セックスする心の準備ができているかどうかを確認する方法

共同執筆者 Paul Chernyak, LPC

セックスは素晴らしい経験になり得ますが、その前に性的に活発になるための心の準備がしっかりとできていなければなりません。準備ができていないまま臨めば心の問題だけでなく、性感染症、意図しない妊娠など深刻な結果を招く恐れがあります。セックスの準備ができているかどうかが不確かな場合には判断の手助けをする方法があります。参考にしてみると良いでしょう。 セックスの準備ができていると判断した場合には、セックスに対する懸念やセックスへの期待などをパートナーと話し合い、深刻な事態に陥らないように自分たちを守るための計画を立てる必要があります。万全な準備をして臨めば初めてのセックスが安全で楽しいものになるでしょう

パート 1 の 3:
状況を正確に判断する

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    パートナーを熟知しているか、信頼しているかを自問する セックスは親密な行為であるため、その前にパートナーを信頼しているか、またよく知っているかを確認することが重要です。あまりよく知らず信頼も築けていないなら、相手とのセックスは控えた方が良いでしょう。次の質問に答えながら確認しましょう。[1]
    • パートナーを信頼していますか? パートナーはあなたを傷つけたり屈辱を与えたりしない、基本的に良い人間だと自信を持って断定できなければなりません。難しい判断かもしれませんが、秘密ごとや個人的な考えを相手に伝えることに抵抗があるかないかを考えてみましょう。抵抗があれば、セックスは控えるべきでしょう。
    • 2人の関係はセックスをするのに十分深いものですか。パートナーとのアクティビティーがほとんど表面的なものなら、まだセックスをする段階ではないでしょう。逆に成長を助け合い、互いがより良い人間になれるように切磋琢磨していると感じるなら、セックスを検討しても良いかもしれません。
    • パートナーとセックスについて話し合うことはできますか? 避妊、性感染症、基本的な体の構造、その他セックス関連の話題について、パートナーと話し合えるかどうかを考えましょう。セックスをする前にこれらの内容をパートナーと気軽に話し合えなければ、セックスが正しい選択かどうかを考え直しましょう。
    • パートナーの信念に逆らうことになると思いますか。自分の信念と価値観を考慮するのはもちろんのこと、パートナーの考え方も考慮しなければなりません。パートナーがセックスをすることで人から避けられたり罰を受けたりする可能性があるなら、控えるのが最善でしょう。
    • セックスの後で恥ずかしいことをしてしまったと後悔するでしょうか。多少大げさに聞こえるかもしれませんが、数年先を考えてみましょう。その時には新しい恋人がいるとして、その相手に現在のパートナーとの性体験を告白するのは恥だと思うでしょうか。「そう思う」または「おそらくそう思う」としたら、セックス以外の健全なアクティビティーをパートナーに提案しましょう。
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    同意することが合法かどうかを判断する 性的同意年齢(性行為の同意能力があるとみなされる年齢の下限)は国や地域によって異なります。決断を下す前に性行為が合法かどうかを確認する必要があるでしょう。あなた自身が同意したとしても、性的同意年齢に達していなければ、パートナーが困難な状況に陥る危険があることに注意しましょう。また、パートナーが性的同意年齢に達していない場合、あなたが窮地に追い込まれる可能性があります。[2]
    • 米国のある州では16歳が18歳と性行為に及ぶのは法律違反です。また日本の性的同意年齢は13歳です。
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    自分の信念について考える セックスをする準備ができているかどうかを確かめる前に、自分の価値観や信念について熟考することが重要です。価値観や信念は自分を形成し「こういう人間だ」と定義するのに役立ちます。性行為を始めるという決断が自分の価値観や信念にどう影響するかを考えましょう。性的に活発になることが自分にどう影響を与えるかを確かめるためにも、自分の信念と価値観を断言できるようにしましょう。[3]
    • 例えば「結婚するまでセックスは控えるもの」という信念を持っている場合に、結婚前のセックスは自分にどう影響するでしょうか。また、「最初のセックスは心から愛する人と」いう信念がある場合に、単に友達として好きな相手とのセックスはあなたにどう影響するでしょうか。
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    性別、性感染症、および妊娠に関する質問を考える 性行為の結果、性感染症に感染したり妊娠したりする可能性があり、その確率を下げるためには安全なセックスを考えなければなりません。そのためにどのような質問をするべきかを考えましょう。質問を特定することで、更に学ばなければならない事柄が明らかになるでしょう。[4]
    • 考えた質問について信頼できる年上の友人や大人に相談しましょう。セックスについて人に尋ねるのが不安な場合には、インターネットで調べましょう。医師、学校の保険の先生、セラピスト、精神科医などはインターネットよりも詳しい情報を伝えてくれるため、彼らに相談してみるのも良いでしょう。ただし、セックスについての意見は人によって異なることを覚えておきましょう。
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    パートナーから言われたことを考える パートナーからの言葉が原因でセックスを考えているなら、もう一度言われたことを考えてみましょう。相手を惑わすような発言や最もらしい発言をして相手にセックスを強要する人がいます。セックスを相手に納得させるために使う常套句には次のものがあります。[5]
    • 「僕(私)のことを本当に愛しているならセックスできるはずだ」
    • 「僕(私)達以外全員がセックスしている」
    • 「優しくするよ。絶対に好きになるよ」
    • 「いずれするんだから、なぜ今じゃいけないの?」
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    仲間から言われたことを考える 性的に活発になろうと決める際に友達や仲間の言葉は大きな影響を及ぼします。しかし、仲間に感化されてセックスをしようと決めるのは良い考えではありません。友達の言葉に影響を受けて決断をしていないかをもう一度考えましょう。セックスに関して友達から聞く一般的な言葉は次の通りです。[6]
    • 「まだ処女(童貞)?」
    • 「僕(私)は16歳の時が初めてで、それ以来ずっと活発だよ」
    • 「セックスをしたことがなければ理解できないよ」
    • 「セックスは最高だよ!チャンスを逃がしてるよ」
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    人はそれぞれに異なるということを理解する 性的に活発になるかどうかは大きな決断であるため、自分のおかれた状況をまず考慮しなければなりません。性的に活発になる「正しい」時期はありません。それは自分で考えるべき事柄で、正しい判断を下せるように最善を尽くさなければなりません。[7]

パート 2 の 3:
セックスについて話し合う

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    パートナーと話し合う 冷静に自分の気持ちを整理し、第三者からの影響についてもじっくりと考えましょう。それでも尚、セックスしようという決断に至る場合があるかもしれません。心の準備が整い、パートナーや友達からのプレッシャーもないなら、パートナーに自分の気持ちを伝えましょう。[8]
    • 「私(僕)セックスの覚悟ができているけど、あなた(君)はどう思う?」などと尋ねましょう。
    • あなたの準備ができていても、パートナーができているとは限りません。パートナーから「準備はできていない」と告げられたら、相手の意思を尊重しましょう。
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    パートナーの過去の性体験を尋ねる パートナーにもセックスの準備が整っている場合には、パートナーの過去の性体験について理解しなければなりません。自分自身を守るためにもパートナーにこれまで何人の性的パートナーがいたか、また性感染症に感染したことがあるかどうかを知る必要があります。[9]
    • 次のように尋ねてみましょう。「きっと話しずらいことだと思うけれど、あなたの過去の性体験について知りたいの。これまでにセックスしたことある?あるとすれば、何人としたの?性感染症にかかったことある?」
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    深刻な問題への対処方法を話し合う 性的関係を結ぶ前に、妊娠や性感染症などの深刻な問題についてどう対処すべきかを考えることが重要です。双方ともにかかりつけ医がいますか。あるいは病気になった時に訪れる決まった治療院がありますか。双方とも妊娠したり性感染症にかかったりするリスクを受け入れる覚悟ができていますか。セックスの結果起こり得る様々な問題及びその対処方法を慎重に検討しましょう。[10]
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    セックスへの欲望や期待を伝え合う セックスの結果起こり得る問題を検討した後で、更に時間をとってセックスに対する欲望や期待感も互いに話し合いましょう。初めての、またこれからのセックスをどんな経験にしたいと思っているかを伝えましょう。またパートナーの希望や期待感も聴きましょう。[11]
    • 例えば、試してみたい特定のポジションや他にも挑戦してみたいことなどがありますか。セックスの後はしばらくベッドの上でイチャイチャしたいですか。パートナーと一対一の関係が必要ですか。
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    自分を守る計画を立てる セックスをする前に妊娠や性感染症から身を守るためにすべきことを考えましょう。掛かり付け医に相談したり、診療所を訪れたりしてどんな選択肢があるかを調べましょう。安全なセックスを促進するためにコンドームを無料で提供する診療所もたくさんあります。[12]
    • コンドームだけを使うか、避妊薬(ピル)も一緒に使うかを決める必要があるでしょう。
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    自分を気にかけてくれる人に相談することを検討する 様々な懸念についてパートナーと話し合った後、自分を大切に思ってくれる人にも相談して自分の決断が正しいかどうかを判断するのも良いでしょう。最初に両親に相談できると理想的でしょう。それが不可能な場合には、医師、学校のカウンセラー、親戚の人、兄や姉、または友人に相談できないか考えましょう。[13]
    • 「性的に活発になりたいと思っているんだけれど、良いアドバイスをもらえると嬉しいです」などと率直に相談しましょう。
    • 友人とセックスについて抵抗なく話せる人は、パートナーとも安全なセックスについて話す確率が高いという調査報告があります。[14]

パート 3 の 3:
初めての経験を楽しむ

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    コンドームを使って性感染症を予防する 性感染症や妊娠を避けるための最善策は性行為を遅らせるか避けるかのどちらかです。[15]ただしセックスを延期したくないなら安全を考慮し、性行為のたびにコンドームを使いましょう。初めてのセックスでは妊娠したり、性感染症にかかったりすることはないと聞きますが、それは神話に過ぎません。セックスをすればいつでも妊娠したり性感染症に感染したりする可能性があるため、自分の身を守ることが重要です。コンドームは毎回、正しい方法で使用すれば性感染症の予防に効果的です。[16]
    • パートナーがコンドームを使うことに抵抗してもそのプレッシャーに屈してはいけません。安全な性的関係が築けない限り性行為には興味がないと明確に伝えましょう。[17]
    • また、HPV(ヒトパピローマウイルス)を予防するワクチンを打っておくと良いかもしれません。HPVは生殖器疣や子宮頸がんを引き起こすウイルスです。Gardasil(ガーダシル)やCervarix(サーバリックス)などのHPVワクチンについて掛かり付け医に相談しましょう。
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    コンドームと経口避妊薬(ピル)の併用を検討する ピルだけでは性感染症を予防できませんが、コンドームを併用すると妊娠のリスクを更に減らせます。
    • コンドームは82%の避妊効果が得られますが、ピルは91%の効果があります。ですから、コンドームとピルを一緒に使えば妊娠の可能性を更に下げることができ、性感染症の予防にも役立ちます。[18]
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    リラックスする 初めての経験では緊張しがちですので、始める前にストレス軽減エクササイズを行うと良いかもしれません。長く深く呼吸をして心を落ち着かせましょう。最初は誰でも少しは緊張します。それは全く問題ではありません。[19]
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    時間をかける セックスを楽しむには前戯やロマンスが重要です。時間をかけて楽しみましょう。早く終わらせなければなどと感じる必要はありません。ゆっくりと体験を楽しみましょう。始める前にソフトな音楽をかけ、部屋の照明を暗くして少しおしゃべりするなどしてロマンチックなムードを作りましょう。[20]
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    不快感を覚えたらパートナーに伝える どの時点であっても不快な気持ちになったらパートナーに伝えましょう。同様に、パートナーから止めて欲しいと言われたらすぐに行為を止めましょう。初めてのセックスでは痛みを伴うことがありますが、それは正常です。ただし楽しめない時にはパートナーに知らせて位置を調節したり、日にちを改めたりするなど柔軟に対処しましょう。[21]
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    初めての経験では気まずさを覚える 映画やテレビではセックスを魅力的でロマンチックな体験として描写することが多いかもしれませんが、実際には初めての体験では特に、気まずさを感じるかもしれません。しかしそれは当然のことで、気後れしたり恥だと思ったりしてはいけません。[22]
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    初体験の後では様々な感情が芽生える可能性がある 行為後その体験をゆっくり考え頭の中で整理し終えた後で、新しい感情が芽生えることがあります。初体験の後は誰にでも不思議な感覚が起こりますが、感情をうまく対処できない場合には、親、カウンセラー、親しい友人など信頼できる人に相談しましょう。[23]
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    セックス以外の愛情表現を考える パートナーとの親密な行為には手を繋ぐことから性行為直前のものまで色々あります。パートナーとの関係があまりにも早く進行しているように感じる場合には、キスやペッティング、体をすり寄せて強く抱き締め合うなど、セックス以外の様々な方法で親密度をゆっくり進めて行きましょう。また、セックス、結婚、子供の問題について話し合うという方法もあります。互いに快適さを失わないようにパートナーに愛情を注ぎ続けましょう。

ポイント

  • 処女・童貞喪失は満足感溢れるポジティブな恋愛関係を維持する上で必ず通る道です。初体験は適切な年齢で適切なパートナーと行うものです。
  • 心の準備ができていないなら性行為に走ってはいけません。友達からのプレッシャーに屈してはいけません。いつでも「ノー」と言えることを覚えておきましょう。
  • 人にプレッシャーをかけてはいけません。自分が人からプレッシャーをかけられたらどんな気分になるかを考えましょう。
  • コミュニケーションが重要です。自分の気持ち、どうしたら快適かをパートナーに伝えましょう。考えが変わったらいつでもパートナーに伝えましょう。

注意事項

  • セックスは強要されるべきものではありません。レイプ被害にあったらすぐに警察に報告し、同時に病院またはレイプ被害者支援センターを訪れましょう。
  • 自分の居住地区の性的同意年齢を確かめましょう。日本では13歳です。アメリカではほとんどの州が18歳です。一方が性的同意年齢に達しておらず、もう一方が性的同意年齢を満たしている場合には、強姦容疑をかけられる可能性があります。
  • 虐待関係にある場合には「決して」パートナーとのセックスを考えてはいけません。

このwikiHow記事について

認定カウンセラー
この記事はPaul Chernyak, LPCが共著しています。 ポール・チェルニャクはシカゴに住む認定カウンセラーです。2011年に心理学の専門大学、「American School of Professional Psychology」を卒業しています。
カテゴリ: ティーン
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