ゼンタングルを描く方法

ゼンタングル(Zentangle)は商標登録されたゼンタングルメソッドに従い、抽象的なパターン(模様)を繰り返し描いて創作するアートです。正式なゼンタングルは、3.5インチ(約9 cm)角の白いペーパータイルに黒いインクでパターンを描き、鉛筆でグレーの影をつけます。Zentangle®は誰でも楽しめる、瞑想的効果もあるアートとしてアメリカで考案されました。以下のステップで、独自のゼンタングルを描く方法を学びましょう。

パート 1 の 2:
ゼンタングルメソッドを学ぶ

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    ゼンタングルの基本的な定義を理解する ゼンタングルはゼンタングルメソッドに基づいて、抽象的なパターンを繰り返し描いていくアートです。公式のサイズである3.5インチ角のタイル(正方形の紙)を使い、思いのままに創作したパターンを基本のガイドラインに従って描いていきます。ゼンタングルアーティストになるには、特別な技術、道具、知識は必要ありません。次に、ゼンタングルのいくつかの特徴をご紹介します。
    • タイルに上下左右はありません。すなわち、眺める方向は自由です。
    • 特定の認識できる対象物を描くのではなく、あくまで 抽象的なアートです。
    • 正式なゼンタングルは、白い紙に黒いインクで描かれ、鉛筆でグレーの影をつけます。
    • ゼンタングルは手軽なアートで、気がむいた時にいつでも創作することができます。[1]
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    他のアートとゼンタングルの違いを知る ゼンタングルメソッドと一般的な線描や絵画には、大きな違いがあります。ゼンタングルは誰にでもできる、アートを媒体とした瞑想法でもあります。完成した作品には独特の美しさがありますが、それと同様に、ゼンタングルを描く過程が重要とされています。ゼンタングルの作品は、以下の精神に沿って作り出されます。
    • 作品を心のおもむくままに描きます。ゼンタングルを描き始める際、作品の仕上がりは想像せずに描いていきます。むしろ、自然と湧き出るパターンを描きます。
    • ゼンタングルは意図的ではあるけれど、予想外でもあります。1本1本の線は、ためらわず意図的に描いていきます。はみ出した線は消さずに、それを基に新たなパターンを構築していきます。
    • ゼンタングルで幸福感を味わいます。瞑想のように、ゼンタングルメソッドには心を自由にし、癒す目的があります。人生の素晴らしさ認識することができます。[2]
    • ゼンタングルはまた、不朽のアートです。特別な技術や道具は必要ありません。ゼンタングルの創作を通して、自己を探求し続けることができます。
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    ゼンタングルといたずら書きの違いを理解する ノートの端や紙切れにいたずら書きをする人はたくさんいます。そして時には、それが素晴らしい作品になることもあります。いたずら書きは、授業や電話の会話などに集中できず、無意識にしてしまいます。上出来のいたずら書きは、ゼンタングルと似ているように見えるかもしれませんが、実は以下のような明確な違いがあります。
    • ゼンタングルメソッドを使うと、リラックスしたまま集中することができます。いたずら書きとは異なり、ゼンタングルを描いている最中は、それに意識を集中させます。電話中や授業中にゼンタングルを描くことはできません。作業に集中することが、このアートの本質部分だからです。
    • ゼンタングルメソッドはセレモニーです。ゼンタングルの創作には、制作者が作業に集中し、神聖な気持ちになれる静かな環境が必要です。芸術的なゼンタングルの作品を長く楽しめるように、上質の紙とペンを使いましょう。
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    ゼンタングルの創始者について 創始者であるリック・ロバーツ(Rick Roberts)さんとマリア・トーマス(Maria Thomas)さんは、基本的な決まりに沿って抽象的なパターンを繰り返し描くことで、瞑想状態になれることを発見し、ゼンタングルメソッドが生まれました。
    • ゼンタングルメソッドを教えるには、ゼンタングル講師としての認定資格が必要です。[3]
    • 100を超えるゼンタングルの公式タングル(パターン)が発表されています。これらのオリジナルパターンの描き方は、インターネットや書籍で学ぶことができます。また、必要な道具がセットになったゼンタングルキットも販売されています。ゼンタングルの様式に似ていても、正式な基準に沿っていない作品は、ゼンタングル風アートとして知られています。
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パート 2 の 2:
独自のゼンタングルを創作する

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    適切な道具を揃える ゼンタングルメソッドは、ゼンタングルを描く適切な用紙として、線のない白い上質な版画紙を推奨しています。用紙を9 cm(正式には3.5インチ)角に切ります。
    • 模様がない限り、手作りの紙やテクスチャー加工された紙も使えます。
    • お好みでカラーペーパーを使うこともできますが、ゼンタングルメソッドの規定では、正式なゼンタングルではありません。
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    ボーダー(枠)を描く 鉛筆を使い、紙の端に沿ってボーダーを薄く描きます。パターンはこの正方形の内側に描かれます。ボーダーを描く際、定規などを使って真っ直ぐな線を描いてはいけません。紙の端に沿ってフリーハンドで薄い線を描きましょう。
    • ボーダーを描く際に手がぶれてしまっても一向に構いません。ボーダーに合わせてパターンを描き、個性的で独創的なゼンタングルを作りましょう。ボーダーが波打っていたり、不規則に見えても、完成したゼンタングルは魅力的な作品になるでしょう。
    • フリーハンドでボーダーを描く際、鉛筆を強く押し付けてはいけません。ペンを使ってゼンタングルを完成させた後、ボーダーが見えなくなるように描きましょう。
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    ストリング(模様の枠線)を描く 鉛筆を使い、ボーダーの内側に「ストリング」を描きます。ゼンタングルメソッドでは、ストリングは模様の枠線となる曲線を示します。パターンはストリングの輪郭に沿って描かれます。シンプルで抽象的なストリングを薄い優美な線で描き、ボーダーの内側をいくつかのセクションに分けていきます。
    • ボーダーと同様に、ストリングを描く際も鉛筆を強く押し付けてはいけません。ストリングもゼンタングルの完成後には見えなくなるように描きましょう。ストリングはパターンを描く際のガイドとして使います。
    • ストリングを描く際、戸惑ってしまう人もいます。ゼンタングルは、楽しく、幸福感を味わい、思いのままに描くことを目的としています。鉛筆が紙に触れた瞬間にひらめいたパターンを描いてみましょう。ゼンタングルに失敗はありません。
    • ストリングのアイデアを得るために、様々なパターンをインターネットで参照することができます。[4]
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    タングルを描く 「タングル」はストリングに沿ってペンで描くパターンです。ひとつのタングルで作られたゼンタングルや、いくつもの異なるタングルで構成されたゼンタングルがあります。まず、心に浮かんだパターンをペンで自由に描いてみましょう。ゼンタングルには正解も失敗もないことを心に留めておきましょう。以下の点に注意しながらパターンを描きましょう。
    • タングルは単純な形で描きましょう。線、点、円、四角形、曲線、楕円などが適しています。
    • タングルに奥行きと味わいを添えるために、鉛筆で影をつける手もあります。影はなくても構いませんが、お好みで自由に試してみましょう。
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    間違いは消さない ペンで描いた線は消すことはできません。これが、影以外のタングルを鉛筆ではなくペンで描く理由のひとつです。一度描いたタングルをやり直すことはできません。
    • 各タングルは一筆ごとに描かれます。1本1本の線に集中しながら、ていねいにパターンを描きましょう。
    • ひたすら作業に集中しましょう。ちょうど瞑想をするように、問題や心配事から心を解き放しましょう。ゼンタングルの創作は、セレモニーのように感じるはずです。
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    完成するまで続ける ペン置くべき時は自然と分るはずです。完成したゼンタングルを安全な場所に保管するか、額に入れて飾って長く楽しみましょう。
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    色を付ける(任意) タイルが完成したら、作品に色を付ける手もあります。ただし、色を付けることは、ゼンタングルの正式な技法ではありません。
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このwikiHow記事について

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カテゴリ: アート・エンタメ
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