?sfvrsn=0
- ↑ http://www.goodtherapy.org/blog/stalking-behavior-victims-seeking-help-040513
- ↑ http://victimconnect.org/crime-resources/stalking/
- ↑ https://www.victimsofcrime.org/our-programs/stalking-resource-center/help-for-victims/stalking-safety-planning
- ↑ https://www.victimsofcrime.org/our-programs/stalking-resource-center/help-for-victims/stalking-safety-planning
- ↑ https://www.victimsofcrime.org/our-programs/stalking-resource-center/help-for-victims/stalking-safety-planning
- ↑ https://www.gov.mb.ca/justice/domestic/pdf/stalkingweb.pdf
- ↑ https://www.gov.mb.ca/justice/domestic/pdf/stalkingweb.pdf
- ↑ https://police.gwu.edu/self-defense-class-benefits
- ↑ http://www.sun-sentinel.com/news/crime/sfl-staysafehome-htmlstory.html
- ↑ https://www.gov.mb.ca/justice/domestic/pdf/stalkingweb.pdf
- ↑ https://victimsofcrime.org/docs/src/stalking-a-handbook-for-victims.pdf?sfvrsn=2
- ↑ https://victimsofcrime.org/docs/default-source/src/tips-for-victims-2015.pdf?sfvrsn=0
- ↑ http://www.goodtherapy.org/blog/stalking-behavior-victims-seeking-help-040513
- ↑ https://share.cornell.edu/signs/
このwikiHow記事について
他言語版
Français:réagir quand on pense être harcelée
Bahasa Indonesia:Bertindak Ketika Seseorang Menguntit Anda
Nederlands:Omgaan met een stalker
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