セルトレイに種を蒔く方法

共同執筆者 Maggie Moran, 園芸家

庭に植える植物の種をあらかじめ蒔いて、室内で育てるのは効率的な方法です。セルトレイを使用すると、手をかけなくても簡単に苗を育てることができます。あらかじめ種を蒔いておくと苗が育ち、春になったらすぐに戸外に植えることができます。

パート 1 の 3:
種蒔きの準備をする

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    霜の終日から6~12週間前に種を蒔くように計画します。育てる植物によって、実際の成長に必要な期間は異なります。居住地域の霜の終日を調べると、種を蒔く時期を決めることができるでしょう。[1]
    • 種の説明書を読んで、水に浸す、冷やすなどの特別な準備が種蒔き前に必要か確認します。
    • 種蒔きカレンダーや気象庁のホームページを参照し、居住地域に合った種蒔きの日を確認します。
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    排水穴の付いたセルトレイを使用すると便利です。セルトレイを利用すると、種が互いに影響しあうことなく育ちます。 できれば、底に排水用の穴が開いたセルトレイを用意しましょう。ホームセンターなどで取り扱っています。[2]
    • セルトレイに排水穴がなければ、ナイフなどで各セルの底に穴をあけることもできます。
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    段ボール製の卵のパックをセルトレイの代わりに使用できます。生分解性の卵パックはセルのサイズも適当で、家にあればセルトレイを購入する必要もありません。卵を全部使い終わったらセルの底に数箇所穴をあけ排水できるようにします。[3]
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    大きくて平らなプラスチック製トレイの上にセルトレイを置きます。プラスチックトレイを敷くと、移動しやすく水やりにも便利です。種に根を張るようにプラスチックトレーに水を入れて、底から成長を促進します。プラスチックトレーはホームセンターで取り扱っています。[4]
    • ベーキングトレイなどを代わりに使用することもできます。[5]
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    各セルいっぱいに種まき用土を入れます。種まき用土は減菌されており種の発芽を促すので培養土の代わりに使用します。ホームセンターで取り扱っています。土をセルに入れすぎても、濡れると落ち着くので構いません。[6]
    • 培養土を使用することもできますが、種まき用土より粗いので細かい土に比べると種の生育が悪くなることがあります。[7]
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    種まき用土にじょうろで水をやります。指を第一関節まで土に入れて、湿っていることを確認します。過剰な水分はセルの下からトレイに排水されます。[8]
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パート 2 の 3:
種を蒔く

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    古い種は水に15分ほど浸すと生育の可能性を確認できます。古い種があれば、まだ生育可能かを確認しましょう。保存可能期間が1年の種もありますが短いものもあります。水に浸けた種の中で浮いたものは生育不可能です。沈んだ種は生育する可能性があります。[9]
    • また、湿ったペーパータオルで少なくとも10個の種を包んで発芽テストをします。種を包んだペーパータオルをジッパー付きビニール袋などに入れ、暖かい場所に10日間置き発芽するか確認します。種10個のうち5個以上が発芽したら生育の可能性があります。
    専門家情報
    Maggie Moran

    Maggie Moran

    園芸家
    マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
    Maggie Moran
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    園芸家

    園芸家のマギー・モーランさんからのアドバイスです。「新しい種を乾燥させると長持ちします。新しい種を育てる場合、種をしばらく保管したいのであれば、1~2週間程度乾燥させるとよいでしょう。種をそのまま蒔く場合は乾燥の必要はありません」

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    各セルに指で6mm位の深さの穴をあけます。正確である必要はないので、おおよそ指半分くらいの深さが適当です。土を固めないように気を付けて穴をあけましょう。[10]
    • 種によって蒔く深さが異なる場合もあるので、種の説明書を参照して蒔きましょう。
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    1つの穴に2個の種を蒔きましょう。1つのセルで、少なくとも1個発芽するでしょう。2個発芽したら弱い方を間引きます。[11]
    • 種が小さい場合はセルに4個蒔きましょう。発芽の可能性が高くなります。
    • 小さい種は折り目を付けた紙の上に置き、鉛筆で穴に入れると簡単です。[12]
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    種まき用土で種を覆い指でおさえます。種まき用土に種を密着させるのが目的です。力を入れずに行いましょう。種を深くに押し込まないように気を付けて、種に土がつくようにします。[13]
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    数種類の種を蒔いたら名札をつけます。名札に植物の名前と植えた日付を記しておきましょう。各列の後ろに貼ります。[14]
    • 楊枝とマスキングテープで名札を手作りできます。
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パート 3 の 3:
苗を育てる

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    ラップでトレイを覆います。ラップで覆うとトレイの湿気が長く持ち、湿度で発芽が促されます。トレイの端に少し隙間をあけると空気が循環します。[15]
    • ホームセンターで取り扱う、苗カバーやドームカバーを利用すると同じ効果があります。カバーに喚起口があれば、空気の循環のためにあけておきましょう。
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    底に敷いたプラスチックトレーに蒸留水を13㎜満たします。セルがその水分を吸収するので、上から水をやる必要はありません。毎日トレーの水の量を確認しましょう。[16]
    • トレーの水が3㎜以下に減ったら、13㎜になるように注ぎ足しましょう。
    • 水をやりすぎると苗が水浸しになり腐敗します。
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    トレイを暖かい場所に置きます。種の成長に日光は必須ではありませんが害にもなりません。家の中で一番暖かい場所にトレイを置きましょう。土の温度を18度以上に保つと、ほとんどの植物が発芽できるでしょう。[17]
    • 種と同じ深さに地中温度計を挿すと土の温度を測ることができます。
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    発芽したらカバーを外し日光の当たる場所へ移動します。発芽したら、窓辺など間接的に日光が約6時間当たる場所へ移動します。ラップやカバーを外して日光が当たるようにします。[18]
    • トレイを1日おきに180度回転すると苗が曲がって育つのを防ぐことができます。
    • 植物育成LEDライトを使用すると植物がまんべんなく成長します。
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ポイント

  • 植物によって異なる場合があるので種の説明書に従いましょう。

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必要なもの

  • セルトレイ
  • プラスチック製のトレイ
  • じょうろ
  • 種まき用土
  • ラップまたは苗カバー
  • 名札

このwikiHow記事について

園芸家
この記事はMaggie Moranが共著しています。 マギー・モーランはペンシルバニア州に住むプロの園芸家です。
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