ズッキーニ(フランス語でクルジェット)の栽培はとても簡単で、子供に野菜作りへの興味を持たせるには格好の植物です。ズッキーニは実が生り始めると短期間で収穫できるため、子供たちもワクワクしながら世話をするでしょう。

パート 1 の 2:
植え付けの準備をする

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    植え付け方法を決める ズッキーニを育てるには、主に2通りの方法があります。種から育てるか、若い苗を購入して庭に植え替えます。ズッキーニを種から育てる場合は、お住いの地域の気候を考慮しながら、庭に植える4~6週前に種を蒔きます。苗を購入して栽培するほうが簡単で時間もかかりませんが、種から始めると育てる喜びを存分に味わうことができるかもしれません。
    • ズッキーニにはいくつかの品種がありますが、どの品種も一般的に同じ性質を持っています。ただし、葉の付き方でズッキーニを分類することもあります。ズッキーニには、葉と葉の間隔が広い品種(つるが伸びる)と、間隔が狭い品種(株状になる)があります。
    • 株状に生長する品種はサマースクワッシュと呼ばれ、つるが伸びる品種はウィンタースクワッシュと呼ばれています。
    • ズッキーニの色は、黄色から緑色まで様々ですが、黒に近い濃い緑色の品種もあります。なかには、薄い縞や斑点ができるものもありますが、これは正常な状態で問題はありません。
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    植え付け時期を見極める 夏に生長して旬を迎えるズッキーニは、一般的にサマースクワッシュに分類されます。いくつかの品種はウィンタースクワッシュに分類されますが、これは植え付け時期ではなく、収穫時期によって区別されています。ズッキーニは日当たりの良い場所を好み、冷たい土壌では健やかに生育できません。そのため、庭の土の温度が最低15℃になってから植え付けましょう。通常、春を迎えて1~2週間経ち、霜の心配がなくなった時期に植え付けます。[1]
    • お住いの地域の植え付け時期が不確かな場合は、近隣の農業試験場に問い合わせましょう。
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    適切な植え付け場所を探す ズッキーニは直射日光が当たる広い区画で健やかに育ちます。あまり日陰にならず、少なくとも日に6~10時間は日光が当たる区画を探しましょう。また、ズッキーニは湿った土を好みますが、水浸しではうまく育ちません。そのため、水はけの良い土壌であることも重要です。
    • 必要に応じ、盛り土をしてズッキーニを植えるか、土壌改良や排水対策などを施し、水はけを改善をしましょう。
    • 最大限の日射量を得られるように、南向きの区画(南半球は北向き)に植え付けましょう。
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    土壌の準備をする 時間をとるのはなかなか難しいかもしれませんが、植え付けの数ヶ月前から土壌の準備をしておくと、ズッキーニに最適な栽培環境を作ることができます。まず、土にガーデンマルチと肥料を混ぜて、必要な栄養を加えます。また、土壌のpH値を調べ、必要に応じて調整します。ズッキーニは、pH値が6~7.5の土壌を好みます。土をより酸性(pH値が低い)の土壌にするには、ピートモスまたは松葉を加えます。アルカリ性(pH値が高い)にするには、石灰を加えましょう。[2]
    • 栄養分と有機材料を加えるには、植え付けの1ヵ月前にコンポストを土に混ぜ合わせ、植え付け時期までマルチで覆います
    • 土壌の水はけが悪い場合は、砂を混ぜて水はけを改善しましょう。
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    種を蒔く 種を地面に直接蒔くのでなく、室内で芽出しをして、4~6週間後に庭に植え替えることもできます。育苗トレイ、種まき用土、そして種を用意します。トレイの各マスに種を1粒ずつ蒔き、土を3mmほど被せてたっぷりと水をかけます。室温が15℃以上の日当たりの良い場所にトレイを置きましょう。本葉(2組目の葉)が出たら、新芽を庭に植え替えることができます。
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パート 2 の 2:
ズッキーニを植える

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    植える区画を準備する 移植ごてを使い、ズッキーニの苗を植える小さな穴を掘ります。種を蒔く場合は、深さ1cm以下の穴に種をひとつずつ入れます。苗を植える場合は、根株より少し大きめの穴を掘ります。苗の間隔(うね幅も同様)を75~100cmほどあけましょう。必要に応じて苗を間引きします。
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    ズッキーニを植える 種または苗をそれぞれの穴に入れます。発芽に必要な日射量と水分量が得られるように、種に5~10mmほどの土をかけます。苗には根株が埋まる程度の土をかけますが、茎が土に埋まらないように注意しましょう。たっぷりと水をかけたら、種蒔き・植え付けは完了です!
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    ズッキーニの世話をする ズッキーニの生長に注意を払いましょう。ズッキーニは手間のかからない野菜ですが、結実させるには多少の世話が必要です。雑草をこまめに取り除き、雑草が生い茂る場合はマルチを敷きましょう。液体肥料を3~4週間おきに与えて、生長を促します。株の他の部分へ病気が広がらないように、病気にかかったり枯れたりした実や茎を切り取り、健やかに生育させましょう。[3]
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    結実させる ズッキーニが結実するためには、受粉が必要です。近くにハチなどの花粉媒介昆虫がいない場合や、ズッキーニが実をつけない場合は、人工授粉をしましょう。ズッキーニの雄花を摘み取り、花弁を慎重にめくって、雌花の中心にある雌しべに雄しべをを擦りつけます。雄花の茎は細長く、中心に雄しべがあります。一方、雌花の茎は短く、花の付け根が膨らんでいます。[4]
    • 作業可能な時間や希望の収穫量に合わせて、受粉をさせる花はいくつでも構いません。
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    ズッキーニを収穫する 実が10cmほどの長さになったら、ズッキーニを収穫できます。定期的に収穫すると、さらなる結実を促します。そのため、収穫量を増やしたい場合は、生長した実はすべて摘み取りましょう。それほど多くのズッキーニが必要でない場合は、収穫期を通して常に1、2個の実を残しておくと、結実を抑制します。ズッキーニを収穫するには、鋭利なナイフを使い、ゴツゴツとした柄の部分を株から切り離します。
    • 花をサラダに入れましょう。ズッキーニの花は食用になり、摘むことで実の生りすぎを防ぐことができます。
    • 春に株の生長が良好だった場合、実は最初の霜が降りるまで生り続けます。
    • ズッキーニを一度にすべて収穫したくない場合、実を摘み取ることで残りの実の生長を促します。[5]
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ポイント

  • 黄色のズッキーニと緑色のズッキーニの味は同じですが、たくさんのズッキーニを栽培する場合は、黄色いほうが見つけやすいでしょう!
  • ズッキーニは、くり抜いて詰め物にする、パスタソースに加える、またはスープにするなど、様々な調理法があります。また、サラダに加えたり、細長く剥いて「ズッキーニパスタ」を作ることもできます。
  • ズッキーニは多くの水分を必要とするため、十分な水やりを心がけましょう!

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注意事項

  • 実つきが悪い、または変形した実が生る場合は、交配不良が考えられます。雄花を摘み取って雌花に人工授粉をしてみましょう。
  • 日本では、ズッキーニを食害する主な害虫はウリハムシです。[6]ウリハムシの幼虫は根や茎の内部を食い荒らし、成虫は葉を食害して穴だらけにします。[7]その他の害虫は、アブラムシ、オオタバコガ、ハスモンヨトウなどで、うどん粉病、疫病、モザイク病などの病気にも注意が必要です。
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必要なもの

  • ズッキーニの種
  • 移植ごてなどの穴を掘る道具
  • 適切な広さの区画

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このwikiHow記事について

Andrew Carberry, MPH
共著者
フードシステム専門家
この記事の共著者 Andrew Carberry, MPH. アンドリュー・カーベリーは2008年よりフードシステム(食物の生産から消費に至る過程)関連の仕事をしています。テネシー大学ノックスビル校にて公衆健康栄養と公衆健康計画・管理の修士号を取得しています。
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