スリは観光客が油断している隙に、バッグやポケットから金品を巧みに盗み取ります。周囲に溶け込んで目立たないため、被害を防ぐのは難しいことがあります。スリの被害に遭わないためには、財布を前ポケットに入れ、所持品を常に体から離さないように意識することが重要です。見知らぬ人が話しかけてきたら、警戒しましょう。あなたを騙そうとしているのかもしれません。そして、人混みでは常に注意を払うことが大切です。海外でスリの被害に遭ったら、警察に届けを出し、現地の大使館に赴いてパスポートの再発行を依頼しましょう。

方法 1 の 4:
財布を入るれ場所と扱い方

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    財布は目が届く前ポケットに入れる 普段はズボンの後ろポケットに財布を入れているのであれば、前ポケットに移しましょう。後ろポケットは自分では見えないため危険です。スリが後ろから近づいて来た場合、前ポケットにある財布、パスポート、現金には手が届きにくいため、容易に盗むことができません。[1]
    • 後ろポケットの中のものが、歩いているうちに飛び出でくることもあります。そうすると、さらに盗まれやすくなります。
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    財布に輪ゴムを巻いてすべり出るのを防ぐ 財布の中央に輪ゴムを巻き、ポケットの奥深くに入れます。スリが財布を巧みに盗もうとしても、抜き取るのは困難なはずです。また、誰かが財布を盗もうとしても、すぐに気づくでしょう。[2]
    • できれば、なめらかな革製の財布ではなく、マジックテープや布製の財布を使いましょう。このような素材の財布であれば、気づかれずに抜き取るのは困難です。
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    財布を隠しポケットに入れる 隠れたポケットがある衣服を持っていれば、財布はそこにしまいましょう。スリは抜き取りやすい場所を狙うため、財布をジャケットの内側、目立たないポケット、または胸ポケットに隠しておくと安全です。[3]
    • ジャケットのポケットに貴重品を入れる場合は、マジックテープが付いたポケットに入れましょう。誰かがポケットを開けようとすると、大きな音がするためすぐに気づきます。

    アドバイス:スリ対策用に考案された、 隠し財布や隠しポケット付きの衣類が販売されています。日本での購入は難しいかもしれませんが、アメリカではExOffico、Voyager、SCOTTeVEST などの服飾メーカーが、隠しポケットやポケットがたくさん付いたズボンやジャケットなどを販売しています。日本でも、インターネットでさまざまな種類の製品が販売されていますので、検索してみましょう。

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    財布を開きながらお金を数えない 可能であれば、マネークリップを使ってお札を別にしておくか、隠しポケットに現金を入れておきましょう。こうすると、必要な現金を取り出すために、財布を出して数える必要がありません。財布に現金を入れる場合は、支払いが必要なときだけ財布を取り出しましょう。財布は両手でしっかりと持ち、油断している隙にスリから奪われないようにしましょう。[4]
    • 現金をポケットに入れる場合は、ズボンやジャケットの前ポケットに入れましょう。ポケットが空だと見せかけるために、現金以外のものを入れてはいけません。
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    偽の財布を作って後ろポケットに入れ、スリを欺く 新たに財布を購入し、クレジットカードや現金を新しい財布に移します。古い財布には紙切れ、使いきったギフトカード、不要なレシートなどを入れておきます。旅行中は、偽の財布を携帯しましょう。強盗に遭った場合は、偽の財布を放り投げて反対方向に逃げましょう。[5]
    • スリを誘発しないために、偽の財布はポケットの中に見えないように入れておきましょう。
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方法 2 の 4:
バッグの安全対策

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    開けにくいふたが付いたバッグを選ぶ 普段は口が閉まらないバッグを使っている場合は、ひねり金具やファスナーが付いたバッグを購入しましょう。このようなバッグは簡単には開けられないため、スリの被害には遭いにくいでしょう。できれば、鍵付きのバッグを持ち、旅行中の盗難被害を防ぎましょう。[6]
    • 大きなバッグはスリが物色するスペースがあるため、バッグは小さいほど安全です。
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    バッグのストラップを短くし、体に近づける バッグのひったくりを防ぐため、バッグやバックパックをできるだけ体に近づけて持ちましょう。バッグやバックパックのひもを短くして体に近づけると、泥棒がバッグをひったくるのは難しくなります。[7]
    • さらに安全な対策として、バッグを後ろにかけるのではなく、体の前にかけるとよいでしょう。
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    腰掛ける際、バッグやバックパックは床ではなく膝に置く レストランやバスなどで椅子に座る場合は、バッグを前に回して膝の上に置きましょう。床に置いたり、椅子の背もたれにかけたりすると、スリの格好のターゲットになります。また、床に置くと、席を立つ際に忘れてしまうこともあります。[8]
    専門家情報
    Allyson Edwards

    Allyson Edwards

    ワールドトラベラー、国際コンサルタント
    アリソン・エドワーズはスタンフォード大学にて国際関係学の学士号を取得しています。同校を卒業後、アリソンは20ヵ国以上の企業代理機関と関係を持ち、国際関係を促進してきました。現在まで教育、金融テクノロジー、小売業など様々な業界の企業コンサルタントを務めています。
    Allyson Edwards
    Allyson Edwards
    ワールドトラベラー、国際コンサルタント

    専門家の体験談:「あの事件以来、私は常にバッグを手で覆うように心がけています。大学生のとき、私はマドリッドに留学していました。週末に旅行した際、200ユーロを引き出してお財布に入れました。その後、地下鉄の中でお財布ごとすられてしまいました。混雑した電車の中で、貴重品に注意を払わず、バッグを体の前で持たないという初歩的なミスを犯してしまったのです。これを教訓に、今はしっかりと防衛しています!」

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    バッグの中身をウエストポーチに移す バッグのストラップを切られて、あっという間にバッグをひったくられることもあります。しかし、腰にしっかりと巻けるナイロン製のウエストポーチであれば、スリにとって切ったり外したりするのは困難です。バッグの中のカードや現金をウエストポーチに移しましょう。ウエストポーチを腰にきつく巻き付け、ポーチがおへそのすぐ下にくるように回しましょう。こうすると、貴重品に注意を向けることができます。[9]
    • 一般的なプラスチックのバックルが付いたウエストポーチは避け、盗難防止機能が付いたセキュリティーウエストポーチをインターネットで購入しましょう。この種類のウエストポーチには丈夫なバックルが付いており、盗難防止の鍵が付いたものもあります。
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方法 3 の 4:
貴重品は安全な場所に保管する

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    必要なものだけを持ち出し、その他はホテルの金庫に保管する 大抵のホテルの部屋には金庫が備えられていて、部屋の掃除や外出時に貴重品を入れておくことができます。外出の際は、パスポート、家の鍵、余分な現金、高価なジュエリーなどを金庫に入れて鍵をかけましょう。万が一スリの被害に遭っても、現金や貴重品の一部を失うだけで済みます。[10]
    • 余分な現金は常にホテルの金庫に保管しましょう。スリの被害に遭っても、交通費や食費は確保でき、問題に対処できます。
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    携帯電話は隠しポケットに入れ、取り出さない 携帯電話は、盗まれにくい内ポケットにしまい、むやみに取り出さないようにしましょう。特に、道を探している場合などは警戒が必要です。電話が必要なときは両手でしっかりと持ち、一度に5~10秒以上画面を見つめてはいけません。[11]
    • 携帯電話で写真を撮る場合は、撮り終わったらすぐにポケットにしまいましょう。知らない人が写真を撮ってくれると言っても断りましょう。
    • 携帯電話で目的地を検索しなくて済むように、必要な地図はホテルで印刷しておきましょう。
    • 使うつもりはなくても、携帯電話は持って出かけましょう。緊急時に必要になるかもしれません。
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    ネックレスは衣服の中に入れ、時計はホテルに保管する ジュエリーを身につけている場合は、首から引きちぎられないように衣服の中に入れましょう。価値のある時計はホテルに保管しておきましょう。本物か偽物かにかかわらず、宝石がたくさん付いたジュエリーは持ち歩かないようにしましょう。[12]
    • 指輪は特に緩くない限り、つけていても問題はないでしょう。指輪は本人に気づかれずに外すことは困難です。ただし、宝石の付いた指輪には注意しましょう。たくさんのジュエリーを身につけていると、スリに多額の現金を持っていると思われてしまいます。
    • 可能であれば、旅行にはジュエリーは一切持っていかないことが得策です。高級レストランやショーに行かない限り、ジュエリーは必要ありません。
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方法 4 の 4:
一般的な詐欺や盗難の被害を防ぐ

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    商業施設内にあるATMを使う ATMはスリに狙われやすい場所のひとつです。二人組で行動し、一人が被害者の気をそらせた隙にもう一人が盗みを働く手口もあります。また、肩越しに暗証番号を盗み取り、その後財布を盗む場合もあります。ATMを使う必要がある場合は、信頼できる商業施設内にある、安全に現金を引き出せるATMを使いましょう。[13]
    • レストランやホテルに設置されている、仕切りがあるATMはより安全です。
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    誰かにぶつかった後は、ポケットに触れて携帯電話や財布を確認する 通りを歩いているときやバスに乗る際、誤ってぶつかったふりをしてポケットから金品を盗み取るスリもいます。誰かにぶつかったら、ポケットに触れて所持品が盗まれていないかを確認しましょう。[14]
    • 人混みの中や狭い室内では、他人に体が触れないように注意しましょう。スリは気づかれにくい人混みを利用して盗みを働く場合もあります。所持品はしっかりと持ち、バスや電車に乗る際、また街中を歩く際には常に警戒をしましょう。
    • インタビュー、募金活動、やたらと話しかけてくる人には警戒しましょう。集団で気をそらし、背後からスリを働く場合もあります。

    アドバイス: 財布や携帯電話を取り出して確認してはいけません。金品の場所を知るために、わざとぶつかって確認させる手口もあります。貴重品がある場所を他人に知らせないために、ポケットはさりげなく確認しましょう。

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    道案内の申し出があれば、安全な距離を保つ 見知らぬ人から道案内を受ける場合は、常に60cm~1m程度の距離を保ちましょう。相手の肩越しに地図を見たり、よく聞こえるように近づいたりしてはいけません。手慣れたスリは地図やパンフレットを高く持ち上げ、それを見ている隙にポケットやバッグに手を伸ばします。[15]
    • 頼んでいない手助けには注意しましょう。善意で助けてくれる人がほとんどですが、安心させるために手伝いを申し出るスリもいます。
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    目立たない服装をして周りに溶け込み、地元の住人を装う 旅行中は、普段着を着用して周りに溶け込む努力をしましょう。目立ってしまう鮮やかな色の服や、明らかに旅行者とわかるような服装は避けましょう。スリは自分と同じ地域の住人には、積極的に盗みを働きません。[16]
    • この方法は、例えば赤毛のイギリス人がインドを旅行する際は通用しないかもしれません。自国から遠く離れている場合は、現地人として溶け込むのは難しい場合もあります。
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    バッグを道路の反対側に持ち、車両からの盗難を防ぐ 多くの国で、泥棒がスクーターやオートバイに乗って近づき、肩からバッグをひったくって逃げ去る手口が使われています。このような被害に遭わないためには、買い物袋やバッグを道路とは反対側の肩にかけましょう。[17]
    • スクーターがたくさん走っている国では、この手の犯罪が横行してます。ちなみに米国では、この手口はあまり使われていません。
    • 車の流れと反対方向に歩きましょう。スクーターやオートバイが近づいて来ても、すぐに気づくことができます。
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    ストリートパフォーマンスを見物する際は、周囲を警戒する スリは旅行者の集団を狙うため、多くの人が集まるストリートパフォーマンスは絶好の機会となります。また、人々がパフォーマーに投げ銭をするために財布を出すのを狙っています。投げ銭自体に問題はありませんが、財布を取り出す際に隠し場所を知られてしまいます。貴重品は身近に持ち、路上や広場でパフォーマンスを楽しむ際は周囲に警戒をしましょう。[18]
    • パフォーマーに投げ銭をする場合は、財布が入っていないポケットに小銭を入れておきましょう。こうすると、小銭を取り出しても、財布のありかを知られることはありません。
  7. 7
    知らない人の荷物の手助けを断る 列車に乗る際やタクシーから荷物を下ろす際に、手伝いを申し出られても断りましょう。たとえ重い荷物であっても、持ち去られてしまうかもしれません。単に親切心で手伝ってくれる人もたくさんいますが、リスクは冒さないほうがよいでしょう。[19]
    • 自分で運ぶのは大変なときもありますが、5~10分余分に時間をかけるだけで安全を保つことができます。
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ポイント

  • 海外旅行中にスリの被害に遭い、パスポートや財布を盗まれたら、自国の大使館に赴きましょう。身分を証明する手助けと帰国の手伝いをしてくれます。
  • タクシーや乗り合いバスなどの乗り降りの際は注意を払いましょう。携帯電話や財布を座席に置き忘れることもあります。
  • スリはどこにでも存在します。自分の居住地では警戒を緩めがちですが、スリはヨーロッパのみならずあらゆる国に存在します。

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注意事項

  • 盗難に遭った場合、泥棒が武器を持っておらず、公共の場で周りに人がいるなど、自分が圧倒的に有利な状況にいない限り、立ち向かってはいけません。警察に届け出て処理を任せるのが安全な対処法です。
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このwikiHow記事について

Allyson Edwards
共著者 ::
ワールドトラベラー、国際コンサルタント
この記事の共著者 : Allyson Edwards. アリソン・エドワーズはスタンフォード大学にて国際関係学の学士号を取得しています。同校を卒業後、アリソンは20ヵ国以上の企業代理機関と関係を持ち、国際関係を促進してきました。現在まで教育、金融テクノロジー、小売業など様々な業界の企業コンサルタントを務めています。
カテゴリ: 武道
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