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スマホケースには様々な形やサイズがあるので、自分のスマホに合うケースを見つけるのに苦労したり、値段が高くついたりすることが あります。しかし、スマホケースを自分で作るのは思っているよりも簡単です。ホットグルーガンや、シリコーンとコーンスターチなどを使って家で簡単にケースを作ることができます。また、フェルトを使った簡単なカバーを作ることも可能です。すでにプラスチックのカバーが手元にあるなら、飾りを付けて目立たせましょう!

方法 1
方法 1 の 4:

ホットメルト接着剤でスマホケースを作る

  1. 1
    必要に応じてデザインのひな形をスマホの背面にテープで貼る ホットメルト接着剤で表面が滑らかなケースを作るのは難しいので、多くの人が渦巻きや曼荼羅などの柄を選びます。手書きでもいいですし、下書きをなぞって書いてもいいでしょう。なぞって書きたい場合は、下記の手順に従います。[1]
    • 紙にスマホの輪郭を写し取る。
    • 黒のマーカーペンを使って模様を描く。デザインをスマホの両サイドと繋げるようにしましょう。
    • スマホの輪郭に沿ってひな形を切り抜く。
    • スマホの背面にひな形をテープで留める。
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    スマホをクッキングシートでプレゼントのように包む クッキングシートをスマホの2倍程度の大きさに切ります。切り抜いたクッキングシートの上に画面を上にしてスマホを置きましょう。側面の端からケータイを包み、テープで留めます。それから上下の端も包み、テープで留めましょう。[2]
    • できるだけきつく包みましょう。
    • スマホが過熱するのを防ぐために、はじめに電源を切っておきます。
    • テープ留めは全てスマホの画面側でします。
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    カメラ、充電口、ボタンの位置にペンや色鉛筆で印をつける これは、うっかり接着剤で塞いでしまわないための目印になります。[3]
    • 印は、スマホの上ではっきり見える色でつけましょう。
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    充電口、ボタン、カメラの輪郭を縁取る スピーカーとマイクの穴も縁取りましょう。ここを覆うと、スマホを適切に使えなくなってしまいます。[4]
  5. 5
    側面を埋める 十分な厚さでよく埋めましょう。ボタンや充電口は必ず避けます。[5]
  6. 6
    背面を埋める 繰り返しになりますが、ホットメルト接着剤は表面が滑らかなケースを作るのに適していないので、模様で質感を出すのが最善策でしょう。どんな柄を選ぶにしても、模様同士を繋げて、全ての線がケータイの側面と接するようにします。[6]
  7. 7
    表面を縁取る スマホの画面側は、側面の端にそって細い線を描くだけで良いでしょう。もしくは小さな点を繋げてもいいかもしれません。これでケースに縁ができ、スマホから外れにくくなります。[7]
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    ケースとクッキングシートを外す 接着材が固まったら、スマホからケースを外しましょう。それからクッキングシートも外します。この段階で一度スマホにケースを付けてみると良いでしょう。ボタンや充電口などが接着剤で覆われている場合は、カッターで切り取ります。
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    好みでケースに色を塗る ケースの仕上がりに満足したら、スマホから外します。マニキュアでケースの外側を塗り、乾かしましょう。[8] ケースを単色に仕上げたい場合は、代わりにスプレー塗料を使用することもできます。[9]
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方法 2
方法 2 の 4:

シリコーンのスマホケースを作る

  1. 1
    プラスチックの手袋をはめ、作業場所を保護する 作業場所をプラスチックのラップやクッキングシート、ワックスペーパーなどで覆います。大理石のテーブルやガラス板の上で作業しても良いでしょう。
    • よく換気された場所で作業しましょう。シリコーンは強い臭いを発することがあります。
    • この方法で使うシリコーンはホットメルト接着剤とは異なります。
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    コーンスターチと透明なシリコーンを計量する 表面が滑らかなカウンターやガラスのボウルの中にコーンスターチを出し、その上に透明なシリコーンを絞り出します。正確に計量する必要はありませんが、シリコーンよりコーンスターチの量のほうが多くなるようにしますコーンスターチ大さじ5杯(50g)とシリコーン大さじ2〜3杯(30g〜40g)程度使うと良いでしょう。[10]
    • 必ず透明なシリコーンを使いましょう。シリコーンはホームセンター等で購入でき、シリンジ(注射筒)に入っています。[11]
    • コーンスターチが見つからない時は、トウモロコシ粉を探しましょう。また、代わりに片栗粉を使うこともできます。
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    色をつける 色付けは必須ではありませんが、色をつけるとケースの見た目をより魅力的にできます。色をつけない場合、ケースは白色になります。液体染料や、液体水彩絵の具、食品着色料、アクリル絵の具などを数滴加えます。
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    シリコーンが生地状になるまで全部まとめてこねる 大体20回程度こねる必要があります。通常、コーンスターチは全部使い切らず残ります。生地は、最初はもろく見えますが、こね続けましょう!
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    生地を平らに伸ばす 麺棒やグラス、ワインの瓶やスプレー塗料の缶などで伸ばします。スマホより少し大きな板になるまで転がし続けましょう。厚さは32mm程度になるようにします。
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    できた板の上にスマホを置く 画面が上になるようにスマホを置き、全側面から同じくらい生地が出るようにします。
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    スマホの側面と前面を生地で包む パレットナイフを生地の下に滑り込ませ、ケータイの側面に沿って生地を持ち上げて折ります。折り目や皺は伸ばし、できるだけ綺麗に整えましょう。[12]
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    好みでスタンプを使って凹みのあるデザインにする スマホを裏返し、コーンスターチを振りかけます。スタンプを使って、ケースにデザインを刻みます。厚紙の切り抜きを使って、自分で独自のデザインを作っても良いでしょう。型がついたらスタンプを取り外します。[13]
    • キルト柄にしたいときは、シリコーンが固くなるまで10分〜20分程待ち、コーンスターチを振りかけます。それからナイフを使って斜めに交差する線を描き、ダイヤモンドやキルト柄のようにします。[14]
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    シリコーンはスマホから取り外す前に乾かす 乾かすのにかかる時間は使用しているシリコーンの種類と天候によります。2時間で乾くときもあれば、24時間かかることもあります。乾いて触っても固くなっていたら(凹ませないようにします)スマホから外しましょう。
    • 内側が粉っぽいときは、濡れた布で拭き取ります。
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    表面から余分なシリコーンを取り除く 左右は端から7mm、上下は端から1cm残して切り取ります。[15] もしくは、スマホの画面とケースの境にできた凹みに沿って切ることもできます。
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    凹んでいる箇所を切り落とす ケースの内側を見ると、カメラやフラッシュライト、ボタン、充電口によって小さな凹みができているのがわかるでしょう。鋭いカッターを使って、これらの凹みを全て切り抜きます。[16]
    • スピーカーの箇所(スマホの上部や下部、もしくは両方)は、細長い隙間を開ける代わりに長方形や台形に切り取っても良いでしょう。[17]
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    好みでケースをヤスリがけをする 生に近いシリコーンを上から塗り、パレットナイフやアイスの棒を使って表面をなめらかにすることもできます。[18]
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    好みでスタンプを押した場所にマニキュアを塗る ケースに合う色を選びましょう。銀色などの金属色は特によく合います![19]
    • また、シリコーンを使って別に形を作り、乾いたらマニキュアで色をつけて、透明なシリコーンでケースに貼り付けることもできます。[20]
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方法 3
方法 3 の 4:

フェルトでスマホケースを作る

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    フェルトを横半分に切る 分厚いケースにしたい場合は、フェルトを二枚重ねて使います。同じ色を二枚使っても反対色のフェルトを使っても良いでしょう。[21]
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    フェルトをスマホより1cm大きく切る 1枚目のフェルトの上にスマホを載せます。スマホより1cm大きく型取りします。フェルトを切り取り、それをもう一枚の型にします。[22]
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    スマホを二枚のフェルトの間に置く 全ての端や角が揃っているか確認しましょう。二色のフェルトで裏地付きのケースを作る場合は、内側にする色と外側にする色を選びます。[23]
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    スマホの周りに沿ってフェルトに待ち針を留める 留めるのは下と両サイドだけで、上は開けたままにします。スマホに沿って出来る限りきつくピンを留めましょう。最初はぴったり合っていても、徐々にゆるくなっていきます。[24]
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    スマホを取り除き、ピンに沿って端を縫う 待ち針を縫うときの目安にします。縫い代はスマホの厚さによって異なります。ミシンで縫っても、手縫いでも良いでしょう。[25]
    • 手で縫うときは、対比色の刺繍糸を使うと良いでしょう。
    • ミシンで縫うときは、縫い始めと縫い終わりで返し縫いをします。
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    縫い代を切り取る 縫い目にできるだけ近い位置(3mm程度)で切り取りましょう。[26] ピンキング鋏を使えば見た目により個性を出せます。
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方法 4
方法 4 の 4:

プラスチックのケースを装飾する

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    自分のスマホに合う無地のスマホケースを買う 透明なケースが最適ですが、選んだデザインによっては色付きのケースを使っても良いでしょう。ケースを手に入れたら、下記のリストから飾り付けのアイディアを一つ選びます。
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    パフィーペイント(立体的な染料)でケースを飾りつける 画材店でパフィーペイントか立体的な布用絵の具を購入します。これで、ケースの外側に絵を描きましょう。塗料が完全に乾いてからスマホにつけます。ドットや渦巻き、ジグザク、山形模様なども素晴らしいデザインに仕上がるでしょう。[27]
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    透明なケースの中にレースを入れる レースの上にケースの表面の型を取ります。レースを切り取り、ケースの内側にデコパージュ用のりを塗ります。のりの上にレースを押し付け、上からまたデコパージュ用のりを塗りましょう。のりが乾いたら、カメラ用の穴をカッターで切り抜きます。[28]
    • デコパージュ用のりは、透明で艶があるものを使いましょう。
    • レースの上に別の布を加えれば、層を重ねたような見た目にできます。
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    色付きのケースにマスキングテープを巻く 好きな色の無地のケースを選びます。マスキングテープを色や柄を組み合わせて買い、ケースを側面も含めて巻きましょう。テープの隙間からケース本体の色が見えるように、少し間隔をあけて巻きます。充電口やスピーカー、カメラなどの穴をカッターで切り抜きましょう。[29]
    • マスキングテープは、文房具店や100円ショップなどで購入できます。
    • もっと面白い模様にしたければ山形模様を作ってみましょう。
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    透明なケースを模様付きのマスキングテープで覆い、重厚な見た目にする ケースの裏側にマスキングテープを並べて貼ります。テープの端同士が隣接していて、模様が並んでいることを確認しましょう。スマホを裏返し、横からはみ出している余分なテープを取り除きます。カメラの穴も切り抜きましょう。透明で艶のあるデコパージュ用のりを使って、側面を含むケースの外側を塗装しましょう。[30]
    • テープの貼り方は横でも縦でも構いません。
    • ケースの端は覆わないようにします。
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    透明なケースの内側にスクラップブッキング用ペーパーを入れる スクラップブッキング用ペーパーの上にスマホの型をとり、切り抜きます。ケースの内側に透明なデコパージュ用のりを塗ります。デザイン側をのりにつけるように紙を貼り付けます。のりを乾かし、カメラの穴をカッターで切り抜きます。[31]
    • 代わりに柄付きの綿布を使うこともできます。
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ポイント

  • 瞬間接着剤やラインストーンを使ってさらに飾りつけることもできます。
  • スマホケースにデコパージュ用のりを塗り、非常に細かいグリッターを上から振りかけてみましょう。その上にもう一層デコパージュ用のりを塗り、グリッターを封じ込めます。
  • 色付きの接着剤やグリッター入りのホットメルト接着剤を使えば、変わった見た目になります。
  • ホットメルト接着剤が乾く前にグリッターを振りかければ、さらに輝きが増します。
  • 接着剤が乾く前にラインストーンを押し込むのも良いでしょう。
  • シリコーンが乾く前にラインストーンを押し込むこともできますが、くっつかない可能性があります。
  • フェルトを面白い形に切り抜き、フェルトのケースにホットメルト接着剤でつけることもできます。[32]
  • 刺繍入りのスマホケースにしたい場合は、印を付けて縫い合わせる前に刺繍を入れる必要があります。
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必要なもの

ホットメルト接着剤でスマホケースを作る

  • ホットグルーガン(低温)
  • ホットメルト接着剤(低温)
  • スマートフォン
  • クッキングシート
  • テープ
  • マニキュアかスプレー塗料(任意)

シリコーンのスマホケースを作る

  • 建築用シリコーン
  • プラスチックの手袋
  • コーンスターチ、トウモロコシ粉、もしくは片栗粉
  • スマートフォン
  • パレットナイフ
  • カッター
  • プラスチックのラップ、クッキングシート、もしくはワックスペーパー
  • グラス、スプレー塗料缶、もしくは麺棒
  • スタンプ(任意)
  • マニキュア(任意)

布のスマホケースを作る

  • スマートフォン
  • フェルト
  • はさみ
  • マチ針
  • ミシン(任意)

プラスチックのスマホケースを装飾する

  • プラスチックのスマホケース
  • デコパージュ用のり、布、マスキングテープなど

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