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この記事では、プリインストールされているアプリやダウンロードしたアプリを使って、スマートフォンをマイクとして使う方法を紹介します。無料で便利なアプリにはさまざまなものがあり、スマートフォンをPCマイクとして使うことができるものもあります。

方法 1
方法 1 の 4:

スマートフォンをPCマイクとして使う(Windows)

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    スマートフォンアプリだけでなく、PCクライアントもダウンロードする Windows用「WOMic」の無料ダウンロードリンクは、同社のホームページ(http://www.wirelessorange.com/womic/、英語のみ)で公開されています。ただし、同ページの「Install device driver on PC(PCにデバイスドライバをインストールする)」の下にあるドライバパッケージもインストールしなければなりません。
    • 「WO Mic」アプリは、「Apple Store」や「Google Playストア」で無料でダウンロード可能です。スマートフォンアプリはiPhoneやAndroidスマートフォンで動作しますが、PCクライアントはWindows(またはLinux)パソコンでしか使うことができません。
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    スマートフォンとパソコンの両方で「WO Mic」を起動する スマートフォンアプリの場合は、マイクのようなアイコンで、ホーム画面またはアプリ一覧画面(アプリドロワー)のいずれかに配置されており、検索して見つけることも可能です。パソコンの場合は、「スタート」メニューに新しく追加されたアプリとして表示されます。
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    Transport(転送)をタップして、転送モードを選択する ポップアップメニューが表示されるので、USB、Wi-Fi、またはBluetooth経由での接続をタップして選択しましょう。とくに、USB経由での接続は最も強固であり、ビットレートも最も高いので、最も推奨されています。[1]
    • USBの場合は、スマートフォンをUSB経由でパソコンに接続し、設定端末情報開発者向けオプションの順に移動して、「USBデバッグモード」(Androidのみ)を有効にしなければなりません。[2]
    • Wi-Fiの場合は、スマートフォンがパソコンのWi-Fiを認識し、接続していることを確認しましょう。たいてい、スマートフォンのホーム画面には、ネットワークへの接続を示す小さなWi-Fiアイコンが表示されます。
    • Bluetoothの場合は、スマートフォン側でBluetoothが有効になっていることを確認しましょう。通常、Bluetoothはスマートフォンの「設定」メニューでオン・オフを切り替えることができます。また、「コントロールパネル」やWi-Fi接続メニューからパソコンのBluetoothを有効にすることも可能です。スマートフォンとパソコンがペアリングされるのを待ちましょう。
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    スマートフォンアプリのメイン画面に戻る 画面に表示されているナビゲーションボタンを押し、メニューに戻ってから閉じるか、一旦アプリを終了して再起動しましょう。
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    スマートフォンアプリ側で再生アイコンをタップする 画面右上に表示されるので、タップするとサーバが起動します。
    • 今度はスマートフォンを脇に置いて、パソコンで作業を行いましょう。
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    「WO Mic」のPCクライアント側でConnection(接続)タブをクリックする クライアントウィンドウの左上に表示されます。
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    Connect(接続)をクリックする 通常は、メニューの一番上にあるオプションのことです。
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    転送(接続)の種類をクリックして選択する ウィンドウの左側のパネルにオプションの一覧が表示されますが、上記で選択したものと同じ接続の種類を選択しなければなりません。
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    「Details(詳細)」ペインで情報を選択する USBを使っていない限りは、特定のパラメータを接続に指定してからでないと進めないので、何か特定の情報を付加する必要はありません。
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    Connect(接続)をクリックする ウィンドウの一番下に表示されます。
    • クライアントウィンドウの下部にあるパネルには、現在の状態(接続済み、切断済み)や接続の種類(USB、Bluetooth、Wi-Fi)が表示されているはずです。
    • 接続が完了すると、すぐにスマートフォンで拾った音がパソコンに送信されるようになります。スマートフォンで拾った音を聞きたい場合は、PCクライアント側でOptions(オプション)>Play in speaker(スピーカーで再生)の順に移動しましょう。[3]
    • パソコン側でConnection(接続)>Disconnect(切断)の順にクリックするか、スマートフォン側で停止ボタンをタップすると、接続と録音を終了することができます。
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方法 2
方法 2 の 4:

iPhoneをパソコンのマイクとして使う(Mac)

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    iPhone側で「App Store」から「Microphone Live」というアプリをダウンロードする 「Microphone Live」は「App Store」での評価も高い無料のマイクアプリです。[4]
    • 画面下部にある検索タブで「Microphone Live」と検索しましょう。アプリの開発者は「Von Bruno」です。
    • Apple端末の場合は、「App Store」でしかダウンロードできません。
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    iPhoneをUSB経由でMacに接続する iPhoneに付属のLightningケーブルをiPhoneの充電ポートとパソコンの空きUSBポートに差し込みます。[5]
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    Mac側で「Audio MIDI 設定」を開く メニュートレイのSpotlightアイコンをクリックして「MIDI」と入力し、「Audio MIDI 設定」という一番上の検索結果をクリックすると開くことができます。[6]
    • iPhoneが接続されていて、ロックも解除されている場合は、左側のパネルにオプションとして表示されます。
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    iPhoneアイコンの下にある有効にするをクリックする ウィンドウの左側のパネルに表示されます。
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    「システム環境設定」を開く Dockの歯車アイコンをクリックするか、メニューの右上にあるAppleロゴをクリックしてシステム環境設定を選択しましょう。[7]
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    サウンドをクリックする スピーカーのアイコンで、2列目に表示されているはずです。
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    入力タブのiPhoneをクリックする すでに選択されている場合は、このステップをスキップしましょう。
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    iPhone側で「Microphone Live」アプリを起動する ホーム画面のどこかに表示されている背景が灰色のマイクのようなアイコンのことです。
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    画面の中央にある電源ボタンをタップする 電源ボタンが赤色から灰色に変わり、これで電源が入ったということになります。
    • 画面の左下にあるFront iPhone Mic(iPhoneのフロントマイク)がまだ選択されていない場合をタップしましょう。[8]
    • マイクの音量は画面を指で上下にスワイプして調整することが可能です。
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    No output(出力なし)が表示されている場合はタップする すでに正しい情報が表示されている場合は、このステップをスキップしましょう。
    • メニューを上にスライドして、Dock Connector(Dockコネクタ)をタップします。
    • 「システム環境設定」画面の入力レベルにiPhoneのマイクで拾った音が反映されていることが、パソコン側で確認できるはずです。[9]
    • 引き続き動作させるには、iPhone側で「Microphone Live」アプリを開いたままにしておかなければなりません。
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方法 3
方法 3 の 4:

Androidを使う

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    「Google Playストア」から「Smart Recorder」をダウンロードしてインストールする 「Smart Recorder」は広告付きの無料アプリですが、月額4.99ドル(約540円)の「Google Play Pass(日本非対応)」を定期購入すれば、広告を消すことができます。「Google Playストア」は、ホーム画面またはアプリ一覧画面(アプリドロワー)のいずれかに配置されており、検索して見つけることも可能です。[10]
    • 画面上部の検索ボックスに「Smart Recorder」と入力して、開発者が「SmartMob」と表示されている検索結果をタップし、インストールをタップして先に進みます。
    • Android 6.0を搭載するSamsung端末によっては、「Samsung Voice Recorder」という音声録音アプリがプリインストールされている場合があります。「Samsung Voice Recorder」は「Smart Recorder」と同じように使うことができますが、「Google Playストア」では「Smart Recorder」の方がレビューや評価が高くなっています。[11]
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    「Smart Recorder」を起動する 「Smart Recorder」は、横に赤い点の付いたマイクのようなアイコンで、ホーム画面またはアプリ一覧画面(アプリドロワー)のいずれかに配置されており、検索して見つけることも可能です。
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    録音ボタンをタップする 赤い丸の中に別のマイクアイコンが入っているようなボタンのことです。
    • 「Smart Recorder」を初めて使う場合は、許可をタップして、アプリからストレージのファイルにアクセスし、マイクで音声を録音できるようにしなければなりません。
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    スマートフォンのマイクを音源に向ける マイクは口元に近くなるように画面と同じ側の底面にあるスマートフォンがほとんどです。こつとしては、マイクを音源にできるだけ近づけましょう(3~5センチ離れたところまで)。あまり近づけない場合は、マイクを音源の方に向けるだけで十分です。
    • 音量が問題にならなければ(無響室にいる場合など)、通常はスマートフォンを表向きにして隣のテーブルに置いてもかまいません。
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    チェックマークをタップして録音を終了する 録音を終了して保存するには、画面下部の丸で囲まれたチェックマークをタップします。
    • 録画を一時停止して後で再開する場合は、タイマーが動作している状態で丸いボタンをタップしましょう。「Pause(一時停止)」という文字が「Resume(再開)」に変わると、録音が再開できるということになります。
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    録音を試聴する(任意) 録音がクリアでノイズもないことを確認したい場合は、再生アイコンをタップしてファイルを試聴しましょう。
    • デフォルト名が表示されている部分をタップして、ファイル名を変更することも可能です(通常は「Recording 1(録音1)」などとなっています)。
    • 音声ファイルが保存されているので、メイン画面の左下にあるRecording(録音)をタップして探しましょう。
    • 録音の試聴画面の下にあるShare(共有)をタップすると、録音を共有することができます。
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方法 4
方法 4 の 4:

iPhoneを使う

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    「ボイスメモ」を起動する 「ボイスメモ」は、赤と白の波長のようなアイコンで、「ホーム」画面または「ユーティリティ」フォルダのいずれかに配置されています。[12]
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    丸いボタンをタップする 画面下部に表示されている録音ボタンのことです。
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    スマートフォンのマイクを音源に向ける マイクは口元に近くなるように画面と同じ側の底面にあるスマートフォンがほとんどです。こつとしては、マイクを音源にできるだけ近づけましょう(3~5センチ離れたところまで)。あまり近づけない場合は、マイクを音源の方に向けるだけで十分です。
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    停止アイコンをタップする 画面下部の録音ボタンがあった場所に表示されているボタンのことです。
    • 停止アイコンをタップすると、ボイスメモが自動的に保存されます。このボイスメモは、同じApple IDでログインしている端末(iPadなど)であれば、どの端末でも編集可能です。[13]
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ポイント

  • 「WO Mic」とのWi-Fi接続を確立できない場合は、TCP送信ポート8125とUDP受信ポート8126がファイアウォールソフトウェアによってブロックされていないことを確認しましょう。詳細については、「WO Mic」のFAQ(よくある質問)ページを参照してください。[14]
  • 複数のトラックを録音できるアプリ(ミュージシャンには便利)が必要な場合は、「J4T Multitrack」(Android)や「FourTrack」(iOS)を試してみましょう。ただし、このような優良のマルチトラックレコーダーは有料のものがほとんどです。
  • 他にも用途が特化したマイクアプリはありますが、便利な録音アプリが多すぎて掲載できません。用途が特化した優良アプリとしては、以下のようなものがあります。
    • 「StoryCorps」(英語のみ)は、家族の話を録音することを目的としたアプリで、一度に最大45分までの音声を録音することができ、家族の話を共有したりアーカイブしたりするための簡単な機能が用意されています。
    • inClass」(英語のみ)は、メモを取りながら音声を録音したり、スケジュールを管理したりすることができるアプリで、学生に最適です。[15]
    • Crowd Mics」(英語のみ)では、大勢の人が集まる場所でスマートフォンをマイクとして使うことができます。[16]
    • Voice Changer Plus」などのアプリでは、音声クリップに面白いエフェクトをかけることができます。[17]
  • 録音するときは、周囲の環境や騒音に気をつけなくてはなりません。まず、邪魔な反響音が録音される可能性があるので、四方八方が硬い材質の広くて何もない部屋では録音しないようにしましょう。なお、絨毯やカーペット、柔らかい家具、毛布などは、すべて音の反響を和らげる働きをしています。次に、建設工事や芝刈り機、飛行機など、周囲の騒音を背景にして録音しないようにしましょう。最終的な録音で騒音が非常に大きくなる可能性があります。また、屋外でも録音しないようにしましょう。屋外は完全な無音に思えるかもしれませんが、微風でもマイクでは暴風のように聞こえることがあります。
  • iPhoneの「ボイスメモ」がうまくいかない場合は、「ボイスレコーダー」を試してみましょう。[18]
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